株式会社Uravation

AIエージェント開発実績

業務の中で毎日働く AI エージェントを、
7 種つくってきました。

社内文書の検索、電話の一次対応、議事録、帳票の読み取り、画像検査の補助、需要予測、図面検索。研修で扱う「使う側」だけでなく、業務の中で毎日動く仕組みを設計から引き渡しまで担当しています。どのエージェントも、AI は「疑い・目安・案」を出し、合否・発注・外部送信は人が決める設計を共通にしています。

AI エージェントの共通の流れ: 業務の入力 → AI の読み取り・整理・予測 → 人の確認・判断 → 業務システムへ出力
7 種に共通する流れ。人の確認を残したまま、毎日の業務の中で動きます。

1. 社内文書検索(RAG)

社内FAQエージェント|サービス業(匿名)

「誰に聞けばいい」が無くなり、規程の質問は出典つきで即答

社内規程・業務マニュアル・過去の問い合わせ履歴を取り込み、Slack で質問すると根拠の文書を示して答える社内 FAQ を構築しました。答えられない質問は担当者へ回し、その回答を次回の学習データに戻す運用です。

社内FAQエージェントの流れ: 社内規程・業務マニュアル・過→Slack で受けた質問の意→回答には出典(文書名・該当箇→答えられなかった質問は担当者
社内FAQエージェントの流れ(入力 → AI の処理 → 人の確認 → 出力)

何をするか

  • 社内規程・業務マニュアル・過去の問い合わせ履歴を取り込み、閲覧権限ごとに検索できる範囲を分ける
  • Slack で受けた質問の意図をくみ取り、該当する文書の箇所を探して回答案を組み立てる
  • 回答には出典(文書名・該当箇所)を必ず付けて返す。根拠が無い質問は答えない
  • 答えられなかった質問は担当者へ転送し、担当者の回答を次回の学習データに戻す

ある一日の動き

  1. 前夜に Slack へ届いた質問にまとめて回答し、担当者へ回した分を一覧にして総務へ通知
  2. 「出張の宿泊費に上限はあるか」に、旅費規程の該当条文を引用して回答
  3. 改訂された就業規則を取り込み、旧版を根拠にしていた回答を差し替え
  4. 規程に書かれていない例外の相談は答えず、労務担当へ引き継ぎ
  5. その日の質問と「答えられなかった質問」の一覧を担当者へ届け、翌日に足す文書の候補を出す

成果物の再現

#社内faq

旅費規程の質問への回答(Slack の返信)

@〇〇 さんの質問: 国内出張の宿泊費に上限はありますか?

回答: 国内出張の宿泊費は、旅費規程で定めた上限額の範囲で実費精算です。役職ごとの上限は規程の別表に載っています。

出典: 『国内出張旅費規程』第△条(宿泊費)・別表 1

注意: 海外出張は別の規程です。上限を超える申請は総務担当へお願いします。

この回答で解決しましたか? [解決した] [もう少し詳しく] [担当者に聞く]

連携するツール

  • Slack
  • Google Workspace
  • Claude
  • Dify

人との分担

  • AI がやること 質問の意図をくみ取り、該当する文書の箇所を探し、出典つきの回答案を返す
  • 人がやること 答えられなかった質問への回答、規程改訂時の取り込み承認、回答の月次点検
  • 止まる条件 根拠となる文書が見つからない/閲覧権限の外の文書が要る/人事の処遇や懲戒など判断を伴う質問

納品の範囲

  • 要件整理: 対象文書の棚卸し、よくある質問の洗い出し、閲覧権限の整理
  • 設計: 文書の取り込み方、権限ごとの検索範囲、出典の付け方、担当者への転送ルール
  • 構築: Slack からの質問受付、文書検索、出典つき回答、転送と学習の仕組み
  • 試験運用: 問い合わせを受ける部署で先行運用し、回答の当たり外れを毎週見直す
  • 引き渡し・運用ルール: 文書の更新手順、回答の点検表、止める条件を文書にして引き渡す
AI が間違った答えを返しませんか?

根拠となる文書が見つからない質問には答えず、担当者へ回す設計です。回答には必ず出典(文書名・該当箇所)を付けるので、読んだ人がその場で原文を確認できます。担当者が答えた内容は次回の学習データに戻し、同じ質問を減らします。

費用と期間はどれくらいですか?

対象文書の量と種類、連携先、閲覧権限の分け方によって変わるため、要件により見積りします。まず対象の部署と文書を絞った試験運用から始め、運用ルールが固まってから範囲を広げる進め方が多いです。

2. 電話の一次対応

受電エージェント|サービス業(匿名)

営業時間外の電話も取りこぼさず、用件と緊急度を文字で担当者へ

着信を AI が受け、用件・折り返し先・緊急度を聞き取って、文字起こしと要約を担当者の Slack と管理表へ届ける仕組みです。予約や定型の問い合わせは AI が完結し、判断が要る内容は人へ引き継ぎ、AI は約束をしません。

受電エージェントの流れ: 着信を受け、用件・折り返し先→通話を文字起こしし、用件と急→要約と文字起こしを担当者の →料金・納期・可否の回答や約束
受電エージェントの流れ(入力 → AI の処理 → 人の確認 → 出力)

何をするか

  • 着信を受け、用件・折り返し先・緊急度を台本どおりに聞き取る(営業時間外と混雑時のあふれ呼が対象)
  • 通話を文字起こしし、用件と急ぎの度合いを要約。営業時間や予約受付など定型の質問は AI が答える
  • 要約と文字起こしを担当者の Slack と管理表へ届ける。急ぎは別に通知し、折り返し先と希望時間帯を残す
  • 料金・納期・可否の回答や約束は AI がせず、人が判断して折り返す。迷う通話には「要確認」の印を付ける

ある一日の動き

  1. 前夜の着信の要約を担当者の Slack へ。急ぎの印がついたものを先頭に並べ、折り返し先と希望時間帯を添える
  2. 朝の混雑であふれた電話を受け、用件と折り返し先を聞き取って管理表へ追記。担当者は空いた順に折り返す
  3. 予約の空き状況と場所の問い合わせに台本どおり答える。変更や取り消しの希望は「要確認」で担当者へ回す
  4. 折り返しが済んでいない案件を担当者へ再通知。管理表の状態を「未対応」のまま残す
  5. 営業時間外の受付に切り替え。用件と折り返し先だけを聞き取り、翌朝の要約に回す。約束はしない

成果物の再現

#受電-通知

【折り返し要・急ぎ】〇〇様(△△の件)

受電 14:12|営業時間内・混雑時のあふれ呼|AI が一次対応

相手: 〇〇様(〇〇社)/折り返し先: 〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇(16 時以降なら出られる)

用件: 先週納品した△△が起動しない。今日中に状況を知りたい

緊急度: 高(判定の理由: 「業務が止まっている」との発言)

AI の対応: 復旧の見込みや訪問の約束はせず「担当者から折り返す」とだけ案内

文字起こし全文と録音はこのスレッドに添付。管理表へ追記済み(状態: 未対応)

連携するツール

  • Slack
  • Google Workspace
  • Whisper
  • Claude
  • n8n

人との分担

  • AI がやること 着信の受付、用件・折り返し先・緊急度の聞き取り、文字起こしと要約の配信、営業時間や予約受付など定型の質問への回答
  • 人がやること 折り返しの実施、料金・納期・可否の回答、予約の確定、クレームへの対応、外部へのメール送信
  • 止まる条件 台本にない質問、クレームや体調・事故に関わる内容、金額や期日の約束を求められた時は聞き取りだけにして人へ回す

納品の範囲

  • 要件整理: 受ける電話の種類、AI が答えてよい範囲、人へ回す条件、個人情報の扱いを現場と決める
  • 設計: 台本・聞き取り項目・緊急度の判定基準・Slack と管理表の書式を決める(設計・全体監修は佐藤傑)
  • 構築: 電話の接続、文字起こし・要約・通知の実装、閲覧権限と録音の保存期間の設定
  • 試験運用: 社内の模擬通話と一部の回線で試し、聞き取り漏れと誤った要約を直してから本番へ
  • 引き渡しと運用ルール: 台本の直し方、ログの見方、AI が止まった時の手順を文書で渡す。月次で要約の精度を見直す
電話の内容をすべて AI が答えるのですか

いいえ。AI が答えるのは営業時間・場所・予約の受付など、事前に決めた定型の範囲だけです。料金・納期・可否の回答や約束は人が行い、AI は聞き取った内容と緊急度の目安を担当者へ渡します。

費用と導入までの期間はどのくらいですか

受ける電話の種類、回線の数、連携先(Slack・管理表・予約台帳)の数で変わるため、要件整理の後に見積りを出します。一部の回線で試す小さな構成から始め、台本を直しながら広げる進め方をおすすめしています。

3. 会議記録の自動化

議事録エージェント|全社共通(匿名)・当社でも「議事録係」として毎日稼働

会議が終わった直後に、決定事項と宿題つきの議事録が届く

録音の文字起こしから決定事項・宿題・担当・期限を抜き出し、議事録の形に整えて参加者へ届ける仕組みです。社内の用語集と人名リストで誤変換を抑え、主催者が確認してから共有するので、AI が勝手に送ることはありません。

議事録エージェントの流れ: 入力: Zoom・Teams→処理: 文字起こしを用語集と→出力: 議事録を Googl→人の確認: 主催者が下書きを
議事録エージェントの流れ(入力 → AI の処理 → 人の確認 → 出力)

何をするか

  • 入力: Zoom・Teams の録音や録音機の音声を共有ドライブに置く。予定表から参加者と議題も読み取る
  • 処理: 文字起こしを用語集と人名リストで直し、決定事項・宿題・担当・期限・保留を抜き出す
  • 出力: 議事録を Google ドキュメントに作り、要約と宿題の一覧を Slack の会議チャンネルへ下書きで置く
  • 人の確認: 主催者が下書きを読んで承認した時だけ参加者へ共有。担当と期限の確定も人が決める

ある一日の動き

  1. 前日の夕方に終わった会議の議事録案を主催者へ。未確認のものはもう一度知らせる
  2. 午前の定例が終わると録音を見つけ、文字起こしと用語の補正を始める
  3. 決定事項と宿題の案を主催者の Slack へ。担当や期限が曖昧な項目には印を付ける
  4. 主催者が承認した議事録を参加者へ共有し、宿題をタスク表に登録する
  5. 期限が近い宿題を担当者に知らせ、未承認の議事録は明日の朝に持ち越す

成果物の再現

#会議-議事録

議事録案(〇〇定例)確認をお願いします

〇〇定例(本日)の議事録案を作りました。中身を確認してから共有してください。

決定事項: △△の切り替えは来月から。担当は〇〇さん

宿題: 〇〇さん 見積の取り直し/△△さん 手順書の更新(期限は主催者が確定)

保留: △△の予算は次回に持ち越し(根拠の資料待ち)

次回: 来週の同じ時間で予定表に仮置きしています

[承認して共有][直してから共有][今回は出さない]

連携するツール

  • Zoom
  • Microsoft Teams
  • Google Workspace
  • Slack
  • Whisper
  • Claude

人との分担

  • AI がやること 文字起こし、用語と人名の補正、決定事項・宿題・保留の抽出、議事録の下書き、期限前の知らせ
  • 人がやること 下書きの確認と修正、担当と期限の確定、参加者への共有の承認、社外へ出すかどうかの判断
  • 止まる条件 録音が聞き取れない、発言者や参加者の名前が特定できない、社外秘の議題が含まれる時は下書きを出さず主催者に知らせる

納品の範囲

  • 要件整理: 対象にする会議、参加者、議事録の型、共有先、社外秘の扱いを決める
  • 設計: 録音の置き場→文字起こし→抽出→下書き→承認→共有の流れと、止まる条件を図にして合意する
  • 構築: 用語集と人名リストの整備、Slack と Google ドキュメントへの接続、承認ボタンと共有の実装
  • 試験運用: 実際の会議で回し、誤変換と抜けを主催者と一緒に直す。精度の確かめ方もここで決める
  • 引き渡しと運用ルール: 管理画面と手順書を渡し、用語集の更新・誤りの報告・止め方を文書にして残す
社外の人が入る会議でも使えますか?

使えます。録音の同意と共有先を事前に決め、社外へ出す議事録は必ず人が確認してから送る設計にします。社外秘の議題が含まれる時は下書きを出さず主催者に知らせます。

費用と期間はどのくらいですか?

会議の種類・参加者数・連携先によって変わるため、要件を整理したうえで見積りをお出しします。対象の会議を一つ決めて試験運用から始めると、早く形になります。

4. 帳票の読み取り・転記

帳票処理エージェント|経理・バックオフィス部門(匿名)

経理の手入力を減らし、請求書・納品書を確認つきで管理表へ転記

取引先ごとに書式が違う紙と PDF の請求書・納品書を読み取り、日付・金額・品目・取引先を抜き出して管理表と会計ソフトへ転記します。読み取りに自信がない項目だけ色を付けて人が確認し、確定と支払いの判断は人が行います。

帳票処理エージェントの流れ: 入力: Gmail の添付と→処理: 日付・金額・品目・取→出力: 管理表と会計ソフトへ→人の確認: 担当者が色つきの
帳票処理エージェントの流れ(入力 → AI の処理 → 人の確認 → 出力)

何をするか

  • 入力: Gmail の添付と共有フォルダに届いた請求書・納品書(紙のスキャン・PDF)を自動で取り込む
  • 処理: 日付・金額・品目・取引先・支払期日を抜き出し、取引先マスタと発注データに照合して差異を出す
  • 出力: 管理表と会計ソフトへ転記案を入れ、確信度の低い項目と金額の食い違いに色を付けて担当者へ知らせる
  • 人の確認: 担当者が色つきの項目だけ見て確定する。修正した内容は次回の読み取りに反映する

ある一日の動き

  1. 前夜に届いた請求書・納品書を読み取り、転記案と確認が要る項目の一覧を担当者の Slack へ
  2. 発注データと金額や数量が合わない帳票を別枠にまとめ、取引先への確認文の案を添える
  3. 担当者が確定した分を会計ソフトへ登録し、差し戻された項目の修正内容を次回用に記録
  4. 支払期日が近いのに未確定の帳票を担当者へ再通知
  5. 当日の処理結果と保留分を管理表にまとめ、翌朝向けの要約を残す

成果物の再現

#経理-帳票確認

今朝の読み取り結果(帳票処理エージェント)

前夜に届いた請求書・納品書の読み取りが終わりました。転記案は管理表の「確認待ち」タブにあります。

確認が要る項目: 〇〇商事の請求書は品目の行が読み取りにくく、金額を黄色にしています。原本は Drive の「〇〇商事_△月分」です。

発注データと合わないもの: △△工業の納品書は数量が発注書と違います。取引先への確認文の案を添えました。送るかどうかは担当者の判断でお願いします。

取引先マスタにない相手からの請求書が届いています。登録せず保留にしました。

確認済みの分は「確定」を押すと会計ソフトへ登録します。修正した内容は次回から反映します。

連携するツール

  • Gmail
  • Google Workspace(Drive・スプレッドシート)
  • Slack
  • freee
  • Claude

人との分担

  • AI がやること 帳票の取り込み、項目の抽出、発注データとの照合、転記案の作成、確認が要る項目の色分け、取引先への確認文の下書き
  • 人がやること 色つき項目の確認と修正、金額・取引先の最終確定、会計ソフトへの登録の承認、取引先への問い合わせの送信、支払いの判断
  • 止まる条件 取引先マスタにない相手、発注データと金額や数量が合わない、読み取りの確信度が基準を下回る、同じ帳票が二重に届いた。いずれも AI は登録せず担当者へ回す

納品の範囲

  • 要件整理: 対象の帳票の種類、取引先ごとの書式、いまの転記先(管理表・会計ソフト)と承認の流れを確認
  • 設計・構築: 取り込み経路(Gmail・共有フォルダ・スキャン)、抽出項目、照合ルール、確認画面、Slack 通知を構築
  • 試験運用: 過去の帳票で読み取り結果を人の入力と突き合わせ、確信度の基準と止まる条件を調整
  • 引き渡し・運用ルール: 確認担当・確定の権限・保留の扱い・修正の反映手順を文書化し、社内で回せる状態で引き渡し
  • 掲載する数字: 【月間の帳票枚数】/【手入力の削減時間】/【読み取り精度の確認方法】
紙の請求書が多く、取引先ごとに書式がばらばらでも使えますか。

使えます。スキャンした画像と PDF の両方を取り込み、書式ごとに抽出する位置を覚えさせます。読み取りに自信がない項目は色を付けて人が確認し、修正は次回に反映するので、運用しながら精度が上がります。

費用と期間はどのくらいですか。

帳票の種類、月の枚数、転記先のシステム、承認の流れによって変わるため、要件により見積りします。まず対象の帳票をお預かりして読み取りを試し、範囲と期間を決めてから着手します。

5. 画像検査の補助

検査補助エージェント|製造業(匿名)

検査員の見落としを減らす。傷・欠け・異物の疑いを AI が先に拾う

ライン上の製品写真から傷・欠け・異物の疑いを AI が先に拾い、印を付けて検査員へ回します。AI が出すのは疑いまでで、合否は検査員が決め、その判定を学習に戻して精度を上げていく設計です。

検査補助エージェントの流れ: 入力: ライン上のカメラが撮→処理: 学習した良品・不良品→出力: 疑いのある写真だけを→人の確認: 合否は検査員が決
検査補助エージェントの流れ(入力 → AI の処理 → 人の確認 → 出力)

何をするか

  • 入力: ライン上のカメラが撮った製品写真を、ロット・工程・撮影時刻とひもづけて取り込む
  • 処理: 学習した良品・不良品の例と見比べ、傷・欠け・異物の疑いがある箇所に印を付ける
  • 出力: 疑いのある写真だけを検査員の画面と Slack に回し、疑いの理由を短く添える
  • 人の確認: 合否は検査員が決め、その判定を検査記録に残して次の学習データに戻す

ある一日の動き

  1. 前夜の夜勤分の写真を取り込み、疑いのある製品の一覧を朝礼前に検査員の Slack へ
  2. ライン稼働。撮れた写真を順に見て、傷・欠け・異物の疑いに印を付け、理由を添えて検査員の画面へ回す
  3. 午前の判定結果(合格・不合格・保留)を検査記録に転記し、AI の疑いと検査員の判定のずれをまとめる
  4. 照明の変化で疑いの出方が偏り始めたのを検知し、判定を止めて品質担当へ撮影条件の確認を依頼
  5. その日の判定結果を学習データに戻す候補として整理し、品質担当の承認待ちに置く。自動では学習しない

成果物の再現

#検査-疑い通知

ライン△△・ロット〇〇 午前分の疑い一覧

ライン△△・ロット〇〇 の午前分を確認しました。疑いのある写真だけを並べています。

・〇〇-A: 側面に線状の傷の疑い(写真の枠の部分)

・〇〇-B: 端部の欠けの疑い。前ロットで不合格になった形と似ています

・〇〇-C: 表面に異物の疑い。照明の反射の可能性もあるため、保留を推奨

合否は検査員の判定をお願いします。判定は画面のボタンで検査記録に残ります。

撮影条件: 午前は照明の変化なし。気になる点は品質担当 △△ さんへ。

連携するツール

  • Slack
  • Google Workspace
  • kintone
  • n8n
  • Claude

人との分担

  • AI がやること 写真から疑いのある箇所に印を付け、理由を添えて検査員へ回す。判定結果を記録し、学習データの候補を整理する
  • 人がやること 合否の判定、保留品の扱い、学習データに戻す判定の承認、しきい値の変更
  • 止まる条件 照明・カメラ位置の変化で疑いの出方が急に偏った時、学習していない製品・工程の写真が流れた時は判定を止め、検査員と品質担当へ知らせる

納品の範囲

  • 要件整理: 【対象製品・工程】と不良の種類(傷・欠け・異物)を決め、現場のカメラ・照明・撮影位置と既存の検査記録を確認
  • 設計: 疑いの出し方(印・理由・保留の扱い)、検査員の画面と Slack への通知、判定結果の記録先を決める。設計・全体監修は佐藤傑、構築は当社のエンジニアチーム
  • 構築: 現場で撮った写真で学習し、検査員の画面・Slack・検査記録(kintone やスプレッドシート)とつなぐ
  • 試験運用: 実ラインで人の検査と並走させ、AI の疑いと検査員の判定のずれを毎日見て、しきい値と学習データを直す
  • 引き渡し・運用ルール: 月次で 【疑い検出の再現率】【見逃し件数の変化】 を検査記録から確認し、再学習の手順と止める条件を文書にして現場へ引き渡す
今のカメラと照明のままで使えますか。

まず現場の写真で試し、疑いの出方が安定しない場合は撮影位置や照明の調整から入ります。カメラの入れ替えが必要かは試験運用で判断します。費用は対象製品・工程の数と撮影環境によるため、要件により見積りです。

不良品の写真が少なくても始められますか。

良品の写真を中心に学習し、良品から外れたものを疑いとして出す方式から始められます。不良品の写真は試験運用の中で集まるので、検査員の判定を学習データに戻しながら精度を上げます。AI は疑いを出すだけで、合否は最後まで検査員が決めます。

6. 需要予測・発注支援

需要予測エージェント|小売・卸業(匿名)

発注量の目安が根拠つきで毎週届き、担当者は判断に集中できる

過去の販売実績に天候・曜日・催事・価格を加えて品目ごとの需要を予測し、翌週の発注量の目安と根拠を担当者へ出します。最終の発注量は担当者が決め、実績との差を毎週見て予測を直します。

需要予測エージェントの流れ: 入力: 販売実績・天候予報・→処理: 品目ごとに翌週の需要→出力: 発注量の目安と根拠を→人の確認: 担当者が目安を見
需要予測エージェントの流れ(入力 → AI の処理 → 人の確認 → 出力)

何をするか

  • 入力: 販売実績・天候予報・曜日・催事・価格の変更を毎晩取り込む(対象は【対象品目数】品目)
  • 処理: 品目ごとに翌週の需要を予測し、前週・前年同週との差とその理由を付ける
  • 出力: 発注量の目安と根拠を発注表と Slack に出す。自信の低い品目には印を付ける
  • 人の確認: 担当者が目安を見て最終の発注量を決める。AI は発注を送らない

ある一日の動き

  1. 前夜までの販売実績と最新の天候予報を取り込み、品目ごとの需要を予測し直す
  2. 翌週の発注量の目安と根拠を発注表に書き込み、担当者の Slack へ知らせる
  3. 担当者が目安を見て発注量を決める。動きが読めない品目は理由を添えて担当者に質問が届く
  4. 催事や価格変更の予定が新しく入ったら、影響する品目の目安を出し直す
  5. 今週の予測と実績の差をまとめ、外れた品目とその理由を担当者へ報告する

成果物の再現

#発注-目安

翌週の発注量の目安(〇〇店・〇月〇日〜〇日の発注分)

根拠: 直近の販売実績・週末の天候予報・△△の催事・価格変更の予定

□□: 前週より増やす案。週末が晴れ予報で、去年の同じ催事の週も伸びた

◇◇: 前週と同じ。価格変更の予定がなく、天候の影響が小さい品目

確認してほしい: ◎◎は前週との差が大きく自信が低いため、目安を出していない

最終の発注量は発注表の「決定」列に入れてください。AI は発注を送りません

連携するツール

  • Google Workspace(スプレッドシート)
  • Slack
  • kintone
  • Claude
  • n8n

人との分担

  • AI がやること 販売実績と天候・催事・価格から需要を予測し、発注量の目安・根拠・自信の低い品目の印を出す
  • 人がやること 目安を見て最終の発注量を決め、発注を送る。外れた品目の理由(欠品・特売・天候)を AI に返す
  • 止まる条件 実績データの欠け、天候予報の未取得、前週との差が大きすぎる品目は目安を出さず、担当者へ確認を求める

納品の範囲

  • 要件整理: 対象品目・発注の締め時刻・使えるデータ(POS・天候・催事・価格)を棚卸しする
  • 設計: 説明変数、予測の単位(品目×店舗×日)、目安の出し方、止まる条件を決める
  • 構築: データの取り込み・予測・発注表と Slack への出力を組み、過去の実績に当てて検証する
  • 試験運用: 担当者が従来どおり発注しながら目安と並べて比べ、外れ方を見て予測を直す
  • 引き渡し・運用ルール: 週次で実績と突き合わせて更新する手順、催事の登録方法、止まった時の連絡先を文書にして渡す。見る指標は【予測誤差の変化】と【廃棄・欠品の変化】
販売実績が POS ではなく Excel にしかなくても始められますか。

始められます。まず今あるデータの形で予測を試し、足りない項目(天候・催事・価格)は取り込みを後から足します。要件整理で使えるデータを一緒に棚卸しします。

費用と期間はどのくらいかかりますか。

対象品目数・店舗数・データの状態で変わるため、要件整理のうえ見積りします。試験運用の期間に担当者の発注と AI の目安を並べて比べ、続けるかどうかを判断できます。

7. 図面・技術文書の管理

図面検索エージェント|製造業(匿名)

最新版と改訂履歴がすぐ出る。部品名や仕様で図面を横断検索

散らばっていた図面(PDF・CAD 出力)を取り込み、図番・部品名・材質・仕様を読み取って横断検索できるようにしました。最新版と改訂履歴を 1 画面で出し、似た図面の候補も示すので、過去の設計を探す時間が減ります。

図面検索エージェントの流れ: 共有フォルダの図面(PDF・→読み取った項目を検索キーにし→最新版と改訂履歴を 1 画面→読み取りに自信が無い項目は印
図面検索エージェントの流れ(入力 → AI の処理 → 人の確認 → 出力)

何をするか

  • 共有フォルダの図面(PDF・CAD 出力)を取り込み、図番・部品名・材質・仕様・改訂記号を読み取る
  • 読み取った項目を検索キーにし、Slack や検索画面からの部品名・仕様・材質での横断検索に応える
  • 最新版と改訂履歴を 1 画面に整理し、似た図面の候補を一致した項目の根拠つきで出す
  • 読み取りに自信が無い項目は印を付けて担当者が確認。版の確定と社外への図面送付は人が決める

ある一日の動き

  1. 前夜に共有フォルダへ入った図面を取り込み、図番・部品名・材質を読み取って登録。読めなかった項目を担当者の Slack へ
  2. 設計担当の「この仕様に近い過去の図面はある?」に、候補の図番と一致した項目を返す
  3. 改訂された図面を見つけ、旧版との違いと改訂履歴を整理。版の確定は担当者に確認を求める
  4. 購買担当からの部品名の問い合わせに、最新版の図番と改訂記号を返す。社外への送付は人が判断
  5. その日に登録した図面と未確認の項目を一覧にして担当者へ。翌朝の確認待ちに並べる

成果物の再現

#図面-検索

類似図面の候補(設計担当の問い合わせへの返答)

問い合わせ: 〇〇ブラケット、材質 SUS、板厚 △△ に近い過去の図面はありますか

候補: 図番 〇〇-△△(最新版 C)。部品名・材質・板厚が一致

候補: 図番 〇〇-□□(最新版 B)。形状と材質が一致、板厚は異なる

改訂履歴: A→B は穴位置の変更、B→C は公差の変更(図面の改訂欄から読み取り)

未確認: 図番 〇〇-□□ の改訂記号が読み取れません。版の確定は設計担当の確認をお願いします

候補は目安です。採用と社外への図面送付は担当者が判断してください

連携するツール

  • Slack
  • Google Workspace(Google Drive)
  • Claude
  • OpenAI API
  • n8n

人との分担

  • AI がやること 図面の取り込み、図番・部品名・材質・仕様の読み取り、横断検索、最新版と改訂履歴の整理、類似図面の候補提示
  • 人がやること 読み取り結果の確認、版の確定、図面を社外へ送るかどうかと発注の判断
  • 止まる条件 図番や改訂記号が読み取れない、同じ図番で版が食い違う、社外への送付や発注につながる操作。いずれかで止まり、担当者の確認を待つ

納品の範囲

  • 要件整理: 図面の置き場・書式・図番の付け方・版管理の現状と、誰がどう探しているかを聞き取る
  • 設計: 読み取る項目、検索の入口(Slack・検索画面)、版の確定と閲覧権限の流れ、止まる条件を決める
  • 構築: 取り込み・読み取り・検索・改訂履歴の各機能を作り、実際の図面で読み取りの精度を確かめる
  • 試験運用: 一部門で今の探し方と並行して使い、読めなかった図面と誤読の型を集めて直す
  • 引き渡し・運用ルール: 新しい図面の登録手順、版の確定者、社外送付の判断者、精度の見直し周期を文書にして渡す
古い手書き図面やスキャンの状態が悪い図面も対象にできますか

読み取れる範囲で図番・部品名・材質を拾い、読めなかった項目は印を付けて人が補います。試験運用で実際の図面を使って読み取りの精度を確かめてから、本番の範囲を決めます。

費用と期間はどのくらいですか

図面の枚数、書式の種類、連携先(Slack・Google Drive・既存の文書管理)によって変わるため、要件整理のうえで見積りします。まず一部門の図面で試験運用し、精度と効果を見てから範囲を広げる進め方を勧めています。

共通の設計

7 種のエージェントに最初から入れている 4 つのルール

当社で毎日働く AI 社員 62 体と同じルールです。導入先でも、ここは変えません。

外部への送信・公開は、人が承認してから

メール・電話の折り返し・発注・公開。相手に届く動作は、AI が下書きと判断材料を出し、人が確認してから実行します。

確認できる事実だけを書く

根拠の文書名・該当箇所・元データを必ず付けます。根拠が無い時は「分からない」と返し、担当者へ回します。

警告には拾う人を決める

緊急度の高い着信、読み取りの確信度が低い帳票、検査の疑い。通知先の人と対応の締め切りを運用ルールに書いて引き渡します。

止まる条件と監査ログを設計する

想定外の入力・連携先の障害・異常な件数で自動停止し、誰が何を承認したかをログに残します。

進め方

要件整理から引き渡しまで、5 つの段階で進めます

  1. 要件整理対象の業務を一緒に棚卸しし、AI に任せる範囲と人が決める範囲を線引きします。
  2. 設計入力・処理・出力・人の確認点・止まる条件を 1 枚の設計図にします。
  3. 構築貴社のツール(Slack・Google Workspace・kintone など)につないで動く形にします。
  4. 試験運用実データで数週間まわし、確認の負荷と精度を見て運用ルールを直します。
  5. 引き渡し設計図・運用ルール・監査ログの見方を渡し、社内で回せる状態にします。

自社の業務でも動くか、30 分で一緒に見ます

「うちの電話対応」「うちの請求書」「うちの図面」に当てはめて、AI に任せる範囲と人が決める範囲を整理します。売り込みではなく業務の診断です。

※守秘義務に配慮し、社名・業種・数値の一部を伏せています。掲載の図解は各エージェントの流れを表した生成イメージで、成果物の再現は実際の納品物をもとに社名・人名・数値を伏せて再構成したものです。結果は環境により異なります。