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Claude Ultraとは|5時間制限なしの条件と料金【2026年11月】

Claude Ultraとは|5時間制限なしの条件と料金【2026年11月】

結論:2026年11月1日時点で、ClaudeのMax 20xはUltraに名前が変わり、料金は月200ドルのままです。Ultraは本人確認が済んだアカウントなら5時間ごとの上限がなく、週の上限の中で自分のペースで使えます。

  • 要点1:既存のMax 20xの契約者は自動でUltraに移り、価格は変わりません(公式ヘルプ)。月100ドルの旧Max 5xは「Max」という名前になりました(報道)。
  • 要点2:外れるのは5時間ごとの上限だけです。Ultraの週の上限は毎週Proの10倍で残り、Fable(Anthropicの最上位モデル)は通常の週の上限から消費され、追加料金なしで使えるのはその50%までです。
  • 要点3:本人確認はAnthropicが自動で行い、手続きは要りません。確認が済むまでは一時的な上限がかかり、電話番号の確認とは別のものです。

対象読者:ClaudeのMax(旧Max 5x・Max 20x)を使っている方と、Claudeの上位のプランを会社で使うか比べている担当の方

読了後にできること:自分のアカウントの本人確認の状態の確認、MaxとUltraのどちらにするかの判断、個人のプランとTeam・Enterpriseの線引き

2026年11月1日時点で、ClaudeのUltraは「旧Max 20xの新しい名前」で、料金は月200ドル(税抜き)のまま、本人確認が済んだアカウントは5時間ごとの上限なしで使えるプランです。新しく上に足されたプランではありません。

Anthropic(Claudeを開発する米国の会社)は2026年10月31日(日本時間)に、個人向けの上位プランの名前を変えました。Impress Watchは「従来の『Max 5x』は『Max』に、『Max 20x』を『Ultra』に変更する。月額料金は変わらず」と報じています(Impress Watch「Claude、有料プラン名称を変更」)。

名前が変わっただけなら読み飛ばしてもよさそうですが、Ultraには中身の変更が1つあります。Claudeの有料プランには「5時間ごとの上限」と「週の上限」の2つがあり、Ultraでは前者が外れました。ただし外れる条件があり、外れるのは5時間の方だけです。ここを読み違えると「Ultraなら使い放題」と社内に説明してしまいます。

この記事では、2026年11月1日時点で公式の料金ページとヘルプを確認した内容をもとに、何が変わったか、本人確認とは何か、MaxとUltraのどちらにするか、会社で使う時に個人のプランとTeam・Enterpriseをどう分けるかを順に整理します。

Claude Ultraとは|Max 20xの新しい名前と2つの上限

Claudeの個人向けのプランは、2026年11月1日時点で次の4つです(Claude Pricing)。

Claudeの有料プランの2つの上限。5時間ごとの上限はUltraでは本人確認済みなら5時間の上限なし、週の上限はUltraでは毎週Proの10倍

プラン料金ページの説明月額(税抜き・米ドル)使える量(公式の表記)
FreeFree for everyone0ドル5時間ごと・毎週に限られた量
ProFor everyday work月払い20ドル(年払いは月17ドル相当・200ドルを一括)Freeより多い量(5時間ごと・毎週)
Max(旧Max 5x)For all-day work100ドル5時間ごと・毎週にProの5倍
Ultra(旧Max 20x)For your longest tasks200ドル5時間の上限なし(本人確認済み)・毎週にProの10倍

ヘルプの「What is the Ultra plan?」は、この記事の対象を「個人の利用者向けの有料のUltraプラン」と書き、組織でチームとして使う場合はTeam・Enterpriseの案内を見るよう促しています(What is the Ultra plan?)。Ultraはあくまで個人のプランです。

5時間ごとの上限と週の上限の違い

Claudeの有料プランには、種類の違う上限が2つあります。ヘルプの「How do usage and length limits work?」は、有料プランの使用量の上限を「5時間ごとにリセットされるセッションの上限」と「週に1回リセットされる週の上限」の2つと説明しています(How do usage and length limits work?)。

  • 5時間ごとの上限:最初のメッセージを送った時から5時間の枠が始まり、5時間後に満額に戻ります。途中で使い切ると、戻るまで待ちます。
  • 週の上限:アカウントごとに決まった曜日と時刻に、週に1回戻ります。いつ使い始めたかで曜日は変わりません。

たとえるなら、5時間ごとの上限は「1回の食事で食べられる量」、週の上限は「1週間分の食費」です。本人確認が済んだUltraは「1回で食べる量の制限」をなくしますが、「1週間分の食費」は残っています。週の前半に一気に使えば、週の後半に足りなくなる点は変わりません。

なお、使用量はclaude.ai・Claude Code・Claude Desktopで同じ上限から引かれます(同ヘルプ)。チャットとClaude Code(ターミナルで動くClaudeの開発用ツール)を両方使う人は、合計で上限に近づきます。

Claudeの全プランの料金と日本円の目安は、Claude料金プラン|Pro・Max・Teamを日本円でで一覧にしています。

何が変わったか|改名前と改名後の対応表

今回の変更は「名前の変更」と「Ultraの5時間ごとの上限の撤廃」の2つです。公式の料金ページ・ヘルプと報道で確かめられた範囲を表にします。

Claudeのプラン名の対応。Max 5xはMaxに、Max 20xはUltraに名前が変わり、Max 20xの契約者は自動でUltraに移る。料金は同じ

項目改名前改名後(2026年11月1日時点)出典
月100ドルのプランMax 5xMax報道(Impress Watch)・料金ページ
月200ドルのプランMax 20xUltraヘルプ「What is the Ultra plan?」
料金Max 5x 100ドル・Max 20x 200ドルMax 100ドル・Ultra 200ドル(変わらず)ヘルプ・料金ページ・報道
既存の契約者の手続き―Max 20xの契約者は自動でUltraに移るヘルプ「What is the Ultra plan?」
Ultraの5時間ごとの上限あり本人確認済みのアカウントはなし料金ページの注記・ヘルプ・報道
Ultraの週の上限―毎週Proの10倍料金ページ・ヘルプ
Maxの上限―5時間ごと・毎週にProの5倍料金ページ・ヘルプ「What is the Max plan?」

ヘルプには「What changed from Max 20x?」という節があり、「Max 20xプランはUltraプランという名前になった。既存のMax 20xの契約者は価格の変更なしに自動でUltraに移る」と書かれています(What is the Ultra plan?)。日本語版のヘルプにも同じ内容が載っています(Ultraプランとは?)。

一方、月100ドルの旧Max 5xについては、2026年11月1日時点でMaxのヘルプに改名を説明する節は確認できませんでした。料金ページでは「Max」として、月100ドル・5時間ごとと毎週にProの5倍の量で載っています(Claude Pricing)。旧Max 5xから「Max」への改名は、報道(Impress Watch)が伝えた内容です。

Maxの中身は、料金ページの説明では「Proのすべての機能に加えて、5時間ごと・毎週にProの5倍、週の上限の半分までFable、月100ドル分のAPIクレジット(自社のアプリなどからClaude APIを使う分に充てられる枠)、新機能の先行利用、混雑時の優先利用」です。Ultraは「Maxのすべての機能に加えて、本人確認済みなら5時間の上限なし、毎週Proの10倍、月200ドル分のAPIクレジット」と並んでいます。Maxプランの細かな使い方はClaude Maxプランとは|$100と$200の違いでも扱っています。

本人確認(verified)とは|5時間の上限が外れる条件

料金ページのUltraの欄には「No 5-hour limit ‡」とあり、‡の注記は「No 5-hour limit for verified accounts.(本人確認済みのアカウントは5時間の上限なし)」です(Claude Pricing)。この「verified(本人確認済み)」が何かは、ヘルプの「What is a verified Ultra account?」の節に書かれています。

Ultraの本人確認の流れ。Anthropicの自動の確認で確認済みになると5時間の上限なし、確認が済むまでは一時的な上限。電話番号の確認とは別

  • 誰が確認するか:詐欺と悪用を防ぐために、Anthropicがアカウントと支払いの履歴などをもとに自動で確認します。
  • 確認が済むと:5時間ごとの上限がなくなります。
  • 確認が済むまで:一時的な上限がかかります。確認が済むと自動で外れるので、利用者がすることはありません。
  • 電話番号の確認との関係:申し込みの時に電話番号を確認するのは別の手順で、それをしてもこの上限は外れません。

出典はWhat is the Ultra plan?の同じ節です。日本語版のヘルプでは「認証済みアカウント」「認証済みUltraアカウント」と訳されています。この記事では、意味が伝わりやすいように「本人確認」と書いています。

確認にかかる日数や、確認の基準の細かい中身は、2026年11月1日時点のヘルプと料金ページでは確認できませんでした。外れた時の知らせ方(メールが届くかなど)も、公式のページでは確認できていません。

自分のアカウントが確認済みかを見る手順

ヘルプには確かめ方が書かれています。手順は次のとおりです。

  1. claude.aiにUltraのアカウントでログインする
  2. 「設定(Settings)」を開く
  3. 「使用量(Usage)」を開く
  4. 「現在のセッション(Current session)」のバーがあるかを見る
  5. バーが無ければ確認済み(5時間ごとの上限なし)、バーがあればまだ一時的な上限がかかっている状態と判断する
  6. 週の上限のバーと、次に戻る曜日と時刻もあわせて控えておく

ヘルプの原文は「Settings > Usageを開き、Current sessionのバーが表示されなければ、アカウントは確認済み」です(What is the Ultra plan?)。

Ultraの料金と使える量|注記の条件まで読む

Ultraの料金は月200ドルです。料金ページの表示は税抜きで、「Prices shown don’t include applicable tax(表示の価格に該当する税は含まない)」と書かれています(Claude Pricing)。

日本から日本語の料金ページを開くと、表示が変わります。2026年11月1日に時間帯を日本に合わせて開いたところ、Maxは「$110 月額」、Ultraは「$220 月額」、Proは「月払いの場合は $22」と出て、ページの下に「Prices include 10% JCT(10%の消費税を含む)」と書かれていました(Claude 料金(日本語))。円での表示はこの取得では確認できなかったので、円の額は日本から料金ページを開いて確かめてください。

項目MaxUltra出典
月額(英語の料金ページ・税抜き)100ドル200ドル料金ページ
月額(日本語の料金ページ・消費税10%込み)110ドル220ドル日本語の料金ページ
支払いの周期月払いのみ月払いのみ料金ページ・ヘルプ
5時間ごとの上限Proの5倍なし(本人確認済み)料金ページ
週の上限Proの5倍Proの10倍料金ページ
Fable(Anthropicの最上位モデル)通常の週の上限から、追加料金なしで50%まで通常の週の上限から、追加料金なしで50%まで料金ページ・Fableのヘルプ
毎月のAPIクレジット100ドル200ドル料金ページ・ヘルプ
混雑時の優先利用ありあり料金ページ

表の数字には、料金ページとヘルプが付けている条件があります。読者が判断に使うのは表の方なので、条件も一緒に並べます。

  • 上限の注記(*):「使用量の上限がある。上限への届きやすさは、使うモデル・会話の長さ・ファイルの大きさで変わる」(Claude Pricing)。決まったメッセージ数はありません。
  • 追加の制限:Ultraのヘルプは、利用者全員に公平に使ってもらうために、週や月の上限、モデルや機能の利用などの形で追加の制限をかける場合があり、途切れないサービスは保証しないと書いています(What is the Ultra plan?)。
  • Fableの上限:Ultraには、全モデル共通の週の上限に加え、Fable用の週の上限があります(同ヘルプ)。Fableは追加料金なしで通常の週の上限の50%まで使えますが、その通常の週の上限から消費され、ほかのモデルより早く上限を減らします(Claude Fable models on your plan)。
  • アプリ内の購入:月200ドルはWebで申し込んだ場合の価格で、スマートフォンのアプリから申し込むと価格が変わることがあります(Ultraのヘルプ)。
  • 価格の変更:料金ページは「価格とプランはAnthropicの判断で変わることがある」と書いています。

上限に当たった時の選択肢

料金ページのよくある質問は、上限に達した時の道として「リセットを待つ」「上のプランに移る」「有料プランでは利用クレジット(usage credits)をオンにし、標準のAPI料金で作業を続ける」の3つを挙げています(Claude Pricing)。Ultraのヘルプには、上限のリセット(limit reset)を持っていれば週の上限を満額に戻せるという注記もあります。

毎月のAPIクレジットは、プランの上限を増やすものではありません。受け取るには、対象プランの契約が有効かつ支払い状況が良好であることが必要で、新しい契約者が申請できるのは対象プランを7日間利用した後です。Max・Ultraは契約者本人、TeamはPrimary OwnerまたはOwnerが、Owner・Admin・Billingのいずれかの権限を持つClaude Consoleの組織を紐づけて受け取ります。契約しただけで自動的に使えるものではありません。ヘルプは、クレジットの対象をClaude APIやClaude Agent SDKなどの開発用の利用とし、ターミナルやIDEで対話的に使うClaude Codeと、上限を超えた分の追加の利用には使えないと書いています(Monthly API credits for Max, Ultra, and Team plans)。受け取り方はClaude Max・TeamのAPIクレジット|受け取り方で手順を追っています。

MaxとUltraのどちらにするか|止まり方で決める

公式の言葉では、Maxは「For all-day work(終日の仕事に)」、Ultraは「For your longest tasks(いちばん長い作業に)」です。料金ページのよくある質問は、MaxとUltraを「一日中Claudeを使い、長く途切れない作業をしたい人向け」とまとめています(Claude Pricing)。Maxのヘルプは「もっと量が要るならUltraを」と案内しています(What is the Max plan?)。

MaxとUltraの使える量の比較。Maxは5時間ごと・毎週にProの5倍、Ultraは本人確認済みなら5時間の上限なしで毎週Proの10倍。Fableはどちらも通常の週の上限から消費され、追加料金なしで50%まで使える

どちらが上かではなく、「何で止まっているか」で選ぶのが分かりやすいと考えます。設定の「使用量」には、5時間の枠と週の枠のバーが別々に出ます。

今の止まり方考える順番
Proで5時間の枠に何度も当たるまずMax(5時間ごと・毎週にProの5倍)。Ultraへ一気に上げる前に、Maxで止まり方が変わるかを見る
Maxで5時間の枠に当たり、待つ時間が仕事の流れを止めているUltraが合う形。本人確認が済めば5時間の枠そのものがなくなる
Maxで週の枠に当たるUltra(毎週Proの10倍)か、利用クレジットで超えた分を払うかを比べる
Fableを多く使って、Fableの枠で止まるMaxもUltraもFableは追加料金なしで通常の週の上限の50%まで使え、その通常の週の上限から消費される。Fableの枠に達した後は利用クレジットか別のモデルに切り替える(公式ヘルプ)
どちらの枠にもほとんど届かない上げる理由は薄い。今のプランのまま様子を見る

Maxから途中でUltraに上げた場合、残りの期間は日割りで請求されます。APIクレジットを受け取っている人は、日割りのクレジットがすぐ入り、次の請求の周期から月200ドルになります(What is the Max plan?・Monthly API credits)。料金ページのよくある質問によると、上げる変更はすぐ効き、下げる変更は今の請求期間の終わりに効きます。会話・プロジェクト・ファイルはどのプランでもアカウントに残ります。

ProとMaxの違いから考えたい方はClaude ProとMaxの違い|料金・上限・Claude Codeを先に読むと、上限の見方がつかみやすくなります。

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会社で使う時の線引き|個人のプランとTeam・Enterprise

Ultraは個人のプランです。社員がUltraを仕事に使う場合、会社向けの一元的な請求と管理や、SSOなどの組織管理機能はありません。料金ページの比較表では、Free・Pro・Max・Ultraのどれも、次の項目が「No」です(Claude Pricing)。

個人のプランとTeam・Enterpriseの違い。個人のプランは学習を本人がオフにする設定で、会社向けの一元的な請求と管理はない。Team・Enterpriseは既定で学習に使わず一元的な請求と管理がある

  • シングルサインオン(SSO:会社のIDで一括ログインする仕組み)とドメインの取り込み
  • 一元的な請求と管理
  • 役割ごとの権限、SCIM(社員の追加・削除を人事のシステムと同期する仕組み)
  • 監査ログ、利用状況の分析
  • 請求書払い(支払い方法の欄は、クレジットカードが「Yes」、請求書払いが「No」)

学習の扱いも違います。比較表の「Model training」は、個人のプランが「Opt-out(本人がオフにする)」、Team・Enterpriseが「None by default(既定で学習に使わない)」です(同ページ)。

項目個人のプラン(Max・Ultra)TeamEnterprise
契約の単位1人2〜150人大きな組織(20席から)
料金(税抜き)Max 100ドル・Ultra 200ドルStandard 年払い月20ドル・月払い25ドル/Premium 年払い月100ドル・月払い125ドル(1席)1席月20ドル(年払い)+APIの料金での使用分
使える量MaxはProの5倍、Ultraは週にProの10倍StandardはProより多い量、PremiumはStandardの5倍使った分を払う
SSO・一元的な請求と管理なしありあり
監査ログ・SCIMなしなしあり
学習の扱い本人がオフにする既定で使わない既定で使わない
毎月のAPIクレジットMax 100ドル・Ultra 200ドルStandardは1席20ドル・Premiumは1席100ドルを合計し、月500ドルが上限対象外

表の出典は料金ページ(Claude Pricing)と、ヘルプの「What is the Team plan?」(What is the Team plan?)・「Monthly API credits」(Monthly API credits for Max, Ultra, and Team plans)です。Teamのヘルプによると、Premiumのシートは「Proのセッションあたりの量の6.25倍」で、Standardは1.25倍です。Teamの上限は1人ずつに付き、ほかの人に移したり分けたりはできず、1つのシートは1人の名前の決まった利用者のためのものです。

ここで比べ方に注意が要ります。Ultraの「週にProの10倍」と、Team Premiumの「セッションあたりProの6.25倍」は、物差し(週か、セッションか)が違います。数字の大小だけでどちらが多いとは言えません。両者を同じ物差しで比べた公式の数字は、2026年11月1日時点で料金ページとヘルプを確認した範囲では見つかりませんでした。

Team Premiumと個人のMaxの違いは、Claude TeamのPremiumシートとは|個人Maxとの違いで詳しく比べています。Teamの料金と選び方の全体はClaude Teamプランの料金|Standard/Premiumの違いにまとめています。

自社で使う前に決めること|チェック表

社員から「Ultraを仕事で使いたい」と相談された時、または自分で上げる前に、次の7点を決めておくと後で揉めにくくなります。公式に書かれた事実と、社内で決める事を分けて並べました。

決めること公式で分かる事実社内で決める例
誰の名義で契約するかUltraは個人のプラン。組織で使う場合はTeam・Enterpriseの案内を見るよう書かれている個人の契約を経費で認めるか、Teamにまとめるか
支払いと経費の扱い料金ページの支払い方法の欄では、個人のプランはクレジットカードが「Yes」、請求書払いが「No」。MaxとUltraは月払いのみ立て替えの精算の手順、領収書の保管の担当
仕事のデータを入れてよいか個人のプランの学習は本人がオフにする設定。Team・Enterpriseは既定で学習に使わない個人のプランで扱ってよい情報の範囲、設定の確認の担当
本人確認の状態確認はAnthropicが自動で行う。済むまで一時的な上限がある上げた直後は5時間の枠がある前提で予定を組む
週の上限に当たった時待つ・上のプランへ・利用クレジットの3つの道がある。limit resetを持っていれば、週の上限を満額に戻せる利用クレジットを使ってよいか、月の上限額をいくらにするか
APIクレジットの受け取り先新しい契約者は対象プランの利用7日後から申請できる。Max・Ultraは契約者本人、TeamはPrimary OwnerまたはOwnerが権限のあるClaude Console(API用の管理画面)の組織を1つ紐づけ、その組織は自分では変えられない会社の組織に紐づけるか、個人の検証用にするか
人数が増えた時Teamは2〜150人、それを超えるとEnterpriseへ移れる何人になったらTeamへ切り替えるかの目安

APIクレジットの受け取り先は、ヘルプが「紐づけられるConsoleの組織は1つだけで、紐づけた組織は自分で変えられない(変えるにはサポートへ連絡)」と書いています(Monthly API credits)。個人のUltraのクレジットを会社のConsoleの組織に入れると、その組織でAPIキーを持つ人全員が同じ残高から使う形になります。どちらに紐づけるかは、最初に決めておくのが安全です。

【要注意】読み違いやすい4つの点

読み違い1:Ultraは新しく足された上位のプラン

❌ 「Max 20xのさらに上にUltraができた」

⭕ UltraはMax 20xの名前が変わったものです。既存のMax 20xの契約者は自動でUltraに移り、価格は変わりません(What is the Ultra plan?)。個人向けの有料プランは、2026年11月1日時点でPro・Max・Ultraの3つです。

読み違い2:Ultraは上限が全く無い

❌ 「Ultraは使い放題」

⭕ 外れるのは、本人確認が済んだアカウントの5時間ごとの上限だけです。全モデル共通の週の上限(毎週Proの10倍)とFable用の週の上限は残り、Fableの利用も通常の週の上限から消費されます。さらに、Anthropicは公平な利用のために週や月の上限などで追加の制限をかける場合があると書いています(同ヘルプ)。週の上限に達した後は、通常のリセットを待つか、利用クレジットで続けます。limit resetを持っている場合は、週の上限を満額に戻すこともできます。

読み違い3:申し込めば全員がすぐに5時間の上限から外れる

❌ 「Ultraにすれば今日から5時間の上限は無い」「電話番号を確認すれば外れる」

⭕ 5時間の上限が外れるのは、Anthropicの自動の確認が済んだアカウントです。確認が済むまでは一時的な上限がかかり、済めば自動で外れます。申し込みの時の電話番号の確認は別の手順で、それでは外れません。状態は「設定 > 使用量」で「現在のセッション」のバーが無いかで確かめます(同ヘルプ)。確認にかかる日数は公式のページでは確認できませんでした。

読み違い4:旧名の「20x」より「10倍」の方が少ないから量が減った

❌ 「Max 20xはProの20倍だったのに、Ultraは10倍に減った」

⭕ 「20x」は旧名の一部で、今の公式の表記は「週ごとにProの10倍」です。改名の前と後で使える量が増えたか減ったかを比べた説明は、2026年11月1日時点の料金ページとヘルプでは確認できませんでした。名前の数字だけで判断せず、「設定 > 使用量」で自分の週の消費を見て判断します。

Uravationならこう判断する

Uravationの考えでは、今回の改名で急いで何かを変える必要はありません。既存のMax 20xの契約者は自動でUltraに移り、料金も同じです。やることは、本人確認の状態を見ることと、5時間の枠が消えた後の使い方を決めることの2つです。

判断の順番は次のように考えます。

  • 止まっている枠を先に見る:「設定 > 使用量」で、止まっているのが5時間の枠か週の枠かを1〜2週間控えます。Ultraが効くのは主に5時間の枠で止まる人です。週の枠で止まる人には、週の量が増える分(Proの5倍から10倍)が効きます。
  • 5時間の枠が消えた分、週の配分を意識する:長い作業を一気に流せるようになった分、週の前半に使い切る心配が増えます。週の枠の残りと次に戻る曜日を、週の初めに見る習慣をつけます。
  • 仕事で複数人が使うなら、個人のUltraを増やす前にTeamを比べる:個人のプランにはSSO・一元的な請求と管理がなく、学習の扱いも本人の設定に任されます。仕事のデータを扱う人が2人以上いるなら、Team Premiumと並べて決めます。
  • APIクレジットの受け取り先を最初に決める:紐づけた組織を自分で変えられないので、会社の組織に入れるか個人の検証用にするかを先に決めます。

社内で説明する時は「UltraはMax 20xの新しい名前。料金は同じ。本人確認が済めば5時間の上限がなくなるが、週の上限は残る」の3文で足ります。「使い放題」とは言わないことです。

よくある質問

Claude Max 20xはどうなったのですか?

2026年11月1日時点で、Max 20xはUltraという名前に変わりました。既存のMax 20xの契約者は自動でUltraに移り、価格は変わりません(What is the Ultra plan?)。月100ドルの旧Max 5xは「Max」という名前になったと報じられています(Impress Watch)。

Claude Ultraの料金はいくらですか?

英語の料金ページでは月200ドル(税抜き)です。日本から開いた日本語の料金ページでは、10%の消費税を含めて「$220 月額」と表示されました(2026年11月1日に確認)。月払いのみで、スマートフォンのアプリから申し込むと価格が変わることがあります。円の額は日本から料金ページを開いて確かめてください。

Claude Ultraは本当に5時間制限がないのですか?

本人確認が済んだアカウントは、5時間ごとの上限がありません。確認はAnthropicがアカウントと支払いの履歴などから自動で行い、済むまでは一時的な上限がかかります。週の上限(毎週Proの10倍)とFable用の週の上限は残り、Fableの利用も通常の週の上限から消費されます。Anthropicの判断で追加の制限がかかる場合もあります(料金ページ・Ultraのヘルプ)。

本人確認が済んだかどうかはどこで分かりますか?

claude.aiの「設定 > 使用量(Settings > Usage)」を開き、「現在のセッション(Current session)」のバーが表示されなければ確認済みです。手続きは要らず、申し込みの時の電話番号の確認とは別のものです(Ultraのヘルプ)。

週の上限は変わったのですか?

2026年11月1日時点の公式の表記では、Ultraは毎週Proの10倍、Maxは5時間ごと・毎週にProの5倍です。改名の前と比べて週の上限が増えたか減ったかを説明した記述は、料金ページとヘルプでは確認できませんでした。週の上限はアカウントごとに決まった曜日と時刻に戻り、「設定 > 使用量」で次に戻る時刻を見られます。

会社で使うならUltraとTeamのどちらがよいですか?

1人が自分の仕事で長い作業をするならUltra、仕事のデータを扱う人が2人以上いるならTeamを比べるのが目安です。Ultraは個人のプランで、SSOと会社向けの一元的な請求と管理がなく、学習は本人がオフにする設定です。TeamはSSOと一元的な請求と管理があり、既定で学習に使いません。Teamは2人から150人までで、1人ごとのセッション上限はStandardがProの1.25倍、PremiumがProの6.25倍です。

まとめ:今日から始める3つのアクション

ClaudeのUltraは、Max 20xの新しい名前です。料金は月200ドルのままで、本人確認が済んだアカウントは5時間ごとの上限がなくなりました。週の上限(毎週Proの10倍)とFable用の週の上限は残り、Fableの利用も通常の週の上限から消費されます。会社で複数人が使うなら、個人のUltraを増やす前にTeamと並べて決めます。

  • 今日やること:claude.aiの「設定 > 使用量」を開き、「現在のセッション」のバーの有無と、週の上限の残りと次に戻る曜日を確かめる
  • 今週中:止まっているのが5時間の枠か週の枠かを控え、Max・Ultra・利用クレジットのどれが合うかを決める
  • 今月中:仕事でClaudeを使う人の契約がそれぞれ個人のプランか会社のアカウントかを把握し、Teamへまとめるかを決める

あわせて読みたい:Claude ProとMaxの違い、Claude TeamのPremiumシートと個人Maxの違い


著者: 佐藤傑(さとう・すぐる)
株式会社Uravation代表取締役。X(@SuguruKun_ai)フォロワー約10万人。
100社以上の企業向けAI研修・導入支援。著書『AIエージェント仕事術』『Claude仕事術』(SBクリエイティブ・書籍シリーズ累計66,000部)、『AI推進担当になったら読む本』(大和書房)。
SBクリエイティブ「ビジネス+IT」ほかで生成AI連載を執筆(NewsPicks最大1,125ピックス)。

ご質問・ご相談は お問い合わせフォーム からお気軽にどうぞ。

参考・出典

この記事の内容を社内展開する方へ: 生成AI 料金・プラン早見表 2026年10月版(無料・PDF 35ページ+Excel) をダウンロードできます。

佐藤傑
この記事を書いた人 佐藤傑

株式会社Uravation 代表取締役CEO/生成AIエバンジェリスト。法人向けAI研修・コンサルティングを手がけ、日経・SBクリエイティブ・GMO等のメディアで生成AIについて執筆。

執筆・監修:佐藤傑/下書き・図版・機械検査:当社のAI社員(人が確認してから公開しています)。記事の作り方と検査の方針

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