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教職員が自分の業務を題材に、生成AIの基礎からAIエージェント、画像・動画生成までを全3コース6日間で実践

教育機関 約4分で読めます

東洋美術学校

デザイン・イラスト・マンガ・保存修復の各分野を持つ専門学校で、営業・教務・プロダクトデザイン・映像を担う教職員が、2026年4月に全3コース・6日間の生成AI研修を対面で受講。2025年4月の教職員向けオンライン研修(ChatGPT実務)を起点に、プロンプト設計からAIエージェントによるWeb制作・業務自動化、画像・動画・音楽生成までを、コースの間に実務で試す期間を挟みながら段階的に進めました。


課題

授業設計や学生作品の講評、学校説明会の案内、Web制作、映像制作まで、教職員の業務は幅広い。生成AIを「調べる・要約する」にとどめず、こうした業務ごとに使い分けられる状態にすることが研修の狙いだった。

単発のツール紹介で終わらせず、受講者自身の業務素材を題材にして、研修後も自分の業務で使い続けられるところまで定着させる必要があった。

取り組み

2025年4月の教職員向けオンライン研修(ChatGPT実務)を起点に、2026年4月は全3コース・6日間の対面研修として設計。コースの間に実務で試す期間を置き、前回の学びを持ち寄ってから次のコースへ進む段階構成にした。

題材はすべて学校業務そのもの。学校説明会の案内文、学生作品の講評コメント、シラバス作成、学内向けのFAQボットなど、受講者が翌日から使えるものを演習に据えた。

コース2以降はAIエージェントの領域へ。Claude Code/Claude CoworkでのWebページ制作、Manusによる業務リサーチと自動化を扱い、ターミナルに不安がある受講者はCowork、挑戦したい受講者はClaude Codeと、各自が使うツールを選べる形にした。

コース3は同校の専門領域に合わせ、画像生成AIの商用利用と著作権の考え方、ブランドビジュアル制作、動画生成AIと音楽生成AIを組み合わせた30秒ショートムービー制作まで扱った。

到達点

受講者が研修の中で、学生のポートフォリオを添削するカスタムAIや学内向けの回答ボットを自分で作るところまで到達した。

Claude Code/Coworkで既存サイトを参考にしたWebページ制作、Manusでの業務リサーチと定型作業の自動化を、受講者自身の操作で一通り実行。AIの出力を鵜呑みにせず、精度を自分で確かめる姿勢が身についた。

各回の研修録画を同校から共有いただき、講師側の進行改善にも反映。研修後も、AI活用についての相談・提案のやり取りが続いている。

研修の中で形になったもの

  • 学生ポートフォリオの添削AI受講者がGeminiのカスタムGemとして自作。学科の学生向けに講評の観点を組み込み、添削の下書きを返す。
  • 学内FAQボット・学校説明会の案内文GPTs/Claude Projectsで全員で1つ作り、各自の業務向けに展開。案内文は「雑な指示」と「型どおりの指示」の差を体感してから書き直した。
  • 学費相談メール・ブログ記事の下書き業務の棚卸しから「AIに任せる」対象を切り出し、再利用できるプロンプトの型にした。
  • Webページの制作既存サイトのスクリーンショットを読み込ませて再現し、Claude Code/Coworkで自分のページを制作した。
  • ブランドビジュアルMidjourneyのスタイル参照を使い、学校のビジュアルアイデンティティ案や映像用コンセプトアートを制作した。

「調べる・要約する」から、「自分の業務を、自分の手でAIに任せる」へ。

3コース・6日間の研修内容

生成AIの基礎から、AIエージェントによる制作・自動化、画像・動画・音楽生成までを、各コース2日間・全6日間で段階的に実施しました。

COURSE 01 — 2026.04.02 – 04.03

0から学ぶ生成AI研修

  • プロンプト設計の基礎(型・お手本の与え方・手順の分解・出力形式の指定)
  • 業務用のカスタムAI(GPTs/Claude Projects)を全員で1つ作る
  • 最新AIツールの使い分け(ChatGPT/Claude/Gemini/Perplexity)
  • 自分の資料をAIに読ませる(NotebookLM/Claude Projects)と業務課題の棚卸し

COURSE 02 — 2026.04.14 / 04.22

AIエージェント特化生成AI研修

  • Claude Code/Claude Coworkで最初のWebページを作る(環境設定から)
  • Midjourneyの応用(スタイル参照・キャラクター参照)と画像生成のプロンプト設計
  • AIエージェントとは何か(チャットAIとの違い・任せ方)
  • Manusで業務リサーチ・定型作業を自動化するエージェントを動かす

COURSE 03 — 2026.04.27 – 04.28

デザイン特化生成AI研修

  • 画像生成AIの商用利用と著作権の考え方
  • ブランドビジュアル制作とLP制作・公開
  • 動画生成AI(Kling/Runway)で画像を動かす
  • 音楽生成AI(Suno)と組み合わせた30秒ショートムービー制作

※カリキュラムは受講組織の業務内容に合わせて個別に設計しています。記載の各ツール名・ロゴは各社の商標または登録商標です。

取り組みの記録

時期内容主な範囲
2025.04.21教職員向けオンライン研修ChatGPTを活用した業務の効率化・改善発想法(同校公開資料に記載)
2026.04.02–03コース1: 0から学ぶ生成AI研修プロンプト設計・最新AIツールの使い分け・RAG
2026.04.14 / 22コース2: AIエージェント特化生成AI研修Claude Code/Cowork・Midjourney応用・Manus
2026.04.27–28コース3: デザイン特化生成AI研修画像生成の商用利用・LP制作と公開・動画/音楽生成

実施日は当社の請求記録・実施設計書に基づきます。受講者は各コース3名(営業・教務・プロダクトデザイン・映像などの担当者)。

設計と当日を、実名のメンバーが担います。

プログラム設計と品質の監修、当日の講義・ハンズオン運営を社内メンバーが分担。日々AIを実務で使っているメンバー自身が登壇します。

※掲載内容は当社の実施記録(カリキュラム・請求記録・同校から共有いただいた研修録画)および同校の公開資料に基づきます。成果は環境により異なります。固有名の掲載は、対象組織の同意の範囲で行っています。

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