コンテンツへスキップ

新入社員3名が、入社初年度から生成AIを「業務の前提」として使える状態へ。全4回・12時間の実践研修

総合商社 約4分で読めます

フジ物産株式会社

1957年創業、エネルギーと水産を軸に多角経営を行う静岡・清水の総合商社で、新入社員3名を対象に「0から学ぶ生成AI研修」を全4回・12時間で実施。生成AIの基礎とリスクの線引きから、プロンプト設計、実務フローへの組み込みまでをハンズオン中心に進め、配属前の段階で「自分の手で使える」状態を整えました。


課題

入社初期の段階から生成AIを業務の前提スキルとして身につけてほしい一方、「何から教えるか」「配属先の実務にどう落とすか」が定まっていなかった。

ChatGPTやGeminiの基本利用にとどまり、社内での使い方のルールや、業務に組み込む型がなかった。

取り組み

全4回・各3時間を段階に分け、第1回は生成AIの仕組みとリスクの線引き、第2回はプロンプト設計、第3回は最新ツールと社内ルールの考え方、第4回は複数ツールの比較と業務フロー設計、という順で組み立てた。

第1回・第2回は本社会議室での対面、第3回・第4回はオンライン(同時双方向型)で実施。対面で土台を作り、オンラインで実務への応用を積み上げた。

演習は営業・総務・管理部門の定型業務を題材に、業務文書の作成・要約・整理から、業務別のプロンプト設計、実務フローへの組み込みまでを自分の手で進める構成にした。

人材開発支援助成金の活用を前提に、提携社労士事務所と連携して計画から申請までを支援した。

成果

新入社員3名が、配属前の段階で生成AIを業務に使うための基礎(仕組み・注意点・プロンプトの型)を身につけた。

ChatGPT・Gemini・Claudeを比べて出力を検証する見方と、社内ルールの考え方を共有し、「AIを学ぶ」から「AIで業務をこなす」へ意識を切り替えた。

研修後は、配属先の業務を題材にした発展編(AIエージェント編)へ進める設計にしている。

研修で手を動かしたこと

  • 業務文書の作成・要約・整理第1回の演習。生成AIの原則と実践手法を学んだ直後に、実際の文書作成・要約・整理を自分の手で進めた。
  • 業務別プロンプト設計役割・条件・出力形式の基本構造を押さえたうえで、精度を上げる技術を営業・総務・管理の業務に当てはめた。
  • 実務フローへの組み込み設計検索拡張・自動化・連携系の最新ツールを知ったうえで、リスク管理と社内ルールの考え方を踏まえて、自分の業務フローのどこに生成AIを置くかを設計した。
  • ChatGPT/Gemini/Claudeの比較と出力検証同じ依頼を複数のツールに投げて出力を見比べ、成果共有と運用設計(ルール・テンプレート)まで到達した。

「知っている」で終わらせず、「自分の手で使える」を到達点に。

4回の研修内容

生成AIの仕組みとリスクの線引きから、プロンプト設計、最新ツール、業務フロー設計までを、各回3時間・全12時間で段階的に実施しました。対面2回で土台を作り、オンライン2回で実務への応用を積み上げています。

DAY 01 — 2026.06.22 — 対面

生成AIの全体像と、安全に使うための線引き

  • オリエンテーション/生成AIの全体像と本研修の目的
  • 生成AIリテラシー(仕組み・できること/できないこと・注意点)
  • 業務での活用事例紹介(部門別ユースケース)
  • 演習: 業務文書作成・要約・整理の実践

DAY 02 — 2026.06.23 — 対面

プロンプトの基本構造と、精度を上げる技術

  • プロンプトの基本構造(役割・条件・出力形式の考え方)
  • プロンプトエンジニアリング応用(精度を上げる技術)
  • 業務別プロンプト設計ワーク(実務への応用)

DAY 03 — 2026.06.24 — オンライン

最新ツールと、社内ルールの考え方

  • 最新生成AIツール紹介(検索拡張・自動化・連携系)
  • 生成AI活用のリスク管理と社内ルールの考え方
  • 演習: 実務フローに生成AIを組み込む設計

DAY 04 — 2026.06.26 — オンライン

複数ツールの比較と、業務フロー設計

  • マルチツール活用: ChatGPT/Gemini/Claude等の比較と出力検証
  • 業務フロー設計ワーク(営業・総務・管理部門)
  • 総合演習: 成果共有・運用設計(ルール/テンプレ)・Q&A

※カリキュラムは受講企業の業務内容に合わせて個別に設計しています。記載の各ツール名・ロゴは各社の商標または登録商標です。

研修の記録

実施日2026年6月22日(月)/23日(火)/24日(水)/26日(金)
時間各回3時間・計12時間
形式第1回・第2回 対面(本社会議室)/第3回・第4回 オンライン
受講者新入社員 3名
講師河原 将太(当日講師・研修運営)

記載は当社の実施記録(契約書別紙の研修実施計画)に基づきます。成果の数値・受講者コメントは掲載していません。

当日の講師と、プログラム設計を分けて担います。

本研修は、当日の講義・ハンズオン・運営を河原が担当し、カリキュラム設計と全体の監修を佐藤が担いました。日々AIを実務で使っているメンバー自身が登壇します。

※掲載内容は当社の実施記録(契約書別紙の研修実施計画)に基づきます。成果は環境により異なります。社名・ロゴの掲載は、対象組織の同意の範囲で行っています。

この投稿を共有する

他の事例を読む

すべて見る
SANGO株式会社
営業支援・人材サービス

Claude Codeで、実務を担う2名が研修から約2週間で月10〜16時間の定型業務を自動化

マーケティングと管理部門の実務を担う2名が、オンライン全3日間のAIエージェント業務自動化研修を受講。研修前は調べものと要約が中心だったAIの使い方が、Claude Codeを軸に、SEO記事の制作から請求書処理、総務データの管理までを業務フローごと自動化する形へ変わりました。

東洋美術学校
教育機関

教職員が自分の業務を題材に、生成AIの基礎からAIエージェント、画像・動画生成までを全3コース6日間で実践

デザイン・イラスト・マンガ・保存修復の各分野を持つ専門学校で、営業・教務・プロダクトデザイン・映像を担う教職員が、全3コース・6日間の生成AI研修を対面で受講。プロンプト設計からAIエージェントによるWeb制作・業務自動化、画像・動画・音楽生成までを段階的に進めました。

株式会社ダブルブリッジアドバイザリー
コンサルティング

各クライアントの最前線で活躍するメンバー11名が、一堂に会して学ぶ生成AI研修を実施

マーケティング・人材・M&Aと多様な事業を展開する同社で、普段は各クライアント先で活躍するメンバー11名が一堂に会する対面集中形式のAI研修を実施。第2回は各自の実業務を持ち込むAIエージェント実践編として設計します。

一般財団法人 国際臨海開発研究センター(OCDI)
調査研究機関

「使っている」から「業務の成果につながる使い方」へ。AIの使い分け・社内ルール・実演3本を2時間で

海外の港湾開発や国際物流の調査研究を担う同財団で、所内向けのAI活用セミナーを会場+オンラインの2時間で実施。すでに日常的にAIを使う職員の方が多いことを踏まえ、主要なAIの使い分け、セキュリティと社内ルール、同財団の業務に寄せた実演3本に時間を充てました。

A社(AI活用を学ぶコミュニティ運営)
コミュニティ運営

AIの情報は追えていた。足りなかったのは「自社業務への翻訳」だった

週1回・1時間の個別研修を起点に、イベント告知・ウェビナー企画・全国各地のリアルイベント運営までを自動化。従来は複数チームで担っていた業務体制を、数名のスタッフとAIで運営できる体制にしました。

貴社に合う研修の組み方を、
まずは資料から

資料ダウンロード
\ 担当者と直接お話しする / 無料相談・お問い合わせ