必要なものは3つです。校正したい100〜300字の文章、社内で守る表記ルール、外部サービスへ入力してよい情報かを判断する基準を用意してください。
- 手順1:個人情報・顧客名・未公開数値を伏せた短文を、無料または無料トライアルのツールへ入れます。
- 手順2:誤字脱字だけでなく、敬語、助詞、表記ゆれ、日付、固有名詞の5系統で指摘を見ます。
- 手順3:修正を自動反映せず、見逃しと過剰修正を記録してから本番運用を決めます。
2026年8月時点の直答:登録せず今すぐ試すならユーザーローカル文章校正AI、根拠付きの誤字脱字チェックならEnno、無料から記事制作まで管理するならShodoが有力です。文章表現の改善は文賢、新聞社由来のルールと法人管理はTypoless、出版・製造など長文の厳密校正はwordrabbit、指示に合わせた柔軟なリライトはChatGPTが向いています。
- 無料・登録不要:ユーザーローカル文章校正AI、Enno
- チームの表記統一:Shodo、文賢、Typoless、wordrabbit
- 文章の意図まで踏まえた修正:ChatGPT。ただし固定ルールの再現性は専用校正ツールで補います
対象読者:文章校正 AI ツール 比較を探している広報・営業企画・人事・オウンドメディア担当者
読了後にできること:候補を1〜2製品へ絞り、自社の文章で同条件の試用を始められます。
なお、直近2週間のニュースと各社公式ページを2026年8月26日に確認しました。今回の7製品について、料金や中核の校正機能が変わったと断定できる直近2週間の公式発表は確認できませんでした。一方、文賢のAIアシスト追加利用規約は2026年8月20日に更新され、ChatGPTのデータコントロール案内も直近で更新されています。機能表だけでなく、入力データの扱いまで最新ページで確認するのが安全です。
7製品の差が一目でわかる比較表

価格と仕様は2026年8月26日時点の公式情報です。ここでの「おすすめ」は総合順位ではなく、用途に対する適合度を示します。無料枠やトライアルの上限は変更される可能性があるため、契約前にはリンク先を再確認してください。
比較では、対応環境や基本的な機能だけでなく、修正にかかる時間、文章品質の向上、書き換え・変換の範囲まで見ます。誤字を拾う製品と文章全体を整える製品を同じ物差しだけで採点しないことが大切です。
| ツール | 種類 | 無料利用・主な料金 | 登録 | 向いている用途 | 入力データの確認ポイント |
|---|---|---|---|---|---|
| ユーザーローカル文章校正AI | 生成AI校正 | 無料、画面上は1回10,000文字まで | 不要 | 短文をすぐ修正文へ変えたい | 公式画面は入力文をAI学習に利用しないと案内 |
| Enno | ルール型チェッカー | 無料 | 不要 | タイポ、日付、助詞を根拠付きで確認したい | 送信文を保存しないと公式に明記 |
| Shodo | AI校正+執筆管理 | ベーシックは月額0円、プレミアムは月額¥1,000 | 必要 | 記事・メール・Docsを同じルールで校正したい | 無料・有料とも入力文を学習しないと案内 |
| 文賢 | 文章表現支援+AIアシスト | パーソナルは月額¥1,650(年契約)または¥1,980(月契約)、14日間試用 | 必要 | 読みやすさ、配慮、表現の改善まで見たい | AIアシストは学習不使用。ただし規約上、外部API側でログ保持の可能性あり |
| Typoless | AI+ルール校正 | 有料、法人は月額¥4,950/ID・5IDから。無料トライアルあり | 必要 | 広報、広告、社内文書を組織で統一したい | 校正文は保存・学習しないと案内。カスタム辞書等は保存対象 |
| wordrabbit | 日本語特化AI校正 | 個人向けは月額¥5,500(税別)、14日間試用 | 必要 | Word、PDF、PowerPointを含む厳密な校正 | 学習不使用。文章データは暗号化して日本リージョンに保存 |
| ChatGPT | 汎用生成AI | 無料枠あり | 利用形態による | 目的・読者・文体を指定した柔軟な推敲 | 個人向けはデータコントロール設定を確認。法人向けは扱いが異なる |
選び方は簡単です。単発の誤字チェックなら登録不要の2製品から始め、文章制作の履歴や辞書共有が必要になったら専用サービスへ進みます。自由な言い換えが必要ならChatGPTを追加します。貼り付けるだけの便利さだけで選ばず、最初から「万能な1本」を探すより、ルール型または専用校正ツールで機械的なミスを拾い、生成AIで文脈を整える二段構えのほうが安定するんです。
ChatGPTを業務で使う際のプラン差や基本設定は、ChatGPTビジネス活用完全ガイドで確認できます。
登録不要2ツールを102文字で試した結果
「無料」「登録不要」という表示だけでは、何を拾えるのか分かりません。そこで2026年8月26日、個人情報を含まない同じ102文字をユーザーローカル文章校正AIとEnnoへ入力しました。
実測条件
- 入力文:102文字の日本語ビジネス文
- 仕込んだ8観点:存在しない日付、表記ゆれ、誤記、ら抜き言葉、二重敬語、助詞重複、「下さい」の表記、語句重複
- 操作:ログインせず、公式Web画面から1回ずつ送信
- 数え方:ツールが出した指摘件数ではなく、あらかじめ定義した8観点のうち何観点に触れたかを集計
2026年2月30日、弊社のウェブサイトをリニューアルしました。新しいWebサイトでは、商品のシュミレーション結果を見れます。担当者がお越しになられた際は、資料を確認をして下さい。必ず必ずご確認ください。
| 実測項目 | ユーザーローカル | Enno |
|---|---|---|
| 8観点のうち触れた数 | 6観点 | 6観点 |
| 拾った主な内容 | 誤記、ら抜き、二重敬語、助詞、「下さい」、語句重複 | 存在しない日付、誤記、ら抜き、二重敬語、助詞、語句重複 |
| 見逃した観点 | 存在しない日付、Web/ウェブの表記ゆれ | Web/ウェブの表記ゆれ、「下さい」の表記 |
| 画面上の出力 | 6か所を反映した修正文 | 8件の指摘。1観点に複数指摘が出る箇所あり |
| 使い勝手の差 | 直した文章をすぐコピーしやすい | 指摘理由を読んで人が判断しやすい |
実測メモ1:ユーザーローカルは「シュミレーション」を「シミュレーション」へ直すだけでなく、「お越しになられた」を整理し、「必ず必ず」も一つにしました。短いメールを一度で読みやすくしたい場面では、本当に手軽です。
実測メモ2:Ennoは生成AIではありませんが、「2月30日」を存在しない日付として指摘しました。ユーザーローカルが通した箇所なので、ルール型を先にかける価値がはっきり見えました。一方、「確認」自体にも注意を出すなど、確認対象が増える場面があります。
実測メモ3:両者とも8観点中6観点でしたが、拾った内容は同じではありません。正直、単一サンプルの「6対6」だけで精度の優劣は決められません。重要なのは、自社で落とせない誤りをどちらが拾うかです。表記ゆれは両方が見逃したため、専用辞書や人のチェックを残す必要があります。
注:この結果は上記1文・1回の実測であり、製品全体の精度や再現性を保証するものではありません。サービス更新、入力文、設定によって結果は変わります。
おすすめ7選:強みと向かない場面

1.ユーザーローカル文章校正AI:登録せず修正文まで欲しい人向け
ユーザーローカル文章校正AIは、ブラウザ上で文章を貼り付けて使える無料ツールです。公式画面は生成AIを使った校正であること、入力した文章をAI学習に利用しないことを案内しています。今回もアカウント作成なしで送信できました。
最大の強みは、指摘一覧を読む前に修正文を得られること。メール、案内文、短いWeb原稿の初稿確認に向きます。ただし、日付の整合性や社内固有の表記ルールまで自動で守れるとは限りません。修正後の文章が意図を変えていないか、原文との差分を必ず見てください。
2.Enno:根拠を読みながらタイポを潰したい人向け
Ennoは2013年から運営される登録不要の日本語エラーチェッカーです。公式が明記するとおりAIではなく、正規表現などのパターンでチェックします。送信されたテキストは保存せず、エラー発生件数だけを保存する仕様です。
AIツールの比較記事に非AI製品を入れた理由は、動作原理が違うからです。存在しない日付や典型的なタイポは、自由に文章を生成するAIより安定して拾える場合があります。自動リライトはせず、判断材料を増やす道具として使うのが合っています。
3.Shodo:無料から記事制作の流れを整えたい人向け
Shodoの公式料金ページによると、ベーシックは永年無料で1回10,000文字まで校正でき、生成AI校正には週間制限があります。プレミアムは月額¥1,000で、表記ゆれ設定、校正ルール、二重敬語、日付と曜日の不一致、Word・Google Docs連携などが加わります。
個人が無料から試し、必要になった機能だけ有料化しやすいのが魅力です。2026年5月29日には上位プラン向けのPDF校正も公式発表されました。反対に、登録せず一度だけ確認したい人には、先の2製品のほうが速いでしょう。
4.文賢:誤字だけでなく読み手への伝わり方を整えたい人向け
文賢の公式プラン案内では、パーソナルが1年契約で月額¥1,650、月契約で月額¥1,980、いずれも新規契約には14日間の無料トライアルが付きます。ルール校正・推敲、文章表現、チェックリストに加え、AIアシストを使えます。
2026年3月には、固有名詞や機密情報をAIへ送る前に伏せるマスキング機能が追加されました。ここは法人にとって実務的です。ただし、2026年8月20日更新のAIアシスト追加利用規約は、機密情報を送信しないよう定め、外部API側でログが一定期間保持される可能性も説明しています。「学習されない」と「送信してよい」は別問題だと理解してください。
5.Typoless:広報品質と法人の説明責任を両立したい人向け
Typolessは、朝日新聞社の記事データや校正履歴を学習したAIとルールを組み合わせる文章校正サービスです。法人向けエンタープライズは月額¥4,950/IDで5IDから利用でき、公式料金ページには21万件超のルール辞書、Office・Google Docs連携、炎上リスクチェックなどが掲載されています。
公式セキュリティーページは、通常の校正文を保存せずAI学習にも使わないこと、ISO/IEC 27001:2022認証を取得していることを説明しています。カスタム辞書や参照ドキュメントは機能上保存されるため、導入審査では「何も保存されない」と一括りにしないことが大切です。
6.wordrabbit:原文を勝手に書き換えず、長文を厳密に見たい人向け
wordrabbitは日本語校正に特化し、誤字脱字、文法、表記ゆれ、固有名詞、差別的表現などを指摘します。公式は、著者の意図を尊重して勝手なリライトを行わず、誤りの指摘と正しい日本語への調整に特化すると説明しています。
個人向けプロフェッショナルは月額¥5,500(税別)で14日間の無料体験があり、Word拡張とブラウザ校正を利用できます。法人向けではPDF、PowerPoint、Chrome拡張、辞書共有、新旧比較まで広がります。短いSNS文だけなら過剰ですが、出版物、マニュアル、製品資料など「原文の意味を変えたくない」業務には検討価値があります。
7.ChatGPT:校正基準を言葉で細かく指定したい人向け
ChatGPTには無料枠があり、誤字脱字だけでなく、読者、目的、語調、文字数、残したい表現を会話で指定できます。専用ツールでは難しい「役員向けに簡潔に」「顧客への配慮を残しつつ断定を弱める」といった修正が得意です。
一方、毎回まったく同じ表記ルールを適用する用途では、辞書型ツールのほうが管理しやすい場面があります。個人向けChatGPTで業務文書を扱うなら、公式データコントロールを確認し、「Improve the model for everyone」をオフにする選択肢や一時チャットの条件を把握してください。設定を変えても、社内規程に反する機密情報を入れてよいことにはなりません。
比較テストに使える5つの採点指示

有料トライアルや汎用AIを比べる際は、製品ごとに感想を書くより、同じ採点指示を使うほうが判断しやすくなります。以下は評価用の文章や出力結果と一緒にChatGPTなどへ渡せます。機密情報を伏せ、採点自体も人が確認してください。
1.8観点の検出有無だけをそろえる
次の文章を、指定した8観点だけで確認してください。
観点は「日付、表記ゆれ、誤記、ら抜き言葉、二重敬語、助詞重複、漢字とひらがなの使い分け、語句重複」です。
各観点を「検出あり/検出なし/判定不能」で示し、修正文はまだ作らないでください。
[評価する文章]
不足している情報があれば、最初に質問してから作業を開始してください。
仮定した点は必ず「仮定」と明記してください。2.見逃しと過剰修正を分けて数える
校正ツールの結果を評価してください。
事前に仕込んだ確認点と照合し、「正しく検出」「見逃し」「過剰な指摘」の3種類に分けてください。
同じ箇所への複数指摘は1観点として数え、件数を水増ししないでください。
[事前に仕込んだ確認点]
[ツールの出力結果]
判断できない項目は無理に分類せず、追加で必要な情報を質問してください。
数字の集計には計算式を添えてください。3.社内表記ルールへの追従を試す
次の文章と社内表記ルールを照合し、ルール違反だけを一覧化してください。
一般的に好ましい表現でも、社内ルールにない変更は「任意提案」として別枠にしてください。
[社内表記ルール]
・Webサイトに統一する
・数字は半角にする
・「下さい」は「ください」にする
[評価する文章]
ルール同士が矛盾する場合は、最初に質問してください。
適用したルール名を各指摘に添えてください。4.固有名詞を守れるか負荷をかける
次の文章を校正してください。ただし、会社名、製品名、人名、数値、日付は一文字も書き換えないでください。
不自然に見える固有名詞は修正せず「要確認」に移し、確認理由だけを示してください。
通常の文章修正と要確認項目を混ぜないでください。
[評価する文章]
事実を推測で補完しないでください。
確認できない内容は「未確認」と明記してください。5.2製品の結果を重ねて差分を見る
同じ原文に対する校正結果Aと校正結果Bを比較してください。
「両方が指摘」「Aだけ」「Bだけ」「修正案が衝突」の4種類に分け、原文の該当箇所を残してください。
どちらが正しいか断定できない場合は、人が判断すべき質問へ変えてください。
[原文]
[校正結果A]
[校正結果B]
不足している情報があれば、最初に質問してください。
筆者の意図を推測した箇所は「仮定」と明記してください。会社で選ぶなら機能より先にデータ経路を見る

法人利用では、「AI学習に使われない」という一文だけで安全判定を終えないでください。入力文が一時保存されるか、外部APIへ送られるか、カスタム辞書が残るか、管理者が履歴を見られるかは別々の論点です。
| 確認項目 | 担当者が見る質問 | 判断例 |
|---|---|---|
| 入力区分 | 公開済み、社内限り、顧客秘密、個人情報のどれか | 顧客秘密と個人情報は匿名化できない限り入力禁止 |
| 保存 | 本文、ログ、辞書、ファイルがどこに何の目的で残るか | 校正文とカスタム辞書を分けて確認する |
| 学習 | サービス本体と外部AI事業者の双方で学習に使われるか | 設定、プラン、契約条件を記録する |
| アクセス管理 | SSO、権限、退職者削除、監査ログが必要か | 複数人運用なら個人アカウント共有を避ける |
| 最終責任 | 固有名詞、数値、法務表現を誰が承認するか | AIの自動反映後にも人の承認を残す |
文章の匿名化、承認フロー、ツール別の扱いを整理する方法は、AIで社内文書を校正する方法で詳しく扱っています。生成AI全般の入力禁止情報と漏えい対策は、中小企業のAIセキュリティ対策も参照してください。
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【要注意】校正AIで起きる4つの失敗

失敗1:指摘数が多いツールを「高精度」と決める
❌ 指摘が20件出たので、8件のツールより精度が高いと判断する。
⭕ あらかじめ「絶対に拾いたい誤り」を定義し、見逃しと誤検出を分けて記録する。
なぜ重要か:今回のEnnoも画面上は8件でしたが、助詞周辺に複数の指摘が出ています。件数と、必要な観点を拾った数は同じではありません。
失敗2:製品ごとに別の文章で試す
❌ 無料ツールにはメール、有料ツールには長い記事を入れ、感覚で比較する。
⭕ 全製品に同じ短文・長文・専門用語入り文を渡し、同じ8観点で記録する。
なぜ重要か:入力が違えば、差が製品性能によるものか文章の難しさによるものか分かりません。比較では条件を固定するのが先です。
失敗3:「無料」の表示だけで費用を比べる
❌ 月額0円かどうかだけを見て、社内標準ツールを決める。
⭕ 登録、文字数、辞書作成、Office連携、管理者設定、人の確認時間まで含めて比べる。
なぜ重要か:ツール代が無料でも、表記ルールを毎回貼り直したり、過剰な指摘を消したりする時間が増えれば、運用コストは下がりません。
失敗4:総合点1位を全部署へ配る
❌ 1つの合計点で順位を付け、広報、営業、法務に同じ製品を使わせる。
⭕ 広報は表記統一、営業は柔軟な推敲、法務は原文保持というように、業務別の必須条件で選ぶ。
なぜ重要か:生成AIの自由度は営業メールで強みになっても、契約文の勝手な書き換えでは弱点になります。用途別の足切り条件を先に置きましょう。
よくある質問
ユーザーローカルとEnnoは、どちらを先に使えばよいですか?
修正文をすぐ得たいならユーザーローカル、理由を読んで自分で直したいならEnnoが先です。今回の実測では、ユーザーローカルが「下さい」の表記を直し、Ennoが存在しない日付を拾いました。短文なら両方へ同じ文を入れて差分を見る方法もあります。
EnnoはAIではないのに、7選へ入れる理由は何ですか?
検索者が求めるのは「AIという名称」そのものより、誤字脱字を見つけて文章事故を減らす手段だからです。生成AIと異なるルール型を対照群にすると、AIが見逃した日付や典型パターンを補えるか判断できます。記事内では非AIであることを明記しています。
実測の6観点/8観点は「精度75%」という意味ですか?
違います。1文・1回だけの結果なので、製品全体の精度を示す統計ではありません。8観点は比較手順を再現しやすくするための採点枠です。導入判断では、自社の文書を複数用意し、同じテストを繰り返してください。
Shodo・文賢・Typolessの違いを短く言うと?
Shodoは無料から始めやすく執筆管理や外部エディタ連携まで広げやすい製品、文賢は読みやすさや配慮を含む文章表現支援、Typolessは新聞社由来のAI・ルールと法人向け管理を組み合わせた製品です。必要な辞書共有、Office連携、セキュリティー説明資料で絞ると選びやすくなります。
wordrabbitの価格に見合うのはどんな業務ですか?
出版物、製品マニュアル、規程、長い提案書など、原文を大きく変えずに誤りを精査したい業務です。Word・PDF・PowerPoint、固有名詞、表記統一、新旧比較まで工程に入るなら候補になります。短いSNS文を月に数本だけ直す用途では、先に無料ツールを試すほうが合理的です。
無料トライアル用の評価文は何種類あればよいですか?
最低でも、短いメール、1,000字以上の長文、社内固有名詞を匿名化した文章の3種類をそろえます。各文へ意図的な誤りを入れ、見逃し、過剰指摘、修正理由、辞書共有、外部エディタ連携、データ扱いを同じ表で比較してください。
参考・出典
- 文章校正AI — 株式会社ユーザーローカル(参照日:2026-08-26)
- enno.jpについて — Enno(参照日:2026-08-26)
- Shodoの料金・プラン — ZenProducts(参照日:2026-08-26)
- 文賢の料金プランの違い — 文賢公式ヘルプ(参照日:2026-08-26)
- AIアシスト機能に関する追加利用規約 — 文賢公式ヘルプ、2026年8月20日更新(参照日:2026-08-26)
- Typolessの料金プラン — 朝日新聞社(参照日:2026-08-26)
- Typolessのセキュリティー — 朝日新聞社、2026年6月19日更新(参照日:2026-08-26)
- wordrabbit料金プラン — 株式会社Remedies(参照日:2026-08-26)
- wordrabbitセキュリティ — 株式会社Remedies(参照日:2026-08-26)
- ChatGPT Free Tier FAQ — OpenAI(参照日:2026-08-26)
- Data Controls FAQ — OpenAI(参照日:2026-08-26)
結論:無料チェックと専用校正を役割分担する
文章校正AIツールは、1本に絞れば終わる製品ではありません。短文の入口はユーザーローカル、根拠付きの機械チェックはEnno、制作フローはShodo、表現改善は文賢、法人ルールはTypoless、厳密な長文はwordrabbit、文脈に合わせた推敲はChatGPTというように、得意分野が違います。
今回の実測でも、登録不要の2製品は同じ6観点を拾いながら、片方は存在しない日付、もう片方は「下さい」の表記を拾いました。だからこそ、無料ツールで自社文を試し、落とせない誤りに合う製品だけを有料トライアルへ進めるのが堅実です。
次に取る3つのアクション:
- 公開済み文章から100〜300字を選び、登録不要の2ツールへ同条件で入れる
- 社内で統一したい表記を10項目だけ書き出し、辞書・ルール機能の必要性を判断する
- 個人情報、顧客秘密、未公開数値の入力可否を情報システム担当者と決める
あわせて読みたい:
- AIで社内文書を校正する方法 — ツール選定後の承認・機密情報・運用ルール
- ChatGPTビジネス活用完全ガイド — 料金プランと業務別の使い分け
- 中小企業のAIセキュリティ対策 — 入力データの漏えいを防ぐ実務
著者:佐藤傑(さとう・すぐる)
株式会社Uravation代表取締役。X(@SuguruKun_ai)フォロワー約10万人。
100社以上の企業向けAI研修・導入支援。著書『AIエージェント仕事術』(SBクリエイティブ)。
SoftBank IT連載7回執筆(NewsPicks最大1,125ピックス)。
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