結論:マネーフォワードのAI機能は「クラウド会計・給与などに標準で入っているAIエージェント」「単体の追加料金がかかるAI-OCR従量課金」「まだ価格未定のAIネイティブ新製品(AI確定申告・AI Cowork)」の3階層に分かれており、2026年8月時点では「AI機能があるから安い・速い」と単純化せず、どの階層の話をしているかを切り分けて導入判断する必要があります。
この記事の要点
- マネーフォワード クラウドには「交際費精算エージェント」など9種類のAIエージェントが順次組み込まれており、既存プランの範囲内で使えるものが中心です
- AI-OCR(領収書のAI読み取り)はプランごとに無料件数が決まっており、ビジネスプランでは101件目から1件20円(税抜)の従量課金が発生します
- 「AI確定申告」(正式版)と「AI Cowork」は2026年8月時点で正式な料金が未発表・未確認で、資料請求・問い合わせ経由の案内にとどまっています
対象読者:マネーフォワード クラウドを導入済み、または導入検討中の中小企業の経理担当者・経営者
読了後にできること:自社が使っているマネーフォワードのプランでどのAI機能が対象になるかを整理し、freee・弥生との比較軸を持って導入判断ができるようになります
「マネーフォワード、最近AIって書いてあるけど、うちのプランでも使えるんですか?追加料金取られたりしませんか?」
AI導入の相談を受けていると、この手の質問がここ数ヶ月で急に増えました。理由ははっきりしていて、マネーフォワードが2025年後半から2026年にかけて「AIエージェント」「AI-OCR」「AI確定申告」「AI Cowork」と、性質の異なるAI関連の発表を立て続けに出しているからです。公式サイトを見ても、どれが今すぐ使える機能で、どれがこれから始まる新製品なのか、経理担当者が短時間で整理するのは正直かなり大変です。
実際に話を聞いていて感じるのは、「AI機能」という言葉でひとくくりにしてしまい、「無料で使えるはずなのに従量課金が発生していた」「新しいAIネイティブ製品だと思ったら、実は既存プランのオプション機能だった」という認識のズレが起きやすいということです。マネーフォワードのAI関連の発表は、実はレイヤーが3つに分かれています。
この記事では、2026年8月時点で公式に確認できる情報をもとに、マネーフォワードのAI機能を「①既存プラン内のAIエージェント」「②追加料金が発生しうるAI-OCR」「③価格未定のAIネイティブ新製品」の3層に整理し、freee・弥生のAI機能との違い、導入前に確認すべきポイントを、コピペで使える指示文つきで解説します。
結論ファースト:マネーフォワードのAI機能、今できることは何か
| 知りたいこと | 結論 | 詳しい章 |
|---|---|---|
| 今のプランのままAI機能を使えるか | クラウド経費などのAIエージェント機能は、既存プランの範囲内で順次利用可能な設計。個別の追加契約は原則不要 | マネーフォワードのAI機能一覧 |
| 領収書のAI読み取り(AI-OCR)は無料か | プランごとに無料件数の上限があり、超えると従量課金。「使い放題」ではない | AI-OCRと従量課金のルール |
| 「AI確定申告」はいくらで使えるか | ベータ版は2026年3月末まで無料提供。正式版の料金は2026年8月時点で未発表 | AI確定申告とは |
| 「AI Cowork」は何をしてくれるか | 2026年7月提供開始予定として発表された、複数AIエージェントが自然言語指示で業務を代行する新サービス。料金は問い合わせ制 | AI Coworkとは |
| freee・弥生とどちらを選ぶべきか | AI機能の強さだけで選ばず、すでに使っている会計事務所・連携先ツールとの相性で選ぶのが実務的 | freee・弥生のAI機能との違い |
マネーフォワードのAI機能一覧|9種のAIエージェントとMCP連携
マネーフォワードは2025年5月に「統合flow × AI」というAI戦略を発表し、各プロダクトに段階的にAIエージェント機能を組み込んできました。2025年12月には、これらのAIソリューションをまとめて紹介する特設サイト「『マネーフォワード クラウド』with AI」も公開しています。2026年8月時点で公式に案内されている主なAIエージェントは、大きく「経費・請求まわり」と「財務・管理まわり」に分かれます。
経費・請求まわりのAIエージェント
- 交際費精算エージェント:領収書から経費科目や接待交際費の参加者情報までAIが自動で推測・入力
- 経費申請サポートエージェント:経費申請の入力補助
- 請求書ダウンロード代行エージェント:取引先からの請求書ダウンロードを代行
- 支払依頼申請サポートエージェント:支払依頼の申請作業を補助
- 未入金回収サポートエージェント:未入金の督促・回収業務を補助
財務・管理まわりのAIエージェント
- 固定資産登録サポートエージェント:固定資産台帳への登録を補助
- 業績分析エージェント:業績データの分析を補助
- リース識別エージェント:リース契約の識別・区分を補助
- カスタム帳票作成エージェント:独自フォーマットの帳票作成を補助
研修先でよく聞くのは「これって別料金のオプションなんですか?」という質問です。公式の発表・ヘルプページを確認する限り、これらのAIエージェントは特定プロダクト(クラウド経費・クラウド債務支払・クラウド契約など)を契約していれば、機能として順次組み込まれる設計になっており、2026年8月時点で個別の追加料金が明記されているのは後述するAI-OCRのみです。ただし機能ごとの対象プラン・提供時期は順次拡大中のため、自社が契約しているプロダクトの管理画面やリリースノートで有効化状況を確認するのが確実です。
もう一つ実務的に大きいのが、2026年3月に公開された「freee MCP」のように、マネーフォワードも会計データをAIツールから直接確認・操作できるMCP(Model Context Protocol)サーバー機能を提供している点です。公式FAQには「AIツールから会計データを確認・操作できるMCPサーバー機能に、追加料金はかかりますか?」という問いに対し「いいえ、追加料金はかかりません」と明記されています。ChatGPTやClaudeなどのAIエージェントを日常的に使っている企業であれば、この無料のMCP連携が実務上いちばん使い勝手のいい入口になりやすいところです。
【MCP連携で試せるプロンプト例】
マネーフォワード クラウド会計のMCP連携を使って、
今月の勘定科目別の支出上位5件を教えてください。
先月と比べて増減が大きい科目があれば、増減率とあわせて指摘してください。
数値の根拠となる取引が不明な場合は、断定せず「要確認」と示してください。AI-OCRと料金の従量課金ルール|「タダで使い放題」ではない
マネーフォワード クラウド会計の「AI-OCRから入力」機能は、領収書や請求書などの画像・PDFをアップロードすると、AIが内容を読み取って仕訳の下書きを作る機能です。ここで注意が必要なのが、プランごとに無料で添付できるファイル数の上限が決まっている点です。公式ヘルプによると、上限と超過分の料金は次のとおりです。
| プラン | AI-OCR無料枠(月間) | 超過時の従量課金 |
|---|---|---|
| ひとり法人プラン | 30件まで | 公式ヘルプ参照(超過時の単価はプラン別FAQで要確認) |
| スモールビジネスプラン | 60件まで | 公式ヘルプ参照(超過時の単価はプラン別FAQで要確認) |
| ビジネスプラン | 100件まで | 101件目以降、1件につき20円(税抜) |
「毎月101件も領収書を読み込ませないから関係ない」と思うかもしれませんが、経費精算が月末に集中する企業では、繁忙期だけ上限を超えて従量課金が発生していたというケースは珍しくありません。AI-OCRを本格的に使う予定なら、契約前に自社の月間の証憑(しょうひょう)件数を数えておき、無料枠内に収まるプランを選ぶのが安全です。
AI確定申告とは|ベータ版無料・正式版は料金未発表(2026年8月時点)
「マネーフォワード AI確定申告」は、マネーフォワードにとって初のAIネイティブプロダクトとして2025年11月25日に発表され、11月26日からベータ版の提供が始まりました。領収書をアップロードするだけでAIが内容を読み取り、取引記録を自動作成できるサービスで、会計知識が限定的な個人事業主が主な対象です。マネーフォワードのビジネスカンパニー最高戦略責任者は日本経済新聞の取材に対し、「仕分けにかかる時間は数秒を見込んでおり、通常の確定申告の仕分け入力と比べて10分の1ほどの時間になる」とコメントしています(2025年11月付)。
ベータ版は2026年3月末まで無料で提供されており、正式版は2026年度内(〜2027年3月)に月額料金制で販売開始予定とされています。ただし2026年8月時点で正式版の具体的な料金は公式に発表されていません。「AI確定申告があるから確定申告のコストが下がる」と決めつけるのはまだ早く、正式リリース時の料金発表を待つ必要があります。
AI Coworkとは|2026年7月提供開始予定のAI同僚サービス
「マネーフォワード AI Cowork」は、2026年4月7日に発表された新サービスで、自然言語での対話を通じてAIが自律的にバックオフィス業務(経理・労務・法務など)を遂行するという構想です。公式Xアカウントの投稿では「『今月の経理業務をまとめて』と伝えるだけで、AIが同僚(Coworker)のように業務を代行」すると説明されており、複数のAIエージェントをオーケストレーターが振り分ける仕組み、AIが作成した下書きを人が確認・承認するガードレール、権限管理・AI監査ログといったガバナンス機能を備えるとされています。
発表時点では2026年7月からの提供開始予定・同日から先行受付を開始としていましたが、2026年8月時点で提供開始後の詳細な利用実績・正式な料金体系の公開情報は確認できていません。AI関連の公式サービスサイト(biz-ai.moneyforward.com)も、具体的な料金は掲載せず資料ダウンロードと問い合わせ・先行予約への導線が中心になっています。バックオフィス業務をまるごとAIに任せる構想自体は魅力的ですが、料金・稼働実績が固まるまでは「情報収集フェーズ」と割り切るのが現実的です。
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マネーフォワード クラウド本体の料金プラン(AI機能の土台)
AIエージェント機能やAI-OCRは、マネーフォワード クラウド会計の契約プランを土台に提供されます。2026年8月時点の公式サイトの基本料金(年払い・税抜)は次のとおりです。
| プラン | 月額換算(年払い・税抜) | 年額(税抜) |
|---|---|---|
| ひとり法人プラン | 2,480円 | 29,760円 |
| スモールビジネスプラン | 4,480円 | 53,760円 |
| ビジネスプラン | 6,480円 | 77,760円 |
公式サイトには「月末時点で4名以上のユーザーが登録されている場合、4名以上は1名につき月300円(税抜)」の従量課金がある旨の記載もあります。AI機能を使う・使わないにかかわらず発生する料金なので、AI-OCRの従量課金とあわせて年間コストを試算しておくと、後から想定外の請求に驚くことを避けられます。月払いプランの金額やキャンペーン価格は変動するため、契約直前に必ず公式サイトの最新価格を確認してください。
freee・弥生のAI機能との違い
「結局、freeeとマネーフォワードと弥生、AI機能で選ぶならどれがいいんですか」というのも、研修や個別相談でよく出る質問です。3社とも2025年から2026年にかけてAI機能を強化していますが、公式に確認できる情報の粒度には差があります。
| 製品 | 主なAI機能 | 2026年8月時点で確認できる特徴 |
|---|---|---|
| マネーフォワード クラウド | 9種のAIエージェント、AI-OCR、AI確定申告(β)、AI Cowork(発表段階)、MCP連携 | 既存プランに組み込むAI機能と、価格未定の新製品(AI確定申告正式版・AI Cowork)が併存 |
| freee | 自動仕訳、AIレシート要約、AIチャット請求、freee MCP | 2026年3月にfreee MCPをオープンソース公開。自動仕訳の推測精度について、freee公式ページでは具体的な数値の公表は確認できず |
| 弥生会計 | AI取引入力、スマート取引取込、レシートOCR | 過去の仕訳パターンを学習し、使うほど精度が上がる設計。具体的な精度数値は公式ページで確認できず |
3社とも「使うほど精度が上がる自動仕訳」「領収書のOCR読み取り」という基本方針は共通しており、AI機能の強さだけで乗り換えを判断するのはリスクがあります。実務的には、①顧問税理士・会計事務所がどのソフトに対応しているか、②既存の給与・勤怠・請求書ツールとの連携実績、③自社の証憑件数がどのプランの無料枠に収まるか、の3点を先に確認し、そのうえでAI機能の使い勝手を比較する順番がおすすめです。
【freee・マネーフォワード・弥生を比較する壁打ちプロンプト例】
経理担当が1〜2名の中小企業です。
現在の会計ソフトは[使用中のソフト名]で、月間の仕訳件数はおよそ[件数]件、
領収書等の証憑は月[件数]件程度発生します。
freee・マネーフォワード クラウド・弥生会計のうち、
①乗り換えコストの低さ ②AI-OCR等の無料枠に収まりやすさ ③顧問税理士との相性
の3観点で比較する際に、確認すべき質問リストを10個作ってください。
断定的な優劣判断ではなく、確認すべき論点の洗い出しに徹してください。【要注意】導入前に誤解しやすい3パターン
- ❌ 「AI機能=無料」と思い込み、AI-OCRの従量課金に気づかず繁忙期に想定外の請求が来る
⭕ 契約前に月間の証憑件数を数え、無料枠内に収まるプランを選ぶ - ❌ 「AI確定申告」「AI Cowork」を今すぐ使える機能だと思い、料金確認をせずに営業担当に問い合わせる
⭕ 2026年8月時点ではAI確定申告は正式版未発表、AI Coworkは料金未確認の段階と理解したうえで問い合わせる - ❌ AIエージェントが作った仕訳の下書きをノーチェックで確定申告・決算に反映する
⭕ AIの下書きは必ず人(経理担当・顧問税理士)が確認してから確定させる運用ルールを最初に決める - ❌ freee・弥生との比較をAI機能の多さだけで判断し、顧問税理士の対応可否を後回しにする
⭕ 乗り換え前に顧問税理士・会計事務所が対応可能なソフトかを必ず先に確認する
中小企業がAI機能を使い始める3ステップ
マネーフォワードのAI機能を試す場合、いきなり全社展開するのではなく、次の3ステップで進めると失敗しにくくなります。
- ステップ1:契約プランと有効化状況の確認 — 自社が契約しているプロダクト(クラウド会計・クラウド経費など)の管理画面で、どのAIエージェントが有効になっているかを確認する
- ステップ2:AI-OCRを小規模でテスト — 1ヶ月分の領収書のうち一部だけAI-OCRで読み取り、下書きの精度と無料枠の消費ペースを確認する
- ステップ3:MCP連携でChatGPT・Claudeと役割分担 — 無料のMCP連携を使い、会計データの検索・要約はAIに任せ、確定申告や決算の最終判断は人が行うルールを文書化する
【AI-OCR試用前のチェックリスト作成プロンプト例】
マネーフォワード クラウド会計のAI-OCR機能を試用する前に、
経理担当者向けの確認チェックリストを作ってください。
含める観点:①契約プランの無料枠件数 ②繁忙期の月間証憑件数の見込み
③AIが読み取った仕訳を人が確認するタイミング ④読み取りミスが多い証憑の種類(手書き領収書等)
箇条書き5〜8項目でまとめてください。【AI確定申告・AI Coworkの導入可否をAIに整理させるプロンプト例】
以下の情報をもとに、AI確定申告(正式版・料金未定)とAI Cowork(発表段階・料金未確認)を
自社が今検討すべきかどうかを整理する質問リストを作ってください。
・自社の業態:[業態]
・現在の経理体制:[人数・担当者の会計知識レベル]
・重視する条件:[コスト/作業時間削減/属人化解消 のうち優先度]
断定的な結論は出さず、正式な料金発表後に判断するための準備質問に絞ってください。セキュリティ・ガバナンスの考え方
AIエージェントに経理データへのアクセス権を与える以上、セキュリティ・ガバナンスの設計は避けて通れません。研修先でよく相談されるのは「AIが作った仕訳をそのまま自動確定させてよいか」という点です。AI Coworkの発表資料でも、AIが作成した下書きを人が確認・承認するガードレール、権限管理、AI監査ログといったガバナンス機能が備わるとされており、これは他のAI会計ツールを検討するうえでも共通のチェックポイントになります。
- AIが作成した仕訳・帳票は、必ず人(経理担当者・顧問税理士)が確認してから確定する運用にする
- AIエージェントにどこまでのアクセス権限を与えるか(閲覧のみ/下書き作成まで/確定処理まで)を役職別に決めておく
- MCP連携でAIツールから会計データにアクセスする場合、社外に持ち出してよい情報の範囲を事前にルール化する
- AI関連の新機能(AI確定申告・AI Cowork等)を有効化する前に、社内の情報セキュリティ担当・顧問税理士に確認する
導入判断チェックリスト(Uravationならこう見る)
| 確認項目 | チェック内容 |
|---|---|
| 契約プラン | ひとり法人/スモールビジネス/ビジネスのどれで、AI-OCRの無料枠は月何件か |
| 証憑件数 | 自社の月間の領収書・請求書件数が無料枠に収まるか(繁忙期も含めて) |
| 顧問税理士の対応可否 | 顧問税理士・会計事務所がマネーフォワードのAI機能利用を前提とした運用に対応できるか |
| 承認フロー | AIが作った仕訳・帳票を誰がどのタイミングで確認・承認するか決まっているか |
| 新製品の扱い | AI確定申告・AI Coworkは料金確定前の情報収集フェーズと割り切れているか |
よくある質問
Q. マネーフォワードのAI機能は追加料金がかかりますか?
A. 機能によって異なります。9種のAIエージェントは既存プランの範囲内で提供される設計ですが、AI-OCRはプランごとの無料枠を超えると従量課金(ビジネスプランは101件目から1件20円・税抜)が発生します。AI確定申告(正式版)・AI Coworkは2026年8月時点で料金が未発表・未確認です。
Q. AI-OCRの無料枠はプランでどう違いますか?
A. 公式ヘルプによると、ひとり法人プランは月30件まで、スモールビジネスプランは月60件まで、ビジネスプランは月100件まで無料で、ビジネスプランは101件目以降1件につき20円(税抜)の従量課金が発生します。
Q. AI確定申告はいつから正式に使えますか?
A. 2025年11月26日からベータ版が無料で提供されており、2026年3月末まで無料期間が続く予定です。正式版は2026年度内(2027年3月まで)に月額料金制で提供開始予定とされていますが、2026年8月時点で具体的な料金は発表されていません。
Q. freeeとマネーフォワード、AI機能ではどちらが優れていますか?
A. 両社とも「使うほど精度が上がる自動仕訳」を軸にAI機能を強化していますが、2026年8月時点で公式に精度の具体的な数値を公表しているのは確認できませんでした。AI機能の優劣だけで比較するより、顧問税理士の対応状況や自社の証憑件数がどちらの無料枠に収まりやすいかで判断するのが実務的です。
Q. マネーフォワードのAI機能をChatGPTやClaudeと併用できますか?
A. 併用できます。マネーフォワードは会計データをAIツールから確認・操作できるMCPサーバー機能を無料で提供しており、公式FAQでも追加料金がかからないことが明記されています。社内データの検索・要約はMCP連携、資料作成や複雑な分析はChatGPT・Claudeという役割分担が実務的です。
まとめ:今日から始める3つのアクション
- 今日やること:自社のマネーフォワード契約プランと、AI-OCRの無料枠(月何件か)を管理画面で確認する
- 今週中:月間の証憑件数を数え、無料枠に収まっているか、繁忙期に超過するリスクがないかを確認する
- 今月中:AIが作成した仕訳・帳票を誰がいつ確認するかの承認ルールを文書化し、AI確定申告・AI Coworkは料金発表後に改めて検討する方針を社内で共有する
業務システムに組み込まれたAI機能の使い分けは、kintone AIとは|料金・6機能・ChatGPT併用基準でも整理しています。経理×AI活用を会計ソフト以外も含めて網羅的に押さえたい場合は、経理の電帳法対応とAI活用|ツール12選もあわせてご覧ください。ChatGPT・Claudeを使った月次決算・請求書処理の具体的なプロンプトは、経理×生成AI実践ガイド|請求書・月次決算プロンプト10選で解説しています。
自社に合ったAI導入の進め方を体系的に整理したい方は、AI導入戦略ガイドもあわせてご覧ください。
次回予告:次回は、Salesforce・SAPなど海外系の業務システムに搭載されたAI機能と、国産クラウドサービスのAI機能との違いをテーマにお届けします。
著者:佐藤傑(さとう・すぐる)
株式会社Uravation代表取締役。X(@SuguruKun_ai)フォロワー約10万人。
100社以上の企業向けAI研修・導入支援。著書『AIエージェント仕事術』(SBクリエイティブ)。
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参考・出典
- Money Forward AI — 株式会社マネーフォワード公式サイト(参照日: 2026-08-18)
- AIの基礎知識 | マネーフォワード クラウド — 株式会社マネーフォワード公式サイト(参照日: 2026-08-18)
- マネーフォワード クラウド会計の従量課金・オプション料金について — 株式会社マネーフォワード公式ヘルプ(参照日: 2026-08-18)
- 価格・料金プラン | マネーフォワード クラウド — 株式会社マネーフォワード公式サイト(参照日: 2026-08-18)
- マネーフォワード、提供するAIソリューションを紹介する特設サイト公開 — 株式会社マネーフォワード(発表日: 2025年12月15日/参照日: 2026-08-18)
- バックオフィス業務を自律的に遂行するAIサービス『マネーフォワード AI Cowork』を2026年7月より提供開始予定 — 株式会社マネーフォワード(発表日: 2026年4月7日/参照日: 2026-08-18)
- マネーフォワード、AIエージェントで確定申告支援 仕分け時間10分の1に — 日本経済新聞(参照日: 2026-08-18)
関連記事: 【2026年8月最新】生成AI主要アップデート総まとめ|企業が今知るべきこと
この記事の内容を社内展開する方へ: AI研修導入40項目チェックリスト(無料・PDF 14ページ) をダウンロードできます。
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