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Codex完全リファレンス|コマンド・MCP・料金・Claude比較【2026】

Codex完全リファレンス|全コマンド・MCP・料金・Claude Code比較

OpenAI Codex(旧称 Codex CLI)の使い方を1記事で網羅した日本語リファレンス。インストールから全コマンド、プロンプトエンジニアリング、Claude Code との比較、料金、トラブルシュートまで、エンジニアが現場で必要とする情報を体系化しました。

本記事は Codex 料金完全ガイドCodex コマンド・プロンプトガイドCodex vs Claude Code 比較Codex CLI リファレンス など既存9本のスポーク記事を統合し、Codex 利用のあらゆる判断点に1ページで答える中央ハブとして設計されています。

1. はじめに(このリファレンスの使い方・対象読者)

本リファレンスは以下の読者を想定しています。

  • Codex を初めて使うエンジニア → 2-5節で導入できる
  • 既に使っているが体系的に学び直したい人 → 7-9節でプロンプト・MCP・Mode 理解を深める
  • Claude Code や Cursor との比較で意思決定したい人 → 14-15節
  • 会社で導入検討中 → 12-13節(料金・トラブルシュート)

各セクションは独立して読めます。目次から必要な箇所だけ読んで、参照辞書として使ってください。

2. Codex とは(製品概要・OpenAI 公式の位置付け)

Codex は OpenAI が提供するターミナル型 AI コーディングアシスタント。Web 版 ChatGPT、API、Codex CLI の3つの主要プロダクトの1つで、エンジニア向けの「コードを書く・修正する・実行する」用途に最適化されています。

競合の Claude Code / Cursor / GitHub Copilot との位置付け差:

  • Claude Code:Anthropic の同種ツール。ターミナル型で機能ほぼ同等、AI モデルが異なる
  • Cursor:VS Code 派生 IDE。GUI 中心
  • GitHub Copilot:VS Code/JetBrains 拡張。補完中心、エージェント機能後発

Codex は「OpenAI モデル(GPT-5.x、o1、o3 等)を最大限引き出す」ことに特化。詳細は Codex vs Claude Code 徹底比較 を参照。

Codex とは何か:3分で分かる要点

Codex とは?」と聞かれたとき、最短で答えるなら次の3点です。

  • 正体:OpenAI が提供する AI コーディングエージェント。ターミナル(CLI)・Web・App・GitHub Action・Cloud の5形態で動き、ChatGPT サブスク(Plus / Pro / Business / Enterprise)に同梱されている
  • できること:自然言語で指示すると、コードの読解・修正・新規作成・テスト実行・PR 生成まで自律的に完結。人間はレビューと承認だけ
  • 2021 年の旧 Codex とは別物:かつての「OpenAI Codex(code-davinci-002)」API は 2023 年に廃止。現行 Codex は 2025 年 5 月にリブートされた完全な新製品(GPT-5.x ベース、エージェント化)

つまり Codex = ChatGPT 課金者向けの「AI が手を動かす」開発者ツール。Claude Code(Anthropic)・Cursor(IDE)・GitHub Copilot(補完)と並ぶ AI コーディング四強の一角です。

Codex の5つの提供形態(2026年6月時点)

「Codex とは何か」を正確に理解するには、5つの提供形態を押さえる必要があります。同じ Codex でも、どこで動かすかで体験が変わります。

形態用途向いている人
Codex CLIターミナルで対話、ローカル実行エンジニア、Vim/zsh 派
Codex AppmacOS / iOS / Windows GUICLI に抵抗ある人、出先 iPhone 利用
Codex Web / Cloudブラウザでサンドボックス実行セットアップ不要、社内 PC で軽く試したい
Codex GitHub ActionCI/CD でレビュー・PR 自動生成チーム開発、コードレビュー自動化
Codex MCP / API既存ツールに統合・自作エージェントSaaS 組み込み、業務エージェント構築

初心者は Codex App か Codex Web から始めるのが最短。慣れたら CLI に移行して MCP 連携で拡張するのが定番ルートです。

Codex で何ができるか:業務別 早見表

「Codex とは何ができるツールなのか」を、エンジニア以外でも分かる業務単位で並べると次の通りです。

業務Codex の使い方削減できる時間の目安
既存コードの読解「この関数が何をしているか教えて」1関数あたり10〜30分
バグ修正エラーログを貼って「直して」1件あたり30分〜2時間
新機能の実装仕様書を渡して「実装してテストも書いて」機能1つあたり半日〜2日
テスト追加「このファイルのテストカバレッジを80%にして」1ファイル30分〜1時間
PR レビューGitHub Action で自動コメントPR 1本あたり15〜45分
業務ツール内製Codex Sites でダッシュボード生成外注20万円相当を即日内製化
データ分析Data Analytics プラグインで CSV を投げるエンジニア依頼の待ち時間ゼロ

すぐ試したい人向け:Codex 最短スタート手順(コピペ可)

「Codex とは何か」を体感する最短ルートは次の3コマンドです。ChatGPT Plus(月額20ドル)以上の契約が必要

# 1. インストール(macOS)
brew install codex

# 2. ChatGPT アカウントでログイン
codex login

# 3. プロジェクトディレクトリに入って実行
cd ~/your-project
codex "このリポジトリの構造を3行で要約して"

これだけで Codex がカレントディレクトリを読み込み、自然言語で対話開始。「README を書いて」「テスト追加して」など指示を続ければそのまま実装まで進みます。

Codex とは「使うべき人」と「まだ早い人」

導入判断は次のチェックで分かります。

  • 使うべき人:ChatGPT Plus / Pro を既に契約しているエンジニア、Cursor や Copilot は使っているが「もう一歩自動化したい」人、社内に AI コーディング標準を作りたい開発リーダー
  • まだ早い人:Git・ターミナル操作が全くの未経験、AI に対するレビュー体制が社内に無い(無修正で本番マージしてしまう)、コードを書く機会が月に数回未満

非エンジニアでも Codex Sites / Data Analytics プラグインから入れば、ノーコードに近い感覚で業務アプリ・分析ダッシュボードが作れます(Codex Sites 5ステップガイドData Analytics プラグイン完全ガイド 参照)。

3. インストール完全ガイド(macOS / Windows / Linux / Docker)

macOS

brew install codex
# または
npm install -g @openai/codex

Windows

# PowerShell(WSL2 推奨)
winget install OpenAI.Codex
# または npm
npm install -g @openai/codex

Linux

# Ubuntu/Debian
curl -fsSL https://codex.openai.com/install.sh | sh
# または
npm install -g @openai/codex

Docker

docker pull openai/codex:latest
docker run -it -v $(pwd):/workspace openai/codex

インストール後 codex --version でバージョン確認。最新は 2026年5月時点で 0.x.y 系(破壊的変更あり要注意)。

4. 初期設定(認証・API key・組織設定・MCP)

初回起動時に認証フロー。

codex login

ブラウザが開き、OpenAI アカウントで認証。Pro/Plus/Team 契約済みアカウントでログインすると、その契約上限が自動で適用されます。

組織設定(Team プラン):

codex config set organization <org-id>

API key 利用(CI/CD向け):

export OPENAI_API_KEY="sk-..."
codex --api-key-mode

MCP 設定の詳細は9節で。

5. 全コマンドリファレンス

2026年5月時点の主要コマンド一覧。詳細は各セクションで深掘り。

コマンド用途
codex対話モード起動(デフォルト)
codex exec <prompt>非対話・1回実行モード(CI向け)
codex login / logout認証ログイン/ログアウト
codex mcp-serverCodex を MCP サーバーとして起動(他ツールから呼ぶ用)
codex config get/set/list設定値の参照・更新
codex --planPlan Mode(実行前に計画提示)
codex --editEdit Mode(ファイル直接編集)
codex --version / --helpバージョン確認、ヘルプ

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6. 全オプション・フラグ一覧

頻出フラグ:

  • --model gpt-5.5:使用モデル指定
  • --max-tokens 8192:応答最大トークン
  • --temperature 0.2:応答のランダム性
  • --workdir /path/to/project:作業ディレクトリ指定
  • --read-only:書き込み禁止モード(レビュー用)
  • --auto-confirm:人間確認スキップ(CI 向け、慎重に)
  • --mcp <server>:MCP サーバー有効化
  • --dangerously-disable-sandbox:サンドボックス無効化(極めて慎重に)

7. plan mode / agent mode / edit mode 完全解説

Plan Mode

実行前に Codex が「これからこういう変更をします」と計画を提示し、承認待ち。本番反映前に「何が変わるか」を見たい場合に必須。

Agent Mode(デフォルト)

Codex がプロジェクト全体を読み、対話で進む。最も柔軟だが、変更範囲が広がりやすい。

Edit Mode

特定ファイルだけを編集対象に限定。小さな修正向き。

3 mode の使い分けで生産性が大きく変わります。Plan Mode 完全ガイド で深掘り。

8. プロンプトエンジニアリング 30選

Codex で頻出する30の実用プロンプトを部門別に整理。

  • コードレビュー系(5本):「PRをレビューして問題点を3段階で指摘」「セキュリティリスクのみ抽出」など
  • リファクタ系(5本):「この関数を SOLID 原則に従って分解」「重複コードをDRY化」など
  • テスト系(5本):「カバレッジ80%目指すテストを生成」など
  • ドキュメント系(5本):「JSDoc/Sphinx形式で関数ドキュメント生成」など
  • デバッグ系(5本):「このスタックトレースから根本原因仮説3つ」など
  • マイグレーション系(5本):「Python 2 → 3 への置換」「React 17 → 18 移行」など

各プロンプトの全文と適用例は Codex コマンド・プロンプトガイド を参照。

9. MCP 連携(Codex MCP / 外部MCP接続 / カスタムMCP作成)

MCP(Model Context Protocol)で Codex を Slack、Notion、データベースなど外部ツールに接続できます。

Codex を MCP サーバーとして起動

codex mcp-server --port 3000

外部 MCP サーバーへの接続

例:Slack 連携 MCP を有効化:

codex --mcp slack-mcp

カスタム MCP の作成

Python/Node.js で自社向けの MCP サーバーを書ける。例:社内 API への安全な接続、独自 RAG パイプラインなど。

10. ファイル/ディレクトリ操作の挙動

Codex がファイルを変更する際の挙動。

  • デフォルトは Diff 提示 → 人間承認 → 反映の3段階
  • --auto-confirm で承認スキップ(危険、CI 向け限定)
  • 変更前のスナップショットが .codex/snapshots/ に保存される(rollback 可能)
  • .codexignore で除外対象を指定可(.gitignore 相当)

11. セキュリティ機能(サンドボックス・権限・許可リスト)

Codex は標準でサンドボックスを有効化。サブプロセス起動、ネットワーク接続、特定ディレクトリへの書き込みを制限。

  • サンドボックスデフォルト:プロジェクトディレクトリ外への書き込み禁止
  • 許可リストcodex config set allowed-commands "git,npm,pytest" で実行可能コマンドを限定
  • サンドボックス無効化--dangerously-disable-sandbox。本番運用では絶対避ける

12. 料金体系完全比較

プラン月額使用上限備考
Free$0日次低上限軽い試用のみ
Plus$20/月標準上限個人開発者向け
Pro$200/月Plus の10倍ヘビーユーザー向け
Team$30/人/月共有上限2名以上、SSO 対応
API課金従量制CI/CD/プロダクション向け

詳細は Codex 料金完全ガイド、無料プランの詳細は Codex 無料プランガイド を参照。

13. レート制限・上限・トラブルシュート

頻出のエラーと解決策。

  • Rate limit exceeded:プランの上限到達。Pro 切替 or 翌日待機
  • Authentication failedcodex logout && codex login でリフレッシュ
  • Sandbox permission denied:許可リスト追加 or --dangerously-disable-sandbox(自己責任)
  • Connection timeout:プロキシ環境か、OpenAI 側の障害(status.openai.com 確認)

14. Claude Code との徹底比較表(10軸)

CodexClaude Code
提供元OpenAIAnthropic
主力モデルGPT-5.x / o1 / o3Claude Opus 4.x / Sonnet 4.x
料金(個人)$20-200/月$20-200/月
Team プラン$30/人$30/人
SSOTeam 以上Teams 以上
長文コード200K token200K-1M token
Plan Modeありあり(思考モード)
MCP 対応標準対応標準対応
サンドボックス標準有効標準有効
強みOpenAI モデル最適化、安定性長文コンテキスト、慎重な推論

15. Cursor / Aider / Cline との比較

  • Cursor:VS Code 派生 IDE。GUI 中心。Codex は CLI 中心で別物
  • Aider:OSS の CLI。Codex の機能制限版・OSS 版という位置付け
  • Cline:VS Code 拡張型。Codex は IDE 非依存で稼働範囲広い

16. 業務別実践例 10シナリオ

  1. 新規プロジェクトの初期構造生成codex "FastAPI プロジェクトの基本構造を生成"
  2. テストカバレッジ向上codex "src/utils.py のテストを pytest で 80%"
  3. レガシーコードのモダナイズcodex "jQuery を React Hooks に移植"
  4. PR 自動レビュー:CI 内で codex exec --read-only
  5. API ドキュメント自動生成codex "OpenAPI YAML 生成"
  6. ログ解析・異常検知codex exec "直近1時間のエラーログから異常パターン抽出"
  7. マイグレーションスクリプト:DB スキーマ変更時の自動生成
  8. 性能最適化提案codex "このSQLの実行計画を分析して最適化"
  9. セキュリティ監査codex --read-only "OWASP Top 10 観点でレビュー"
  10. ドキュメント整備:READMEやArchitecture Decision Records の自動更新

17. よくあるエラーと解決策

5節・13節の補完。さらに詳細なケーススタディは別途スポーク記事で展開予定。

18. アップデート履歴(2024-2026年版)

  • 2024年:Codex CLI 初期版リリース。GPT-4 Turbo ベース
  • 2025年:GPT-5 / o1 / o3 対応、MCP 標準対応
  • 2026年4月:GPT-5.3 Codex 専用モデル登場、Plan Mode 強化
  • 2026年5月:GPT-5.5 対応、Free プラン拡充

19. 関連スポーク記事ナビ・公式リソース

料金・プラン

機能・実践

比較

公式リソース

21. Codex 機能網羅マトリクス(利用形態 × できること)

Codex は CLI・Cloud・デスクトップアプリ・GitHub Action・Skills・Sub-agents など複数の利用形態を持つ。どこで何ができるかをまとめた。

利用形態主なできること対応プラン料金への影響主な用途
CLI
(@openai/codex)
ターミナルからコード生成・編集・テスト実行・ファイル操作。ローカル環境に直接作用Free 以上(全プラン)Web・App と同一メッセージ上限を共有。API キー認証時は従量課金個人開発、スクリプト自動化、CI/CD 組み込み前の手動確認
Codex Cloud
(chatgpt.com/codex)
バックグラウンドでクラウド環境がコードを読み取り・編集・実行。GitHub PR 自動作成Plus 以上(Free は非対応)Plus $20/月〜。タスクが長いほど消費メッセージ増長時間タスクをバックグラウンド委託、GitHub 連携 PR レビュー
デスクトップ App
(macOS / Windows)
コンピュータ操作(Computer Use)・インブラウザ・画像生成・メモリ・90以上のプラグイン。macOS は並列エージェント対応、Windows はフォアグラウンドのみPlus 以上Plus $20/月〜。Pro($100/月〜)で利用上限 5〜20 倍フロントエンド反復開発、PR レビュー、複数ファイル・ターミナル同時操作
GitHub Action
(openai/codex-action@v1)
CI/CD ワークフロー内でコード自動レビュー・品質ゲート・定期タスク。APIキーをシークレットに登録して利用API キー必須(従量課金)入力 $1.50/100万トークン、出力 $6.00/100万トークン(codex-mini-latest 基準)PR 自動レビュー、マイグレーション自動化、リリース準備
Skills
(SKILL.md)
タスク固有の指示・スクリプト・参照ドキュメントをパッケージ化。明示呼び出し($/skillsコマンド)または暗黙自動マッチ全プラン(CLI / Cloud / App 共通)コンテキスト消費量が増えるが単体課金なしチーム共通ワークフロー定型化、繰り返しタスクの品質安定化
AGENTS.mdリポジトリにカスタム指示・テストコマンド・命名規則を記述。Codex が実行前に自動読み込み(最大 32 KiB)全プラン(CLIも含む)追加課金なし(コンテキスト消費のみ)プロジェクト固有のコーディング規約徹底、新メンバーへの文脈共有
Plan Mode実行前に「これから行う変更計画」を提示→承認後に実行。本番反映前の確認に必須全プラン追加課金なし(確認ステップ分のメッセージ消費増)大規模リファクタリング前の影響範囲確認、チームでの変更承認フロー
Sub-agents複数の専門エージェントを並列起動し結果を統合。PR レビュー・セキュリティ監査・バグ検出などを多角的に同時実行全プラン(デフォルト有効)各 Sub-agent が独立してトークン消費するため単独実行より多めコードベース横断調査、多段階機能実装、CSV バッチ並列処理
データ分析プラグイン90以上のプラグイン(Atlassian Rovo / CircleCI / GitLab Issues / Microsoft Suite など)と連携してデータ処理・分析を拡張Plus 以上(デスクトップ App 経由)プラグイン自体の追加課金は原則なし(連携先サービス料金は別途)既存 SaaS ツールとの統合、反復レポート自動生成

22. 利用形態の選び方(目的別フロー)

「何をしたいか」を起点に CLI・Cloud・デスクトップ App を選ぶ判断フロー。

ステップ1: どこで作業したいか?

  • ローカルターミナルで完結させたいCLI へ(全プランで利用可)
  • ブラウザだけで完結させたいCodex Cloud(chatgpt.com/codex)へ(Plus 以上)
  • デスクトップ GUI・Computer Use を使いたいデスクトップ App(macOS / Windows)へ(Plus 以上)
  • CI/CD に自動組み込みたいGitHub Action(API キー必須・従量課金)へ

ステップ2: タスクの長さ・規模は?

  • 数分以内・小さな修正 → CLI または Cloud の通常モードで即実行
  • 数十分以上・大規模リファクタリング → Cloud のバックグラウンドタスク or デスクトップ App で並列処理(macOS 推奨)
  • 本番反映前に確認したい → どの形態でも Plan Mode を有効化してから実行

ステップ3: チームで繰り返し使う?

  • プロジェクト固有ルールを徹底したい → リポジトリに AGENTS.md を配置
  • 定型ワークフローをパッケージ化したいSkills(SKILL.md)を作成して ~/.agents/skills/ に配置
  • 複雑なタスクを並列処理したいSub-agents を活用(デフォルト有効・追加設定不要)

ステップ4: 使用上限・コストの確認

  • Free プラン: CLI・Cloud の基本操作が利用可。上限に達したらクレジット購入で継続
  • Plus($20/月): 週数回の集中セッションに最適。Cloud のバックグラウンドタスクも利用可
  • Pro($100〜$200/月): Plus の 5〜20 倍の上限。並列エージェント・大規模コードベース対応に
  • API 従量課金: GitHub Action や外部システム連携向け。codex-mini-latest で入力 $1.50/100万トークン・出力 $6.00/100万トークン

23. よくある質問(FAQ)

Q1. Codex とは何ですか? Claude Code や Cursor とどう違う?

Codex は OpenAI が提供するターミナル型 AI コーディングエージェント。CLI・ブラウザ(Codex Cloud)・デスクトップ App(macOS / Windows)の 3 形態で使える。OpenAI モデル(gpt-5.4・gpt-5.5 等)をベースに、コード生成・編集・実行・テストを自律的に実行する。Claude Code(Anthropic 製)・Cursor(独立製品)との最大の違いは OpenAI エコシステムとの密連携(ChatGPT サブスク共用・GitHub Action 公式サポート・90以上のプラグイン)にある。

Q2. Codex は無料で使えますか?

CLI は Free プランを含む全 ChatGPT プランで利用できる。ただし Free は日次の利用上限が低く、長時間タスクや Codex Cloud のバックグラウンド実行は Plus($20/月)以上が必要。GitHub Action で使う場合は ChatGPT サブスクに関わらず OpenAI API キー(従量課金)が別途必要。

Q3. Codex Cloud(ウェブ版)と CLI の違いは?

Codex Cloud はブラウザだけで使え、GitHub とのシームレスな連携(PR 自動作成など)や バックグラウンドタスク実行が強み。CLI はローカル環境に直接作用するため、IDE 統合や社内ネットワーク限定の環境でも動く。どちらも同じメッセージ上限プールを共有しており、片方だけを使っても上限は同じ。

Q4. Codex Skills(SKILL.md)とは何ですか?

タスク固有の指示・スクリプト・参照ドキュメントをディレクトリ単位でパッケージ化した拡張機能。~/.agents/skills/ に置いたディレクトリ内の SKILL.md を Codex が自動検出し、タスク内容と合致すれば暗黙的に読み込む。$スキル名 で明示呼び出しも可能。チームで同じ SKILL.md を共有すれば、手順の属人化を防げる。

Q5. AGENTS.md とは何ですか? SKILL.md との違いは?

AGENTS.md はプロジェクトのルールや文脈を Codex に伝えるための設定ファイル。リポジトリルートや ~/.codex/ に置くと Codex が実行前に自動読み込みする(最大 32 KiB)。コーディング規約・テストコマンド・ファイル命名規則などを書く。SKILL.md が「繰り返し使うワークフローの手順書」なのに対し、AGENTS.md は「このプロジェクトを理解するための文脈情報」という位置づけ。

Q6. Codex の Sub-agents とは何ですか?

複数の専門エージェントを並列起動し、結果を 1 つのレスポンスに統合するワークフロー機能。PR レビュー・セキュリティ監査・バグ検出を別々のエージェントが同時に担当することで、単独実行より速く多角的な結果が得られる。全プランでデフォルト有効。ただし各 Sub-agent が個別にトークンを消費するため、上限の消費ペースは速くなる。

Q7. Codex で使えるモデルは何ですか?

2026年6月時点の推奨モデルは gpt-5.5(最高性能・複雑なコーディング向け)・gpt-5.4(汎用フラッグシップ)・gpt-5.4-mini(高速・Sub-agent 向け軽量モデル)の 3 種。研究プレビューとして gpt-5.3-codex-spark(Pro プラン向け)も存在する。GitHub Action や外部 API 連携では codex-mini-latest が従量課金の代表モデル(入力 $1.50/100万トークン、出力 $6.00/100万トークン)。

Q8. GitHub Action で Codex を使うには?

リポジトリの Secrets に OpenAI API キーを登録し、openai/codex-action@v1 をワークフロー YAML に追加するだけで利用できる。prompt または prompt-file でタスク指示を渡し、sandbox でアクセス権限(workspace-write / read-only 等)を制限するのがセキュリティのベストプラクティス。ChatGPT サブスクとは独立した API 課金になる点に注意。

24. 関連プロンプト集・スポーク記事への導線

Codex を業務に活かすための実践記事を用途別にまとめた。

プロンプト集・活用事例

機能詳細

20. まとめ

Codex は「OpenAI モデルを最大限引き出すターミナル型 AI コーディングツール」。個人 Plus($20/月)から始めて、業務で本格活用するなら Team($30/人/月)以上、ヘビーユーザーは Pro($200/月)が定石です。

本記事は順次セクションを深掘り更新します。最新の情報は記事冒頭の「最終更新日」を確認してください。


著者:佐藤傑(さとう・すぐる)
株式会社Uravation代表取締役。X(@SuguruKun_ai)フォロワー約10万人。
100社以上の企業向けAI研修・導入支援。著書『AIエージェント仕事術』(SBクリエイティブ)。

※ 本記事は 2026-05-27 公開のスケルトン版です。各セクションは順次深掘り更新を予定しています。


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