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【2026年3月速報】Samsung 8億台AIデバイス計画の全貌|「AIスマホ時代」に企業が備えるべき3つのこと

【2026年3月速報】Samsung 8億台AIデバイス計画の全貌|「AIスマホ時代」に企業が備えるべき3つのこと

Samsungが2026年末までにGemini AI搭載(APIコスト面では「Gemini Flash-Lite解説」も参考に)デバイスを8億台に倍増させる――これがこの記事の結論であり、全世界のスマートフォンユーザーの約5人に1人がAI内蔵端末を手にする計算になります。そしてこの波は、スマホだけにとどまりません。タブレット、PC、ウェアラブル、テレビ、家電(法人向けAI PCの選び方は「AI PC法人導入ガイド」を参照)――あらゆるデバイスがAIを「標準装備」する時代が来ました。企業は今すぐ法人端末の選定基準を見直す必要があります。

2026年1月のCES基調講演で、Samsung Device部門トップのTM Roh氏は「AIをすべての製品、すべての機能、すべてのサービスに、可能な限り迅速に適用する」と宣言しました。2025年の約4億台から一気に倍増を目指すこの計画は、AIが一部のパワーユーザー向け機能(ビジネスAIの基礎は「ChatGPTビジネスガイド」を参照)から「空気のように当たり前のインフラ」に変わる転換点を示しています。

この記事では、Samsungの8億台計画の全体像を、技術的な裏付け・競合との比較(Appleの動向は「Apple Intelligence日本語対応」で解説)・日本企業への実務的な影響(国内AI導入の現状は「AI導入実態調査」で詳述)という3つの視点から掘り下げます。「うちの会社の社用端末、どうすればいい?」という疑問への答えも、具体的にお伝えしていきます。

何が起きたのか — ファクトの全体像

まずは、Samsung AI戦略の時系列を整理します。

時期出来事ポイント
2024年1月Galaxy S24で「Galaxy AI」を初搭載オンデバイスAIの本格スタート
2025年Galaxy AI搭載デバイスが約4億台に到達スマホ・タブレットが中心
2025年12月Exynos 2600発表(世界初の2nmモバイルチップ)NPU性能113%向上
2026年1月CES 2026でTM Roh氏が8億台目標を宣言TV・家電にも拡大
2026年2月Galaxy S26シリーズ発売(Galaxy Unpacked 2026)「初のエージェンティックAIフォン」
2026年3月Galaxy S26 Enterprise Edition発売Knox Suite標準搭載、法人市場本格参入
2026年3月MWC 2026で「Connect Future」戦略を発表エコシステム全体のAI化を宣言

特に注目すべきは、8億台の内訳です。スマートフォンだけでなく、タブレット、ウェアラブル(Galaxy Watch・Galaxy Buds)、テレビ(Samsung Smart TV)、さらには冷蔵庫やエアコンなどのスマート家電まで含まれます。Samsungの戦略は「1デバイスの高機能化」ではなく、「生活空間全体のAI化」です。

企業のAI活用を支援している立場から見ると、この動きは「社用スマホをどうするか」だけの話ではなく、オフィス環境・会議室・移動中のワークフロー全体に影響するスケールの話だと感じています。

AIエージェントの導入戦略全般については、AIエージェント導入完全ガイドで体系的にまとめていますので、あわせてご覧ください。

なぜこれが重要なのか — 技術的・業界的な意味

Exynos 2600:世界初の2nmチップがもたらすもの

8億台計画を支える最大の技術基盤が、2025年12月に発表されたExynos 2600です。

項目Exynos 2500(前世代)Exynos 2600(2026年)
製造プロセス3nm GAA2nm GAA(世界初)
CPU10コア10コア(C1-Ultra 3.8GHz)
NPU性能向上前世代比113%向上
GPUXclipse 540Xclipse 960(2倍の演算性能
オンデバイスAIGemini NanoGemini Nano 3(100億パラメータ)

ポイントは「NPU性能が113%向上」という数字です。NPU(Neural Processing Unit)はAI処理専用のプロセッサで、これが強化されることでクラウドに接続しなくてもスマホ単体で高度なAI処理が可能になります。

具体的には、Galaxy S26シリーズでは以下の処理がオンデバイスで実行されます:

  • リアルタイム翻訳:通話中に16言語を同時通訳(インターネット接続不要)
  • 詐欺電話検出:Gemini Nanoが通話パターンを分析し、詐欺の疑いがある場合に警告
  • エージェンティックAI:バックグラウンドでアプリを自動操作(DoorDash、Uber、Walmartなど対応)
  • ギャラリー検索:「今年の夏に犬と撮った写真を探して」のような自然言語検索

正直に言うと、「NPU性能113%向上」だけ聞いてもピンとこないですよね。でも実際に試してみると、Galaxy S26 Ultraでのリアルタイム翻訳の応答速度は体感で前世代と明らかに違います。オフラインでも自然な速度で翻訳されるのは、ビジネスの現場では非常に大きいです。

Galaxy S26:「エージェンティックAIフォン」の正体

Galaxy S26シリーズは、Samsungが「初のエージェンティックAIフォン」と位置づけた端末です。Google Gemini、Perplexity AI、Samsung独自のBixby――3つのAIエンジンを組み合わせる「トリプルAI」体制で動きます。

  • Gemini:エージェンティックAI(アプリの自動操作、タスク代行)
  • Perplexity:Web検索・リサーチ(ソース付きの回答生成)
  • Bixby:端末設定・デバイス操作(Wi-Fi切替、アラーム設定など)

特にGeminiのエージェンティック機能は注目です。ユーザーが別の作業をしている間に、AIがバックグラウンドでアプリを開き、注文や予約を自動で完了させます。現時点では対応アプリが限定的(DoorDash、GrubHub、Uber、Kroger、Walmartなど)で、米国と韓国での限定プレビューですが、2026年後半には対応アプリが大幅に拡大する見込みです。

Galaxy Book6:AI PCの本命か

スマホだけでなく、Samsung Galaxy Book6シリーズも8億台の重要な構成要素です。NPU性能は最大50 TOPS(Tera Operations Per Second)で、画像補正、リアルタイム翻訳、インテリジェント検索がクラウド不要で動作します。

AI PCの法人導入について詳しく知りたい方は、AI PC法人導入ガイド|NPU比較と選び方もぜひご覧ください。

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競合比較 — Samsung・Apple・Googleの三つ巴

8億台計画のインパクトを正確に理解するには、競合との比較が不可欠です。

項目Samsung(Galaxy S26)Apple(iPhone 17 Pro)Google(Pixel 10 Pro)
AIエンジンGemini + Perplexity + BixbyApple Intelligence + Gemini統合SiriGemini(ネイティブ統合)
NPUチップExynos 2600 / Snapdragon 8 Elite Gen 5A19 ProTensor G5
オンデバイスAIGemini Nano 3(100億パラメータ)Apple Foundation ModelGemini Nano
エージェンティックAIバックグラウンドアプリ操作(限定プレビュー)2026年後半〜(遅延中)最も進んだAI体験(評価高)
法人セキュリティKnox Suite標準(ポスト量子暗号対応)MDM統合Android Enterprise
世界シェア約20%(台数1位)約25%(利益率1位)約3%(ソフト体験1位)

興味深いのは、3社のアプローチがまったく異なる点です。

  • Samsung:ハードウェアの圧倒的な物量(8億台)でAIを「空気化」する戦略。デバイスエコシステム全体で囲い込む
  • Apple:プライバシーを最優先にしつつ、Gemini統合Siriで「安全なAI体験」を追求。ただし機能展開に遅延が出ている
  • Google:AIモデル自体の優位性で勝負。Pixel 10 Proのソフトウェア体験は「Samsungを凌駕する」との評価も

企業にとって重要なのは、「どのAIが優秀か」ではなく「自社の業務フローに何が組み込まれるか」です。社員が使う端末にどのAIが載っているかで、利用できる機能や情報セキュリティの水準が決まります。

日本企業への影響 — 「法人端末」の選定基準が変わる

ここからが、多くの読者にとって最も重要なセクションだと思います。Samsungの8億台計画は、日本企業の「法人端末選定」と「業務プロセス」にどう影響するのでしょうか?

影響1:社用スマホの評価軸に「AI処理能力」が加わる

これまで法人端末の選定基準は「バッテリー」「耐久性」「セキュリティ」「価格」の4軸でした。2026年以降、ここに「NPU性能」「オンデバイスAI対応」が加わります。

なぜなら、オンデバイスAIが使えるかどうかで、以下のような業務効率が変わるからです:

  • 営業の移動中:オフラインでも議事録の要約、商談メモの整理が可能
  • 製造現場:回線が不安定な工場内でもAI品質検査が動作
  • 海外出張:通信環境に依存しないリアルタイム翻訳

影響2:Knox Enterprise Editionがセキュリティの基準を引き上げる

2026年3月に発売されたGalaxy S26 Enterprise Editionには、Knox Suiteが標準搭載されています。注目すべきはポスト量子暗号(PQC)への対応です。

  • Knox Vault:機密データをハードウェアレベルで隔離保存
  • KEEP(Knox Enhanced Encrypted Protection):アプリデータを個別に暗号化
  • ポスト量子暗号:ソフトウェア検証やファームウェア保護にPQCを適用
  • プライバシーディスプレイ:Galaxy S26 Ultra搭載(のぞき見防止)

正直にお伝えすると、ポスト量子暗号が今すぐ必要な企業はほとんどありません。ただし、「量子コンピュータの脅威が現実になってから対応する」のでは遅いというのが、セキュリティ業界の共通認識です。法人端末の更新サイクル(通常3-4年)を考えると、2026年に導入する端末は2029-2030年まで使われます。その頃にはPQC対応がスタンダードになっている可能性が高いです。

影響3:「AIスマホ×業務アプリ」の連携設計が急務になる

Galaxy S26のエージェンティックAI機能は、現時点では消費者向けアプリ(フードデリバリー、タクシー配車など)が中心です。しかし、SamsungがMWC 2026で発表した「Network in a Server」構想では、工場の安全モニタリングやAR業務支援など、エンタープライズ向けのエッジAIソリューションも視野に入っています。

つまり、2026年後半〜2027年にかけて、以下のような展開が予想されます:

  1. Galaxy端末のエージェンティックAIが業務アプリ(Slack、Teams、Salesforceなど)に対応
  2. Knox MDM(モバイルデバイス管理)からAIの利用範囲を一括制御できるようになる
  3. 端末のNPUを活用したオフラインでのAI処理が、セキュリティ要件の厳しい業種(金融・医療・製造)で採用が進む

【要注意】企業がやってはいけない3つの失敗パターン

ここからは、100社以上のAI研修・導入支援の経験から見た、やりがちだけど危険な対応パターンを紹介します。

失敗1:「まだ先の話」と判断して端末選定を先送りする

❌ 「AIスマホなんて、まだ一般社員には関係ない」
⭕ 「次の端末更新サイクルで、NPU性能とオンデバイスAI対応を評価軸に加える」

なぜ重要か:法人端末の調達は、検討開始から導入まで通常6-12ヶ月かかります。IDCの予測では、2026年がAIスマホの「中価格帯への普及元年」です。今から情報収集を始めないと、競合が先にAI活用基盤を整えることになります。

失敗2:AI機能をOFFにして従来どおり運用する

❌ 「情報漏洩が怖いから、Galaxy AIは全社で無効化しよう」
⭕ 「Knox MDMでAI利用ポリシーを設定し、業務に安全に活用する」

なぜ重要か:Galaxy S26のオンデバイスAI(詐欺電話検出、リアルタイム翻訳など)は、データを端末外に送信しない設計です。すべてのAI機能を一律OFFにするのは、セキュリティ対策ではなく「機会損失」です。Knox Platform for Enterprise(KPE)を使えば、機能ごとにON/OFFを制御できます。

失敗3:「Samsung vs Apple」のブランド論争で判断する

❌ 「うちはずっとiPhoneだから、今回もiPhoneで」
⭕ 「自社の業務要件(翻訳、エージェント機能、セキュリティ基準)に基づいて比較検討する」

なぜ重要か:2026年のAIスマホ市場は「ブランドの好み」で選ぶフェーズを過ぎています。Samsung(Knox + Gemini)、Apple(Apple Intelligence + Gemini Siri)、Google(Pixel + Gemini)でAI機能の方向性が大きく異なるため、自社の業務ユースケースに最も合う端末を選ぶべきです。

市場の見通し — 楽観と慎重、両方の視点

楽観的な見方

IDCの予測では、2026年は生成AIスマホの市場浸透率が60%を超える転換点です。中価格帯(3-5万円台)のスマホにもAI機能が搭載されることで、「AIスマホ」がハイエンド限定から一般消費者に広がります。Samsungの8億台計画は、まさにこの波に乗るものです。

慎重な見方

一方で、見過ごせないリスクもあります。IDCとGartnerは2026年のスマートフォン出荷台数がメモリチップ不足により前年比最大13%減少する可能性を警告しています。世界全体で約11億台まで落ち込む予測もあり、8億台目標の達成にはサプライチェーンの安定が不可欠です。

また、Gartnerは「生成AIスマホが端末需要を本格的に押し上げるのは2027年以降」と見ており、2026年時点ではAI機能が「買い替えの決定打」にはなりにくいとの分析もあります。消費者がAI機能に追加コストを払う意欲がまだ十分に形成されていない、という指摘です。

企業として見るべきポイント

楽観論にも慎重論にも根拠がある中で、企業が注目すべきは「AI機能が標準搭載される」という不可逆なトレンドです。8億台が7億台になるかもしれないし、9億台になるかもしれません。しかし、デバイスにAIが載る方向性自体は変わりません。重要なのは「いつ来るか」の予測ではなく、「来たときに対応できる準備があるか」です。

企業が今すぐ着手すべき5つのアクション

最後に、この記事の内容を踏まえて、企業が今日から取り組める具体的なアクションをまとめます。

アクション1:法人端末の次回更新スケジュールを確認する

社用スマホ・PCの更新サイクルを確認し、次回の端末選定に「NPU性能」「オンデバイスAI対応」「AIセキュリティ管理(MDM連携)」を評価軸に追加してください。Galaxy S26 Enterprise Edition、iPhone 17 Pro、Pixel 10 Proの3機種を比較表にまとめるだけでも、大きな一歩です。

アクション2:社内AI利用ポリシーを「オンデバイスAI」に対応させる

多くの企業のAI利用ガイドラインは「クラウドAI(ChatGPT、Claude等)」を前提に書かれています。オンデバイスAI(端末上で完結するAI処理)に関するルールが未整備の企業がほとんどです。「端末内で完結するAI処理は許可するのか?」「エージェンティックAI(アプリの自動操作)は業務で使ってよいのか?」――この2点は早めに方針を決めておくべきです。

社内ガイドラインの作り方については、AIガバナンス入門|社内AI利用ルール策定5ステップで詳しく解説しています。

アクション3:情報システム部門にKnox MDMの評価を依頼する

Samsung Knox Platform for Enterprise(KPE)は、Galaxy AIの機能ごとにON/OFFを制御できます。現在iPhoneを法人利用している企業も、「比較検討のためにKnoxの評価レポートを1本書く」だけで、次回の端末選定の質が格段に上がります。

アクション4:「オフラインAI」が活きる業務を洗い出す

自社の業務の中で、「通信環境が不安定だけどAIが使えたら便利な場面」をリストアップしてみてください。工場、倉庫、建設現場、地方出張、海外出張――オンデバイスAIの真価が発揮されるのは、まさにこうした場面です。

アクション5:競合のAI活用動向をウォッチする

同業他社がAIスマホやAI PCを導入し始めたタイミングが、自社にとっての「最後のチャンス」です。四半期ごとに競合のプレスリリースやIR資料をチェックし、AI関連の端末投資・ツール導入の動きを把握する習慣をつけましょう。

まとめ

Samsungの8億台AIデバイス計画は、単なる販売目標ではありません。AIが「アプリ」から「OS」へ、そして「デバイスそのもの」へと浸透する大きな転換点を象徴しています。

この記事のポイント

  • Samsungは2026年末までにGemini AI搭載デバイスを4億台→8億台に倍増予定
  • Exynos 2600(世界初2nm)のNPU性能113%向上で、オンデバイスAIが実用水準に
  • Galaxy S26は「トリプルAI」(Gemini + Perplexity + Bixby)でエージェンティックAI機能を実装
  • 法人向けにはKnox Suite標準搭載のEnterprise Editionが登場し、ポスト量子暗号にも対応
  • 企業は「法人端末の選定基準見直し」と「オンデバイスAI対応のポリシー策定」を今すぐ開始すべき

今後の注目ポイントは、エージェンティックAIの対応アプリ拡大(2026年後半予定)と、メモリチップ不足の影響(IDC予測で出荷台数最大13%減)です。特に後者はSamsungの8億台目標の達成可否に直結するため、四半期ごとの出荷データを追いかける価値があります。

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参考・出典


著者: 佐藤傑(さとう・すぐる)
株式会社Uravation代表取締役。早稲田大学法学部在学中に生成AIの可能性に魅了され、X(旧Twitter)で活用法を発信(@SuguruKun_ai、フォロワー約10万人)。企業向けAI研修・導入支援を展開。著書『AIエージェント仕事術』(SBクリエイティブ)。SoftBank IT連載7回執筆(NewsPicks最大1,125ピックス)。

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佐藤傑
この記事を書いた人 佐藤傑

株式会社Uravation代表取締役。早稲田大学法学部在学中に生成AIの可能性に魅了され、X(旧Twitter)で活用法を発信(@SuguruKun_ai、フォロワー10万人超)。100社以上の企業向けAI研修・導入支援を展開。著書累計3万部突破。SoftBank IT連載7回執筆(NewsPicks最大1,125ピックス)。

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