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Sora 2は終了した?今の状況・API移行・代替まとめ【2026年8月】

Sora 2は終了した?今の状況・API移行・代替まとめ【2026年8月】

結論: Sora 2はアプリ・Web版が2026年4月26日にすでに終了済みです。開発者向けのSora API(Videos API・sora-2・sora-2-proモデル)は2026年9月24日に終了が予定されており、本記事執筆時点(2026年8月)ではAPI経由のみ利用可能な状態です。招待コードの新規発行・利用はアプリ終了とともに終わっています。

この記事の要点:

  • 要点1: 「Sora 2の終了」はアプリ/Web・API・モデルアクセスの3つを分けて理解する必要がある(混同すると誤情報を信じてしまう)
  • 要点2: Sora APIを業務システムに組み込んでいる場合、2026年9月24日までに代替APIへの移行が必須
  • 要点3: 招待コードは「もう使えるかどうか」ではなく、そもそも発行元のアプリ自体が存在しない

対象読者: Sora 2を業務・研修・制作ワークフローに組み込んでいた企業担当者、開発者、動画AI移行先を探している方

読了後にできること: 自社がSora 2のどの部分(アプリ/API)を使っていたかを切り分け、9月24日までにやるべきことをチェックリストで確認できる


「うちのシステム、Sora 2のAPIでつないでたと思うんですけど、まだ大丈夫ですよね?」

企業向けのAI研修や個別相談の場で、この数ヶ月同じ趣旨の質問を複数回受けました。Sora 2は2026年3月24日に終了が発表され、4月26日にアプリとWeb版が実際に停止しています。しかし「終了した」というニュースの見出しだけが独り歩きし、「じゃあAPIも今すぐ止まるのか」「招待コードはどこかで探せば使えるのか」といった細かい部分は曖昧なまま放置されているケースが少なくありません。

正直にお伝えすると、この手の「サービス終了」情報は、終了日・対象範囲・移行期限がバラバラに報じられるため、後から検索した人ほど混乱しやすい構造になっています。特にSora 2は「アプリ」「API」「ChatGPT経由のモデルアクセス」という複数の提供経路があったぶん、余計にややこしいです。

この記事では、100社以上の企業向けAI研修・導入支援を行ってきた実務的な視点から、Sora 2の「今の状況」を3つの終了に整理した上で、API利用者向けの9月24日までの移行チェックリストと、残存する検索意図(招待コード・使い方など)にFAQ形式で正直に答えます。

まず結論 — Sora 2の「終了」は3つに分けて理解する

「Sora 2は終了した」という一文だけでは不正確です。実際には提供経路ごとに終了日が異なります。ここを混同すると、「もうAPIも動かないはず」「まだアプリが使えるかも」といった誤った判断をしてしまいます。

提供経路対象状態
①Sora Web・アプリsora.com、iOS/Androidアプリ2026年4月26日に終了済み。招待コード・カメオ機能含め、アプリ経由の利用は一切できません
②Sora API(開発者向け)Videos API、sora-2sora-2-pro系モデル2026年9月24日に終了予定。本記事執筆時点(2026年8月)では引き続き呼び出し可能
③ChatGPT経由のモデルアクセスChatGPT Plus/Pro内の動画生成機能一部報道では、APIと同じ2026年9月24日を目処に段階的に縮小されるとされています(2026年8月時点の報道ベース、公式ドキュメントでの明記は確認できていません)

つまり、「アプリはもう使えないが、API経由の開発システムはまだ動いている」というのが2026年8月時点の正確な状態です。自社がどちらを使っていたかによって、やるべきことは全く変わります。

AI技術の導入・移行を計画する際は、ツール単体の生死だけでなく、自社の業務プロセスにどう組み込まれているかという視点が欠かせません。この考え方はAI導入戦略の全体設計でも詳しく解説しています。

なぜSora 2は終了したのか — 要点だけ簡潔に

詳しい経緯・数字の内訳・Disney社との契約破棄の全貌は別記事にまとめているため、ここでは要点のみ押さえます。

  • 2024年2月に研究プレビューとして発表され、2024年12月に一般公開。2025年にアクティブユーザーが最大約100万人まで伸びた後、下落に転じました
  • 動画生成は文章・画像生成に比べて計算コストが極めて高く、収益がコストに見合わない状態が続いていたと報じられています
  • 2025年12月、Disney社との10億ドル規模・3年間のキャラクターライセンス契約が発表されましたが、正式契約は締結されず資金移動もないまま、2026年3月24日のSora終了発表と同日に破棄されています
  • OpenAIはIPO(株式公開)準備を進める中で、収益性の低い事業を整理する必要があったともみられています

この経緯をさらに詳しく知りたい方は、Sora代替の動画AI 5選|終了後の移行先比較で終了の時系列と根本原因を掘り下げています。

Sora APIを使っている人向け — 9月24日までの移行チェックリスト

自社の業務システム・自動化ワークフロー・研修用デモ環境などにSora APIを組み込んでいる場合、9月24日を過ぎると呼び出しがすべて失敗します。猶予はまだありますが、以下を今のうちに済ませておくことをおすすめします。

  • □ 社内システム・スクリプト・自動化ツールの中でSora API(sora-2sora-2-pro系モデル、Videos API)を呼び出している箇所をすべて洗い出す
  • □ Runway API、Kling API、Veo APIなど代替の動画生成APIで同等の機能が再現できるかテストする
  • □ 生成品質・料金体系・レート制限・商用利用ライセンスを比較し、切り替え先を1つに決定する
  • □ プロンプトテンプレート・運用マニュアルを新しいAPIの仕様に合わせて書き換える
  • □ 9月24日ギリギリではなく、9月上旬までに切り替えを完了させる社内目標日を設定する
  • □ 既存のOpenAI課金契約・サブスクリプションの解約要否を確認する
  • □ 移行完了をチームや関係部署に共有し、認識のズレをなくす

不足している情報があれば、移行作業を任せる担当者・ベンダーに対して最初に質問してから作業を進めるよう指示してください。

「まだ動いているから大丈夫」と後回しにしがちですが、9月24日は猶予のない一律停止です。研修先でも「気づいたら移行期限を過ぎていた」という相談を過去に別のAPI終了案件で受けたことがあります。カレンダーへの登録を今日中に済ませることを強くおすすめします。

代替として何を検討すべきか — 早見表

用途別の詳しい比較(料金・品質・商用ライセンスの5社比較)は関連記事に譲り、ここでは選定の入り口となる早見表だけ示します。

ツール向いている用途特徴
Seedance 2.0">Seedance 2.0コストを抑えた量産低価格帯で短尺動画を大量生成しやすい
Runway Gen-4.5クリエイティブ制作・API連携編集機能が豊富でプロ向けワークフローに強い
Kling 3.0長尺動画・製品デモ最大120秒程度の長尺出力に対応
Veo 3.1(Google)Google系サービスとの連携Google Cloud/Workspace環境との親和性が高い

Kling AIの詳しい使い方・料金はKling AIとは?動画生成の使い方・料金・Sora比較、Seedance・Sora・Kling・Runwayの4社横並び比較はAI動画4社比較|Seedance・Sora・Kling・Runwayにまとめています。料金・品質・商用利用ライセンスまで含めた5社の詳しい比較表はSora代替の動画AI 5選を参照してください。

【要注意】Sora 2終了後の移行でよくある失敗

失敗1: 「まだAPIが動くから」と移行を先延ばしにする

❌ 9月24日が近づいてから代替APIの検証を始める

⭕ 今のうちに代替APIで同等品質が出せるか検証し、切り替えの目処だけ先に立てる

なぜ重要か: 9月24日は段階的な縮小ではなく一律停止です。当日になって初めて動作確認をすると、業務が完全に止まるリスクがあります。

失敗2: 料金だけを見て商用利用条件を確認しない

❌ 代替ツールの月額料金だけを比較して契約する

⭕ 生成した動画の商用利用範囲・著作権の扱い・クレジット表記の要否を契約前に確認する

なぜ重要か: 動画生成AIはツールによって商用利用の条件が大きく異なります。特に広告・PR用途で使う場合は要確認です。

失敗3: 招待コードや裏技を探すことに時間を使ってしまう

❌ 「Sora 2 招待コード」で検索して、まだ使える方法を探し続ける

⭕ アプリ自体がすでに終了している事実を受け入れ、代替ツールの選定に時間を使う

なぜ重要か: 招待コードはアプリが稼働していることが前提の仕組みです。アプリが終了した今、探しても見つかる可能性はほぼありません。

失敗4: チーム内で移行完了の認識がバラバラなまま期限を迎える

❌ 担当者一人だけが移行作業を把握している

⭕ 移行チェックリストと期限をチームで共有し、進捗を可視化する

なぜ重要か: API連携は複数のシステム・部署に分散して実装されていることが多く、担当者の異動や引き継ぎ漏れで移行し忘れる箇所が発生しがちです。

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よくある質問

Q. Sora 2はもう使えないんですか?

A. アプリ・Web版(sora.com、iOS/Androidアプリ)は2026年4月26日にすでに終了しています。開発者向けAPIは2026年9月24日まで利用可能とされていますが、一般ユーザーが新規にアプリから動画を生成する手段はありません。

Q. Sora 2の招待コードはまだ使えますか?

A. 使えません。招待コードはアプリの新規登録を早めるための仕組みでしたが、アプリ自体が2026年4月26日に終了しているため、招待コードの新規発行・利用ともに終わっています。「招待コード掲示板」等で検索しても、稼働中のアプリが存在しない以上、実用性はありません。

Q. Sora 2とは、そもそもどんなサービスでしたか?

A. OpenAIが提供していたテキストから動画を生成するAIサービスです。2024年2月に研究プレビューとして発表され、2024年12月に一般公開されました。SNS投稿向けの短尺動画を手軽に生成できる点が特徴でした。

Q. なぜSora 2は終了したのですか?

A. 動画生成にかかる計算コストが収益に見合わなかったことが主な理由とされています。あわせてDisney社との大型ライセンス契約が正式締結前に破棄されたことも報じられています。詳しい経緯はSora終了の全貌|Disney10億ドル契約破棄とAI動画市場の行方で解説しています。

Q. これまでSora 2で作った動画はどうなりましたか?

A. OpenAIはアプリ終了前に、生成済み動画をZIP形式(動画ファイル・プロンプト・生成日時のメタデータ付き)でダウンロードできるエクスポート機能を提供していました。案内されていた期限は2026年4月26日以前で、期限を過ぎた分のデータは削除されたとされています。エクスポート済みのファイルは、取得済みのデータとして手元に残ります。

Q. Sora 2の後継サービスは出ますか?

A. 消費者向けの「Sora 3」のような動画生成アプリの発表は、本記事執筆時点(2026年8月)で確認できていません。一部報道では、OpenAIが「Spud」という次期モデルの開発に着手しており、TikTokのような動画アプリではなく、ロボティクスや産業用途に向けた「物理世界の理解」に重点を置く方向性が示されているとされています。あくまで報道ベースの情報であり、公式な正式発表は今後の動向を確認する必要があります。

Q. Sora 2 APIはいつまで使えますか?

A. 2026年9月24日に終了予定です。OpenAIは2026年3月24日付でこの廃止スケジュールを開発者向けに通知しています。業務システムに組み込んでいる場合は、上記の移行チェックリストを参考に早めの切り替えをおすすめします。

Q. Sora 2は無料で使えましたか?

A. 完全無料ではなく、ChatGPT Plus/Proなどのサブスクリプション契約の範囲内で利用できる形でした。生成本数や機能には利用枠の制限がありました。

まとめ:今日から始める3つのアクション

  • 今日やること: 自社がSora 2の「アプリ」「API」のどちらを使っていたか(あるいは両方か)を確認する
  • 今週中: API利用がある場合、代替API(Runway・Kling・Veoなど)の無料トライアルで品質・料金を比較する
  • 9月上旬まで: 移行チェックリストを完了させ、9月24日のAPI停止に備える

次回予告: 次の記事では、動画生成AI各社の2026年最新ランキングと、企業が動画AIを選定する際の実務的な判断基準をお届けします。

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参考・出典


著者: 佐藤傑(さとう・すぐる)
株式会社Uravation代表取締役。X(@SuguruKun_ai)フォロワー約10万人。
100社以上の企業向けAI研修・導入支援。著書『AIエージェント仕事術』(SBクリエイティブ)。
SoftBank IT連載7回執筆(NewsPicks最大1,125ピックス)。

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佐藤傑
この記事を書いた人 佐藤傑

株式会社Uravation 代表取締役CEO/生成AIエバンジェリスト。法人向けAI研修・コンサルティングを手がけ、日経・SBクリエイティブ・GMO等のメディアで生成AIについて執筆。

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