結論: 生成AIパスポートに公式の「過去問」は存在しません(2026年8月時点)。GUGAが一般公開しているのは4肢択一の例題3問のみで、本試験の問題そのものは受験規約で第三者への共有・転載が禁止されています。「過去問」を名乗る教材のほとんどは、受験者コミュニティや対策サイトが独自に作った非公式の想定問題です。
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この記事の要点
- 公式に入手できるのはサンプル問題PDF(例題3問)とシラバスPDFのみ。「過去問集」を謳う有料商品の多くは非公式の想定問題で、公式教材ではない
- 無料の非公式問題集は複数存在(FujiCert 375問・生成AIパスポート過去問ふぅ問題集401問など)。ただしシラバス対応度・的中傾向に差があるため選び方が重要
- AIに自分専用の想定問題を作らせれば、非公式教材の質のばらつきに左右されず、シラバス最新版に沿った演習ができる
対象読者: 「過去問」で対策しようとしている受験者、複数名を受験させる企業の研修・人事担当者
読了後にできること: 公式・非公式の教材を正しく仕分けたうえで、今日から的確な問題演習を始められる
「生成AIパスポートの過去問、どこかに落ちてないですか?」
企業向けAI研修の現場で、この質問を本当によく受けます。先日も、社内でAI活用の旗振り役を任された40代の管理部門の方から「部下にも受けさせたいので、過去問を配って対策させたい」と相談されました。ITパスポートやG検定なら公式・準公式の過去問題集が出回っていますし、応用情報技術者試験には「過去問道場」という定番サイトもあります。同じ感覚で生成AIパスポートも探すと、検索結果には「過去問」を名乗るサイトや商材がずらりと並びます。
ここで見過ごされがちなのが、生成AIパスポートはそもそも公式の過去問を公開していないという前提です。それを知らずに「過去問」というキーワードだけで教材を選ぶと、シラバス改訂に対応していない古い問題集を掴んだり、最悪の場合「本物の過去問」を謳う怪しい有料サイトに課金してしまうリスクがあります。
この記事では、生成AIパスポートに公式過去問が存在しない理由を一次情報で確認したうえで、無料・有料の代替問題集をどう選べばいいか、そしてAIを使って「自分専用の想定問題」を作る具体的なプロンプトまで、コピペしてすぐ使える形でまとめました。
試験の全体像(難易度・合格率・受験料)を先に押さえたい方は、生成AIパスポート完全ガイド2026を、勉強時間や学習ロードマップを知りたい方は生成AIパスポート勉強法をあわせてご覧ください。本記事は「過去問・問題演習」に絞った実践編です。
まず前提を揃える:生成AIパスポート試験の基本情報(2026年8月版)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 主催 | 一般社団法人 生成AI活用普及協会(GUGA) |
| 試験形式 | IBT方式(オンライン)・60分・60問・四肢択一式(一部複数選択) |
| 試験日程 | 年5回(2月・4月・6月・8月・10月) |
| 累計受験者数 | 115,062名・累計合格者90,789名(2026年6月試験時点・公式発表) |
| 直近の合格率 | 79.90%(2026年6月試験・受験21,752名中17,380名合格) |
| 公式過去問 | 非公開。公式に入手できるのはサンプル問題(例題3問)のみ |
この基本情報を押さえたうえで、「過去問」というキーワードで何が見つかり、何が見つからないのかを具体的に見ていきます。
生成AIパスポートに「過去問」は存在するのか——公式回答を先に確認
結論から言うと、生成AIパスポートには「昨年の試験問題一式」のような公式過去問は存在しません。まずは一次情報でその事実を確認しておきましょう。
公式が公開しているのは「サンプル問題」3問だけ
GUGA(一般社団法人生成AI活用普及協会)が公式サイトで公開しているのは、「生成AIパスポート試験 サンプル問題」というPDF(約74KB)のみです。内容は4肢択一形式の例題3問で、実際に確認すると以下のような出題スタイルになっています。
| 例題 | 出題テーマ | 形式 |
|---|---|---|
| 例題1 | 教師あり学習・教師なし学習・強化学習の違い(機械学習の基礎) | 4択・用語の定義当て |
| 例題2 | テキスト生成AIにできること/できないことの切り分け | 4択・不適切な選択肢を選ぶ形式 |
| 例題3 | ディープフェイク技術に関する正誤判定 | 4択・不適切な記述を選ぶ形式 |
3問という少なさですが、「用語の正確な理解を問う」「不適切な選択肢を選ばせる」という出題パターンそのものは公式一次情報として価値があります。この形式を踏まえて問題集を選んだり、後述するAIプロンプトで想定問題を作る際のテンプレートとしても使えます。PDFはGUGA公式サイトから誰でも無料でダウンロードできます。
なぜ過去問が非公開なのか——IBT方式ゆえの理由
生成AIパスポート試験形式の記事でも詳しく解説していますが、生成AIパスポートはIBT(Internet Based Testing)方式で、年5回(2月・4月・6月・8月・10月)実施されます。紙の試験のように「今年の問題用紙」が1種類だけ存在するのではなく、大きな問題プールから受験者ごとにランダムで出題される設計です。不正対策の観点からも、特定の年度・回の「過去問セット」という概念自体が成立しにくい試験形式だと理解しておくと納得しやすいはずです。
つまり、「〇〇年〇月の過去問」を探すこと自体が、試験の設計思想とややズレた行動になります。探すべきは「過去に出た正確な問題」ではなく、「出題傾向に沿った良質な想定問題」です。
「過去問流出」を謳う有料サイトに注意
GUGAの受験規約では、試験終了後にSNSや掲示板へ問題内容を投稿する行為、試験内容を撮影・録画・録音して外部に記録または共有する行為、試験で知り得た情報を複製して第三者へ開示・漏えいする行為が明確に禁止されています。つまり、「本物の過去問を格安で販売」と謳うサイトが仮に本物を扱っていたとしても、それは受験規約違反の情報を根拠にした商材ということになります。
実務的な判断基準はシンプルです。「公式が販売・提供していない過去問データ」を有償で売っているサイトは、内容の正確性・シラバス対応・法的な健全性のいずれも保証がありません。研修担当者として部下や社員に教材を配布する場合は、なおさらこうしたグレーな商材は避けるべきです。次章で紹介する無料・公認の代替教材を使うのが安全です。
無料・有料の代替問題集を徹底比較——結局どれを使うべきか
公式過去問がない以上、対策の主軸になるのは「非公式の想定問題集」と「公認テキストの模擬問題」です。2026年8月時点で確認できる主要な選択肢を整理しました。
| 教材 | 問題数 | 料金 | 特徴 | シラバス対応 |
|---|---|---|---|---|
| GUGA公式サンプル問題(PDF) | 3問 | 無料 | 唯一の公式一次資料。出題形式の把握用 | 公式最新版 |
| FujiCert(無料問題集) | 375問 | 無料 | AI基礎・生成AI・プロンプト・情報リテラシー等5分野。ランダム10問演習・分野別学習・60分60問の模擬試験機能あり | 2026年版対応を明記 |
| 生成AIパスポート過去問ふぅ問題集(simulationroom999.com) | 401問 | 無料 | 一問一答形式でテンポよく演習できる。RAG・AIエージェント等の新範囲も収録 | 2026年シラバス追加トピック意識 |
| GUGA公認テキスト第4版付属の模擬問題 | 非公開 | テキスト代(電子1,782円〜)に含む | 公式テキストに準拠した演習問題。最も出題根拠が明確 | 公式最新版 |
| LEC東京リーガルマインド 模擬試験 | 60問形式 | 有料 | 本番同様の60分60問形式で実力診断。直前期の総仕上げ向き | 要確認(購入時にシラバス版を確認) |
無料問題集は「量をこなして出題パターンに慣れる」段階で、公認テキストの模擬問題は「正確な根拠つきで理解を固める」段階で、有料模試は「本番形式での時間配分を確認する」段階で、それぞれ役割が異なります。1つに絞るのではなく、フェーズごとに使い分けるのが効率的です。
目的別の選び方フロー
- 時間がない・とにかく数をこなしたい: FujiCertか過去問ふぅ問題集でランダム10〜20問を毎日解く。スキマ時間の一問一答に向いている
- 苦手分野をつぶしたい: FujiCertの分野別学習機能で、法律・倫理(第4章相当)など弱い分野だけを集中演習する
- 直前に本番の感覚を掴みたい: 60分60問の模擬試験形式(FujiCertの模試機能・LECの有料模試)を1〜2回、時間を計って解く
- 正確な根拠で理解を固めたい: 公認テキスト付属の模擬問題を使い、間違えた箇所はテキストの該当章に戻って読み直す
選ぶときに必ず確認すべき1点——2026年シラバス対応か
2026年2月試験からシラバスが改訂され、RAG・AIエージェント・AI新法(2025年6月交付)が新規追加されています。非公式の無料問題集ほど、この改訂への追随が遅れやすいのが実情です。使う前に「2026年版対応」「新シラバス対応」の記載があるかを必ず確認してください。古いシラバスの問題だけで対策すると、本番で新範囲がまるごと空白になるリスクがあります。
非公式問題集を使う前の3点チェックリスト
- 更新日の記載があるか: サイトのトップやブログ記事に「2026年版」「シラバス改訂対応」の更新日が明記されているか確認する。記載がないサイトは古い可能性を疑う
- 解説が付いているか: 正解だけでなく「なぜその選択肢が正解か」の解説があるか。解説なしの問題集は丸暗記を助長しやすい
- 分野の網羅性: AI基礎・生成AIの基礎・最新動向(RAG/AIエージェント)・情報リテラシー/法規/倫理・プロンプト制作の5分野をカバーしているか。特定分野に偏った問題集だけで対策しない
【要注意】過去問対策でやりがちな失敗5パターン
100社以上の企業向けAI研修を通じて見てきた「過去問探し」でつまずくパターンを5つにまとめました。
失敗1: 「過去問」という看板だけを信じて有料サイトに課金する
❌ よくある間違い: 「過去問 生成AIパスポート」で検索して上位に出た有料商材をそのまま購入する
⭕ 正しいアプローチ: まず本記事のような一次情報で「公式過去問は存在しない」ことを理解し、無料の非公式問題集や公認テキストから試す
合格率が約8割の試験に対して、出所の怪しい教材にお金を払うリスクを取る合理性はほとんどありません。まずは無料教材で十分に対策できます。
失敗2: 非公式問題集の選択肢を丸暗記して概念を理解しない
❌ よくある間違い: 「この問題は②が正解」という形だけを覚える
⭕ 正しいアプローチ: なぜその選択肢が正解なのか、根拠を公式テキストや解説で確認してから次の問題に進む
非公式問題集は公式が作った問題ではないため、本番では表現・切り口を変えた類題が出ます。選択肢の位置や言い回しを丸暗記しても、本番では通用しません。研修先でも「問題集は9割解けるようになったのに本番で思ったより失点した」という相談を何度も受けていますが、聞いてみるとほぼ全員がこのパターンでした。
失敗3: 旧シラバス対応のまま更新されていない無料サイトを使い続ける
❌ よくある間違い: 一度ブックマークした問題集サイトを、シラバス対応状況を確認せず使い続ける
⭕ 正しいアプローチ: 演習を始める前に「2026年シラバス対応」の記載を毎回確認する。特にRAG・AIエージェント・AI新法まわりの問題があるかをチェックする
失敗4: 問題演習だけで公式テキストを読まない
❌ よくある間違い: 「過去問(想定問題)を解けば受かる」と思い込み、公式テキストを一切読まない
⭕ 正しいアプローチ: 公式テキストで概念を理解したうえで、問題演習はあくまで「理解度チェック」として使う
非公式の問題集は出題範囲を完全に網羅している保証がありません。テキストを読まずに演習だけに頼ると、問題集に含まれていない論点で失点します。
失敗5: 非公式教材の的中率を過信して本番でパニックになる
❌ よくある間違い: 「この問題集をやり込んだから同じ問題が出るはず」と期待する
⭕ 正しいアプローチ: 非公式問題集はあくまで「出題傾向をつかむ練習材料」と割り切り、本番は初見の問題文をその場で正確に読み解く前提で臨む
非公式問題集と本番の問題は作成者が異なるため、文章の長さや言い回しの癖が違います。「見たことがある問題が出ない」ことに動揺しないよう、事前に心構えをしておくことが大切です。
AIで「自分専用の想定問題」を作る方法——プロンプト5選
非公式問題集の質にばらつきがあるなら、ChatGPTやClaudeを使って自分専用の想定問題を作ってしまうのが確実です。GUGA公式シラバスPDFとサンプル問題の出題形式を組み合わせれば、精度の高い演習セットが作れます。以下、コピペしてすぐ使えるプロンプトを5つ紹介します。
プロンプト1: シラバスから分野別の想定問題を生成する
GUGA公式シラバスPDFの内容をコピー&ペーストするか、章ごとの学習メモを貼り付けて使うプロンプトです。
あなたは生成AIパスポート試験の問題作成者です。
以下のシラバス内容(または学習メモ)をもとに、本試験と同じ4肢択一形式の想定問題を作成してください。
【シラバス内容・学習メモ】
[ここにテキストを貼り付け]
【条件】
- 問題数: 5問
- 形式: 4肢択一(一部複数選択可)。不正解の選択肢も紛らわしく作る
- 各問題に正解と、なぜ他の選択肢が誤りかの解説を付ける
- 用語の丸暗記ではなく、概念の理解を問う問題を優先する
不確かな情報を含めず、シラバスの記載範囲内で作成してください。プロンプト2: 公式サンプル問題のパターンを分析して類題を作る
GUGA公式のサンプル問題3問を素材に、同じ出題パターンで別テーマの問題を作らせるプロンプトです。
以下は生成AIパスポート試験の公式サンプル問題です。
【サンプル問題】
1. 機械学習における「入力データに正解ラベルを与えず、データ自体のパターンをモデルが発見する手法」を選ぶ問題(教師なし学習が正解)
2. テキスト生成AIにできないことを選ぶ問題
3. ディープフェイク技術に関する不適切な記述を選ぶ問題
このサンプル問題と同じ「出題の型」(用語の定義当て/不適切な選択肢を選ぶ形式)を使い、
以下のテーマで類題を3問作ってください。
テーマ: [例: プロンプトエンジニアリング、著作権法、個人情報保護法 など]
各問題に正解と根拠の解説を付けてください。プロンプト3: 間違えた問題の類題・難易度アップ版を作る
無料問題集で間違えた問題をもとに、理解を深めるための追加問題を作るプロンプトです。
私は生成AIパスポート試験の対策中で、以下の問題を間違えました。
【間違えた問題】
Q: [問題文]
私が選んだ答え: [選択肢]
正解: [正解の選択肢]
以下を教えてください。
1. なぜ私の答えが間違いなのか(根拠を含めて)
2. 正解の根拠(該当する概念・法律・技術用語の説明)
3. 同じ知識を問う類題を3問(やや難易度を上げて、答え・解説つきで)
4. この論点に関連して、他に試験で問われそうなポイント
情報が不足している場合は、作業前に質問してください。プロンプト4: 一問一答を本番形式(4択)に変換する
無料の一問一答形式の問題集は数をこなすには便利ですが、本番は4択形式です。一問一答を本番形式に変換して練習しておくプロンプトです。
以下の一問一答形式の問題を、生成AIパスポート本試験と同じ4肢択一形式に変換してください。
【一問一答】
Q: [問題文]
A: [答え]
【変換の条件】
- 正解の選択肢1つと、紛らわしい誤りの選択肢を3つ作る
- 誤りの選択肢は「一見正しそうだが微妙に違う」レベルの精度にする
- 各選択肢が誤りである理由を簡潔に添える
これを5セット作成してください。プロンプト5: 直前1週間用の「弱点だけ想定問題セット」を作る
試験直前は、全範囲を復習する時間はありません。自分の弱点だけに絞った想定問題セットを作るプロンプトです。
生成AIパスポート試験の直前1週間の対策です。
私が苦手だと感じている分野: [例: 著作権法、AI事業者ガイドライン、RAGの仕組み など]
以下を作成してください。
1. 上記分野で絶対に押さえるべき用語10個(用語+一行定義)
2. よく混同しやすい用語・概念のペアと違い(あれば)
3. 本試験形式(4肢択一)の想定問題10問(答え・解説つき)
4. 試験直前5分で見返せるミニチートシート(箇条書き最大10行)
数字や固有名詞には根拠を添え、不確かな情報は「推定」と明記してください。AIが作った想定問題の答え合わせで気をつけること
AIが生成した想定問題は便利ですが、生成AI自体が誤答を作る可能性はゼロではありません。特に法律名・条文番号・統計数値のような固有情報は、AIの出力を鵜呑みにせず、公式テキストやGUGA公式サイトの記載と突き合わせて確認してください。「AIに解答も解説も作らせて終わり」ではなく、「AIで演習量を増やし、根拠は一次情報で確認する」のが正しい役割分担です。この考え方は勉強法の記事で紹介している失敗パターンとも共通しています。
企業・団体で複数名が受験する場合の過去問対策——研修担当者向け
社内でAI活用を推進するために、複数名まとめて生成AIパスポートを受験させる企業も増えています。この場合、過去問対策は個人の自習以上に「教材の質と配布のしやすさ」が重要になります。実際、これから十数名を受験させる予定の企業の研修担当者からは「各自バラバラのサイトで対策していて、進捗も理解度もまったく把握できない」という相談を受けたこともあります。
まず前提として、有料の「過去問流出」商材は法人利用に絶対に向きません。前章で触れたとおり受験規約違反の情報を根拠にしている可能性があり、コンプライアンス上のリスクを社員に負わせることになります。企業として使うべきは、公式サンプル問題・公認テキストの模擬問題・無料の非公式問題集(シラバス対応を確認したもの)の組み合わせです。
なお、2026年8月1日からGUGAは団体受験の申込・支払方法をリニューアルしました。従来は企業担当者がまとめて申込む必要がありましたが、受験希望者本人が専用URLから個人で申込み、費用も個人払い・後日経費精算にする運用が可能になっています(2026年10月試験の申込から対象)。これにより、研修担当者は「対策教材の準備・配布」に工数を集中させやすくなりました。
複数名で対策する場合は、前章のプロンプト1・5を使って、シラバスの章ごとに標準化した想定問題セットを研修担当者側で一度作成し、全員に共有する運用が効率的です。個人ごとにバラバラの無料サイトを使わせるより、教材の質を揃えられます。生成AIパスポートを社内研修に組み込む全体設計については、AI研修・AIセミナー費用相場ガイド2026もあわせてご覧ください。
よくある質問(FAQ)
Q: 生成AIパスポートに「過去問道場」のようなサービスはありますか?
A: 応用情報技術者試験のような公式の過去問データベースに基づくサービスは存在しません。ただし、FujiCertや生成AIパスポート過去問ふぅ問題集など、受験者コミュニティ・対策サイトが作成した無料の非公式問題集が「過去問道場」的な役割を果たしています。いずれも公式の過去問そのものではなく、独自に作成された想定問題である点に注意してください。
Q: 無料問題集だけで合格できますか?
A: 合格率が約8割の試験なので、無料問題集と公式テキストを組み合わせれば十分に合格圏内です。ただし無料問題集だけに頼ると出題範囲の網羅性に不安が残るため、公式テキストでの概念理解とセットにすることをおすすめします。
Q: 「過去問集」と称した有料商品を買うのは問題ありませんか?
A: GUGAの受験規約では試験内容の複製・第三者への開示が禁止されています。「本物の過去問」を謳う商材がもし本当に本番の問題を含んでいた場合、その情報自体が規約違反に基づくものです。内容が非公式の想定問題であるにもかかわらず「過去問」と誤認させる表示をしている商材も見られるため、購入前に「公式教材か、非公式の想定問題か」を必ず確認してください。
Q: 公式サンプル問題はどこで手に入りますか?
A: GUGA公式サイト(guga.or.jp)から「生成AIパスポート試験 サンプル問題」のPDFを無料でダウンロードできます。4肢択一の例題3問のみですが、唯一の公式一次資料として出題形式の確認に使えます。
Q: 落ちた場合、次回はどう過去問対策を変えるべきですか?
A: まずは間違えた分野を特定し、本記事のプロンプト3(類題・難易度アップ版の生成)で弱点を集中的に潰すのが有効です。あわせて、演習を「選択肢の暗記」で終わらせていなかったか振り返り、公式テキストに戻って根拠から理解し直すことをおすすめします。次回の試験日程・申込方法は試験形式・合格発表の記事で確認できます。
Q: 何割正解すれば合格ですか?
A: GUGAは合格基準点を公式には公開していません。非公式の目安として「正答率80%程度」が広く使われています。合格ラインの詳しい考え方は完全ガイド記事で解説しています。
Q: 複数の無料問題集を掛け持ちしてもいいですか?
A: 問題ありません。むしろ1サイトだけに依存すると出題傾向が偏るため、FujiCertと過去問ふぅ問題集のように系統の異なる問題集を2つ以上併用すると、公式が公開していない過去問の代わりとして網羅性を補えます。ただし演習量が増えすぎて公式テキストを読む時間が減らないよう、バランスを意識してください。
まとめ:今日から始める3つのアクション
生成AIパスポートに公式の過去問はありません。この前提を押さえたうえで、公式サンプル問題・質の良い無料問題集・AIで自作する想定問題を組み合わせれば、非公式教材だけに頼るよりずっと精度の高い対策ができます。
- 今日やること: GUGA公式サイトからサンプル問題PDFをダウンロードして出題形式を確認し、FujiCertか過去問ふぅ問題集のどちらかでランダム10問を解いてみる
- 今週中: 「プロンプト1(シラバスからの想定問題生成)」を使って、公式シラバスの章ごとに想定問題セットを作り、自分の弱点分野を洗い出す
- 今月中: 「プロンプト5(直前弱点セット)」で直前対策セットを作成し、60分60問の模擬試験を通しで1回解いて時間配分の感覚を掴む
なお、生成AIパスポートはあくまで入口の資格です。過去問・想定問題を使い込んで合格した後、その知識を実務のAI活用にどうつなげるかが本当の価値になります。社内でのAI活用推進や研修設計にご興味がある場合は、AI顧問サービス完全ガイド2026もご覧ください。
参考・出典
- 生成AIパスポート 試験概要 — 一般社団法人 生成AI活用普及協会(GUGA)(参照日: 2026-08-09)
- 生成AIパスポート試験 サンプル問題(PDF) — GUGA公式(参照日: 2026-08-09)
- 生成AIパスポート、団体受験の申込・支払方法をリニューアル — GUGA公式(参照日: 2026-08-09)
- 生成AIパスポート、累計受験者数が11万名を突破。2026年6月試験の結果を発表 — GUGA公式(参照日: 2026-08-09)
- 生成AIパスポート 無料問題集(375問) — FujiCert(参照日: 2026-08-09)
- 生成AIパスポート過去問ふぅ問題集 対策道場(401問) — シミュレーションの世界に引きこもる部屋(参照日: 2026-08-09)
著者:佐藤傑(さとう・すぐる)
株式会社Uravation代表取締役。X(@SuguruKun_ai)フォロワー約10万人。100社以上の企業向けAI研修・導入支援。著書『AIエージェント仕事術』(SBクリエイティブ)。SoftBank IT連載7回執筆(NewsPicks最大1,125ピックス)。
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関連記事: 生成AIパスポートは意味ない?価値がある人・ない人 / 生成AI資格おすすめ10選|難易度・費用・選び方完全比較
この記事の内容を社内展開する方へ: AI研修導入40項目チェックリスト(無料・PDF 14ページ) をダウンロードできます。
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