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ChatGPTのAPIクレジット|Pro・Businessの受け取り方【2026年10月】

ChatGPTのAPIクレジット|Pro・Businessの受け取り方【2026年10月】

2026年10月30日時点で、ChatGPT Pro と ChatGPT Business の契約者は、OpenAI API で使える無料の API クレジットを月最大500ドルまで受け取れます。Pro は Pro 100・Pro 200・Pro 500 の契約ごとに月100・200・500ドル、Business は有料の Standard 席1つにつき20ドル・Premium 席1つにつき100ドルをワークスペースで合算し、月500ドルが上限です。受け取りは1回の申し込み(API の組織とのリンク)だけで、その後は特典が提供されていて契約が対象である間、契約の更新ごとに自動で付きますが、使わなかった分は請求期間の終わりに消えて繰り越しません(OpenAI API の Docs「API credits for ChatGPT subscribers」、OpenAI ヘルプ「API credits benefit for eligible ChatGPT subscriptions」)。

結論:ChatGPT の API クレジットは「ChatGPT の利用枠が増える特典」ではなく、「リンクした API の組織1つで、自社のアプリやエージェントを OpenAI API で動かすための無料の枠(月ごと。年払いの Business は1年分を1回で付与)」です。会社で受け取るなら、ワークスペースと API の組織の両方の持ち主(オーナー)を誰にするかを先に決めます。

  • 要点1:対象は有料の Pro(Pro 100・200・500)と、有料の Standard・Premium 席がある Business です。有料の契約から7日以上たっている必要があり、無料体験・無償の契約、Plus・Go・Free、Enterprise・Edu は対象外です
  • 要点2:Business の額は、席ごとの20ドル(Standard)・100ドル(Premium)をワークスペースで合算し、月500ドルで止まります。最初の付与は請求期間の残りで日割りになり、年払いの Business は1年分(上限6,000ドル)を1回で受け取ります
  • 要点3:受け取れるのは、ChatGPT の契約(Business はワークスペース)と API の組織の両方の持ち主で、両方に同じメールアドレスを使う人だけです。Business の管理者の役割だけでは受け取れません
  • 要点4:使えるのは API(Responses・Agents・Decisions・GPT-Live・Images・組み込みツールなど)です。ChatGPT やサインインして使う Codex(OpenAI のコードを書くエージェント)の上限は増えず、API キーで使う Codex も対象外です

対象読者:ChatGPT Business を社内に入れている会社の管理者・情報システム部門、ChatGPT Pro を契約している経営者や部門の責任者

読了後にできること:自社がいくら受け取れるかを席の数から計算し、誰がどの API の組織で受け取るか、社内で決めておくことを書き出せます

今回の特典でいちばん取り違えやすいのは、「ChatGPT の契約に付く枠なのに、ChatGPT の中では使えない」という点です。OpenAI は ChatGPT と API Platform(開発者向けの API の管理画面)の請求を別々に管理していて、今回のクレジットも ChatGPT ではなく API の組織に入ります(OpenAI ヘルプ「Managing billing for ChatGPT and the API platform」)。だから会社で使う場合は、誰が受け取るか、社員がどう使うか、使い切った後に会社のお金がかかるか、入れたデータがどう扱われるか、を先に決めておく必要があるんです。

この記事では、OpenAI の API の Docs・ヘルプ・料金ページ・データの扱いの公式ページで確かめた範囲で、額・条件・受け取り方・使い道・会社で決めることを整理します。開発者向けの細かい使い方より、管理者が判断に使う情報に絞りました。最終更新:2026年10月30日。金額は公式の表記のまま(Docs とヘルプはドル、日本の料金ページは円)で、Uravation が受け取りの画面を操作して確かめたものではありません。

ChatGPTのAPIクレジットとは|ChatGPTとAPIは別の契約

ChatGPT の API クレジットは、有料の ChatGPT Pro と Business の契約者が、契約の特典として受け取れる OpenAI API 用の無料のクレジットです。受け取るには、自分が持ち主になっている API の組織を契約にリンクします。受け取ったクレジットは、その組織で OpenAI API(自社のプログラムから OpenAI のモデルを呼び出して使う仕組み)を使い、アプリやエージェントを作る時に使えます。API の支払い方法を登録していなくても、有効な無料のクレジットがあれば API を使えます(OpenAI API の Docs)。

ChatGPT の契約と API の組織の関係。ChatGPT の契約は定額の席で、利用枠は増えない。API の組織は使った分だけ払う口座で、リンクした組織1つにクレジットが入る

ここで言う「API の組織」は、API Platform(platform.openai.com)の中で、API の請求・残高・API キー(プロジェクトごとに作るキー)・使える量の上限をまとめて持つ単位です。使える量の上限(レート制限)は組織とプロジェクトの単位で決まり、ユーザーの単位ではありません(OpenAI API の Docs「Rate limits」)。ChatGPT のワークスペースとは別の入れ物なので、ChatGPT の席を持っている社員でも、API の組織やプロジェクトに入る権限は別に付ける必要があります(OpenAI ヘルプ)。

たとえると、ChatGPT の契約は社員が画面で使う「定額の席」で、API の組織は自社の仕組みから呼び出す「使った分だけ払う口座」です。今回の特典は、定額の席の契約に、別の口座で使える月ごとの利用券が付く形に近いです。利用券は口座のほうに入り、席の側で使える量は増えません。そして請求期間が終わると、使い残した分は消えます。

項目ChatGPT(Pro・Business)API Platform(API の組織)
何に払うかプランや席の料金。Business は1人あたりの料金で、月払いと年払いがある使った分。モデルや機能ごとのトークン(AI が文章を区切って数える単位)の量、ツールや保存の料金で決まる
請求を見る場所Pro は「設定」→「請求」、Business は「ワークスペース設定」→「請求」API Platform の請求の画面(API の組織の持ち主が見られる)
主な使い手ChatGPT の画面を使う社員API キーで呼び出す自社のアプリ・エージェント
今回の API クレジット入らない。ChatGPT とサインインして使う Codex の利用枠は増えないリンクした組織1つに入る
Business のワークスペースのクレジット席に含まれる利用を超えた分に使う、ChatGPT の中の残高(買った分は12か月有効)API クレジットとは別の残高

表の出典は、請求の場所が OpenAI ヘルプ「Managing billing for ChatGPT and the API platform」、Business の払い方が ChatGPT の料金ページの「よくある質問」、ワークスペースのクレジットが OpenAI ヘルプ「Managing credits and spend controls in ChatGPT Business」です。このヘルプは、期間限定の特典でワークスペースに入るクレジットも API クレジットではないと書いています。同じ「クレジット」でも、入る場所と使い道が違うんです。

10月28日の発表で何が始まったか

OpenAI の API の変更履歴(Changelog)は、2026年10月28日の項で、対象の ChatGPT Pro と Business の契約者が、契約の特典として月最大500ドルの無料の API クレジットを受け取れるようになったと書いています。受け取りは ChatGPT か API Platform から、自分が持ち主の API の組織をリンクして行います(OpenAI API の Changelog)。ITmedia AI+ も10月29日に、OpenAI が10月28日(現地時間)に発表したと報じました(ITmedia AI+)。

公式の文書に書かれた要点を、表にまとめます。

項目内容出典
始まった日2026年10月28日(API の変更履歴の日付)Changelog
対象有料の ChatGPT Pro(Pro 100・Pro 200・Pro 500)と、有料の Standard 席か Premium 席がある ChatGPT Businessヘルプ
額月最大500ドル。Pro は契約の段ごと、Business は有料の席の種類と数で決まるDocs
入る所リンクした API の組織1つヘルプ
受け取り方1回の有効化(リンク)で、その後は特典が提供されていて契約が対象である間、契約の更新ごとに自動で付くDocs
期限請求期間の終わりに消える。繰り越さないDocs
API の支払い方法登録しなくても、有効な無料のクレジットで API を使えるDocs
使えないものAPI キーを使った Codex。ChatGPT とサインインして使う Codex の上限も増えないDocs
ほかの決まりAPI の利用規約とポリシー、API のレート制限に従うDocs
続く期間終わりの時期は書かれていない。「特典が提供されている間」は更新ごとに付き、変更・終了される場合があるDocs・ヘルプ・料金ページ

続く期間について、Docs は「while these benefits are available(特典が提供されている間)」に更新ごとに付くとだけ書いています。ヘルプは特典が将来変更または終了する場合があると書き、日本の料金ページの注記は、付与額や今後の更新を含めて変更・終了される場合があるとしています。10月30日に読んだ資料に、いつまで続くかの日付はありませんでした。

いくら付くか|Pro・Businessの月の額と500ドルの上限

額は、Pro は契約の段(Pro 100・Pro 200・Pro 500)ごとに決まり、Business はワークスペースにある有料の席の種類と数で決まります。どちらも月500ドルが上限です(OpenAI API の Docs、OpenAI ヘルプ)。

ChatGPT Business の API クレジットの数え方。Standard 席と Premium 席の額をワークスペースで合算し、ワークスペースの上限で止まる。最初の付与は日割りで、繰り越さない。年払いは1年分を1回で受け取る

契約月の請求期間ごとに付く額(1か月分)補足
Pro 100(100ドルの段)100ドル契約者本人が持ち主の API の組織に入る
Pro 200(200ドルの段)200ドル同上
Pro 500(500ドルの段)500ドル同上
Business の Standard 席有料の席1つにつき20ドルワークスペースで合算する
Business の Premium 席有料の席1つにつき100ドルワークスペースで合算する
Business のワークスペースの上限Standard と Premium の合計で月500ドル年払い(前払い)は1年分で6,000ドルが上限

Pro は利用量に応じて選べる3つの段があるプランで、日本から開いた料金ページでは「月額 ¥16,800 から」と表示されています(ChatGPT の料金ページ)。Pro 500 の中身は ChatGPT Pro 500とは|料金・Ultrafast【2026年10月】 にまとめています。

Business は席の額を合算して500ドルで止まる

Business の席には Standard(スタンダード)と Premium(プレミアム)の2種類があります。公式の Business のページは、日常業務には Standard、より高度な作業には Premium を選ぶよう案内していて、Premium は Standard の5倍の利用枠で、5時間ごとの利用上限がなく、常に動くエージェントの dots も、対象の市場で使えます(ChatGPT Business のページ)。

月払いの Business の額は、「20ドル × 有料の Standard 席の数」と「100ドル × 有料の Premium 席の数」を足した額と、500ドルのうち小さいほうです。ヘルプの例では、Standard 5席と Premium 3席なら100ドルと300ドルで合わせて400ドル。Standard 10席と Premium 4席だと、上限をかける前は600ドルになりますが、ワークスペースの額は500ドルです(OpenAI ヘルプ)。同じ式で数えると、Premium 席だけなら5席、Standard 席だけなら25席で上限に届きます。額はワークスペースで1つにまとまり、入るのはリンクした API の組織1つです。

最初の付与は日割り・年払いは1年分を1回で

最初の付与は、いまの請求期間の残りの日数で日割りされ、その請求期間の終わりに消えます(OpenAI API の Docs)。ヘルプは、請求期間の途中で申し込むと、表示される額は1か月分と一致するとは限らないので、確定する前に ChatGPT の請求の画面に出る額を確かめるよう書いています(OpenAI ヘルプ)。

年払い(前払い)の Business は、1年分のクレジットを1回でまとめて受け取り、年の請求期間の終わりに消えます。上限は年6,000ドルで、最初の付与は残りの期間で日割りになります(Docs、ヘルプ)。

席・段・プランを変えた時

請求期間の途中で有料の席を足したり席の種類を上げたりすると、上限の範囲で、残りの期間の分の日割りのクレジットが追加で付くことがあります(席を足すと新しい請求書が出ます)。席を減らした分は次の請求期間から反映され、いまある席を別の人に付け替えてもクレジットは増えません。Pro も、上の段に上げると残りの期間の分が日割りで追加されることがあり、その後は新しい段の額が付きます。契約を Pro から Business に切り替えると Pro のリンクは終わり、Business の有料の契約が7日続いた後に、ワークスペースの持ち主が新しくリンクを作って Business の分を受け取れます。Business から Enterprise に移ると、その請求期間の終わりに API の組織とのリンクが外れ、Enterprise はこの特典の対象外です(Docs、ヘルプ)。

円ではいくらか|日本の料金ページの表示

Docs とヘルプは額をドルで書いています。一方、10月30日に日本から開いた ChatGPT の料金ページでは、Pro の欄の月の API クレジットが「Pro 100 では ¥16,800、Pro 200 では ¥30,000、Pro 500 では ¥84,000」と円で表示され、Pro の説明にも「月額最大 ¥84,000 分の API クレジット」とありました。注記には、初回は日割りで、未使用分は請求サイクルの終わりに失効すると書かれています(ChatGPT の料金ページ)。

実際に組織に入った額と期限は、API の組織の持ち主が API の請求の画面を開き、リンクした組織の「Credit grants(クレジットの付与)」で確かめられます(ヘルプ)。Business の席の円の料金は、今回の取得では料金ページの表示を確かめられなかったので、日本から開いた料金ページの「ビジネス・エンタープライズ向け」で確かめてください。

受け取り方|条件の確認とChatGPT・API Platformの手順

受け取る前に、条件を満たしているかと、どの API の組織で受け取るかを決めます。1つの契約(Business ならワークスペース)にリンクできる API の組織は1つで、1つの API の組織に付けられるこのリンクも1つだけです。リンク先を変えるにはサポートへの連絡が要り、変更を頼んでもクレジットの移し替えや追加の付与は保証されません(OpenAI ヘルプ)。

API クレジットの受け取り方。ChatGPT から受け取る入口と API Platform から受け取る入口があり、どちらも API の組織を選ぶ、確定して特典を有効にする、クレジットを確かめるの順に進む。受け取れるのは両方の持ち主

受け取れる条件

  • 有料の ChatGPT Pro か Business の契約が有効で、7日以上たっていること。無料体験と無償の契約は対象外です(Docs)
  • ChatGPT の契約(Business ならワークスペース)の持ち主で、かつクレジットを受け取る API の組織の持ち主であること(Docs)。Business では、ワークスペースのメンバーであることや管理者の役割だけでは足りません(ヘルプ)
  • ChatGPT のアカウントと、リンクに使う API のアカウントで同じメールアドレスを使うこと(Docs)
  • API の組織で請求を管理する権限があること。請求用のカスタムの役割だけでは、組織の持ち主の代わりになりません(ヘルプ)
  • 提供の対象になっている利用者のグループと国に入っていること。特典が表示されるかは、これにもよります(ヘルプ)

対象外のプランは、Plus・Go・Free(Docs が対象外のプランの例として挙げています)と、Enterprise・Edu です。Business の従来の Codex 席(legacy Codex seats)も、対象の席として挙げられていません(Docs、ヘルプ)。Business と Enterprise の違いは ChatGPT Business・Enterprise比較【2026年10月】 で整理しています。

API を初めて使う場合は、ChatGPT の契約と同じメールアドレスで、個人用の API の組織(Personal API Organization)にリンクできます。ChatGPT で申し込む前に、API の初期設定を済ませておく必要はありません(Docs、ヘルプ)。

ChatGPT から受け取る手順

Docs とヘルプに書かれた手順です。どちらの入口から始めても、同じ特典を、選んだ API の組織にリンクします(Docs、ヘルプ)。

  1. 対象の契約を持っている ChatGPT のアカウントでサインインする。Business は、持ち主として対象のワークスペースを選ぶ
  2. Pro は「設定」→「請求」(Settings → Billing)を開く。Business は ChatGPT のワークスペースの請求の設定か、管理コンソール(Admin Console)を開く
  3. API クレジットの特典(API credits benefit)を見つけ、申し込みの手続きを始める
  4. クレジットを受け取る API の組織を確かめる。持ち主になっている対象の組織が複数あれば、リンクする組織を選ぶ
  5. 確定して特典を有効にする
  6. API Platform の請求の設定を開き、リンクした組織のクレジットを確かめる

API Platform から受け取る手順

  1. 対象の ChatGPT の契約と同じメールアドレスで API Platform にサインインする
  2. 自分が持ち主で、クレジットを受け取る API の組織を選ぶ
  3. 「Billing(請求)」を開き、API クレジットの特典を見つける
  4. 自分が持ち主の対象の契約か、Business のワークスペースを選ぶ
  5. 内容を確かめ、確定して特典を有効にする

有効にした後は、API Platform の請求の設定でリンクした組織のクレジットを確かめます。リンクの完了とクレジットの付与は別の結果なので、付与が見えない時はリンクした組織の請求のページを見ます(ヘルプ)。Docs は、最初のリクエストの手順(Quickstart)や、ChatGPT の中で API キーを作れる OpenAI Developers Plugin も案内しています(Docs)。

特典が表示されない時

ヘルプは、表示されない時はプランが対象か・有料の契約からの日数・選んでいるワークスペース・メールアドレスを確かめ、Business ならワークスペースの持ち主に請求のページを見てもらうよう書いています。使えるかどうかは、提供の対象の利用者のグループと国にもよります。それでも表示されなければサポートに問い合わせます。リンクに失敗した時に、いまあるリンクを避けようと申し込みを繰り返さないようにとも書かれています(OpenAI ヘルプ)。

何に使えるか・使い切ったらどうなるか

クレジットが使えるのは、リンクした API の組織に請求される API Platform の有料の利用です。リクエストを送る時は、その組織を選び、その組織のプロジェクトの API キーを使います(OpenAI API の Docs)。API の呼び出しと Playground(API Platform で試しに動かせる画面)の利用は、どちらも組織の API の残高を使います(OpenAI ヘルプ)。

無料の API クレジットを使い切った時の動き。買った API クレジットが残っていれば買ったクレジットで API の利用が続き、どのクレジットも残っていなければ HTTP 429 で失敗する

使えるもの・使えないもの

区分中身
使えるResponses API(文章・コード・画像の理解)と Chat Completions(会話の形でやり取りする API)
使えるAgents API(エージェントの実行。OpenAI が用意する作業用の環境の料金も含む)
使えるDecisions API(決まった形で答えを返す判断)
使えるGPT-Live と Realtime API(音声でのやり取り)
使えるImages API(画像の生成と編集)
使える組み込みツール(Web 検索・ファイル検索・Code Interpreter など)と、その利用・保存の料金
使えないAPI キーを使った Codex の利用
増えないChatGPT とサインインして使う Codex の利用上限、個人の利用クレジットの残高、Business のワークスペースのクレジットの残高

表は Docs とヘルプに書かれた範囲です。Agents API の中身は OpenAI Agents API 発表【2026年10月最新】料金と企業対応、モデルごとの API の単価は 主要AIモデルAPI料金 横断比較【2026年10月・毎月更新】、API そのものの始め方と料金の考え方は ChatGPT APIとは?料金・できること・始め方【2026年10月】 で扱っています。

使い切ったらどうなるか

組織では、無料の API クレジットが、買った API クレジットより先に使われます。無料の分を使い切った時の動きは、組織に買ったクレジットが残っているかで変わります(OpenAI API の Docs)。

組織の残高どうなるか
買った API クレジットが残っている買ったクレジットで API の利用が続く
どのクレジットも残っていないAPI のリクエストが HTTP 429(エラーコード credit_balance_exhausted)で失敗する

続けて使うには、組織の請求の設定で有料の API クレジットを足すか、自動チャージ(Auto Recharge)を設定します(Docs)。ヘルプは、自動チャージを入れる前に、チャージを始める残高の基準・チャージ後の目標の残高・月の購入の上限を確かめるよう書いています(ヘルプ)。会社にとっては、ここが「無料の分が尽きた後に会社のお金の分へ切り替わるのか、そこで止まるのか」の分かれ目です。

クレジットがあっても外れない上限

クレジットの残高があっても、リクエストの回数・トークンの量・モデル・組織・プロジェクトの上限は外れません。ヘルプは、クレジットの制限・支出の上限・レート制限はそれぞれ別のものだと書いています(OpenAI ヘルプ)。

API の組織には、使える量の段(usage tier)があります。OpenAI のレート制限のページでは、段ごとの月の利用の上限を次のように書いていて、段はクレジットの購入の合計に応じて自動で上がります(OpenAI API の Docs「Rate limits」)。

段条件月の利用の上限
Free利用できる国・地域にいること100ドル
Buildクレジットの購入の合計が5ドル500ドル
Launchクレジットの購入の合計が100ドル5,000ドル
Growクレジットの購入の合計が500ドル200,000ドル

ヘルプは「上の段の条件を満たすと、段は自動で更新される」と書いていますが、無料の API クレジットが段の判定に入るかは、今回読んだ Docs・ヘルプ・レート制限のページでは確認できませんでした。Free の段の月の利用の上限(100ドル)は、Pro 200・Pro 500 の月の額や、席の数によっては Business の月の額より小さい額です。無料のクレジットで使った分がこの上限に数えられるかも、確認できませんでした。受け取った後に、API Platform の Settings → Organization → Limits(組織の制限)で、自分の組織の段と上限を確かめてください。Docs も、組織とモデルの上限は組織の制限の画面で確かめるよう書いています(Docs)。

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会社で使う前に決めること

Business で受け取るなら、受け取る人・入れ物(API の組織)・使い方の決まりを先に決めます。OpenAI のヘルプと Docs に書かれた条件から、会社で決めておくことを6つの項目にまとめました。右の列は決め方の例で、公式の文書が求めていることではありません。

会社で API クレジットを受け取る前に決める6つのこと。API の組織の持ち主、個人の Pro の枠、API キーと社員の権限、予算と上限、入れてよいデータ、担当の交代・退職

決めること公式に書かれていること決め方の例
1. API の組織の持ち主と、受け取る組織Business で受け取るのは、ワークスペースと受け取る API の組織の両方の持ち主で、同じメールアドレスを使う人。1つのワークスペースにリンクできる組織は1つで、変更はサポートへの連絡が要る(ヘルプ)ワークスペースの持ち主が、会社の開発で使う API の組織の持ち主にもなれるかを確かめ、受け取る組織を決めてからリンクする
2. 個人の Pro で受け取った枠を仕事に使うかPro は契約者が持ち主の API の組織に入る(Docs)。個人の Pro を続けている人が Business のワークスペースに参加しても、個人の契約は置き換わらない(ヘルプ)社員が個人で受け取った枠を業務の開発に使ってよいか、使うならどの情報まで入れてよいかを決める
3. API キーと社員の権限クレジットはリンクした組織のプロジェクトの API キーで使う(Docs)。ChatGPT の席では、API の組織やプロジェクトに入る権限は付かない(ヘルプ)使う人ごとにプロジェクトの権限を付け、キーは用途ごとに分けて、置き場所と止め方を決める
4. 予算と上限無料の分を使い切ると、買ったクレジットがあればそれが使われる(Docs)。組織やプロジェクトには、支出の通知と、超えると止まる上限を設定できる(Rate limits)無料の枠の範囲で止めるか、買い足す予算をいくらまで認めるかを決め、上限と通知を先に入れる
5. 入れてよいデータAPI に送ったデータは、2023年3月1日から、自分で共有を選ばない限りモデルの学習に使われない。不正利用の監視の記録は既定で最大30日残る。Responses API は既定で応答のデータを少なくとも30日、Agents API やアップロードしたファイルなどは処理のために残すデータを削除するまで保存する(Data controls)試す段階で入れる情報の範囲(社外秘・個人情報をどう扱うか)を決める
6. 担当の交代・退職ワークスペースをリンクした持ち主がそのワークスペースを抜けるとリンクが外れ、その請求期間が終わるまで、契約も API の組織も付け直せない(ヘルプ)持ち主の交代は請求期間の切り替えに合わせ、引き継ぐ人と手順を決めておく

表の「公式に書かれていること」は、OpenAI ヘルプ、OpenAI API の Docs、Rate limits、Data controls in the OpenAI platform によります。

請求と経理で押さえること

ChatGPT と API の請求は別々のままです。Business では、ワークスペースの持ち主と管理者が「ワークスペース設定」→「請求」を開けますが、請求の情報と支払い方法を変えたり請求書を見たりできるのは持ち主だけです。API の請求の詳細は、API の組織の持ち主が API の請求の画面で見ます(OpenAI ヘルプ「Managing billing for ChatGPT and the API platform」)。

ヘルプは、使用量のレポートに出る API の費用は、クレジットを当てた後に実際に請求される額とは限らないと書いています。そのため、部門への費用の割り振りは、使用量のレポートだけで決めず、請求の画面とクレジットの付与の記録も見て決めるのが無難です。全額の返金が承認されると、その請求に結びついた未使用の API クレジットは消えます(OpenAI ヘルプ)。また、OpenAI のサービスクレジットの利用条件は、クレジットは現金と交換できず譲ることもできず、残高に正しい額が足し引きされたかを確かめるのは利用者の責任だと定めています(OpenAI「サービスクレジットの利用条件」)。

データの扱いで押さえること

OpenAI の Data controls のページは、2023年3月1日から、API に送ったデータは、自分で共有を選ばない限り OpenAI のモデルの学習や改善に使わないと書いています。一方で、不正利用を見張るための記録(プロンプトや応答を含むことがある)は、法令でより長い保存が求められる場合などを除き、既定で最大30日残ります。この記録から外す設定(Zero Data Retention など)は、OpenAI の事前の承認が要ります(OpenAI API の Docs「Data controls in the OpenAI platform」)。

ChatGPT Business のビジネスデータも、既定ではモデルの学習に使われません(ChatGPT Business のページ、OpenAI におけるエンタープライズプライバシー)。ただし保存の決まりは別々の項目で、Business の保存期間はワークスペースの管理者が設定し、API の入力と出力は、プラットフォームの文書に書かれた一部のエンドポイント(API の呼び出し先)と機能を除き、サービスの提供と不正利用の検知のため最大30日保存される場合があります(エンタープライズプライバシー)。その文書にあたる Data controls のページの表と注記では、Responses API は既定で応答のデータを少なくとも30日保存し、Agents API やアップロードしたファイルなどは、処理のために残すデータ(application state)を削除するまで保存するとしています(Data controls)。社内の決まりも、ChatGPT 用とは別に「API で何を送ってよいか」を決めて、使う社員に伝えておきます。

Claude Max・TeamのAPIクレジットとの違い

Anthropic も、Claude Max と Team の契約者向けに、Claude API で使える毎月のクレジットを用意しています(Claude Platform の Docs「API credits for Max and Team plans」)。仕組みは似ていますが、対象のプラン・年払いの扱い・使い切った時の動きなどが違います。下の表は、両社の公式の文書に2026年10月30日時点で書かれていることだけを並べたもので、どちらが良いかを比べたものではありません。

項目ChatGPT(OpenAI)Claude(Anthropic)
対象のプランPro(Pro 100・Pro 200・Pro 500)と、有料の Standard・Premium 席がある BusinessMax 5x・Max 20x・Team(割引の Team を含む)
対象外Plus・Go・Free、Enterprise・Edu、無料体験と無償の契約Free・Pro・Enterprise
個人向けの契約の額月100・200・500ドル月100ドル(Max 5x)・200ドル(Max 20x)
チーム向けの契約の額Standard 席1つ20ドル・Premium 席1つ100ドルを合算し、月500ドルまでStandard 席1つ20ドル・Premium 席1つ100ドルを合算し、月500ドルまで
年払いの付き方Business は1年分を1回で付与(上限6,000ドル)毎月付与
受け取る人契約(ワークスペース)と API の組織の両方の持ち主で、同じメールアドレスの人Max は契約者、Team は Primary Owner か Owner。Console の組織では Owner・Admin・Billing のどれか
入る所リンクした API の組織1つリンクした Claude Console の組織1つ
使えない使い道API キーを使った Codex。ChatGPT とサインインして使う Codex の上限は増えないClaude Code、Claude のアプリの追加の利用、AWS・Amazon Bedrock・Google Cloud・Microsoft Foundry 上の Claude
使い切った時買ったクレジットがあれば続く。無ければ HTTP 429 で失敗する買ったクレジットがあれば続く。無ければ次の月のクレジットが届くまで止まる(Anthropic の営業を通じて請求書で払う組織は、超えた分が通常どおり請求される)
繰り越しなし(請求期間の終わりに消える)なし(請求期間の終わり、年払いは毎月の終わりに消える)
使える量の段段はクレジットの購入の合計で上がる。無料のクレジットが判定に入るかは確認できなかったリンクした組織は少なくとも Start の段へ。月のクレジットが200ドルを超えると少なくとも Build の段へ。クレジットは段を上げる判定には数えない
支払い方法の登録要らない要らない
受け取り先の変更サポートに連絡する自分では変えられない。サポートに連絡する

ChatGPT の列は OpenAI API の Docs・OpenAI ヘルプ・Rate limits、Claude の列は Claude Platform の Docs によります。Claude 側の受け取り方は Claude Max・TeamのAPIクレジット|月最大500ドルの受け取り方 にまとめています。

【要注意】読み違いやすい4つの点

読み違い1:Business なら全員が500ドルずつもらえる

❌「Business なら、社員1人ずつに月500ドルの API クレジットが付く」
⭕「有料の席ごとの額(Standard 20ドル・Premium 100ドル)をワークスペースで合算し、月500ドル(年払いは年6,000ドル)で止まる。手続きできるのは、ワークスペースと API の組織の両方の持ち主で同じメールアドレスの人で、入るのはリンクした API の組織1つ。社員が使うには、その組織やプロジェクトの権限を別に付ける」(Docs、ヘルプ)

なぜ重要か:社員の数で予算を見積もると、実際の枠と大きくずれます。Standard 席だけのワークスペースなら、席1つあたり20ドルです。まず自社の有料の席の種類と数から、ヘルプの式で額を出しておきます。

読み違い2:余った分は翌月に繰り越せる

❌「使わなかった分は翌月に持ち越せる」
⭕「月ごとの付与は、ChatGPT の契約の請求期間の終わりに消え、繰り越さない。最初の付与は請求期間の残りで日割り。年払いの Business は1年分を1回で受け取り、年の請求期間の終わりに消える」(Docs、ヘルプ)

なぜ重要か:「あとでまとめて使う」前提で計画すると、使う前に消えます。消えるのは契約の請求期間の終わりなので、試す仕事の予定は請求期間に合わせて組みます。

読み違い3:ChatGPT の画面でそのまま使える

❌「ChatGPT や Codex の上限が増える。ChatGPT の中でクレジットを使える」
⭕「入るのは API の組織で、使えるのは API(Responses・Agents・Decisions・GPT-Live・Images・組み込みツールなど)と Playground。ChatGPT とサインインして使う Codex の上限は増えず、API キーで使う Codex も対象外。Business のワークスペースのクレジットとも別の残高」(Docs、ヘルプ)

なぜ重要か:ChatGPT の画面だけを使っている会社では、受け取っても ChatGPT の中で使える量は増えません。使えるのは API Platform の Playground(試しに動かせる画面)と、API で作るアプリやエージェントです。Docs は受け取った後の始め方の1つに、ChatGPT の中で API キーを作り、API を使う開発を進められる OpenAI Developers Plugin を挙げていますが、このプラグインを使った分がクレジットから引かれるかは確認できませんでした。API で何を試すか・作るかを先に決めます。

読み違い4:管理者なら誰でも受け取れる

❌「Business の管理者(admin)なら誰でも受け取れる」
⭕「受け取れるのは、ワークスペースと受け取る API の組織の両方の持ち主(オーナー)で、ChatGPT と API で同じメールアドレスを使う人。管理者の役割やメンバーであることだけでは足りず、API の組織では請求を管理する権限も要る。有料の契約から7日以上たっていることも条件で、特典が表示されるかは提供の対象の利用者のグループと国にもよる」(Docs、ヘルプ)

なぜ重要か:ヘルプも、特典が見えない時は Business の持ち主に請求のページを見てもらい、リンクに失敗した時は両方で持ち主か・請求を管理する権限があるか・メールアドレスが同じかを確かめるよう書いています。実務を回している管理者と契約の持ち主が別の人のこともあるので、持ち主のアカウントを誰が持っているかを手続きの前に確かめます。

Uravation ならこう判断する

公式の条件を踏まえて、会社の立場で判断するなら、Uravation は次のように進めます。どれも公式の文書が求めていることではなく、私たちの判断です。

  • 会社の Business の枠は、会社の開発用の API の組織で、持ち主を決めてから受け取る。リンク先の組織を変えるにはサポートへの連絡が要り、変更を頼んでもクレジットの移し替えや追加の付与は保証されません。持ち主が抜けると、その請求期間はリンクを付け直せません。個人用の組織で受け取ると後から移しにくいので、最初から会社の組織にし、誰のアカウントでどの組織に入ったかを契約の台帳に書いておきます。
  • 最初は無料の枠の範囲だけで、社外秘を含まない小さな試作に使う。たとえば公開済みの自社サイトの文章の要約や、個人情報を消した問い合わせ文の分類を API で動かしてみる、くらいの大きさです。プロジェクトごとにキーを分け、支出の上限と通知を先に入れておきます。
  • 買い足しと自動チャージは、予算の承認が出てから入れる。無料の分を使い切ると、組織に買ったクレジットがあれば自動でそちらが使われます。承認前は組織に買ったクレジットを置かず、使い切ったら止まる状態で試すほうが安全です。
  • クレジットのために席や段を増やさない。枠は月500ドルで止まり、使わなかった分は消えます。席や段は ChatGPT を使う社員の仕事の必要で決めます。
  • 社員の個人の Pro の枠には、業務の情報を入れない決まりを先に作る。個人の Pro の枠は本人が持ち主の組織に入ります。業務の開発に使うなら、会社の組織で受け取る Business の枠に寄せます。

よくある質問

ChatGPT Plus でも API クレジットはもらえますか?

いいえ。対象は有料の Pro(Pro 100・Pro 200・Pro 500)と、有料の Standard 席か Premium 席がある Business です。Plus・Go・Free、Enterprise・Edu、無料体験と無償の契約は対象外です。対象のプランでも、有料の契約から7日以上たっていること、ChatGPT の契約(Business はワークスペース)と API の組織の両方の持ち主で、同じメールアドレスを使うことが条件で、特典が表示されるかは提供の対象の利用者のグループと国にもよります(Docs、ヘルプ)。

円ではいくら分になりますか?

Docs とヘルプはドルで、Pro は月100・200・500ドル、Business は有料の席ごとの額の合計で月500ドルまでと書いています。10月30日に日本から開いた料金ページでは、Pro の月の API クレジットが「Pro 100 では ¥16,800、Pro 200 では ¥30,000、Pro 500 では ¥84,000」と表示されていました(ChatGPT の料金ページ)。実際に組織に入った額と期限は、API の請求の画面の「Credit grants」で確かめてください(ヘルプ)。

API の支払い方法を登録しないと使えませんか?

有効な無料のクレジットがあれば、API の支払い方法を登録しなくても使えます(Docs)。支払い方法の登録やクレジットの購入は、ChatGPT の契約の支払いとは別の手続きです。組織に買ったクレジットがあれば、無料の分を使い切った後にそちらが使われ、どのクレジットも残っていなければリクエストは HTTP 429(credit_balance_exhausted)で失敗します(ヘルプ)。

受け取った枠は社員みんなで使えますか?

はい、社員に API の組織やプロジェクトに入る権限を付ければ、その組織の中で使えます。使えるのはリンクした API の組織だけで、その組織のプロジェクトの API キーでリクエストを送ります。ChatGPT Business の席を持っていても、この権限は付きません。社員が1人ずつ受け取るものでもなく、受け取るのはワークスペースと API の組織の両方の持ち主で、同じメールアドレスを使う人です(Docs、ヘルプ)。

リンクした担当者が退職したらどうなりますか?

Business のワークスペースをリンクした持ち主がそのワークスペースを抜けると、リンクは外れます。その請求期間が終わるまで、契約も API の組織も付け直せません。リンク先の組織を変えたい時はサポートに連絡しますが、クレジットの移し替えや追加の付与は保証されません(ヘルプ)。持ち主の交代は、請求期間の切り替えに合わせて計画しておくのが無難です。

この特典はいつまで続きますか?

2026年10月30日時点の Docs・ヘルプ・料金ページに、終わりの日付は書かれていません。Docs は「特典が提供されている間」は契約の更新ごとに付くと書き、ヘルプは将来変更または終了する場合があると、日本の料金ページは付与額や今後の更新を含めて変更・終了される場合があると書いています。契約が終わるか対象外になると新しい付与は止まりますが、解約だけでは、すでに付いた分は取り消されず期限まで使えます(全額の返金が承認された場合は、その請求に結びついた未使用の分が消えます)。Plus・Go・Free に変えた時と、Business から Enterprise に移った時は、請求期間の終わりに API の組織とのリンクが外れます。契約を Pro から Business に切り替えると Pro のリンクは終わり、Business の有料の契約が7日続いた後に、ワークスペースの持ち主が新しくリンクできます(Docs、ヘルプ)。

まとめ

ChatGPT の API クレジットは、2026年10月28日に始まった ChatGPT Pro と Business の特典で、リンクした API の組織1つに、月最大500ドルの無料のクレジットが付きます。Pro は段ごとに100・200・500ドル、Business は有料の席ごとの額を合算して月500ドル(年払いは年6,000ドル)で止まり、使わなかった分は請求期間の終わりに消えます。受け取れるのは ChatGPT の契約と API の組織の両方の持ち主で、使えるのは API だけです。会社で受け取るなら、持ち主と受け取る組織、社員の権限、予算と上限、入れてよいデータ、担当の交代の手順を先に決めてから手続きしてください。


著者:佐藤傑(さとう・すぐる)
株式会社Uravation代表取締役。X(@SuguruKun_ai)フォロワー約10万人。
100社以上の企業向けAI研修・導入支援。著書『AIエージェント仕事術』『Claude仕事術』(SBクリエイティブ・書籍シリーズ累計66,000部)、『AI推進担当になったら読む本』(大和書房)。
SBクリエイティブ「ビジネス+IT」ほかで生成AI連載を執筆(NewsPicks最大1,125ピックス)。

今日から始める3つのアクション

  1. 今日やること:自社の ChatGPT の契約(Pro か Business か)と、有料の Standard・Premium 席の数を確かめ、ヘルプの式で月の額を出す
  2. 今週中:ワークスペースの持ち主が、会社の API の組織の持ち主にもなれるか(同じメールアドレスか)を確かめ、受け取る組織・使う社員・入れてよいデータを決める
  3. この請求期間のうちに:受け取ったら、API の請求の画面の「Credit grants」で額と期限を記録し、組織の制限の画面で上限を確かめてから、小さな試作に使う

ご質問・ご相談はお問い合わせフォームからお気軽にどうぞ。

参考・出典

この記事の内容を社内展開する方へ: 部門別 ChatGPT 業務プロンプト集 50(無料・PDF 32ページ+Excel) をダウンロードできます。

佐藤傑
この記事を書いた人 佐藤傑

株式会社Uravation 代表取締役CEO/生成AIエバンジェリスト。法人向けAI研修・コンサルティングを手がけ、日経・SBクリエイティブ・GMO等のメディアで生成AIについて執筆。

執筆・監修:佐藤傑/下書き・図版・機械検査:当社のAI社員(人が確認してから公開しています)。記事の作り方と検査の方針

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