最終更新:2026年9月(料金ページ・変更履歴・速度制限の公式ドキュメントを2026年9月28日に確認)
この記事の要点
- 2026年9月現在、X APIは月額なしの従量課金です。投稿1件0.015ドル(約2.4円)、URLを含む投稿は1件0.200ドル(約31.5円)で、リンクを入れるだけで約13倍になります。
- 毎日1本をリンクなしで自動投稿すると月0.45ドル(約71円)、全部リンク付きなら月6ドル(約945円)。お金がかかるのは投稿より「読み取り」の設計です。
- 2026年4月20日から、フォロー・いいね・引用ポストの実行(書き込み)はセルフサーブの全プランでAPIから外れました。旧Basicは6月1日以降、旧Proは9月1日以降、各自の請求期間の終わりに従量課金へ自動で移ります。
対象読者:X(旧Twitter)の自動投稿や投稿データの集計を、自社や個人で組もうとしている担当者・経営者
今日やること:この記事の料金表を横に置き、自分の「月の投稿本数」と「リンク付きの割合」だけ書き出して、月額を計算式で出してみてください。
X APIの料金は、2026年9月現在「投稿1件0.015ドル、リンク付きは0.200ドル、読み取りは1件0.001〜0.010ドル」の従量課金で、毎日1本の自動投稿なら月71円から始められます。旧来の月額プランの印象で身構えている人ほど、単価の小ささに驚くはずです。
筆者自身のX運用は、AIが下書きを作り、一人称・ハッシュタグ・短縮URL・1投稿目の文字数・画像の有無を機械で検査し、最後に人が全部読んでから投稿ツール(Typefully)で予約する流れです。自動いいね・自動フォロー・自動リプは使っていません。この形に落ち着いてから気になり始めたのが、「APIで直接投稿したら、いくらかかるのか」という点でした。
2026年9月28日に、docs.x.comの料金ページ、開発者ガイドライン、変更履歴、速度制限のページを取得して本文を確認しました。わかったのは、単価そのものは安い一方で、URLを含むかどうか、他人の投稿を何件読むか、自動チャージをどう設定するかで、請求額が1桁以上変わるということです。2026年の1年間で、料金の仕組みもAPIでできることも大きく動いています。
この記事では、公式の料金表を全行、日本円の換算つきで一次リファレンスとして載せ、毎日1本・リンク付き・月100本の3パターンを計算式つきで試算します。費用を抑える設計と、見積もりに使えるコピペ用のプロンプトもまとめました。
X APIの料金とは|2026年9月時点の仕組み
X APIの料金とは、X(旧Twitter)のデータを読んだり投稿したりするAPIを使った分だけ、前払いのクレジットから差し引く従量課金の料金体系のことです。2026年2月6日に「Pay-Per-Use」として正式に始まり、公式の料金ページは「サブスクリプションなし、使った分だけ支払う」と説明しています。

課金の単位は操作の種類で2つに分かれます。
- 読み取り(Read):レスポンスで返ってきたリソース1件ごとに課金。投稿を100件取得すれば100件分です。
- 書き込み(Write):リクエスト1回ごとに課金。投稿1回、DM送信1回、ブックマーク1回という数え方です。
これに加えて、自分のアプリで自分のデータを読む「Owned Reads」という割安な区分と、X Activity API経由で届くWebhookイベントの課金があります。つまり料金表は「書き込み」「読み取り」「Owned Reads」「Webhook」の4区分で見れば全体がつかめます。
支払いはDeveloper Console(console.x.com)でクレジットを先に買う方式です。契約期間や最低利用額はなく、残高がなくなればAPIが止まります。大量の読み取りが必要な場合は、見積もり制のEnterpriseプランが別にあります。
Xの自動投稿をClaude Codeで組む方法はすでに別記事でまとめています。この記事はその前段として、料金だけを細かく扱います。
X APIの料金表|書き込み・読み取り・Owned Reads・Webhook
以下は2026年9月28日に確認したdocs.x.comの料金ページの全行です。円換算は1ドル157.49円(2026年9月28日の為替)で計算し、小数第1位までに丸めました。公式は「価格は変更される場合がある。最新の単価はDeveloper Consoleで確認できる」と明記しているので、契約前にはConsoleの表示も必ず見てください。
書き込み(1リクエストごと)
| 操作(公式の表記) | 内容 | 単価(ドル) | 円換算 |
|---|---|---|---|
| Post: Create | 投稿の作成 | 0.015 | 約2.4円 |
| Post: Create (with URL) | URLを含む投稿の作成 | 0.200 | 約31.5円 |
| Post: Create (summoned) | @メンション等で呼ばれた返信 | 0.010 | 約1.6円 |
| DM Interaction: Create | DMの送信など | 0.015 | 約2.4円 |
| User Interaction: Create | ユーザーへの操作 | 0.015 | 約2.4円 |
| Interaction: Delete | 操作の取り消し | 0.010 | 約1.6円 |
| Content: Manage | コンテンツの管理 | 0.005 | 約0.8円 |
| List: Create | リストの作成 | 0.010 | 約1.6円 |
| List: Manage | リストの管理 | 0.005 | 約0.8円 |
| Bookmark | ブックマーク | 0.005 | 約0.8円 |
| Media Metadata | メディアのメタデータ(代替テキスト等) | 0.005 | 約0.8円 |
| Privacy: Update | プライバシー設定の更新 | 0.010 | 約1.6円 |
| Mute: Delete | ミュートの解除 | 0.005 | 約0.8円 |
| Counts: Recent | 直近の投稿数カウント | 0.005 | 約0.8円 |
| Counts: All | 全期間の投稿数カウント | 0.010 | 約1.6円 |
| Trends | トレンドの取得 | 0.010 | 約1.6円 |
「内容」の列は公式の操作名から読み取れる範囲の日本語訳です。各行に含まれるエンドポイントの細かな対応は、Developer Consoleの表示で確認してください。画像や動画のアップロード自体の単価は料金ページに行がなく、2026年9月時点で公式に確認できていません。
読み取り(返ってきた1件ごと)
| リソース | 内容 | 単価(ドル) | 円換算 |
|---|---|---|---|
| Posts: Read | 投稿 | 0.005 | 約0.8円 |
| User: Read | ユーザー情報 | 0.010 | 約1.6円 |
| DM Event: Read | DMイベント | 0.010 | 約1.6円 |
| Following/Followers: Read | フォロー・フォロワー | 0.010 | 約1.6円 |
| List: Read | リスト | 0.005 | 約0.8円 |
| Space: Read | スペース | 0.005 | 約0.8円 |
| Community: Read | コミュニティ | 0.005 | 約0.8円 |
| Note: Read | コミュニティノート | 0.005 | 約0.8円 |
| Like: Read | いいね | 0.001 | 約0.2円 |
| Mute: Read | ミュート | 0.001 | 約0.2円 |
| Block: Read | ブロック | 0.001 | 約0.2円 |
| Profile Update: Read | プロフィール更新 | 0.005 | 約0.8円 |
従量課金の読み取りには、1請求月あたり投稿300万件の上限があります。それ以上が必要ならEnterpriseプランへの移行が案内されています。300万件をすべて通常の投稿の読み取りで使った場合、3,000,000件 × 0.005ドル = 15,000ドル(約236万円)です。
Owned Reads(自分のデータ・1件0.001ドル)
自分の開発者アプリが、アプリ所有者本人のデータを読む場合は、1件0.001ドル(1,000件で1ドル、約0.2円/件)になります。条件は、URLの{id}が認証したユーザーと一致し、そのユーザーがアプリの所有者であることです。
| エンドポイント | 読めるもの |
|---|---|
| GET /2/users/{id}/tweets | 自分の投稿 |
| GET /2/users/{id}/mentions | 自分へのメンション |
| GET /2/users/{id}/liked_tweets | 自分がいいねした投稿 |
| GET /2/users/{id}/bookmarks | 自分のブックマーク |
| GET /2/users/{id}/followers | 自分のフォロワー |
| GET /2/users/{id}/following | 自分がフォローしているアカウント |
| GET /2/users/{id}/blocking | 自分がブロックしたアカウント |
| GET /2/users/{id}/muting | 自分がミュートしたアカウント |
| GET /2/users/{id}/owned_lists | 自分が作ったリスト |
| GET /2/users/{id}/followed_lists | 自分がフォローしているリスト |
| GET /2/users/{id}/list_memberships | 自分が追加されているリスト |
| GET /2/users/{id}/pinned_lists | 自分がピン留めしたリスト |
自分の投稿の反応をダッシュボードで見る、フォロワー数の推移を記録する、といった用途はこの区分に収まります。通常の投稿読み取り(0.005ドル)の5分の1です。
Webhookイベント(X Activity API・1イベントごと)
| イベント | 単価(ドル) | 円換算 |
|---|---|---|
| post.create | 0.005 | 約0.8円 |
| post.delete | 課金なし | 0円 |
| follow.follow | 0.010 | 約1.6円 |
| follow.unfollow | 0.010 | 約1.6円 |
| mute.mute/mute.unmute | 0.001 | 約0.2円 |
| block.block/block.unblock | 0.001 | 約0.2円 |
| profile.update.* | 0.005 | 約0.8円 |
| chat.received | 0.010 | 約1.6円 |
| chat.sent/chat.conversation_join | 課金なし | 0円 |
| dm.received | 0.010 | 約1.6円 |
| dm.sent/dm.read/dm.indicate_typing | 課金なし | 0円 |
| news.new | 0.005 | 約0.8円 |
| spaces.start/spaces.end | 0.005 | 約0.8円 |
Webhookも、ほかのリソースと同じ「UTCの24時間」の中で重複排除されます。
月額の目安|毎日1本・リンク付き・月100本の試算
ここからは、上の単価表から計算した試算です(実際の請求額ではありません。1ドル157.49円、2026年9月28日時点)。投稿だけでなく、反応を読む場合の金額も並べました。

| 使い方 | 計算式 | 月額(ドル) | 月額(円) |
|---|---|---|---|
| 毎日1本・リンクなし | 30本 × 0.015ドル | 0.45 | 約71円 |
| 月100本・リンクなし | 100本 × 0.015ドル | 1.50 | 約236円 |
| 毎日1本・全部リンク付き | 30本 × 0.200ドル | 6.00 | 約945円 |
| 月100本・うち30本がリンク付き | 70本 × 0.015ドル + 30本 × 0.200ドル | 7.05 | 約1,110円 |
| 月100本・全部リンク付き | 100本 × 0.200ドル | 20.00 | 約3,150円 |
| 自分の投稿を毎日100件読み直す(Owned Reads) | 100件 × 30日 × 0.001ドル | 3.00 | 約472円 |
| 他人の投稿を毎日200件検索で読む | 200件 × 30日 × 0.005ドル | 30.00 | 約4,725円 |
表から読み取れるのは2点です。1つ目は、投稿の本数よりリンクの有無のほうが金額を大きく動かすこと。0.200 ÷ 0.015 ≒ 13.3なので、URLを入れた投稿は1本で通常の投稿約13本分です。月100本のうち30本だけリンク付きにした場合、投稿数は3割なのに金額の約85%(6.00 ÷ 7.05)をリンク付きが占めます。
2つ目は、「読む」処理を足した途端に投稿の費用を追い越すことです。他人の投稿を毎日200件読むだけで月30ドル、毎日1本のリンクなし投稿(月0.45ドル)の約67倍になります。同じ投稿をUTCの同じ日に何度読んでも課金は1回ですが、日付が変われば再び課金されます。毎日同じ検索を回す設計は、この点を踏まえて件数を見積もってください。
画像付きの投稿の単価は料金ページに明記がなく、2026年9月時点で公式に確認できていません。代替テキストを付けるならMedia Metadataの0.005ドルが加わる可能性があります。画像を付ける運用を組む時は、Developer Consoleの利用明細で実際の消費を確かめてください。
2026年に変わったこと|従量課金の開始から値上げまで
X APIの料金とできることは、2026年の1年で何度も変わりました。古い記事の「Freeなら月500件」「Basicなら月額200ドル」といった情報は、そのままでは使えません。公式の変更履歴と開発者フォーラムの告知を日付順に並べます。

| 日付 | 変更内容 | 読者への影響 |
|---|---|---|
| 2026年2月6日 | 従量課金(Pay-Per-Use)を正式開始。Developer Console(console.x.com)、公式SDKのXDK(Python・TypeScript)、MCPサーバーを公開。直近に使っていた旧Free利用者へ1回限りの10ドルのバウチャー | 月額なしで少額から始められるようになった |
| 2026年2月23日 | APIからの返信は、元の投稿の作者が返信側を@メンションするか、返信側の投稿を引用した時だけ許可。@メンションと引用にも制限を追加。セルフサーブのみ対象でEnterpriseは対象外 | キーワードに反応して見知らぬ投稿へ返信するボットは作れなくなった |
| 2026年4月20日(4月16日告知) | Owned Readsを1件0.001ドルで新設。投稿が0.010ドルから0.015ドルへ値上げ。URLを含む投稿は0.200ドル。呼ばれた返信は0.010ドルのまま。フォロー・いいね・引用ポストの実行(とその取り消し)をセルフサーブの全プランのAPIから削除 | リンク付き投稿が高くなり、自動いいね・自動フォローはAPIでできなくなった |
| 2026年6月1日以降 | 旧Basic(月額・年額)を従量課金へ自動移行(5月21日告知)。月額契約者には初回200ドルのクレジットを請求。移行後の初期設定は自動チャージ200ドル(残高10ドル未満で発動)、利用上限は1請求期間400ドル | 旧Basicの契約者は、設定を見直さないと自動チャージが大きいまま動く |
| 2026年9月1日以降 | 旧Pro(月額・年額)を従量課金へ自動移行(8月14日告知)。月額契約者には初回5,000ドルのクレジットを請求。初期設定は自動チャージ5,000ドル(残高250ドル未満で発動)、利用上限は1請求期間10,000ドル | 旧Proの契約者も、請求サイクルの終わりから順次従量課金に |
いずれの移行も、切り替え日は各自の請求期間の終わりです。年額契約の残りは、日割りの残額が従量課金のクレジットとして付与されます。旧プランの料金表を前提に予算を組んでいる社内資料があれば、この表で置き換えてください。
なお、速度制限のページにはいいねのエンドポイントの行が残っていますが、2026年4月16日の告知ではセルフサーブの全プランからいいね・フォローの書き込みを削除すると明記されています。変更履歴の記述を優先して読むのが安全です。
支払いの仕組み|クレジット・自動チャージ・xAI還元・上限
従量課金といっても、後から請求書が来る方式ではありません。仕組みは次の5つです。

| 項目 | 公式の仕様(2026年9月28日確認) |
|---|---|
| クレジットの前払い | Developer Consoleでクレジットを購入し、リクエストのたびにリアルタイムで差し引かれる。契約・最低利用額なし |
| 残高がなくなったら | 残高がわずかにマイナスになることがあり、その場合は不足分を足すまでAPIが止まる |
| 自動チャージ | 残高がしきい値を下回った最初の時点で、設定額を自動で追加(公式の例は追加25ドル・しきい値5ドル)。発動は5分に1回まで。残高0以下では動かない |
| 利用上限(Spending limit) | 1請求期間あたりの上限額を設定でき、達するとその期間はAPIが止まる |
| xAI APIクレジットの還元 | 請求期間内の累計購入額に応じて最大20%。0〜199ドルは0%、200〜499ドルは10%、500〜999ドルは15%、1,000ドル以上は20%。xAIのチームを開発者アカウントに紐づける必要あり |
気をつけたいのは還元の段階です。「最大20%還元」と聞くと誰でも2割戻るように見えますが、累計200ドル未満は0%です。毎日1本の自動投稿(月0.45ドル)程度では、還元は受けられないと考えて予算を組んでください。
自動チャージには、5分に1回までという安全装置があります。逆に言えば、5分以内に1回分のチャージを使い切るほど急に使う設計だと、自動チャージをオンにしていても「クレジット不足」で止まることがあります。公式も、ピーク時の5分間の消費を上回る額を設定するよう案内しています。
使用量はAPIでも確認できます。公式ドキュメントには、投稿の日次消費数を返すUsageエンドポイントの例が載っています(トークンは環境変数から渡してください)。
curl "https://api.x.com/2/usage/tweets" \
-H "Authorization: Bearer $BEARER_TOKEN"この記事の内容を社内で使うなら
要点と手順をまとめた資料を無料で受け取れます。研修4,000名以上・支援100社以上の実績をもとに、自社の業務に当てはめる相談も30分から受け付けています。
速度制限|料金とは別にかかる回数の上限
お金を払えば無制限に投稿できるわけではありません。料金とは別に、エンドポイントごとの速度制限(rate limit)があります。超えると429エラーが返り、時間枠がリセットされるまで待つことになります。自動投稿で関係する主な行は次のとおりです。
| エンドポイント | アプリ単位 | ユーザー単位 |
|---|---|---|
| POST /2/tweets(投稿) | 24時間で10,000回 | 15分で100回 |
| DELETE /2/tweets/:id(投稿の削除) | 記載なし | 15分で50回 |
| GET /2/users/:id/tweets(ユーザーの投稿一覧) | 15分で10,000回 | 15分で900回 |
| GET /2/tweets/search/recent(直近の検索) | 15分で450回 | 15分で300回 |
ユーザー単位の投稿上限は15分で100回なので、1つのアカウントで1日数本を予約投稿する使い方なら、まず当たりません。当たりやすいのは、複数アカウントをまとめて1つのアプリで動かす時や、エラー時の再試行が暴走した時です。レスポンスヘッダーのx-rate-limit-remaining(残り回数)とx-rate-limit-reset(リセット時刻)を見て、上限前に止める作りにしておくと安心です。
AIで自動投稿する時の費用の抑え方
AIに投稿文を書かせて自動投稿する場合、費用の大半は「リンク」と「読み取り」で決まります。冒頭で書いた筆者の運用のように、下書き作成と機械検査と人の確認はAPIの外で済ませ、APIを呼ぶのは確定した投稿を出す1回だけにすると、URLを含まない投稿なら、請求額は投稿本数 × 0.015ドルにほぼ収まります。ここからは、そのための設計とプロンプトを紹介します。

1. 月額の見積もりをAIに計算させる
まずは自分の使い方を数字にします。単価をプロンプトに書いておけば、AIに計算式ごと出させられます。
あなたはX APIの費用見積もり担当です。次の単価(2026年9月28日時点の公式料金ページ)だけを使って、月額を計算してください。
- 投稿(URLなし): 0.015ドル/件
- 投稿(URLあり): 0.200ドル/件
- 呼ばれた返信: 0.010ドル/件
- 他人の投稿の読み取り: 0.005ドル/件
- 自分のデータの読み取り(Owned Reads): 0.001ドル/件
- 為替: 1ドル157.49円
私の使い方:
- 月の投稿本数: [例: 60本]
- そのうちURLを含む本数: [例: 10本]
- 毎日読む他人の投稿の件数: [例: 0件]
- 毎日読む自分の投稿の件数: [例: 50件]
出力は「項目・計算式・ドル・円」の表にし、合計を最後に書いてください。
同じ投稿を同じUTCの日に何度読んでも課金は原則1回、という重複排除の前提も考慮してください(公式は障害時などに重複排除されない場合があると書いています)。
不足している情報があれば、最初に質問してから計算を始めてください。
仮定した点は必ず"仮定"と明記してください。2. リンク付き投稿を棚卸しする
リンク付きは通常の約13倍です。過去の投稿や予約中の下書きを貼り付けて、URLが本当に必要かを1本ずつ判定させます。
以下は私のX投稿の下書き一覧です。1本ずつ次の3つに分類してください。
A: URLがないと成立しない(申込ページ・資料DLなど)
B: URLを外しても内容が伝わる(URLはプロフィールや固定投稿で代替できる)
C: 判断できない
出力は「番号・分類・理由(1行)・URLを外した場合の書き換え案」の表にしてください。
X APIではURLを含む投稿が1件0.200ドル、含まない投稿が0.015ドルです。Bに分類した本数から、月に減らせる金額も計算してください。
事実が確認できない推測は書かず、判断できない場合はCにしてください。
[ここに下書きを貼る]3. 自動化の内容をルールで自己点検する
安く作れても、ルール違反で止められたら意味がありません。開発者ガイドラインで禁止されている動きが入っていないかを、設計段階で確認します。
次の自動化の仕様が、Xの開発者ガイドライン(2026年9月時点)に照らして問題ないか点検してください。
点検項目:
1. 同じ文面を複数アカウントに投稿していないか
2. トレンドに乗せるための投稿をしていないか
3. キーワードに反応して自動で返信していないか
4. 新しいフォロワーへ自動DMを送っていないか
5. 自動いいね・自動フォロー・自動フォローバックを含んでいないか
6. ブラウザ自動操作やスクレイピングなど、公式API以外の手段を使っていないか
7. AIが生成した返信を投稿する機能がある場合、Xの事前承認を得る前提になっているか
8. 自動で投稿するアカウントの場合、プロフィールに「自動化」のラベルを付け、運営者を自己紹介欄に書いているか
出力は「項目・該当するか・根拠となる仕様の箇所・直し方」の表にしてください。
判断に必要な情報が仕様にない場合は、推測せず質問として列挙してください。
[ここに自動化の仕様を貼る]4. 読み取りの設計を見直す
読み取りは、どのエンドポイントを使うかで単価が5倍変わります。自分のデータならOwned Readsで取れないかを先に確認します。
X APIで次のデータを毎日取得したいと考えています。
[例: 自分の投稿の直近100件の反応、自分へのメンション、業界の公式アカウントの投稿]
それぞれについて、
- 使うエンドポイント
- Owned Reads(1件0.001ドル)の対象になるか(対象: 自分の投稿・メンション・いいね・ブックマーク・フォロワー・フォロー・ブロック・ミュート・リスト4種)
- 通常の読み取り単価(投稿0.005ドル、ユーザー0.010ドル)
- 1日あたり・1か月あたりの件数と金額
を表にしてください。
同じリソースは同じUTCの日なら1回しか課金されないことを前提に、取得の時刻と回数をまとめる案も出してください。
数字と固有名詞は、根拠(出典/計算式)を添えてください。5. 投稿ツールとAPI直接の費用を比べる
予約投稿ツールを使うか、APIを直接呼ぶかは、金額だけでなく手間も含めて比べます。筆者は予約をTypefullyで行っています。ツール側の料金は各社の公式ページで確認して、プロンプトに入れてください。
X(旧Twitter)の自動投稿について、次の2案の月額と手間を比べてください。
案1: 予約投稿ツールを使う(ツール名と月額: [公式ページで確認した値を記入])
案2: X APIを直接呼ぶ(投稿0.015ドル/件、URL付き0.200ドル/件、1ドル157.49円)
前提:
- 月の投稿本数: [例: 60本]、うちURL付き: [例: 10本]
- 社内で保守できる人: [いる/いない]
比べる観点: 月額、初期の構築時間、障害時の対応、速度制限への対応、ルール順守の確認のしやすさ。
金額は計算式を添え、手間の見積もりは"仮定"と明記してください。
不足している情報があれば、最初に質問してから比較を始めてください。投稿ツール側からAPIへつなぐ方法は、Typefullyの料金と使い方、WordPressからXへ自動投稿する方法、DiscordとXの自動投稿で個別にまとめています。
6. 過去の投稿を数えてから書かせる
AIに投稿文を書かせる時、筆者は過去の投稿を先に数えています。上位200スレッドの1投稿目をスクリプトで数えたところ、文字数は平均151字・中央値123字、一人称とハッシュタグは0%、数字入りは72.5%でした。こうした数字を条件としてAIに渡すと、口調を真似させるより事実の混ざり方を抑えやすくなります。自分の投稿をAPIで読み直す場合は、200件 × 0.001ドル = 0.2ドル(約31円)のOwned Readsで済む計算です。
以下は私のX投稿の1投稿目、[件数]件です。次の項目を数えて表にしてください。
- 文字数の平均と中央値
- 改行の平均回数
- 一人称(私・僕・俺)を含む割合
- ハッシュタグを含む割合
- 数字を含む割合
- URLを含む割合
数え方の定義も1行ずつ書いてください。推測や印象は書かず、数えた結果だけを出してください。
[ここに投稿を貼る]【要注意】X APIの料金でよくある失敗パターン
失敗1:すべての投稿にリンクを入れてしまう
❌ ブログの新着記事を毎日自動で告知し、全投稿にURLを付ける(月30本で6ドル、約945円)
⭕ URLが必要な投稿だけに絞り、残りはURLなしで要点を書く。毎日1本のうち週1本だけリンク付きにすると、26本 × 0.015ドル + 4本 × 0.200ドル = 1.19ドル(約187円)
なぜ重要か:2026年4月20日の改定で、URLを含む投稿は0.200ドルになりました。単価の差は約13倍で、本数が増えるほど効いてきます。
失敗2:「20%還元」を前提に予算を組む
❌ 「支払額の2割はxAIクレジットで戻る」と考えて見積もる
⭕ 請求期間の累計購入額が200ドル未満なら還元は0%として計算する
なぜ重要か:還元率は累計額で段階的に上がり、20%になるのは1,000ドル以上です。少量の自動投稿では対象になりません。
失敗3:自動いいね・自動フォローを組み込もうとする
❌ 集客のために、特定のキーワードを含む投稿へ自動でいいね・フォローする機能を作る
⭕ 投稿の予約と、呼ばれた時の返信に絞る(AIが返信文を作る場合は、公開前にXの事前承認が必要)
なぜ重要か:フォロー・いいね・引用ポストの実行(書き込み)は2026年4月20日にセルフサーブの全プランのAPIから外れています。さらに開発者ガイドラインでは、自動いいね・一括フォロー・自動フォローバックは禁止の行に並び、ブラウザ自動操作やスクレイピングのような公式API以外の自動化は永久凍結の対象と書かれています。「APIが使えないならブラウザで」と考えるのが一番危険です。
失敗4:旧プランからの移行後、自動チャージの設定を見ない
❌ 旧Basicから自動移行されたまま、初期設定(自動チャージ200ドル・上限400ドル)で放置する
⭕ 実際の月額に合わせて、自動チャージ額と利用上限(Spending limit)を下げる
なぜ重要か:旧Basicの移行後の初期設定は、残高が10ドルを切ると200ドル(約31,498円)を追加する設定です。月数ドルしか使わないなら、上限を小さく設定しておけば、再試行の暴走などで想定外の消費が起きても止められます。
よくある質問
X APIの料金はいくらですか?
2026年9月現在、月額はなく、使った分だけの従量課金です。投稿は1件0.015ドル(約2.4円)、URLを含む投稿は1件0.200ドル(約31.5円)、他人の投稿の読み取りは1件0.005ドル(約0.8円)、自分のデータの読み取りは1件0.001ドル(約0.2円)です。
X APIは無料で使えますか?
公式の料金ページは従量課金を「サブスクリプションなし」と説明しており、新規に選べる無料枠は2026年9月時点で公式に確認できていません。公共性の高いPublic Utility Appsには無料の拡大アクセスが続くと、2026年2月6日の変更履歴に書かれています。旧Freeで直近に利用していた人には、1回限りの10ドルのバウチャーが配られました。
X APIの料金は値上げされましたか?
はい。2026年4月20日に、投稿は0.010ドルから0.015ドルへ上がり、URLを含む投稿は0.200ドルになりました。同時に、自分のデータの読み取り(Owned Reads)は0.001ドルへ下がっています。公式は価格が変更される場合があるとしているため、使う前にDeveloper Consoleの表示を確認してください。
BasicプランやProプランはまだありますか?
旧Basicは2026年6月1日以降、旧Proは2026年9月1日以降、各自の請求期間の終わりに従量課金へ自動で移行すると告知されています。新規にBasic・Proへ申し込めるかは、2026年9月時点で公式に確認できていません。
X APIで自動投稿すると、1か月いくらかかりますか?
毎日1本をリンクなしで投稿すると、30本 × 0.015ドル = 0.45ドル(約71円)です。全部リンク付きなら30本 × 0.200ドル = 6ドル(約945円)です。反応を読む処理を加えると、その分が上乗せされます。
AIで生成した返信を自動投稿しても大丈夫ですか?
開発者ガイドラインでは、AIが生成した返信を投稿するアプリは、公開前にXの事前承認が必要な項目に分類されています。さらに2026年2月23日以降、APIからの返信は、元の投稿の作者に@メンションか引用で呼ばれた場合に限られます。通常の予約投稿とは扱いが違うので、返信の自動化は別に確認してください。
読み取り件数に上限はありますか?
従量課金では、1請求月あたり投稿300万件の読み取りが上限です。これを超える場合はEnterpriseプランが案内されています。料金とは別に、エンドポイントごとの速度制限もあります。
今日から始める3つのアクション
- 今日やること:自分の月の投稿本数とリンク付きの本数を書き出し、上の「月額の見積もり」プロンプトで月額を計算する
- 今週中:予約中の下書きを「リンク付き投稿の棚卸し」プロンプトにかけ、URLを外せる投稿を決める。Developer Consoleで利用上限(Spending limit)を設定する
- 今月中:自動化の仕様を「自己点検」プロンプトで確認し、自動いいね・自動フォロー・ブラウザ自動操作が入っていないことを確かめてから本番に移す
あわせて読みたい
- Claude×X連携|Claude CodeでX投稿を自動化:投稿の自動化そのものの組み方
- 主要AIモデルAPI料金 横断比較:投稿文を書かせるAI側のAPI料金
- X Ads MCPとは:広告運用をAIから操作する場合
参考・出典
- X API pay-per-usage pricing and credits:X Developer Platform(確認日: 2026-09-28)
- Changelog:X Developer Platform(確認日: 2026-09-28)
- Rate limits:X Developer Platform(確認日: 2026-09-28)
- Developer Guidelines:X Developer Platform(確認日: 2026-09-28)
- X API Pricing Update: Owned Reads now $0.001 & other changes effective April 20, 2026:X Developers Community(確認日: 2026-09-28)
- X API v2 Update: Addressing LLM-Generated Spam:X Developers Community(2026-02-23公開・確認日: 2026-09-28)
- Important Update: Legacy X API Basic Plans Are Moving to Pay-Per-Use (PPU):X Developers Community(2026-05-21公開・確認日: 2026-09-28)
- Important Update: Legacy X API Pro Plans Are Moving to Pay-Per-Use (PPU):X Developers Community(2026-08-14公開・確認日: 2026-09-28)
- Enterprise API pricing and custom plans:X Developer Platform(確認日: 2026-09-28)
為替は1ドル157.49円(2026年9月28日)で換算しています。料金は変更される場合があるため、最新の単価はDeveloper Consoleで確認してください。
著者:佐藤傑(さとう・すぐる)
株式会社Uravation代表取締役。X(@SuguruKun_ai)フォロワー約10万人。
100社以上の企業向けAI研修・導入支援。著書『AIエージェント仕事術』『Claude仕事術』(SBクリエイティブ・シリーズ累計約6万部)。
SBクリエイティブ「ビジネス+IT」ほかで生成AI連載を執筆(NewsPicks最大1,125ピックス)。
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