結論: Microsoft Copilot Proの解約は「account.microsoft.com/services」から、GitHub Copilotの解約は「GitHub Settings → Billing & licensing」からそれぞれ数分で完了します。返金は条件次第で、日本では原則として返金保証がない点に注意が必要です。
この記事の要点:
- 要点1: Copilotには「Microsoft Copilot Pro(個人・月額3,200円)」「GitHub Copilot(開発者向け)」「Microsoft 365 Copilot(法人)」の3種類があり、解約窓口が全く異なる
- 要点2: Microsoft Copilot Proは「サービス & サブスクリプション」ページ、GitHub Copilotは「Billing & licensing」画面から解約できる
- 要点3: 日本での返金は原則適用外。解約後も請求サイクル終了まで利用可能
対象読者: Copilotを解約・乗り換えを検討している個人ユーザー・開発者
読了後にできること: 今日中に自分が使っているCopilotの種類を確認し、対応する解約ページにアクセスできる
「解約しようとしたら、どのページから操作すればいいか全然わからなかった…」
先日、研修先でこんな話を聞きました。あるIT担当者が「Copilot Pro」と「GitHub Copilot」の2つを契約しており、コスト見直しで片方だけ解約しようとしたところ、窓口が全然違うことに気づかず30分以上迷ったそうです。結果、うっかり翌月分まで課金されてしまったと。
正直、これは仕方がない面もあって、「Copilot」という名前がついた製品がMicrosoftには複数存在し、それぞれ提供元・料金体系・解約窓口が別々になっているんです。知らずに操作すると、「解約したつもりが実は別の画面だった」という事態に陥りやすい。
この記事では、2026年6月時点の最新情報をもとに、各Copilot製品の解約手順・返金条件・解約後の注意点を、実際の操作画面の流れに沿って解説します。まず「自分はどのCopilotを使っているか」を確認するところから始めましょう。
まず整理:「Copilot」は3製品ある
解約の前に、自分がどのCopilotを契約しているかを確認することが最優先です。名前が似ているため混乱しやすいですが、製品・提供元・解約窓口はそれぞれ別です。
| 製品名 | 対象 | 料金(2026年6月時点) | 解約窓口 |
|---|---|---|---|
| Microsoft Copilot Pro | 個人・コンシューマー | 月額3,200円(税込) | account.microsoft.com/services |
| GitHub Copilot(Pro/Pro+) | 個人開発者 | 月額10〜39米ドル | github.com → Settings → Billing |
| Microsoft 365 Copilot | 法人・エンタープライズ | 1ユーザーあたり月額4,497円〜(税込) | Microsoft管理センター(IT管理者) |
本記事では、検索意図の主力である①Microsoft Copilot Proと②GitHub Copilotの2製品について詳しく解説します。法人向けの③Microsoft 365 Copilotは、IT管理者による契約管理が前提のため、社内のIT担当者または契約代理店にお問い合わせください。
【ケース1】Microsoft Copilot Proの解約手順
Microsoft Copilot Proとは
Microsoft Copilot Proは、個人ユーザー向けのAIアシスタントの有料プランです。Word・Excel・PowerPoint・OutlookなどのデスクトップアプリでCopilot機能が使えるようになります。2025年10月以降、Microsoft 365 Premiumという上位プラン(月額3,200円でCopilot ProとMicrosoft 365 Familyの機能を統合)も登場し、既存ユーザーはどちらかを選択できる状況です。
いずれのプランも、解約窓口はMicrosoftアカウントの「サービス & サブスクリプション」ページです。
解約の手順(ステップ別)
以下の手順は2026年6月時点のものです。UIは変更される場合があるため、最新の操作はMicrosoft公式サポートページを必ず確認してください。
- Microsoftアカウントにサインイン
account.microsoft.com/servicesにアクセスし、Copilot Proを購入した際のMicrosoftアカウントでサインインします。 - サブスクリプションを探す
「サービス & サブスクリプション」ページで「Copilot Pro」または「Microsoft 365 Premium」の項目を見つけます。 - 「管理」を選択
対象サブスクリプションの横にある「管理」リンクをクリックします。 - 「キャンセル」を選択
「キャンセル」ボタン(またはサブスクリプションの種類によっては「アップグレードまたはキャンセル」)を選び、画面の指示に従って手続きを完了します。 - 解約完了の確認
確認メールが登録メールアドレスに届きます。受信できない場合は迷惑メールフォルダを確認してください。
【重要】Google Play / Apple App Storeで購入した場合は別窓口
Microsoft Copilotアプリをスマートフォンで利用しており、Apple App StoreやGoogle Play経由でサブスクリプションを購入した場合は、上記の手順では解約できません。それぞれのプラットフォームから解約する必要があります。
- Apple App Store: iPhoneの「設定」→ 自分の名前 → 「サブスクリプション」→ Copilotを選択 → 「サブスクリプションをキャンセルする」
- Google Play: Playストアアプリ → プロフィールアイコン → 「お支払いとサブスクリプション」→ 「サブスクリプション」→ Copilotを選択 → 「定期購入を解約」
解約後はどうなるか
解約後も、現在の請求サイクルが終了する日まではCopilot Proの機能を引き続き利用できます。サイクル終了後は無料版のCopilotに自動的にダウングレードされ、AI機能が制限されます。
【ケース2】GitHub Copilotの解約手順
GitHub Copilotとは
GitHub Copilotは、プログラマー・開発者向けのAIコーディング支援ツールです。Visual Studio Codeなどのエディタに統合され、コード補完・コードチャット・コードレビュー支援などの機能を提供します。個人向けプランはGitHubアカウントの課金設定画面から管理します。
2026年6月1日以降、GitHub Copilotの課金体系はリクエスト数ベースから「GitHub AI Credits」という使用量ベースに移行しています。ただし、解約手順自体は従来と変わりません。
個人アカウントの解約手順
以下の手順は2026年6月時点のものです。最新の操作はGitHub公式ドキュメントを確認してください。
- GitHubにサインイン
github.comにアクセスし、右上のプロフィール写真をクリックして「Settings」を選択します。 - Billing & licensingへ移動
サイドバーの「Access」セクションにある「Billing & licensing」をクリックします。画面の状態によっては「Licensing」または「Plans and usage」と表示される場合があります。 - GitHub Copilotのサブスクリプションを管理
「GitHub Copilot」セクションを見つけ、「Manage subscription」ドロップダウンを開きます。 - 「Cancel subscription」を選択
「Cancel subscription」をクリックし、確認画面で解約を確定します。 - Copilot Freeに自動移行
解約後、現在の請求サイクルが終了するまで現在のプランの機能を利用できます。その後、自動的にCopilot Free(制限付き無料プラン)に移行します。
組織・エンタープライズアカウント経由で利用している場合
会社のGitHub OrganizationやEnterpriseを通じてCopilotを利用している場合、個人設定からは解約できません。Organization管理者または企業のIT担当者に依頼する必要があります。また、学生向け無料プログラムや人気オープンソースプロジェクトの保守者向け無料プログラムを通じて利用している場合も、同画面からキャンセルはできません。
返金は受けられるのか?条件と実態
Microsoft Copilot Proの返金条件
Microsoftの返金ポリシーは購入国によって大きく異なります。公式ページによると、以下の国ではサブスクリプション期間に応じた日割り返金を受ける権利があります。
- 全期間対象(いつでも日割り返金): カナダ、イスラエル、韓国、トルコ
- 1か月超の更新分対象: デンマーク、フィンランド、ドイツ、オランダ、ポーランド、ポルトガル
日本は上記リストに含まれていません。したがって、日本での購入は原則として返金保証の対象外です。ただし、個別事情(サービスが全く利用できなかった場合など)については、Microsoftサポートに直接問い合わせることで対応してもらえる場合があります。返金を受けるには、払い戻し期間内にキャンセルする必要があります。期間外のキャンセルは、次回請求を止める「自動更新オフ」の扱いとなります。
GitHub Copilotの返金条件
GitHub Copilotの個人プランを解約した場合、月払いでは日割り返金は発生しません。解約は現在の請求サイクルの終了時に適用され、それまでの残期間はサービスを引き続き利用できます。年払いの場合は未使用期間分の日割り返金が適用されるケースがありますが、詳細はGitHub公式ドキュメントを確認してください。
【失敗パターン】返金に関する注意点
顧問先・研修先でよく聞く失敗パターンを整理しました。
| 失敗パターン | 正しい対応 |
|---|---|
| ❌ 「解約したはずなのに翌月も請求が来た」→ 自動更新をオフにしただけで解約手続きが未完了だった | ✅ 解約完了メールを必ず確認する。受信できない場合はサポートに連絡 |
| ❌ 「GitHub Copilotを解約したが、会社のOrganizationから別途請求が来た」→ 組織アカウント分が残っていた | ✅ 個人と組織の両方にCopilotが有効になっていないかを確認する |
| ❌ 「App Store経由で購入したのにMicrosoftサポートに問い合わせた」→ 窓口が違うため解決できなかった | ✅ 購入したプラットフォーム(App Store / Google Play / Microsoft直接)に対応する窓口に問い合わせる |
| ❌ 「日本在住でも返金されると思い込んで解約後すぐに問い合わせた」→ 日本は返金対象外 | ✅ 次回更新日前に解約し、使用期間分は使い切るのが現実的 |
解約後の注意点と代替サービス
Microsoft Copilot Pro解約後に残るもの
Copilot Proを解約した後も、無料版のMicrosoft Copilotは引き続き利用できます。無料版では1日あたりのチャット回数に制限があり、Officeアプリへの統合機能(Word・Excel・Outlook内でのCopilot)は使えなくなります。
GitHub Copilot解約後に残るもの
解約後は自動的にCopilot Freeに移行します。Copilot Freeでは1か月あたりのリクエスト数に制限がありますが、基本的なコード補完とチャット機能は利用できます。軽いコーディング支援であれば無料版で十分な場合もあります。
コスト削減を目的とした解約を検討している場合
私が顧問先でよく相談されるパターンに「使っているけど費用対効果がわからなくて解約を検討している」があります。そういった場合、いきなり解約するよりも次のステップを踏むことをおすすめしています。
- 実際に何時間・何回使ったかを確認する(Microsoftアカウントの利用状況、GitHubのInsights)
- 無料プランに一度切り替えて、不便を感じるかどうか試す
- 2〜3週間後に業務への影響を評価して、再加入か継続解約かを判断する
一度解約しても、再加入は同じページからいつでもできます。データが消えるわけではないので、気軽に試してみることができます。
よくある質問(FAQ)
Q. Copilot Proを解約したらOfficeのデータは消えますか?
A. いいえ、消えません。Word・Excel・PowerPointなどで作成したファイルは、OneDriveやローカルに保存されているため、解約後も引き続きアクセスできます。Copilot機能が使えなくなるだけで、ファイル自体には影響しません。
Q. GitHub Copilotの解約はいつ反映されますか?
A. 即時に反映されるわけではありません。月払いの場合、現在の請求サイクルの終了日(次の請求日の前日)に解約が適用されます。例えば毎月15日が更新日であれば、解約操作後も14日までは利用できます。
Q. Microsoft 365(Office 365)と一緒に解約しないといけませんか?
A. いいえ、別々に管理できます。Copilot ProはMicrosoft 365(個人・ファミリー)のオプション機能として追加される形ですが、Copilot Proだけを解約してMicrosoft 365を維持することが可能です。ただし、Microsoft 365 Premiumを契約している場合は、CopilotとMicrosoft 365がセットになっているため、片方だけの解約はできません。
Q. 会社のMicrosoft 365 Copilotを個人で解約できますか?
A. できません。法人向けのMicrosoft 365 Copilotは、会社のIT管理者または契約担当者が管理センターから操作する必要があります。個人の設定画面からは変更できないため、社内の担当部署に相談してください。
Q. GitHub CopilotのFreeプランに切り替えたいだけの場合はどうすればいいですか?
A. 有料プランを解約すると、自動的にCopilot Freeに移行します。明示的に「Freeに切り替える」という操作は不要です。上記の解約手順を実行するだけでOKです。
Q. 解約後に再度加入することはできますか?
A. はい、いつでも同じページから再加入できます。Microsoft Copilot Proは「サービス & サブスクリプション」ページから、GitHub Copilotは「Billing & licensing」画面から再度プランを選択して加入できます。過去の設定やデータは基本的に保持されています。
法人でCopilot活用を検討している方へ
個人の解約ではなく、「社内へのCopilot導入・活用研修を検討している」「Microsoft 365 Copilotをどう使えばROIが出るか知りたい」という担当者の方からも、よくご相談をいただきます。
Uravationでは、Microsoft 365 Copilotを含むAIツール導入支援・社員研修を提供しています。ツールの導入から社員への活用定着まで一貫してサポートしています。GitHub Copilotの法人向けプラン(Business・Enterprise)の料金や選び方についてはGitHub Copilot 料金完全ガイド|4プラン比較・法人の選び方もあわせてご参照ください。ご関心があれば、まず無料相談からお気軽にご連絡ください。
まとめ:今日から始める3つのアクション
- 今日やること: 自分が契約しているCopilotの種類(Microsoft Copilot Pro / GitHub Copilot / Microsoft 365 Copilot)を確認し、対応する解約ページをブックマークする
- 今週中: 解約する場合は、次回更新日の前日までに上記の手順で手続きを完了する。自動更新のみオフにしたい場合は「自動更新をオフ」の設定で止まる
- 今月中: Copilot Freeに切り替えて2〜3週間使ってみて、有料プランが本当に必要かを評価してから最終判断する
Copilotの解約は手順を知っていれば数分で完了します。一番大事なのは「どの画面から操作するか」を最初に確認しておくことです。本記事が、あなたの判断の一助になれば幸いです。
参考・出典
- Copilot Pro サブスクリプションをキャンセルする | Microsoft Support(参照日: 2026年6月20日)
- Microsoft サブスクリプションをキャンセルする | Microsoft Support(参照日: 2026年6月20日)
- GitHub Copilot の支払いについて | GitHub Docs(参照日: 2026年6月20日)
- Viewing and changing your GitHub Copilot plan | GitHub Docs(参照日: 2026年6月20日)
著者: 佐藤傑(さとう・すぐる)
株式会社Uravation代表取締役。X(@SuguruKun_ai)フォロワー約10万人。100社以上の企業向けAI研修・導入支援。著書『AIエージェント仕事術』(SBクリエイティブ)。SoftBank IT連載7回執筆(NewsPicks最大1,125ピックス)。
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