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Cursor料金プラン比較|Pro・Ultra・Teamsの違い【2026年9月】

Cursor料金プラン比較|Pro・Ultra・Teamsの違い【2026年9月】

2026年9月28日時点の答え:Cursorの料金は、個人向けが無料のHobby・月20ドルのPro・月60ドルのPro+・月200ドルのUltraの4段階、チーム向けがTeams(Standard 月40ドル/Premium 月120ドル、いずれも1ユーザーあたり)、大規模組織向けが個別見積もりのEnterpriseです。表示価格はすべて米ドル・税別で、月額に含まれる利用枠を使い切ると、同じ料金表の単価で後払いの追加課金(オンデマンド利用)が発生します。

この記事の要点

  • Pro・Pro+・Ultraの違いは機能ではなく利用上限。公式の日本語料金ページではPro+が「Proの3倍」、Ultraが「Proの20倍」のエージェント利用上限と案内されています
  • Teamsは同じチーム内でStandardとPremiumのシートを混ぜられます。Premiumは価格3倍で利用枠5倍、年払いならStandard 月32ドル・Premium 月96ドルです
  • 請求書払い・発注書(PO)払い・使用量のプール・SCIMが必要ならEnterprise。Teamsはカード払いで、オンデマンド利用が初期状態で有効になっている点に注意が要ります

対象読者:Cursorを個人で契約するか迷っている開発者、チーム導入の予算を組む開発リーダー・情報システム担当・経理担当

読了後にできること:自分やチームの使い方に合うプランと、月額の概算(日本円)を決められます

「結局、Cursorって月いくら見ておけばいいんですか?」

企業向けのAI研修やAI導入のご相談で、開発ツールの話になると必ずと言っていいほど出てくる質問です。ChatGPTやClaudeと違って、Cursorは「月額」「含まれる利用枠」「使い切った後の追加課金」の3つが組み合わさった料金体系なので、料金ページの金額だけ見ても実際の請求額が読めないんですよね。

しかも2026年は、6月にTeamsの料金改定(Premiumシートの追加)、6月25日に学生割引の新規受付終了、9月にはTeams・Enterprise向けの新機能追加と、料金に関わる変更が続きました。研修の現場でも「ネットで見た金額と公式ページの金額が違う」という声をよく聞きます。

この記事では、2026年9月28日にCursor公式の料金ページ・料金ドキュメント・Teams料金ドキュメント・Changelogを開いて確認した内容だけをもとに、全プランの早見表(日本円の概算つき)、利用量課金の読み方、個人・チーム・法人それぞれの選び方、消費税と請求書の注意点、Claude Code・GitHub Copilotとの使い分けまでを1本にまとめました。使い方の手順はCursorの使い方完全ガイド、Claude Codeとの機能比較はCursor vs Claude Code徹底比較に分けているので、ここでは「いくらかかるか」と「どれを選ぶか」に絞ります。

先に一言でお答えすると、個人ならまずPro(月20ドル・約3,140円)、チームならTeams Standard(1人月40ドル・約6,280円)から始めて、利用上限に当たる人だけ上位プランやPremiumシートに上げる、が2026年9月時点の基本線です。ここからは、その判断の根拠を順に見ていきます。

Cursorの料金プラン早見表【2026年9月28日時点】

Cursorの個人向けプランを階段で示した図。Hobby 0ドル、Pro 20ドル、Pro+ 60ドル(Proの3倍)、Ultra 200ドル(Proの20倍)の順に利用上限が上がる。
個人向けは4段階、違いは利用上限

Cursor公式の料金ページ(cursor.com/pricing)と料金ドキュメントで確認できた現行プランは次のとおりです。価格はすべて米ドル建てで、日本円の専用価格はありません。円換算は、2026年9月28日時点の参考レート(1ドル=約157円)で計算した概算です。為替で毎月の請求額は動くので、予算書には余裕を持たせてください。

プラン月額(米ドル・税別)円換算の概算位置づけ(公式の説明)
Hobby0ドル0円クレジットカード不要。エージェントのリクエストは制限付き、Composerを利用できる
Pro20ドル約3,140円エージェントの利用上限を拡張。フロンティアモデル、MCP・スキル・フック、クラウドエージェント、従量課金のBugbot
Pro+60ドル約9,420円Proの3倍のエージェント利用上限。公式は「毎日エージェントを使う人」に推奨
Ultra200ドル約31,400円Proの20倍のエージェント利用上限。公式は「エージェントのパワーユーザー」に推奨
Teams Standard1ユーザー40ドル(年払いは32ドル)約6,280円(年払い約5,024円)個人プランの内容に、チーム一括請求・管理、チーム全体のプライバシーモード、SAML/OIDC SSOなどが加わる
Teams Premium1ユーザー120ドル(年払いは96ドル)約18,840円(年払い約15,072円)Standardの5倍の利用枠。Standardと同じチーム内で混在できる
Enterprise個別見積もり—使用量のプール、請求書/PO払い、SCIM、監査ログ、各種アクセス制御、優先サポート

表の補足を3つだけ。

  • 個人プランの年払い金額:料金ページには月額と年額の切り替えがありますが、Pro・Pro+・Ultraの年払い金額は、2026年9月時点で公式ページの本文から確認できていません。契約画面で年額に切り替えて確認してください。Teamsの年払い(Standard 32ドル・Premium 96ドル)は公式ブログ「Improvements to Teams Pricing」で確認できます
  • 無料の管理者席:Teamsには、Cursor自体は使わずチームの管理だけを行う「Unpaid Admin」の無料席(0ドル)があります。情報システム部門の管理担当に有料席を割り当てる必要はありません
  • インド限定のStart:料金ドキュメントには、インドの開発者向けの低価格プラン「Start(月649ルピー・税込)」が載っていますが、日本からは対象外です

なお、学生向けの「Pro 1年無料」は2026年6月25日に新規受付を終了しています。すでに適用を受けている人は期間終了まで今の料金が続き、終了後は通常の月20ドルに切り替わります(Cursor公式ヘルプ「Student discount」)。

料金は「月額・含まれる利用枠・超過分」の3層で決まる

Cursorの料金の3層構造を示した図。月額、含まれる利用枠(Cursor ModelsとOther Models)、後払いのオンデマンド利用の3段があり、いずれも使用量ダッシュボードで確認できる。
請求額は3つの層で決まる

Cursorの請求額を読むときにいちばん大事なのが、この3層構造です。月額はあくまで入口で、実際の請求は「含まれる利用枠をどれだけ使ったか」と「使い切った後にどれだけ使ったか」で決まります。

1層目:月額(プランの基本料金)

早見表の金額です。Hobbyを除き、毎月(または毎年)の契約更新日に自動で請求されます。利用規約では、次の期間の請求を避けたい場合は更新の24時間以上前に解約するよう定められています。解約の具体的な手順はCursor解約の手順にまとめています。

2層目:月額に含まれる利用枠(2つのプール)

Pro・Pro+・Ultraには、毎月の請求サイクルでリセットされる2つの利用枠(プール)が含まれています。

  • Cursor Models:Cursor自社系のモデル(2026年9月時点のドキュメントではGrok 4.7・Grok 4.6・Grok 4.5・Composer 2.5)向けの枠。公式は「大幅に多い利用枠」と説明しています
  • Other Models:Claude・GPT・Geminiなど他社モデル向けの枠。各モデルのAPI料金で消費されます

つまり、同じProでも、どのモデルを選ぶかで枠の減り方がまったく違います。料金ドキュメントのモデル単価(100万トークンあたり)を見ると、たとえばComposer 2.5は入力0.5ドル・出力2.5ドル、Claude Opus 5.5は入力4ドル・出力20ドル、Claude Fable 5.1は入力10ドル・出力50ドルです。高性能モデルを常用するほど、Other Modelsの枠は早く尽きます。

3層目:使い切った後のオンデマンド利用(後払い)

含まれる枠を使い切ると、選択肢は「オンデマンド利用を追加して同じAPI単価で使い続ける」か「上位プランに上げる」かの2つです。オンデマンド利用は月ごとに後払いで請求され、公式は「品質や速度が落とされることはない」と説明しています。

公式ドキュメントには、月の総利用額の目安も載っています。

使い方(公式ドキュメントの区分)月の総利用額の目安
毎日Tab補完を使う人たいてい含まれる枠の中に収まる
エージェントをたまに使う人含まれる枠の中に収まることが多い
毎日エージェントを使う人総額でおおむね60〜100ドル
複数のエージェントや自動化を回すパワーユーザー総額で200ドル以上になることが多い

この表が、プラン選びのいちばん実用的な物差しです。「毎日エージェントを使う」なら月20ドルのProだけでは足りず、総額60〜100ドルに近づく前提で考えたほうが実態に合います。

クラウドエージェントとBugbotの料金

「cursor cloud agent 料金」で調べる方も多いので補足します。Cloud Agents(クラウドエージェント)は有料プランが前提で、選んだモデルのAPI料金で課金されます。コンテキストを大きくするほどトークン消費が増えること、初回利用時に支出上限(spend limit)の設定を求められることがドキュメントに明記されています。並列実行の考え方はCursor Background Agentsの解説も参考にしてください。

コードレビューのBugbotは利用量ベースの課金です。含まれるBugbotの利用分を使い切ると、それ以降のレビューはオンデマンドの支出から請求されます。自動修正(Autofix)はクラウドエージェントの利用分として、プランの単価で課金されます。

個人向けプランの選び方(Hobby・Pro・Pro+・Ultra)

個人向けプランの選び方の流れ図。使い方を数える、Proで始める、使用量ダッシュボードで確認、上限に当たる、の順に進み、毎日エージェントを使うならPro+、複数のエージェントや自動化を回すならUltraへ分かれる。
Proで始めて上限を見てから上げる

個人向けの有料3プランは、含まれる機能がほぼ共通です。料金ドキュメントでは、Pro・Pro+・Ultraのいずれにも「Tab補完の無制限利用」「全モデルでのエージェント利用上限の拡張」「Bugbot」「Cloud Agents」が含まれると説明されています。違いはエージェントの利用上限の大きさです。

こんな使い方なら選ぶプラン理由
まず触ってみたい・使う頻度が読めないHobbyカード登録なしで始められる。ただし上限の回数は公式に数値で示されていない
Tab補完が中心で、エージェントはときどきPro(月20ドル)公式の目安では含まれる枠に収まりやすい使い方
毎日エージェントに作業を任せるPro+(月60ドル)公式が「毎日エージェントを使う人」に推奨。総額60〜100ドルの目安とも合う
複数のエージェントを並行で回す・自動化を組むUltra(月200ドル)公式が「パワーユーザー」に推奨。総額200ドル以上の目安と合う

研修でよくお伝えしているのは、「最初からUltraにしない」ことです。Pro+とUltraの差は月140ドル(約21,980円)あります。Proで1回の請求サイクルを使ってみて、使用量ダッシュボードで枠の減り方を見てから上げても遅くありません。Cursorの使用量はエディタの設定画面とWebの使用量ダッシュボードの両方で確認できます。

もう一つの判断軸が「どのモデルを使うか」です。Cursor Modelsの枠でComposerやGrok系を中心に使うなら、Proでも枠が長持ちします。逆に、Claude Opus 5.5やFable 5.1のような高単価モデルを常に指定するなら、Other Modelsの枠が先に尽きるので、上位プランかオンデマンドの予算が必要になります。

事例区分:想定シナリオ
以下は、研修やご相談でよく聞く状況をもとに組み立てた想定例です。実在の企業の数値ではありません。

副業で週に数回、既存のWebサービスを改修するエンジニアを想定します。改修の相談はエージェントに、細かい修正はTab補完で行う使い方なら、公式の目安でいう「エージェントをたまに使う人」に当たるので、Proで始めるのが合っています。一方、本業のチームで毎日エージェントに実装を任せ、テストの修正まで回しているなら「毎日エージェントを使う人」に当たり、Pro+を最初の候補にするのが自然です。

チーム・法人向けの選び方(Teams・Enterprise)

TeamsからEnterpriseへ移る条件を示した図。左にTeams Standard、Teams Premium、SAML/OIDC SSO、中央の関門に請求書/PO払い、使用量のプール、SCIM、右にEnterprise。
TeamsからEnterpriseへ上げる条件

チームで導入するなら、個人プランを人数分契約するのではなくTeamsが基本です。Teamsには個人プランの内容に加えて、次の機能が付きます(料金ページとTeams料金ドキュメントで確認)。

  • チームの一括請求と管理(Admin APIでも利用状況を取得可能)
  • 社内ルール・スキル・プラグインを共有するチーム用マーケットプレイス
  • Bugbotによるエージェント型のコードレビュー
  • チームの文脈を共有したクラウドエージェントと自動化
  • チームの利用状況を把握する使用状況分析
  • チーム全体へのプライバシーモードの強制
  • SAML/OIDCによるSSO

2026年9月23日のChangelogでは、デプロイ後の変更を監視する「Rollouts」と、プルリクエストごとに攻撃につながるバグを報告する「Security Review」が、TeamsとEnterprise向けに追加されました。こうしたチーム向け機能が増えている点も、個人プランの寄せ集めではなくTeamsを選ぶ理由になります。

StandardとPremiumの使い分け

Teamsのシートは、Standard(1ユーザー月40ドル)とPremium(1ユーザー月120ドル・Standardの5倍の利用枠)の2種類です。公式ブログでは、Premiumの自社モデル枠は「99%のユーザーについて、エージェントを多用する月でも1か月分をまかなえる」見込みだと説明されています。

ここで大事なのは、シートの種類は1人ずつ選べて、同じチームの中で自由に混ぜられることです。利用量は1人ごとに割り当てられ、ほかのメンバーへは移せません。全員をPremiumにするのではなく、ヘビーに使う人だけPremiumにするのが公式の想定する使い方です。

事例区分:試算例(実測値ではありません・前提と計算式を明示)
前提:開発者10名、月払い、1ドル=約157円、税別、オンデマンド利用なし。

  • 全員Standard:40ドル×10名=400ドル(約62,800円)
  • 8名Standard+2名Premium:40ドル×8名+120ドル×2名=560ドル(約87,920円)
  • 全員Premium:120ドル×10名=1,200ドル(約188,400円)

同じ10名でも、シートの割り当て次第で月の固定費は3倍変わります。まず全員Standardで始め、ダッシュボードで上限に近い人を見つけてからPremiumに切り替える順番が安全です。

Teamsで見落としやすい課金ルール

  • オンデマンド利用は初期状態で有効:Teams料金ドキュメントに「Teamsプランではオンデマンド利用がデフォルトで有効」と明記されています。月のチーム全体の支出上限はダッシュボードで設定できますが、メンバーごとの支出上限はEnterpriseプランの機能です
  • Cursor Token Rate:TeamsとEnterpriseでは、他社モデルへのリクエストに100万トークンあたり0.25ドル(約39円)のCursor Token Rateが上乗せされます。自社のAPIキーを使うBYOKにもかかり、GrokやComposerなどCursor自社モデルは対象外です
  • 席の請求は「使っている有料席」単位:月の途中でメンバーを追加すると日割りで請求され、クレジットを使ったメンバーを外しても、その席はサイクルの終わりまで埋まったままになります
  • 大人数の値引き:大規模チームの数量割引はenterprise@cursor.comへの問い合わせとドキュメントに案内されています

Enterpriseに上げる目安

公式は、自分たちで設定・管理できるならTeams、優先サポート・使用量のプール・請求書払い・SCIM・高度なセキュリティ制御が必要ならEnterpriseを推奨しています。Enterpriseでは、組織全体で使用量を共有するプール、請求書/PO払い、SCIMによるシート管理、リポジトリ・モデル・MCPのアクセス制御、監査ログとサービスアカウント、AIコードの追跡APIなどが加わります。料金は個別見積もりです。

支払い方法・消費税・請求書

料金ページのQ&Aによると、個人プランとTeams(セルフサーブのプラン)の支払いは主要なクレジットカードとデビットカードに対応し、請求書払いや銀行送金が必要な場合はEnterpriseとして相談する形です。また、Cursorの契約はcursor.comからの直接購入だけが正規で、再販業者や第三者からの購入は認めていないと明記されています。

消費税については、公式ページに「すべての価格は税別」とあり、利用規約でも税金は利用者の負担とされています。日本の消費税法では、インターネットを通じた役務の提供(電気通信利用役務の提供)は、提供を受ける人の住所で国内取引かどうかを判定し、国内の人に提供されるものは国外からの提供でも課税対象になります(国税庁タックスアンサーNo.6210)。

一方で、Cursorの運営会社Anysphere社が日本の適格請求書発行事業者として登録しているかどうか、請求書に登録番号や消費税額が記載されるかどうかは、2026年9月時点で公式に確認できていません。経理処理は、実際に届いた請求書を見たうえで税理士に確認してください。法人契約の申し込み手順と、請求書払い・インボイスの確認ポイントはCursor Teams法人契約|請求書払い・インボイス対応で詳しく解説しています。

データの扱いとセキュリティ

稟議で必ず聞かれるのがデータの扱いです。Cursorのセキュリティページでは、プライバシーモードは無料版・Proを含む誰でも有効にでき、有効にするとCursorはデータを学習に使わないと説明されています。Teamsでは管理者がチーム全体にプライバシーモードを強制でき、新しく参加したメンバーもチームの設定を引き継ぎます。

データ利用のページでは、プライバシーモード有効時はすべてのモデル提供元とゼロデータ保持(ZDR)の契約を結んでいること、ただし不正利用の検知で調査のために保存される場合があることも書かれています。認証・証明では、SOC 2 Type IIの報告書と、ISO/IEC 27001:2022・ISO/IEC 42001:2023・AIUC-1の認証を取得しており、報告書は信頼ポータル(trust.cursor.com)から依頼できます。

Claude Code・GitHub Copilotとの料金と使い分け

Cursor、Claude Code、GitHub Copilotの位置づけを3枚のカードで並べた図。CursorはAI前提のエディタ、Claude Codeはターミナル中心、GitHub Copilotは既存のエディタに追加。
3つのツールは使う場所が違う

Cursorを検討する方の多くが、Claude CodeやGitHub Copilotと比べています。料金の仕組みが違うので、2026年9月28日に各社の公式料金ページで確認した範囲で並べます。

ツール形個人の主なプラン(月払い・税別)チーム向け
CursorAI前提のエディタ(IDE)Pro 20ドル/Pro+ 60ドル/Ultra 200ドルTeams Standard 40ドル・Premium 120ドル(1ユーザー)
Claude Codeターミナル中心のエージェント。Claudeの有料プランに含まれるPro 20ドル(年払いは月17ドル)/Maxは100ドルからTeam Standard 25ドル(年払い20ドル)・Premium 125ドル(年払い100ドル)
GitHub Copilot既存のエディタに追加する拡張Free 0ドル/Pro 10ドル/Pro+ 39ドル/Max 100ドルGitHubの法人向けプラン(本記事では扱いません)

Claudeの料金ページでは「Claude Codeはすべての有料プランに含まれ、ほかのClaudeの利用と同じ上限を共有する」と説明されています。GitHub Copilotは、利用量をGitHub AI Credits(1クレジット=0.01ドル)で払う方式です。

使い分けの考え方はシンプルです。

  • Cursor:エディタの中で補完・編集・エージェントを1か所で回したい人。モデルを選び分けたい人
  • Claude Code:ターミナルから大きめの作業をまとめて任せたい人、Claudeを業務でも使っていて契約をまとめたい人
  • GitHub Copilot:今のエディタを変えずに補完から始めたい人、GitHub上のプルリクエスト運用と一体で使いたい人

実際には「CursorとClaude Codeの併用」も珍しくありません。その場合は両方の月額が重なるので、どちらの利用枠をメインにするかを先に決めておくと無駄が出ません。機能面の詳しい比較はCursor vs Claude Code徹底比較、6製品の料金を横並びで見たい方はAIコーディングエージェント比較、Copilotとの比較はGitHub Copilot vs Claude Code比較、Copilotの課金方式はGitHub Copilot課金変更|AI Credits制度のコスト対策、Claude CodeのTeamプランはClaude Code Teamプランをどうぞ。

この記事の内容を社内で使うなら

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コストを抑えるための指示文5選

利用枠の減り方は、プランよりも「エージェントへの頼み方」で大きく変わります。Cursorのチャット欄や、プロジェクトのルールファイル(AGENTS.mdや.cursor/rules)に貼って使える指示文を5つ紹介します。どれも、エージェントが不要な作業を広げないようにするためのものです。

指示文1:着手前に作業量を見積もらせる

このタスクに着手する前に、変更するファイルの一覧と作業ステップ数の見積もりを箇条書きで出してください。
ステップ数が5を超える場合は、実装を始めずに私の確認を待ってください。
不足している情報があれば、最初に質問してから作業を開始してください。

指示文2:差分を最小にする

今回の修正は、指示した不具合の修正だけに絞り、最小限の差分で行ってください。
関係のないリファクタリング、書式の変更、依存パッケージの更新は含めないでください。
仮定した点は必ず「仮定」と明記してください。

指示文3:調査と実装を分ける

まず調査だけを行ってください。関係するファイルの一覧と、現在の実装方針を報告してください。
実装は、私が「実装してよい」と返信するまで始めないでください。

指示文4:チームのルールファイルに書く

以下をAGENTS.mdの末尾に追記してください。
「複数ファイルにまたがる変更や大きなリファクタリングの前は、必ず実行計画を提示し、利用者の承認を得ること。
高単価のモデルへの切り替えは、利用者が明示した場合だけ行うこと。」

指示文5:月末に利用量を振り返る

以下はCursorの使用量ダッシュボードから書き出した今月の利用データです。
モデル別・日別に集計し、利用が急に増えた日と、そのときに使っていたモデルを表にまとめてください。
来月、同じ作業をより少ない利用量で進めるための工夫を3つ提案してください。
数字は貼り付けたデータの値だけを使い、推測で数字を作らないでください。

[ここに利用データを貼り付け]

特に指示文4のように、チームのルールファイルへ運用ルールとして書いておくと、メンバーごとの使い方のばらつきが減り、Premiumシートが必要な人の見極めもしやすくなります。

【要注意】Cursor料金でよくある失敗パターン

失敗1:月額だけで予算を組む

❌ よくある間違い:Proの月20ドル×人数だけを予算に計上する
⭕ 正しいアプローチ:含まれる枠を使い切った後のオンデマンド利用を見込み、支出上限とアラートを先に設定する

なぜ重要か:公式ドキュメントの目安では、毎日エージェントを使う人の総利用額はおおむね60〜100ドルです。月額だけで組んだ予算は、エージェントを本格的に使い始めた月に超えやすくなります。

失敗2:チーム全員を最上位にそろえる

❌ よくある間違い:「足りなくなると困るから」と全員をPremiumやUltraにする
⭕ 正しいアプローチ:全員Standard(個人ならPro)で始め、上限に近い人だけ上げる

なぜ重要か:10名の試算例では、全員Standardの400ドルに対して全員Premiumは1,200ドルと3倍になります。シートは1人ずつ選べるので、一律にそろえる理由はありません。

失敗3:Teamsのオンデマンド利用を放置する

❌ よくある間違い:Teamsを契約したまま、支出上限を設定せずに使い始める
⭕ 正しいアプローチ:契約した日に、チーム全体の月の支出上限と、金額ベースのアラート通知先(Slackやメール)を設定する

なぜ重要か:Teamsではオンデマンド利用が初期状態で有効です。メンバー個人ごとの上限はEnterpriseの機能なので、Teamsではチーム全体の上限が唯一のブレーキになります。

失敗4:個人カードでProを人数分契約する

❌ よくある間違い:SSOや一括請求が必要なのに、メンバーが個人のカードでProを契約し、経費精算で処理する
⭕ 正しいアプローチ:業務で使うならTeamsにまとめ、SSOとチーム全体のプライバシーモードを設定する

なぜ重要か:個人契約の寄せ集めでは、退職時のアカウント整理やプライバシーモードの徹底を会社側で管理できません。Teamsには管理だけを担当する無料の管理者席もあります。

Uravationならこう判断する

100社以上のAI研修・導入支援でツール選定のご相談を受けてきた立場から、2026年9月時点の判断の順番をまとめます。

  1. まず「誰が・毎日エージェントを使うか」を数える:プランの前に、チームの中で毎日エージェントに作業を任せる人が何人いるかを数えます。公式の目安で総額60〜100ドルになる層です
  2. Tab補完が中心の人はPro/Standardで固定:この層は含まれる枠に収まりやすく、上位プランは不要です
  3. 毎日エージェントを使う人は、個人ならPro+、チームならStandardで始めて観察:1回の請求サイクル分の使用量を見て、上限に当たる人だけPremiumに切り替えます
  4. 請求書払い・SCIM・メンバー別の支出上限が必須ならEnterpriseに相談:経理や情報システムの要件が固い会社は、最初から見積もりを取ったほうが早く進みます
  5. モデル選びのルールを先に決める:日常は自社モデル(Composer・Grok系)、難しい設計や調査だけ高単価モデル、という線引きをルールファイルに書いておくと、どのプランでも請求が安定します

ツールの料金は数か月ごとに変わりますが、「使う人と使い方を先に決め、プランは後から合わせる」という順番は変わりません。社内への展開方法やエンジニア以外のメンバーの使い方まで含めて整理したい場合は、Claude Code研修の選び方も参考にしてください。

よくある質問

Cursorの料金は日本円でいくらですか?

Cursorは米ドル建てで、日本円の専用価格はありません。2026年9月28日時点の参考レート(1ドル=約157円)で換算すると、Proが約3,140円、Pro+が約9,420円、Ultraが約31,400円、Teams Standardが1ユーザー約6,280円(税別)です。実際の請求額は為替とカード会社のレートで変わります。

Cursor Proの料金はいくらで、何ができますか?

Proは月20ドルです。Hobbyの内容に加えて、エージェントの利用上限の拡張、フロンティアモデルへのアクセス、MCP・スキル・フック、クラウドエージェント、従量課金のBugbotが使えます。Pro+やUltraとの違いは機能ではなく、エージェントの利用上限の大きさです。

Teams StandardとPremiumの違いは何ですか?

Standardは1ユーザー月40ドル(年払い32ドル)、Premiumは月120ドル(年払い96ドル)で、PremiumにはStandardの5倍の利用枠が含まれます。管理機能は同じで、同じチームの中で2種類のシートを混ぜて使えます。

月額のほかに追加料金はかかりますか?

かかる場合があります。月額に含まれる利用枠を使い切った後もオンデマンド利用で使い続けると、同じAPI単価で後払いの請求が発生します。TeamsとEnterpriseでは、他社モデルの利用に100万トークンあたり0.25ドルのCursor Token Rateも上乗せされます。表示価格はすべて税別です。

請求書払いやインボイスには対応していますか?

請求書払い・PO払い・銀行送金はEnterpriseプランの対応で、個人プランとTeamsはクレジットカード・デビットカード払いです。Anysphere社が日本の適格請求書発行事業者として登録しているかどうかは、2026年9月時点で公式に確認できていないため、届いた請求書をもとに税理士へ確認してください。

まとめ:Cursor料金は「使い方を数えてからプランを合わせる」

2026年9月28日時点のCursorの料金は、個人向けがHobby(0ドル)・Pro(20ドル)・Pro+(60ドル)・Ultra(200ドル)、チーム向けがTeams Standard(40ドル)・Premium(120ドル)、大規模組織向けがEnterprise(個別見積もり)です。請求額は「月額」「含まれる2つの利用枠」「使い切った後のオンデマンド利用」の3層で決まり、どのモデルを使うかで枠の減り方が大きく変わります。

個人はProから、チームはStandardから始めて、使用量を見ながら上限に当たる人だけ上げる。Teamsを契約したら、その日のうちに支出上限とアラートを設定する。この2つを守るだけで、想定外の請求は大きく減らせます。

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著者:佐藤傑(さとう・すぐる)
株式会社Uravation代表取締役。X(@SuguruKun_ai)フォロワー約10万人。
100社以上の企業向けAI研修・導入支援。著書『AIエージェント仕事術』『Claude仕事術』(SBクリエイティブ・シリーズ累計約6万部)。
SBクリエイティブ「ビジネス+IT」ほかで生成AI連載を執筆(NewsPicks最大1,125ピックス)。

今日から始める3つのアクション

  1. 今日:Cursorの使用量ダッシュボードを開き、今月の利用がCursor ModelsとOther Modelsのどちらに偏っているかを確認する
  2. 今週中:チームで使っているなら、月の支出上限と金額ベースのアラートを設定し、上の「指示文4」をルールファイルに追記する
  3. 今月中:直近の請求サイクルの利用量をもとに、PremiumシートやPro+に上げる人・据え置く人を決め、社内の予算書に反映する

ご質問・ご相談はお問い合わせフォームからお気軽にどうぞ。

参考・出典

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佐藤傑
この記事を書いた人 佐藤傑

株式会社Uravation 代表取締役CEO/生成AIエバンジェリスト。法人向けAI研修・コンサルティングを手がけ、日経・SBクリエイティブ・GMO等のメディアで生成AIについて執筆。

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