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【2026年7月】M365 CopilotのClaude設定|管理者が見る5項目

【2026年7月】M365 CopilotのClaude設定|管理者が見る5項目

結論から言うと、Microsoft 365 CopilotでAnthropicのClaudeが使えるようになった裏側では、Claudeが「Microsoftのサブプロセッサー」として組み込まれており、地域によってデフォルトON/OFFが分かれ、管理者が公開前に確認すべき設定が最低5つある。2026年6月16日にCopilot ChatへのClaude統合とCopilot CoworkのGA(一般提供)が始まり、7月に入ってClaude Sonnet 5のCopilot Cowork/PowerPointへの展開、Agent StoreやMCPエージェント連携などの追加更新が続き、直近では7月22日にGCC(政府機関向けクラウド)向けの新設定も追加された。

  • 要点1: Anthropicは2026年6月16日以降、Microsoftの「サブプロセッサー」としてMicrosoft 365 Copilotなどに組み込まれており、商用クラウドの多くの地域でデフォルトONだが、EU/EFTA/UK地域は明示的にデフォルトOFFとされている(Microsoft公式ドキュメント確認)
  • 要点2: 「データ保持を伴うPreviewモデル(Claude Fable 5・Claude Mythos 5等)」は通常のClaudeモデルとは別枠の扱いで、常にデフォルトOFF。有効化するとAnthropicが最大30日(違反疑い時は最大2年)データを保持する仕組みになっている
  • 要点3: 管理者はMicrosoft 365 admin centerの「AI providers operating as Microsoft subprocessors」設定で、Anthropicの有効/無効、対象ユーザー・グループ、Previewモデルの扱いを個別にコントロールできる

対象読者: Microsoft 365 Copilotを導入済み、または導入検討中の企業の情報システム担当者・AI導入責任者・経営層

読了後にできること: 自社テナントでAnthropicモデルがどう設定されているかをMicrosoft 365 admin centerで確認し、有効化・制限・社内周知のいずれを取るべきか判断できる

「Copilotを使っていたら、いつの間にか回答の生成元がClaudeになっていた」——Uravationが法人向けにAI研修や導入支援を行う中で、この数ヶ月でとても増えた相談のひとつがこれだ。多くの場合、悪意ある変更ではなく、Microsoftが2026年6月16日以降、商用クラウドの多くの地域でAnthropicのClaudeモデルをデフォルトで有効化したことが背景にある。

情報システム部門が知らないまま、現場の従業員だけが「Copilotの答え方が変わった」と気づいているケースも珍しくない。研修の場で「これって情報漏洩リスクはないんですか」と聞かれ、担当者自身も設定の在りかを把握していなかった、という場面に何度か立ち会った。実際に確認すると、Microsoft 365 admin centerの奥まった場所に「AI providers operating as Microsoft subprocessors」という設定画面があり、そこでオン/オフや対象範囲を管理する仕組みになっている。

この記事では、2026年6月16日から7月22日までのMicrosoftの公式発表・公式ドキュメントをもとに、「M365 CopilotでClaudeが使えるようになった」ことの中身と、企業の管理者が公開判断の前に必ず確認すべき5つの設定を整理する。EU/UKと日本を含むそれ以外の地域では扱いが異なる点、そして「Previewモデルのデータ保持」という見落としやすい別枠の設定がある点は、特に注意が必要だ。

AI導入をどう進めるかという全体設計についてはAI導入戦略ガイドでも体系的にまとめているので、あわせて参考にしてほしい。ここでは、Copilot×Claudeという具体的なテーマに絞って、今日から使える実務の手順に落とし込む。

まず結論:地域によって「デフォルトON」と「デフォルトOFF」が分かれている

Microsoft公式ドキュメント「Anthropic models in Microsoft Online Services」によると、Anthropicのモデルは地域ごとに次のように扱いが分かれている。

地域・環境デフォルト設定管理者の対応
商用クラウド(EU/EFTA/UK以外。日本含む)デフォルトON不要な場合はオプトアウトで無効化可能
EU・EFTA・UKデフォルトOFF利用したい場合は管理者がオプトインで有効化
GCC(非連邦顧客・2026年7月22日〜)デフォルトOFF新設定で任意にオプトイン可能(規約への同意が必要)
GCC High・DoD・連邦GCC・その他ソブリンクラウド提供対象外設定画面自体が表示されない

つまり日本国内の一般的な商用テナントは「何もしなければAnthropicのモデルが使える状態になっている」可能性が高い。まずは自社が今どちらの状態かを確認するところから始めるべきだ。

何が起きたのか — 2026年6月16日から7月22日までの変更の流れ

Copilot×Claudeをめぐる変更は一度にまとまって発表されたわけではなく、6月から7月にかけて段階的に積み上がっている。Microsoft公式のリリースノートおよび複数の技術メディアの報道を時系列で整理すると、次のようになる。

時期内容
2026年6月16日Copilot ChatにAnthropicのClaudeモデルが追加。同日、Copilot Cowork(複数ステップのタスクを自律的に処理するAIエージェント機能)が約3ヶ月のFrontierプレビューを経て世界的に一般提供(GA)開始
2026年7月2日ごろClaude Sonnet 5がCopilot CoworkとCopilot in PowerPointに展開されたと報じられる(参照日: 2026-07-30)
2026年7月1日AI生成コンテンツへの電子透かし(ウォーターマーク)機能、Windowsタスクバーでの長時間実行エージェントタスクの表示、Copilot NotebooksからのPowerPoint/Word/Excel生成、マインドマップ機能、機密ラベルの自動継承、Outlook Copilot Chatの対象範囲拡大など公式リリースノートに掲載
2026年7月15日Agent BuilderからAgent Storeへのカスタムエージェント公開機能、Copilot Prompt Gallery(社内プロンプト集の全社配布)、MCP(Model Context Protocol)エージェントへのWord/Excel/PowerPoint/Outlook/Catalystからのアクセスなどが追加
2026年7月22日GCC(政府機関向けクラウド。非連邦顧客のみ)向けにAnthropicモデルの利用を許可する新設定が追加(Microsoft公式ドキュメントのms.date更新で確認)

複数の技術メディアはこの一連の変更を「Microsoftが単一ブランドのアシスタントから、複数モデルを選べるエージェント基盤へ舵を切った」動きとして報じている(参照日: 2026-07-30)。自社製品の中に競合であるAnthropicのモデルを組み込むという判断は、Microsoftにとっても異例だと指摘されている。

Copilot Cowork自体の機能や料金プランについてはMicrosoft Copilot Cowork×Anthropic連携の新標準で詳しく解説しているので、機能面を知りたい方はそちらもあわせて読んでほしい。この記事では、機能そのものよりも「管理者が設定面で何を見落としがちか」に焦点を当てる。

そもそも「Anthropicがサブプロセッサーになる」とはどういうことか

ここが今回いちばん誤解されやすいポイントだ。「Claudeが使えるようになった」というニュースだけを見ると、単なる新機能の追加に見える。しかし実態は、AnthropicがMicrosoftの契約上の「サブプロセッサー(委託先)」として組み込まれたという、データ処理体制そのものの変更だ。

Microsoft公式ドキュメントによると、通常のAnthropicモデル(Preview以外)は次のように扱われる。

  • Anthropicは「Preview models with Data Retention」に該当しない限り、Microsoftのサブプロセッサーとして、Microsoftの監督のもとで契約上の保護措置・技術的組織的対策を適用して運用する
  • この場合、Microsoft Product TermsとMicrosoft Data Protection Addendum(DPA)がAnthropicモデルの利用にそのまま適用される。つまり、既存のMicrosoft 365の契約・コンプライアンス枠組みの中で扱われる

一方で、「Preview models with Data Retention」(Claude Fable 5・Claude Mythos 5など高度なプレビューモデル)は扱いが根本的に異なる。

  • Anthropicが「独立したデータ処理者」として、Microsoftのサブプロセッサー契約の外側でデータを扱う
  • Anthropic自身の商用利用規約・データ処理補遺(Anthropic’s Commercial Terms of Service / Data Protection Addendum)が適用される
  • Anthropicは入力・出力データを最大30日間保持し、Anthropicの安全性分類システムが利用ポリシー違反の疑いを検知した場合は最大2年間、分類スコアは最大7年間保持することがある
  • この保存されたデータは、企業側の明示的な許可がない限りモデル訓練には使われないとされている
  • 常にデフォルトOFFで、他のAnthropicモデルがデフォルトONの地域であっても、テナント管理者が別途明示的にオプトインしない限り誰も使えない

顧問先のIT担当者と一緒にこの設定画面を確認したとき、「通常のClaudeモデル」と「データ保持を伴うPreviewモデル」が別のトグルで管理されていることに気づかず、「Anthropicをオフにしたから大丈夫」と思い込んでいたケースがあった。実際には両者は独立した設定であり、片方をオフにしてももう片方の状態は変わらない。この切り分けを理解しているかどうかが、最初の分かれ目になる。

管理者が公開前に確認すべき5つの設定

ここからが実務の本題だ。Microsoft 365 admin centerで、AI Administrator権限またはGlobal Administrator権限を持つ管理者が確認・操作できる項目を、優先度順に5つに整理する。

設定1: 「AI providers operating as Microsoft subprocessors」の現在値を確認する

Microsoft 365 admin center → Copilot → Settings → View all →「AI providers operating as Microsoft subprocessors」から確認する。ここでAnthropicが有効化されているか、対象がどのユーザー・グループかを確認できる。日本のような「デフォルトON」地域では、何もしていなくても既にAnthropicが使える状態になっている可能性が高い。まずここを見ないことには、以降の判断ができない。

あなたはMicrosoft 365管理者のアシスタントです。
以下の設定画面のスクリーンショット(テキストで説明します)をもとに、
自社にとって「Anthropicモデルを有効のままにする」「無効化する」
「一部ユーザーのみに限定する」のどれが妥当か、判断材料を整理してください。

【現在の設定】
- Anthropicサブプロセッサー: [ON/OFFを記入]
- 対象ユーザー: [全社/一部/未設定を記入]
- 業種: [業種を記入]
- 取り扱う情報の機密度: [高/中/低を記入]

出力形式:
1. 現状のリスク評価(3行以内)
2. 推奨アクション(1つに絞る)
3. 経営層への説明に使える一文
※本プロンプトの出力は判断材料の叩き台であり、最終判断・法的解釈は
自社の法務・情報セキュリティ部門の確認を経てから行ってください。

設定2: EU/EFTA/UK拠点の扱いを個別に確認する

グローバル展開している企業は特に注意が必要だ。Microsoft公式ドキュメントによれば、EU・EFTA・UKのテナントはAnthropicがデフォルトOFFとされている。日本本社で「Anthropicは全社で有効化する」と決めても、EU/UK拠点が別テナントまたは別ポリシー適用の場合、そちらでは自動的には有効にならない。逆に、EU/UK拠点で以前にAnthropicモデルをAnthropic独自の商用条件のもとでオプトインしていた場合、トグルは一度OFFにリセットされており、再度のオプトインが必要になる旨も明記されている。グローバル企業のIT担当者と話す中で、「本社ポリシーは統一で決めたつもりが、拠点によって実際の適用状態がバラバラだった」という声を複数回聞いている。地域別に必ず個別確認することをおすすめする。

海外拠点を持つ企業の情報システム担当者向けに、
「Microsoft 365 CopilotにおけるAnthropicモデルの地域別設定差異」
を説明する社内向けメールの下書きを作成してください。

含める要素:
- 日本本社と海外拠点(EU/UK)で設定が自動的に統一されない可能性がある旨
- 各拠点の管理者に現状確認を依頼する具体的な手順
- 確認期限の提案(1〜2週間程度)
- 問い合わせ先(情報システム部門)

トーン: 丁寧だが簡潔、緊急性より確認依頼のニュアンスを優先
※法的拘束力のある文言・契約解釈は含めず、あくまで社内向け確認依頼の
下書きとして扱ってください。

設定3: 「Preview models with Data Retention」は既定のOFFを維持するか判断する

前述の通り、この設定は常にデフォルトOFFで、他の設定とは独立している。最新モデルを試したいという現場の要望が出てきたときに、安易にオンにする前に、最大30日(違反疑い時は最大2年)のデータ保持が発生する点を関係者全員が理解しているかを確認したい。特に契約書・個人情報・未公開の経営情報などを扱う部署がある場合は、有効化する前に情報セキュリティ部門・法務部門を巻き込むプロセスを挟むことを推奨する。

あなたは情報セキュリティの観点から社内ルールを整理するアシスタントです。
「Anthropic Preview models with Data Retention」を自社で有効化するかどうかの
判断基準のたたき台を、以下の条件で作成してください。

【前提】
- 該当モデルは入力・出力データを最大30日間(違反疑い時は最大2年間)Anthropicが保持する
- モデル訓練への利用は企業側の明示的許可がない限り行われない
- 現在は全社的にOFFの状態

出力してほしいもの:
1. 有効化を検討してよい業務・部署の条件(3つ)
2. 有効化してはいけない業務・データの種類(3つ)
3. 有効化する場合に事前に確認すべき社内プロセス(承認フロー案)
※最終的な有効化可否の決定と法的リスク評価は、自社の法務・
情報セキュリティ部門が行ってください。本プロンプトの出力は
社内検討の叩き台に限定して利用してください。

設定4: GCC(政府機関向けクラウド)を使っている場合は7月22日の新設定を確認する

官公庁・自治体・防衛関連企業など、Government Community Cloud(GCC)を利用している組織は、2026年7月22日に追加された新設定の対象になる可能性がある。ただし、これは「非連邦顧客のGCC」に限定された設定で、連邦顧客のGCCやGCC High、DoD環境では引き続きAnthropicモデル自体が提供されない。また、この設定を有効化すると、AnthropicのAIモデルがMicrosoftのFedRAMP認可を受けた米国政府クラウドの外でデータを処理することになる点が、公式ドキュメントで明確に警告されている。該当する組織は、自社のデータ取り扱い要件と照らし合わせて評価する必要がある。

設定5: ユーザー・グループ単位でアクセス範囲を絞る

Anthropicを有効化する場合でも、全社一律である必要はない。Microsoft Entra IDのセキュリティグループを使えば、Anthropicモデルへのアクセスを特定のユーザー・部署に限定できる。この設定はプロバイダー単位で適用され、Microsoft 365 CopilotとCopilot Studioの両方の体験に反映される。「まずは情シスと一部の先行チームだけで試す」という段階的な展開が可能な設計になっている。

Microsoft 365 CopilotでAnthropicモデルの利用を一部部署に限定して
試験導入する際の、社内向け「利用ガイドライン」の骨子を作成してください。

含めてほしい項目:
1. 対象部署・対象者の範囲の書き方の例
2. 試験導入期間中に収集すべきフィードバック項目(3〜5個)
3. 本導入(全社展開)を判断する際の評価基準の例
4. 万が一問題が起きた場合の切り戻し手順の書き方

出力は箇条書き中心で、社内文書としてそのまま叩き台に使える形式に
してください。最終的な文言は自社の情報システム部門・法務部門の
レビューを経て確定してください。

【要注意】導入判断で見落としやすい失敗パターン

失敗1: 「デフォルトONだから、既に社内合意が取れている」と誤解する

❌ Microsoftが自動的に有効化した設定を、社内で正式に検討・承認したものと同一視する
⭕ デフォルトONは「Microsoftの初期設定」であり、自社のセキュリティポリシー上の承認とは別物と捉え、あらためて自社の基準で評価する

研修先で実際にあった例として、情報システム部門の担当者が「知らないうちに有効になっていたので、慌てて経営会議で報告し直した」というケースがあった。デフォルト設定と社内承認は別物、という前提を最初に共有しておくと、こうした後追い対応を減らせる。

失敗2: 「通常のClaudeモデル」と「データ保持を伴うPreviewモデル」を同じものとして扱う

❌ Anthropicのサブプロセッサー設定をオフにしたので、Previewモデルも含めてすべて無効化されたと思い込む
⭕ 2つの設定はそれぞれ独立してオン/オフを管理する必要があると理解し、両方を個別に確認する

失敗3: EU/UK拠点だけ別ポリシーになっていることに気づかない

❌ 「全社統一ポリシー」を決めた時点で、すべての拠点に同じ設定が反映されると考える
⭕ 拠点・地域ごとにMicrosoft 365 admin centerの実際の設定値を個別に確認する

失敗4: Copilot Studio・Power Platform側の追加設定を見落とす

❌ Microsoft 365 admin centerでAnthropicを有効化すれば、社内のすべてのCopilot関連サービスに反映されると考える
⭕ Copilot StudioやPower Platformでは、Power Platform Admin Center(PPAC)側にも追加の管理設定があることを確認する

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よくある質問

Q1. 日本国内の一般的な企業テナントでは、Anthropicのモデルは最初から使えるのですか?

A. Microsoft公式ドキュメントによれば、EU/EFTA/UK以外の商用クラウドではAnthropicモデルがデフォルトで有効になっている。日本のテナントの多くはこれに該当するため、特に設定変更をしていなければ既に利用可能な状態になっている可能性が高い。実際の設定値はMicrosoft 365 admin centerで個別に確認する必要がある。

Q2. Anthropicを無効化すると、Copilotの他の機能も使えなくなりますか?

A. Microsoft公式ドキュメントには「Anthropicをサブプロセッサーとして無効化すると、一部の機能が利用できなくなる場合がある」と明記されている。どの機能がAnthropicモデルに依存しているかは、自社の利用状況を確認した上で判断する必要がある。

Q3. 「Preview models with Data Retention」を有効化しなければ、Anthropicにデータは一切残らないのですか?

A. 通常のAnthropicモデル(サブプロセッサーとして扱われるもの)は、Microsoft Product TermsとDPAの枠組みの中で扱われる。データ保持を伴うPreviewモデルのような「Anthropicが最大30日保持する」という特別な扱いにはならないが、詳細な保持・処理の条件は契約文書(Product Terms・DPA)を確認する必要がある。

Q4. 一度Anthropicを無効化したら、あとから有効化し直せますか?

A. Microsoft公式ドキュメントによれば、無効化後も管理者は任意のタイミングで再度有効化できるとされている。

Q5. Claude Sonnet 5はいつから使えるようになったのですか?

A. Copilot ChatへのClaude統合自体は2026年6月16日のリリースサイクルで追加された。Claude Sonnet 5がCopilot CoworkとCopilot in PowerPointに展開されたのは2026年7月2日ごろと報じられている(参照日: 2026-07-30)。正確な提供開始タイミングはテナントの更新スケジュールによって前後する可能性があるため、Microsoft公式のリリースノートで自社の状況を確認するのが確実だ。

まとめ: 今週やる3つのアクション

Microsoft 365 CopilotへのClaude統合は、単なる「新しいAIモデルが増えた」というニュースではなく、Anthropicがサブプロセッサーとしてデータ処理体制に組み込まれたという契約・ガバナンス面の変更でもある。デフォルトON/OFFが地域によって異なり、通常モデルとPreviewモデルの扱いも別枠になっている点を踏まえて、次の3つを今週中に確認しておきたい。

  1. 今日: Microsoft 365 admin centerの「AI providers operating as Microsoft subprocessors」で、自社テナントの現在の設定(有効/無効・対象範囲)を確認する
  2. 今週中: 「Preview models with Data Retention」が意図せずオンになっていないか、また海外拠点がある場合は拠点ごとの設定を個別に確認する
  3. 今月中: 確認した設定内容と、自社としての方針(有効のまま運用/一部制限/全面オプトアウト)を文書化し、情報システム部門・法務部門・現場の関係者に共有する

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参考・出典


著者: 佐藤傑(さとう・すぐる)
株式会社Uravation代表取締役。X(@SuguruKun_ai)フォロワー約10万人。
100社以上の企業向けAI研修・導入支援。著書『AIエージェント仕事術』(SBクリエイティブ)。
SoftBank IT連載7回執筆(NewsPicks最大1,125ピックス)。

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佐藤傑
この記事を書いた人 佐藤傑

株式会社Uravation 代表取締役CEO/生成AIエバンジェリスト。法人向けAI研修・コンサルティングを手がけ、日経・SBクリエイティブ・GMO等のメディアで生成AIについて執筆。

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