まず確認:あなたのElevenLabs契約はどの経路か
ElevenLabsの解約手順は「どこで課金したか」で完全に変わります。手続きを始める前に、まず自分の契約経路を確認してください。ここを間違えると「解約したはずなのに請求が止まらない」というトラブルの原因になります。
| 契約経路 | 解約する場所 | 見分け方 |
|---|---|---|
| Web(直接課金) | elevenlabs.io のアカウント設定 | PCブラウザで登録・クレカ請求がElevenLabs名義 |
| iOS(App Store) | iPhoneの「設定」→サブスクリプション | 請求がApple名義・iPhoneアプリで登録 |
| Android(Google Play) | Google Playの定期購入 | 請求がGoogle名義・Androidアプリで登録 |
ElevenLabs公式は「モバイルアプリ(App Store/Google Play)経由の契約は、請求・更新・解約のすべてがアプリストア側で管理される」と明記しています。つまりアプリで契約した人は、ElevenLabsのサイトからは解約できません。
【Web直接課金】ElevenLabsを解約する手順
ブラウザでElevenLabsに直接登録した場合の手順です。公式ヘルプに沿った流れは次のとおりです。
- PCブラウザで elevenlabs.io にログインする
- 画面右上のプロフィールアイコンをクリックしてアカウントメニューを開く
- 「Subscription(サブスクリプション)」を選択する
- 「Manage subscription(サブスクリプションの管理)」をクリックする
- 「Cancel subscription(サブスクリプションを解約)」を選び、案内に沿って解約を確定する
解約を確定すると、その場では止まらず「現在の請求サイクルの終了時」に無料プランへ切り替わります。気が変わった場合は、サイクル終了前であれば「Resume subscription(サブスクリプションを再開)」で解約を取り消せます。
【iOS/Androidアプリ経由】の解約手順
アプリストアで課金した場合は、ElevenLabsではなく端末側で解約します。
iPhone(App Store)の場合
- iPhoneの「設定」を開き、一番上の自分の名前(Apple Account)をタップ
- 「サブスクリプション」をタップ
- 一覧から「ElevenLabs」を選ぶ
- 「サブスクリプションをキャンセル」をタップして確定
Android(Google Play)の場合
- Google Playアプリを開き、右上のプロフィールアイコンをタップ
- 「お支払いと定期購入」→「定期購入」を開く
- 「ElevenLabs」を選び、「定期購入を解約」をタップ
アプリ経由の解約も、原則として次回更新日の直前まで利用でき、更新日を過ぎると無料プランに戻ります。
ElevenLabsの料金プランと「解約タイミング」の考え方
2026年時点のElevenLabsの主なプランは以下のとおりです(いずれも米ドル建て・月額)。クレジットは基本的に「1文字=1クレジット」で消費され、上位モデルほど1文字あたりの消費が変わります。
| プラン | 月額 | 月間クレジット |
|---|---|---|
| Free | $0 | 10,000 |
| Starter | $6 | 30,000 |
| Creator | $22(初月50%オフ) | 100,000 |
| Pro | $99 | 500,000 |
| Scale | $299 | 2,000,000 |
| Business | $990 | 11,000,000 |
※クレジット数・料金はプラン改定で変わることがあります。契約・解約の前に必ず公式の料金ページで最新の数値を確認してください。年額契約は「12ヶ月分より割安(実質10ヶ月分前後)」になる代わり、途中解約でも残り期間の日割り返金は基本ありません。
解約で損をしないコツは「請求サイクルの直前まで使い切ってから解約する」ことです。ElevenLabsは解約してもサイクル終了までは有料プランのまま使えるため、更新日の直前に解約予約をしておけば、支払った分を無駄なく使い切れます。
ElevenLabsの返金ポリシー:14日以内&クレジット未使用が条件
ElevenLabsの返金は、条件を満たした場合のみ受けられます。公式ヘルプによると、返金の条件は次の2つを両方満たすことです。
- 支払いから14日以内に返金を申請していること
- その期間にクレジットを一切使っていないこと(少しでも音声生成に使うと対象外)
つまり「契約したけど一度も使わなかった」「間違えて課金した」ケースは14日以内なら救済される可能性がありますが、少しでもクレジットを消費していると返金は難しくなります。返金を希望する場合は、クレジットを使う前に早めにサポートへ問い合わせるのが安全です。
【要注意】ElevenLabs解約でよくある失敗パターン
失敗1:解約=即停止だと思い込む
解約してもサイクル終了までは課金済みプランが続きます。「解約したのにまだ有料機能が使える=解約できていない」と勘違いして二重に操作する必要はありません。逆に「解約したのに月末にもう1回請求された」場合は、更新日を過ぎてから解約した可能性があります。
失敗2:残クレジットが消えるのを忘れる
解約で無料プランに戻ると、使い切っていないクレジットは失効します。翌月に繰り越されません。大量のクレジットが残っているなら、解約予約前に使い切るか、必要な音声を生成しておきましょう。
失敗3:アプリ契約なのにサイトで解約しようとする
App Store/Google Playで課金した人がElevenLabsサイトを探しても解約項目は出てきません。請求名義(Apple/Google/ElevenLabs)を確認し、正しい場所で解約してください。
解約せずに「ダウングレード」「一時停止」する選択肢
「今月は使わないが将来また使うかも」という場合、完全解約ではなく次の選択肢もあります。
- 下位プランへダウングレード:Pro→Starterなど、月額を下げて契約は維持する。音声のクローンやプロジェクトを残したまま費用だけ抑えられます。
- 一時停止(Pause):ElevenLabsにはサブスクリプションの一時停止機能が用意されている場合があります。提供状況はプラン・時期で変わるため、アカウントの管理画面で確認してください。
アカウント自体を残しておけば、作成済みのVoice設定や履歴を失わずに再開できます。「二度と使わない」と決めているのでなければ、いきなり解約よりダウングレードのほうがリスクは低いです。
解約後、生成した音声やデータはどうなる?
解約して無料プランに戻ると、有料プランでしか使えない機能(商用利用の範囲・高品質モデル・生成量の上限など)は制限されます。すでにダウンロード済みの音声ファイルは手元に残りますが、クラウド上の履歴やプロジェクトへのアクセスはプランによって制限されることがあります。解約前に、必要な音声ファイルは必ずダウンロードしてローカルに保存しておきましょう。商用利用しているコンテンツがある場合は、利用中プランのライセンス条件も併せて確認してください。
ElevenLabsを解約した後の代替ツール
用途に応じて、次のような音声AI・読み上げツールが選択肢になります。
- ナレーション・動画用途:他社の音声合成サービスや、動画編集ソフト内蔵の読み上げ機能。品質と価格のバランスで比較する。
- 手軽な読み上げ:OSやブラウザの標準読み上げ、無料枠のあるサービス。
- 業務での大量生成:自社の要件(商用ライセンス・同時利用・API連携)を満たすかを基準に選ぶ。乗り換え前に無料枠で音質を試すのが確実です。
解約理由が「高い」なら下位プラン、「品質」なら他社トライアル、「使わなくなった」なら一時停止と、理由別に最適な打ち手は変わります。ほかのAIツールの解約手順は、Suno AIの解約・返金ガイドやCanvaの解約・返金方法もあわせて参考にしてください。
まとめ:ElevenLabs解約の3ステップ
- 契約経路を確認(Web/App Store/Google Play)し、正しい場所で解約する
- 更新日の直前に解約予約し、残クレジットを使い切る(クレジットは失効する)
- 返金希望なら14日以内・クレジット未使用のうちにサポートへ申請する
解約は「即停止ではなくサイクル末に無料化」「クレジットは繰り越されない」の2点さえ押さえれば、損なく手続きできます。迷ったらまず下位プランへのダウングレードで様子を見るのも有効です。音声AIを含む生成AIの業務活用全体を整理したい方は、AI導入戦略ガイドもあわせてご覧ください。
参考・出典
- ElevenLabs 公式料金ページ(参照日:2026-07-01)
- ElevenLabs Help Center: Cancelation & Refunds(参照日:2026-07-01)
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