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ChatGPT法人契約・請求書払い・インボイス対応の完全手順【2026年版】

ChatGPT法人契約・請求書払い・インボイス対応の完全手順【2026年版】

結論:ChatGPT Business(旧Team)は2名以上からカード払いのみで契約できる法人プランです。請求書払い・銀行振込を求める場合はEnterprise(要見積もり)またはリセラー経由が必要です。2025年1月以降はOpenAIが日本の適格請求書発行事業者に登録され、インボイス制度に対応した領収書PDFを管理画面からダウンロードできます。

  • Business:$20〜$25/ユーザー/月、2名〜、カード払いのみ、自社サイトから即日契約
  • Enterprise:規模に応じた見積もり、請求書払い可、年間契約必須、営業経由
  • インボイス:OpenAI OpCo, LLCが2026年1月から登録番号T3700150133253で適格請求書発行対応

この記事の対象読者:ChatGPTを会社で導入・経費化しようとしている経理・総務・IT担当者、あるいは稟議を通すために支払い方法やインボイス対応を確認したい方

今日できること:① プランを選ぶ → ② chatgpt.com/pricing から契約 → ③ Billing設定で請求先を法人名に変更 → ④ 管理画面から領収書PDFをダウンロードして経費申請

「ChatGPTを会社でも使えるようにしてほしい」——こんな依頼が経理・総務・情報システム部門に届く頻度が増えています。ところが実際に調べ始めると、「法人契約って何プランを選べばいい?」「請求書払いはできないの?」「インボイスはどう対応するの?」という壁に当たりがちです。

Uravationでは100社以上の企業にAI研修・導入支援をしてきましたが、ChatGPTの法人契約まわりの質問は毎回必ずといっていいほど出てきます。特に「請求書払いにしないと経費にできない」「インボイス番号が請求書に入っていないと困る」という声が多い。

この記事では、ChatGPT Business・Enterpriseの法人契約から支払い方法・インボイス対応・消費税処理まで、実務担当者が困るポイントを一通りカバーします。2026年6月時点の公式情報をベースに、確認できた事実と要確認事項を明確に分けてお伝えします。

「とにかく早く契約手順だけ確認したい」という方は、目次から「Business の契約手順」に飛んでください。

個人版と法人版 — ChatGPTプラン体系の全体像【2026年版】

まず現在のプラン体系を整理します。ChatGPTには個人向けと法人・チーム向けで別系統のプランがあります。

個人向けプラン(法人契約の対象外)

プラン月額(税抜目安)主な対象
Free無料個人試用
Go$8〜/月個人、軽度利用
Plus$20/月個人、中度利用
Pro$200/月個人、ヘビーユーザー

個人プランを社員に個別に使わせて立替経費で精算する運用も可能ですが、管理の一元化・セキュリティ・コスト管理の観点から法人プランへの移行を推奨します。

法人・チーム向けプラン

プラン月額(1ユーザー、税抜目安)最低人数支払い方法契約方法
Business(旧Team)$20(年払い)〜$25(月払い)2名〜クレジットカードのみ公式サイトから即日
Enterprise要見積もり(営業経由)大規模組織向け(要問い合わせ)請求書払い・銀行振込等の対応可OpenAI営業に問い合わせ

2025年8月にTeamプランがBusinessプランに名称変更されています。旧Teamとほぼ同機能で、中小〜中堅企業が最初に選ぶ法人プランです。

GoプランはBusinessとの位置づけについて、2026年1月に新設されたとの情報があります。ただし法人運用管理機能の詳細はOpenAI公式サイトで最新情報をご確認ください。

ChatGPT Business(旧Team)の契約手順【ステップバイステップ】

研修先の企業でも「Businessで十分です」という結論になるケースが一番多い。2名から始められて管理機能もシンプルなので、中小企業の最初の法人プランとしてちょうどいいサイズ感です。

Step 1: chatgpt.com/pricing を開く

公式価格ページ(chatgpt.com/pricing)にアクセスします。Businessプランの「今すぐ始める」(または「Get started」)ボタンをクリックします。

Step 2: チームを作成・シート数を決める

最低2シートから選択できます。年払いと月払いを選べます。年払い(Annual)のほうが1ユーザー月$20と安くなるため、継続利用が確定していれば年払いを推奨します。

【月払い vs 年払いの差額シミュレーション(5名・1年)】
月払い:$25 × 5名 × 12か月 = $1,500/年
年払い:$20 × 5名 × 12か月 = $1,200/年
差額:$300/年(約45,000円の節約、1ドル=150円換算時)

※ 為替レートにより日本円換算は変動します。契約時の公式サイト表示価格を確認してください。

Step 3: 支払い方法を入力する

Businessプランの公式サイト直接契約ではクレジットカード払いのみ対応しています(Visa、Mastercard、JCB、American Express等の主要ブランド)。法人カードを使えば経費処理も一元化できます。

重要:銀行振込・請求書払い・Purchase Order(PO)払いはBusinessプランの公式サイト直接契約では利用できません。これらが必要な場合は後述のEnterpriseまたはリセラー経由を検討してください。

Step 4: 請求先情報を法人名に変更する(必須)

デフォルトでは個人名が入ります。経費処理の前に必ず法人名・住所に変更してください。

【請求先変更の手順】
1. chatgpt.comにログイン
2. 右上のプロフィールアイコン → 「Settings」
3. 「Billing」タブを選択
4. 「Billing information」または「Manage」をクリック
5. 会社名・住所を入力して保存

注意:変更内容は次回以降の請求書にしか反映されません。
初回支払い前に設定を完了させてください。

Step 5: チームメンバーを招待する

ワークスペース管理画面から社員のメールアドレスを入力して招待します。招待を受けた社員は自分のOpenAIアカウント(個人版)を持っていても、ワークスペースに参加することで法人プランの機能が使えるようになります。

ChatGPT Enterprise — 請求書払いが必要な企業向けの選択肢

「経費申請の都合上、クレジットカードで払えない」「銀行振込対応を求める社内ルールがある」——こういったケースでよく出てくるのがEnterpriseです。

Enterpriseの特徴と料金

ChatGPT Enterpriseは企業の規模・用途に応じたカスタム契約です。公式には料金が公開されておらず、OpenAIの営業チームへの問い合わせが必要です。

公開されている情報によれば:

  • 料金は1ユーザー月60ドル前後が参考として挙げられることがありますが、契約規模や内容によって変わります(OpenAI公式には未公表)
  • 年間契約が基本です
  • 請求書払い・銀行振込・Purchase Order(PO)など、企業の購買プロセスに合わせた支払い方法の対応ができます
  • ゼロデータリテンション(ZDR)や独自のセキュリティ要件への対応も可能

Enterpriseに問い合わせるには openai.com/enterprise から「Contact sales(営業に問い合わせる)」を選択します。

BusinessとEnterpriseの選び方

判断軸Business を選ぶEnterprise に問い合わせる
支払い方法法人カードで支払えるなら銀行振込・PO払いが必要
規模感数名〜数十名のチーム数百名規模の全社展開
契約形式自社で即日開始したい社内調達プロセスを経る必要がある
セキュリティ要件標準的なデータ保護で十分ZDR、SOC2等の個別要件がある

【要注意】よくある失敗パターン — Enterpriseへの問い合わせ時

❌ 問い合わせフォームに「できるだけ安くしてほしい」とだけ書く → 営業から具体的な提案が来にくい。「従業員数・想定利用シート数・必要なセキュリティ要件・想定する利用開始時期」を明記するとスムーズ

❌ 「請求書払いにしたいからEnterprise」と決めつける前にリセラー経由も確認しない → 国内リセラー経由ならBusinessの機能のまま銀行振込に対応できるケースがある

❌ Enterpriseのデモを受けてから3か月検討する → 年間契約必須なので、開始時期を決めてから問い合わせるほうが交渉しやすい

⭕ まず社内で「法人カードで払えるか・セキュリティ要件は何か・必要シート数は」を確認してから問い合わせる

請求書(領収書)の取得方法 — Business・Enterpriseそれぞれの手順

法人利用で最初に躓くのが「請求書をどこからダウンロードするか」という操作です。プランによって画面が異なります。

Businessプランの請求書取得

【手順】
1. chatgpt.com にログイン
2. 右上プロフィールアイコン → Settings
3. 左メニュー「Billing」を選択
4. 「Manage subscription」または「View invoices」
5. 請求履歴の一覧が表示される
6. 該当月の請求書右側の「Download」をクリック → PDF取得

出力されるPDF:
- 請求先の会社名・住所(事前設定済みのもの)
- 購読プランと期間
- 金額(ドル表示 + 日本円の参考額)
- 2025年1月以降:消費税10%の記載あり
- 2026年以降:適格請求書発行事業者登録番号 T3700150133253 記載あり

Enterpriseプランの請求書取得

Enterpriseは個別契約のため、請求書の受け取り方は契約内容によります。通常は毎月・四半期・年次でOpenAI経由またはリセラー経由で請求書が届きます。電子メールでのPDF送付や専用経費管理システムとの連携ができるケースもあります。詳細は契約時の担当営業に確認してください。

領収書に会社名が入らないときの対処

【よくある原因と対処】
原因1: 請求先情報を個人名で登録したまま
→ Settings → Billing → Billing information から法人名・住所に修正
→ 注意:修正は次回以降の請求書から反映

原因2: iOSアプリ・Androidアプリ経由で課金した
→ Apple/Google経由の課金はそれぞれのプラットフォームから領収書を取得
→ ChatGPTの管理画面には表示されない(OpenAI側で発行できない)
→ 法人利用はブラウザ版での契約を推奨

インボイス(適格請求書)制度対応 — 経理担当者が必ず確認すべき点

2023年10月から始まった日本のインボイス制度。ChatGPTを法人で使うにあたり「仕入税額控除ができるか」「適格請求書が発行されるか」は経理担当者にとって重要なポイントです。

OpenAIの適格請求書発行事業者登録(2025年〜2026年)

OpenAIは日本の適格請求書発行事業者として2段階で登録しています:

登録事業者名適格請求書発行事業者登録番号適用開始
OpenAI, LLCT47001501279892025年1月1日〜
OpenAI OpCo, LLCT37001501332532026年1月1日〜

2026年1月以降に発行される領収書にはT3700150133253が記載されます。国税庁の適格請求書発行事業者公表サイト(invoice-kohyo.nta.go.jp)でも確認できます。

2025年1月以降に変わったこと:ブラウザ版ChatGPTの請求書には消費税10%が加算されるようになりました(2024年以前は消費税なし)。適格請求書の要件(登録番号・税率・税額)が請求書に記載されるため、仕入税額控除の適用が可能になりました。

消費税の処理方法 — プランと事業者区分によって異なる

ChatGPTの利用料にかかる消費税の処理は、利用プランと自社の課税区分によって異なります。

プラン課税区分(自社)消費税の処理
Business(ブラウザ版)課税事業者2025年1月以降:インボイスで仕入税額控除可能
Business(ブラウザ版)免税事業者消費税は経費として一体計上
Enterprise課税事業者(大規模)リバースチャージ方式が適用される場合あり(要税理士確認)

リバースチャージ方式について(Enterprise契約)

Enterprise等の個別契約では、リバースチャージ方式が適用される場合があります。この場合、OpenAIは消費税を請求書に含めず、代わりにサービスを受けた側(発注企業)が自社で消費税を計算して申告・納付します。

リバースチャージが適用されるのは主に「課税売上高5億円超または課税売上割合95%未満の課税事業者」です。多くの中小企業は対象外ですが、大企業での全社展開時には経理部門と顧問税理士に確認することを強く推奨します。

勘定科目と仕訳の例

【ChatGPT Business(月払い・課税事業者の場合)】
借方:通信費(または支払手数料)  3,500円
    仮払消費税等                    350円
貸方:未払金(または法人カード)  3,850円

※ 具体的な仕訳・勘定科目は顧問税理士にご確認ください。
 企業の会計方針・利用目的によって異なります。

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【注意点まとめ】法人でChatGPTを導入する前に確認すること

セキュリティ・データ管理

ChatGPT Businessでは、ワークスペース内のデータはOpenAIのモデル学習に使われないと公式に明記されています(Free/GoはAI学習に利用される場合があります)。社内の機密情報をChatGPTに入力する場合は必ずBusinessプラン以上を選んでください。

さらに高いセキュリティ要件(自社のデータが国内に保管されるか等)が必要な場合はEnterpriseで個別に確認してください。

アカウント管理

  • 退職者が出た場合、ワークスペース管理者がシートを削除することで請求を止められます(次の請求サイクルから反映)
  • 管理者は利用状況をダッシュボードで確認できます
  • シングルサインオン(SSO)はEnterprise対応です(Business は標準対応なし)

為替変動リスク

ChatGPTの価格はドル建てです。ドル円レートによって日本円での実質コストが変動します。年払いで契約した場合、契約時のレートが適用されることが多いですが、実際の請求レートは契約書や決済プラットフォーム(Stripe等)の条件を確認してください。

【5名・年払い、為替別コストシミュレーション(目安)】
$20 × 5名 × 12か月 = $1,200/年

1ドル=140円:約168,000円/年
1ドル=150円:約180,000円/年
1ドル=160円:約192,000円/年

※ 実際の請求は決済時のレートに依存します。
 年間予算として幅を持たせて計画することを推奨します。

なお、ChatGPTを法人で使うにあたり「どのプランが自社に合っているか」の比較詳細は ChatGPT有料プラン比較【2026年最新】 も参考にしてください。AI導入の稟議書を作成する際は AI導入の稟議書の書き方 が参考になります。

よくある質問(FAQ)

Q. ChatGPT Businessは月払いから年払いに途中変更できますか?

A. 管理画面の「Billing」から変更できますが、タイミングによっては現在の月払い期間が終了してから年払いに切り替わります。変更を希望する場合は更新日の前に設定変更を完了させてください。詳細はOpenAI公式のヘルプページを確認してください。

Q. 日本円で請求してもらうことはできますか?

A. 2026年6月時点でChatGPTの請求はドル建てが基本です。日本円で支払えるかどうかは法人カードの設定または金融機関の自動換算によります。日本円請求には対応していない可能性が高く、最新状況はOpenAIの公式発表や問い合わせでご確認ください。

Q. 複数の部門で使う場合、費用の按分はどうすればいいですか?

A. Businessプランでは部門別のシート分割請求はできません。シート数を合算して一括請求されます。部門別の利用状況は管理ダッシュボードで確認できるため、利用量に基づく社内按分で対応するのが一般的です。Enterpriseであれば個別の契約条件として部門別請求の設定が可能かどうかを営業に確認できます。

Q. 個人で使っていたPlus契約はそのまま法人利用できますか?

A. Plusは個人向けプランのため、法人プラン(Business)に切り替えを推奨します。Plusのまま業務利用しても技術的には使えますが、データが学習に使われる可能性があること、管理機能がないこと、複数人でのシート管理ができないことから、法人ではBusinessを選ぶべきです。

Q. インボイスの登録番号が2つある(T4700150127989とT3700150133253)のはなぜですか?

A. OpenAIは2025年1月にOpenAI, LLCとしてT4700150127989で登録し、2026年1月からはOpenAI OpCo, LLCとしてT3700150133253に変更しました。2026年1月以降の領収書にはT3700150133253が記載されています。いずれも国税庁の公表サイト(invoice-kohyo.nta.go.jp)で確認できます。

Q. ChatGPT Enterprise の問い合わせから契約まで、どのくらいかかりますか?

A. 企業規模や要件にもよりますが、問い合わせ後のデモ・見積もり・社内稟議・契約締結まで、早くて数週間、大企業では数か月かかるケースもあります。年度始めに合わせて導入したい場合は逆算して半年前からプロセスを開始することを推奨します。

Q. Businessプランの支払いに法人デビットカードや仮想カードは使えますか?

A. Visa/Mastercard/JCB/AmexブランドのデビットカードやバーチャルカードもStripe経由での決済に対応している場合が多いですが、カード発行会社の条件によって異なります。利用前にカード会社にご確認ください。

Uravationに「法人AI導入」を相談する

ChatGPTの法人契約は入口に過ぎません。「契約できたはいいが、社員が使いこなせていない」「セキュリティポリシーをどう整備すればいいかわからない」「AIツールを使った業務改善を本格的に進めたい」——そういう次のステージで詰まるケースが実は一番多い。

Uravationでは100社以上への研修・導入支援実績をベースに、ChatGPT・Claude等の法人AI活用を支援しています。プラン選定の相談から社内浸透・業務改善まで、まずは無料相談でご状況をお聞かせください。

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参考・出典

  • OpenAI 公式料金ページ:chatgpt.com/pricing(2026年6月確認)
  • OpenAI Help Center「ChatGPT Business:一般FAQ」:help.openai.com(2026年6月確認)
  • OpenAI Help Center「OpenAIの請求書における日本の消費税」:help.openai.com(2026年6月確認)
  • 国税庁 適格請求書発行事業者公表サイト:invoice-kohyo.nta.go.jp
  • AI総合研究所「ChatGPTの領収書・請求書を発行する方法」:ai-souken.com(2026年6月確認)

著者プロフィール

佐藤傑(さとう・すぐる)
株式会社Uravation代表取締役。X(@SuguruKun_ai)フォロワー約10万人。
100社以上の企業向けAI研修・導入支援。著書『AIエージェント仕事術』(SBクリエイティブ)。
SoftBank IT連載7回執筆(NewsPicks最大1,125ピックス)。

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佐藤傑
この記事を書いた人 佐藤傑

株式会社Uravation 代表取締役CEO/生成AIエバンジェリスト。法人向けAI研修・コンサルティングを手がけ、日経・SBクリエイティブ・GMO等のメディアで生成AIについて執筆。

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