2026年11月6日時点で、ChatGPT Images 2.6 は、OpenAI が2026年11月4日に発表した画像の生成と編集の新しいモデルで、ChatGPT・Codex・API で使えます。2.5 との違いは、従来より 50% 速い生成、GIF(短くループする動く画像)の作成、編集を重ねても細部を保ちやすくなったこと、API の新しい設定(complexity・SVG の書き出し)の 4 つです。同じ日に API に加わった画像マークアップは、2.5 の対応モデルでも使えます。使えるのは発表の言い方で「ChatGPT と Codex のすべてのサブスクリプションプラン」と API で、無料プランで 2.6 と GIF を使えるかは公式の文では確かめられませんでした(OpenAI「Images 2.6 のご紹介」・ChatGPT のリリースノート・API の変更履歴)。
結論:ChatGPT で画像を作っている人は、2.6 で加わった GIF と参照写真の保存を、社内で使ってよい素材から試せます。API で画像を作る仕組みを持つ会社は、モデル名を書き換える前に公式の移行手順どおり同じ条件で 2.5 と比べるのが安全です。12月1日に API から外れる gpt-image-1-mini・gpt-image-1.5・chatgpt-image-latest を使っていれば、その置き換えを先に計画してください(11月6日時点の廃止の予定のページで、2.5 は廃止の対象に挙がっていません)。
- 要点1:発表は、2.6 が従来より 50% 速く生成し、API の Flare(速さ向けのモデル)は品質を低くすると最短 6 秒で生成できると書いています。速さは品質と complexity の設定で変わります
- 要点2:GIF は ChatGPT で順次提供中です。無料プランで 2.6 と GIF を使えるかと上限の枚数は、公式の文で確かめられませんでした
- 要点3:API の単価は 2.5 と同じ(画像の出力は100万トークンあたり 30ドル。トークンは AI が処理する文字や画像を細かく分けた単位)です。2.6 のモデルのページでは Batch(急がない処理をまとめて安く流す仕組み)が非対応です。画像生成のガイドによると、complexity(描く前に計画を練る量の設定)は省くと high で動きます
対象読者:ChatGPT で画像を作る会社員・広報・マーケティングの担当者、API で画像を作る仕組みを持つ会社の開発・情報システムの責任者
読了後にできること:2.5 との違いを社内で説明し、GIF を試す手順と、API を切り替える前に確かめる 5 つの所を書き出せます
「2.5 から何が変わったの?」「GIF は誰がどこで作れるの?」「無料でも使える?」「API は何を直せばいい?」。11月4日の発表のあと、画像を作る現場で出てくる問いは、だいたいこの 4 つなんです。
この記事は、OpenAI の発表ページ・システムカード(安全性の評価をまとめた公式の文書)・API の文書・ヘルプ・リリースノート・料金ページを、2026年11月6日時点で取得して確認した内容で書いています。公式の文で確かめられなかった所は「確かめられなかった」と書き、発表の翌朝に当社の仕組みで出た API のエラーの記録も 1 段落だけ載せます。
ChatGPT Images 2.6とは|11月4日の発表の要点
ChatGPT Images 2.6 は、ChatGPT の画像機能(ChatGPT Images)の新しい版で、ChatGPT・Codex・APIで使える画像のモデルです。Codex は OpenAI のコードを書く AI の道具、API はプログラムから呼び出して使う仕組みです。API では GPT-Image-2.6 Flare(速さ向け)と GPT-Image-2.6 Sunburst(緻密さと編集の正確さ向け)の 2 つのモデルとして提供されます(発表ページ・API のプロンプトのガイド)。たとえるなら、同じ職人が手を速め、直しを重ねても服や顔つきを崩さず、短いパラパラ漫画まで描けるようになった、という変化です。

変わったのは、次の 4 つです。
- 従来より50%速い:発表の言い方そのままで、比べる相手は「従来」とだけ書かれています。API の Flare は、品質を低にすると最短 6 秒です
- GIFを作れる:マスコットや商品写真を、短くループする動く画像にできます。ChatGPT では順次提供中です
- 編集を重ねても細部を保つ:キャラクター・製品・ブランドの細部を保ちやすくなりました。リリースノートは「背景を変えても服装を保つ」例を挙げています
- APIに新しい設定:描く前にどれだけ構図を練るかを決める complexity、線と色の図形のまま直せる SVG の書き出し、丸や線の印で直す場所を示す画像マークアップが加わりました
公式で確かめた発表の要点
| 項目 | 内容 | 出典 |
|---|---|---|
| 発表日 | 2026年11月4日 | 発表ページ・システムカード |
| 提供範囲 | 2026年11月4日から世界中で、ChatGPT と Codex のすべてのサブスクリプションプラン(英語版は all subscription tiers)。デスクトップ・モバイル・ウェブに対応 | 発表ページ(英語) |
| 速さ | 従来より 50% 速く生成。Flare は品質を低にすると最短 6 秒 | 発表ページ |
| API のモデル | Flare はポスターや商品画像のレイアウトの品質も向上。Sunburst は品質を中か高にすると、編集を重ねた時の一貫性がさらに上がる | 発表ページ |
| GIF と参照写真 | GIF の作成を ChatGPT で順次提供。写真を保存して、後のチャットで「@名前」で呼び出せる | リリースノート |
| API の新機能 | 画像マークアップ(ChatGPT で提供済みの機能が API に)、SVG の書き出し、complexity パラメーター | 発表ページ・変更履歴 |
| 利用の規模 | ChatGPT・Codex・API で毎週 40 億枚、1 日平均 5 億枚以上 | 発表ページ |
| 安全対策 | 2.5 と同じ土台に GIF 向けの対策を追加。C2PA(画像の作られ方を記録する業界共通のメタデータ)と SynthID(Google DeepMind の目に見えない透かし)を付ける | システムカード |
Images 2.5との違い|比較表
2.5 は2026年9月8日に発表された前の版です。2.5 の欄は、2.5 の発表ページとモデルのページ(Flare・Sunburst)によります。画像マークアップの行だけは、11月4日の API の変更履歴によります。2.6 の欄は、2.6 の発表ページ・リリースノート・変更履歴・料金ページによります。2.5 の使い方は ChatGPT Images 2.5とは|使い方・料金・無料枠にまとめています。

| 項目 | Images 2.5(2026年9月8日) | Images 2.6(2026年11月4日) |
|---|---|---|
| 速さ | 2.0比で最大50%短縮(Images 2.0 と比べた待ち時間) | 従来より50%速い。Flare は品質を低にすると最短 6 秒 |
| GIF | —(2.6 で加わった機能) | ChatGPT で順次提供中。API は出力の形式を gif にする |
| 編集の一貫性 | 複数回の編集で指示に従う確度が上がった | 編集を重ねても細部を保つ |
| ChatGPT の新機能 | Sketch・テンプレート・画像へのコメント・プロンプトの共有 | GIF・参照写真の保存 |
| API のモデル名 | gpt-image-2.5-flare と gpt-image-2.5-sunburst(日付つきの版 2026-09-08 がある) | gpt-image-2.6-flare と gpt-image-2.6-sunburst |
| SVG の書き出し | —(2.6 で加わった機能) | 画像の生成の API で、出力の形式を svg にする |
| 画像マークアップ | 11月4日の変更で、API の 2.5 の対応モデルでも使えるようになった | API の画像の編集で使える |
| complexity | —(2.6 の発表で「新しい」パラメーターとして登場) | low・medium・high の 3 段階。省くと high |
| API の単価 | 画像の出力は100万トークンあたり 30ドルなど | 2.5 と同じ単価 |
速さの数字は、比べる相手が違います。2.5 の「最大 50%」は Images 2.0 と比べた待ち時間の短縮で、2.6 の「50% 速く」は発表が「従来」と呼ぶものとの比較です。提供範囲の言い方も、2.5 の「all tiers」から 2.6 の「all subscription tiers」に変わりました。利用の規模も、2.5 の時は「ChatGPT Images と API で毎週 30 億枚以上」、2.6 の時は「ChatGPT・Codex・API で毎週 40 億枚」で、数える範囲が同じではありません。
ChatGPTでの使い方|GIF・画像の直し方・参照写真
ここは、2026年11月6日時点の英語のヘルプ(Images in ChatGPT)とリリースノートで確かめた範囲です。日本語のヘルプ(ChatGPT の画像・機械翻訳)は同じ日もまだ 2.5 の説明のままで、GIF と参照写真の節は英語版にあります。画面の名前は日本語のヘルプにある物だけを使います。

GIFを作る4つの手順
- ループするGIFを頼む:会話で「ループする GIF」を頼み、何がどう動くかを書きます。ヘルプの例は「水に浮かんで揺れる紙の舟」です。静止画を上げて動かすこともでき、リリースノートは「スケッチを上げて、キャラクターに手を振らせる」例を挙げています
- 会話で直す:作った GIF を変えたい時は、直したい所を会話で伝えます
- 再生の速さを調整:GIF を開くと、再生の速さを変えられます
- 保存・共有:開いた GIF を端末に保存するか、共有します
上げたGIFは編集できない点に注意してください(ヘルプ「自分で上げた動く GIF は ChatGPT では編集できない」)。GIF は順次提供中なので、自分のアカウントで使えるかは、画面で頼んで確かめるのが確実です。ChatGPT で作る GIF のコマ数や長さは、ヘルプとリリースノートでは確かめられませんでした。
頼み方は、公式のプロンプトのガイドの「最初の姿勢に戻る動きにし、カメラを動かすかを書く」というコツに沿うと組み立てやすくなります。次はその例です(当社で出来を試した物ではありません)。
添付した会社のマスコットの画像をもとに、ループする GIF を作ってください。
動き:マスコットが右手を上げて手を振り、最初の姿勢に戻る。
カメラは動かさず、背景と色は元の画像のままにしてください。
文字・ロゴ・ほかのキャラクターは足さないでください。
足りない情報があれば、作る前に質問してください。GIFが向く用途
発表が挙げている用途は、次の 5 つです。
- キャンペーン用にブランドのマスコットを動かす
- 商品写真を目を引くループにする
- ソーシャルメディア向けのリアクションやミームを作る
- 動画を作る前に、動く絵コンテでキャラクターの動きを検討する
- 簡単なスケッチから動くキャラクターを作る
API では、画像の生成か編集の API で出力の形式(output_format)を gif にします。コマ数(frame_count)は 2〜16(既定 9)、1 コマの長さ(frame_duration_ms)は 20〜2000 ミリ秒(既定 200)で、ガイドの例は 9 コマ×200 ミリ秒の 1.8 秒のループです。静止画を手がかりに動かす時は、編集の API に画像を送ります(API の画像生成のガイド)。
画像を作る・直す・参照写真を使う手順
- 会話で、作りたい画像を説明して頼みます(「その他」→「画像」の順に選んでから入れる方法もあります)
- 縦横の比率は、アスペクト比の選択メニューで選ぶか、プロンプトに書きます
- 生成された画像を選び、変えたい内容を書きます。一部だけ直す時は、選択ツールで範囲を選んでから書きます
- 直った画像を見て、選んだ範囲の外まで変わっていないか確かめます(ヘルプは「ハイライトは必ずしも正確ではない」と書いています)
- 繰り返し使う写真は、上げてから「参照として保存して」と頼み、名前を付けて保存します
- 後のチャットでは、「@」と保存した名前で呼び出します(ヘルプの例は、犬の写真を Pepper として保存して頼む「@Pepper の水彩画」)
- 作った画像は「画像」の一覧に自動で保存され、そこからコピー・保存・共有ができます
無料で何枚作れるかの考え方と基本のプロンプトは、ChatGPT画像生成の使い方|無料で何枚?プロンプト集で紹介しています。
使える人・プラン・上限|無料プランの扱い
発表は提供範囲を「ChatGPT と Codex のすべてのサブスクリプションプラン」と書いています。ヘルプは ChatGPT Images(ChatGPT の画像機能)を「すべてのプラン(all tiers)で利用できる」とし、無料版の FAQ も無料版で画像を作れると書いています。ただ、無料版で 2.6 と GIF が使えるかを言い切った文は、発表・ヘルプ・リリースノートでは確かめられませんでした。GIF のプランごとの対象や時期も、確かめられませんでした。
| プラン・使い方 | 公式で確かめられたこと | 確かめられなかったこと |
|---|---|---|
| ChatGPT 無料版(¥0) | 画像を作れる。会話とは別の上限があり、達すると知らせが出る(無料版の FAQ)。料金ページの表示は「画像作成に制限あり」 | 2.6 と GIF を使えるか・上限の枚数 |
| Go(月¥1,400) | 料金ページの表示は「より多くの画像生成」 | 上限の枚数・GIF が届く時期 |
| Plus(月¥3,000) | 料金ページの表示は「より高度で正確な画像生成」。思考機能を使った画像生成(Images with thinking)が使える | 上限の枚数・GIF が届く時期 |
| Pro(月¥16,800から) | 料金ページの表示は「無制限でより高速な画像生成」(不正利用防止のための安全対策が適用)。思考機能を使った画像生成が使える | GIF が届く時期 |
| Business | 思考機能を使った画像生成が使える | 上限の枚数・GIF が届く時期 |
| Enterprise・Edu | 思考機能を使った画像生成は「近日」 | 上限の枚数・GIF が届く時期 |
| Codex | 画像生成は通常の利用枠を使い、画像の無い作業より平均 3〜5 倍速く枠を減らす。Free プランでは画像生成を使えない | 使われるモデル(下の注) |
| API | 使った分だけ払う。使う前に組織の認証が要る場合がある。上限は利用の段階とアカウントで変わる | — |
円の金額は、2026年11月6日に日本から開いた ChatGPT の料金ページの表示のままで、換算した値ではありません。思考機能を使った画像生成の対象は英語のヘルプ、Codex は Codex の料金ページ、API はガイドとモデルのページで確かめました。
無料版で上限に達した後に Plus・Pro・Business へ切り替えると、上限は戻ります(無料版の FAQ)。2.5 の時のリリースノートは「既存の画像生成の上限は変わらない」と書いていましたが、2.6 のリリースノートで上限に触れた文は確かめられませんでした。Codex の画像生成の説明ページは、11月6日時点で「組み込みの画像生成は gpt-image-2 を使う」と書かれたままで、発表の「Codex に登場」とまだ揃っていません。同じページは、ChatGPT のウェブで画像を使えるかと上限は、プランとワークスペースの設定で変わるとも書いています。会社のワークスペース(Business・Enterprise・Edu)で画像を作れない時は、管理者の設定も確かめてください。
APIを使う会社の注意|モデル名・料金・complexity
API で画像を作る仕組みを持つ会社は、モデル名だけを書き換える前に、次の 5 つを確かめてください。2026年11月6日時点の API の文書で、2.5から2.6へ切り替える前に見る所をまとめました。

API で確かめる 5 つの所
| 確かめる所 | 11月6日時点の公式の説明 | 出典 |
|---|---|---|
| モデル名 | gpt-image-2.6-flare と gpt-image-2.6-sunburst。版を固定する名前(スナップショット)の一覧もこの名前だけで、2.5 の「2026-09-08」のような日付つきの版は並んでいない | モデルのページ(Flare・Sunburst) |
| 画像の生成・編集のAPI | 対応は画像の生成(/v1/images/generations)と編集(/v1/images/edits)で、新しい機能も Image API(画像の生成と編集の API)で使う形で説明されている。Responses API(会話の中で道具として画像を作る API)の道具で 2.6 を選べるかは確かめられなかった | モデルのページ・ガイド・変更履歴 |
| complexityは省くとhigh | low・medium・high の 3 段階。高くすると待ち時間が延びたり、望まない変更が入ったりすることがある | ガイド |
| Batchは非対応 | 2.6 のモデルのページでは Batch(急がない処理をまとめて安く流す仕組み)が Not supported。2.5 は対応(画像の出力は100万トークンあたり 15ドル) | モデルのページ・料金ページ |
| 12月1日に終わる旧モデル | gpt-image-1-mini・gpt-image-1.5・chatgpt-image-latest は2026年12月1日に API から外れ、置き換え先に 2.6 の Sunburst か Flare が示されている | 廃止の予定 |
プロンプトのガイドは「2.6 の編集では input_fidelity を指定しない」「2.6 は reasoning.summary に対応しない」とも書いています。input_fidelity は、編集の時に元の画像の細部をどれだけ強く残すかを決める設定です(画像生成のガイド)。reasoning.summary は、AI が考えた過程の要約を返させる指定です。画像のモデルを使う前に、API の組織の認証(Organization Verification)が要る場合もあります(ガイド)。
料金は 2.5 と同じ単価
| 100万トークンあたり(米ドル) | gpt-image-2.6-flare | gpt-image-2.6-sunburst | gpt-image-2.5(Flare・Sunburst) |
|---|---|---|---|
| 画像の入力 | 8.00ドル | 8.00ドル | 8.00ドル |
| 画像の出力 | 30.00ドル | 30.00ドル | 30.00ドル |
| テキストの入力 | 5.00ドル | 5.00ドル | 5.00ドル |
| キャッシュ済みの入力(画像/テキスト) | 2.00ドル/1.25ドル | 2.00ドル/1.25ドル | 2.00ドル/1.25ドル |
| Batch の画像の出力 | 非対応 | 非対応 | 15.00ドル |
表の単価は、2026年11月6日時点の 料金ページの画像生成のモデルの欄によります。トークンは、AI が処理する文字や画像を細かく分けた単位です。単価が同じでも、同じ品質で使うトークンの数はモデルで違うことがあり、1 枚あたりの費用が同じとは限りません。complexity の調整とマークアップの編集に追加の料金はなく、SVG は、もとにする画像を作る分と SVG を書く分のトークンを、それぞれのモデルの単価で払います(ガイド)。キャッシュ済みの入力の単価が Responses API で作った画像だけに当たるという料金ページの注は 2.5 と gpt-image-2 についての物で、2.6 の扱いは確かめられませんでした。
complexity と画像の品質は別の設定
complexity は描く前に計画を練る量、quality(品質)は質感や小さな文字の描き込みを決める別の設定で、品質は auto・low・medium・high・xhigh・max から選びます(プロンプトのガイド)。発表は、ほとんどの編集は complexity を低くし、要素や制約が多い場面では中か高を試すよう勧めています。
当社の記録:発表の翌朝から出たエラー
当社の記録です。当社が記事の図を作る仕組みは、OpenAI の Responses API の画像生成の道具に reasoning(考える量)を指定して呼び出していました。この呼び出しが、日本時間の2026年11月5日の朝7時30分台から、reasoning を low・medium・high のどれにしても、HTTP 400「Complexity ‘medium’ is not supported for this image model」で失敗するようになりました。同じ呼び出しは、11月4日の17時24分までは通っていました。画像の生成の API(/v1/images/generations)は同じ設定で通ったので、当社はそちらへ切り替えています。確かめられたのは「発表の翌朝から、発表にある complexity の名前を含むエラーが出た」ことまでで、2.6 の変更が原因かどうかは公式の説明では確かめられていません。同じ道具を使っている会社は、11月5日以降のエラーの記録に同じ文面が無いかを見ておくと安心です。公式のガイドも、要求を変えないと直らないエラーは自動で再試行しないよう書いています。
切り替える時の公式の 6 つの手順
プロンプトのガイドは、今の仕組みを 2.6 へ移す手順を次の 6 つで示しています。
- 基準を残す:今のモデルの代表的な指示・参照画像・出力を集めます(難しい編集・正確な文字・製品の形・背景の透けた素材も)
- 対応するモデルで試す:2.5 Flare なら 2.6 Flare、2.5 Sunburst なら 2.6 Sunburst から試します
- 比べ方をそろえる:指示・参照画像・サイズ・品質・出力の形式を同じにし、complexity は既定のままにします
- 結果を確かめる:文字・レイアウト・人物の同一性・残すべき細部を見ます。編集を重ねる時は途中と最後の両方を見ます
- 設定は 1 つずつ変える:品質か complexity の片方だけを変え、基準を満たす割合と時間を比べます
- 仕事ごとに切り替える:基準を満たしたら一部の量から移し、応答時間・失敗・再試行・採用した 1 枚あたりの費用を見て広げます
gpt-image-2 から移る場合の料金と違いは、gpt-image-2の料金・日本語精度・2.5との違いも参考になります。
この記事の内容を社内で使うなら
要点と手順をまとめた資料を無料で受け取れます。研修6,000名以上・支援100社以上の実績をもとに、自社の業務に当てはめる相談も30分から受け付けています。
会社で使う時に決めること|人物・商標・作品の扱い
画像の機能が増えると、社内で先に決めておくことも増えます。次の 6 つは、法律の解釈ではなく「社内で誰が何を決めるか」の表です。著作権・肖像権・商標の扱いは、この記事では言い切りません。社内の法務か専門家に確かめてから決めてください。

| 決めること | 社内で決める中身の例 | 公式の手がかり |
|---|---|---|
| 人の写真の扱い | 社員・取引先・著名人の写真や似顔を使ってよいか。本人の許可をどう取り、どこに残すか | Codex の画像生成の説明「実在の人物を描く時は、その人の肖像を使う許可を確かめる」 |
| 他社の商標・作品のまね | 他社のロゴ・商品・特定の作家の画風をまねる頼み方をしない範囲 | 同「特定のブランド・製品・作家・作品をまねず、汎用かオリジナルのデザインを頼む」 |
| 保存する参照写真 | 参照として保存してよい写真。社員の顔・未発表の製品・取引先の物を保存しない、など | リリースノート「写真を保存して、後のチャットで使える」 |
| 社外に出す前の確認 | 誰が見て、何(文字・人物・商標・動きの意味)を確かめてから出すか | システムカード「動きを伴う違反は検出がまだ難しく、すべてを捉えられない場合がある」 |
| AIで作った印の扱い | C2PA のメタデータや透かしを消す加工をしないか。AI で作ったと見る人に伝えるか | システムカード「C2PA のメタデータと SynthID の透かしを付ける。公開の確認ツールで来歴の手がかりを調べられる」 |
| 画像の保存と削除 | どの会話で業務の画像を作るか。消す時に誰が何を消すか | ヘルプ「画像は『画像』の一覧に自動で保存され、消すにはその画像を作った会話を消す」 |
出典は、Codex の画像生成の説明ページ・リリースノート・システムカード・英語のヘルプです。Codex の説明は、会社のガイドラインと OpenAI の利用ポリシーに沿って使うことも求めています。業務での使い道の例は、gpt-image-2ビジネス活用15選で紹介しています。
【要注意】よくある読み違い4つ
読み違い1:無料でも2.6のGIFが有料と同じだけ使える
❌ 「すべてのプランで使える」と聞いて、無料版でも 2.6 の GIF を有料プランと同じだけ作れると考える。
⭕ 発表の提供範囲は「すべてのサブスクリプションプラン」で、GIF は順次提供中です。無料版で 2.6 と GIF を使えるかと上限の枚数は、公式の文で確かめられませんでした。無料版の画像の作成には、会話とは別の上限もあります(無料版の FAQ)。
読み違い2:2.6にすると画像が必ず速くなる
❌ 2.6 に切り替えれば、どの画像も 6 秒前後で出てくる。
⭕ 「最短 6 秒」は API の Flare で品質を低にした時の値で、「50% 速い」も比べる相手は「従来」です。API では品質と complexity で待ち時間が変わり、complexity は省くと high、高くすると待ち時間が延びることがあります。ガイドは GPT Image のモデルについて「複雑な指示は処理に最大 2 分かかることがある」と書き、ChatGPT のヘルプも内容によっては数分かかるとしています。
読み違い3:APIの呼び出しはそのままで動く
❌ モデル名を 2.6 に書き換えれば、今の呼び出しのまま動く。
⭕ 2.6 の新しい機能は Image API の生成と編集で使う形で説明され、Batch は非対応、編集では input_fidelity を指定せず、reasoning.summary にも対応しません。Responses API の画像生成の道具で 2.6 を選べるかも、11月6日時点の公式の文書では確かめられませんでした。切り替えの前後は、公式の 6 つの手順どおり同じ条件で比べてください。
読み違い4:GIFにも安全対策があるので確認は要らない
❌ GIF にも OpenAI の安全対策があるので、社外に出す前に人が見なくてよい。
⭕ システムカードは、GIF 向けに一部の内容を静止画より広く止める決まりを足したと説明する一方で、「動きを伴う違反は検出がまだ難しく、すべてを捉えられない場合がある」と書いています。OpenAI が用意した、違反とラベル付けした難しい GIF の評価用のセットで、安全対策が見つけた割合(再現率)は全体で 77.7% でした。普段の利用で有害な GIF が届く頻度を表す数字ではない、とシステムカードは断っています。社外に出す GIF は、文字・人物・商標・動きの意味を人が見て確かめてください。
Uravationならこう判断する
当社の判断は、使う場所で分けます。
- ChatGPT で画像を作る担当者:発表が提供範囲とする「すべてのサブスクリプションプラン」なら、2.6 は今の使い方のまま会話で頼めば使えます(無料版で使えるかは公式の文で確かめられませんでした)。新しく試すなら、自社が権利を持つマスコット・商品写真・図から、SNS 用の短いループの GIF を作るところからが安全です。人の写真と他社の商標は、社内のルールを決めるまで使いません
- 無料版で試す人:無料版で 2.6 と GIF を使えるかは公式の文で確かめられなかったので、自分の画面で頼んで確かめます。仕事で決まった数の画像を作るなら、料金ページで画像の生成の枠が広いとされる有料プランを前提に考えます
- API で画像を作る会社:本番の呼び出しを、すぐに 2.6 へ書き換えません。公式の 6 つの手順で 2.5 と比べ、Batch を使う処理は 2.5 に残すかを決めます。gpt-image-1-mini・gpt-image-1.5・chatgpt-image-latest を使っている処理は、12月1日より前に置き換えを終えます
- Responses API の画像生成の道具を使う会社:11月5日以降のエラーの記録を見ます。当社は、画像の生成の API に切り替えました
速さの数字は目を引きますが、会社の仕事で効くのは「直しを重ねても崩れにくい」ほうだと当社は考えています。修正の往復が減るかどうかを、自社の素材で 1 つずつ確かめるのがいちばん確実です。
よくある質問
ChatGPT Images 2.6は無料プランでも使えますか?
2026年11月6日時点では、確かめられませんでした。発表の提供範囲は「ChatGPT と Codex のすべてのサブスクリプションプラン」で、ヘルプは ChatGPT Images をすべてのプランで使えるとしていますが、無料版で 2.6 と GIF を使えるかを言い切った文は確かめられませんでした。無料版の画像の作成には会話とは別の上限があり、枚数も確かめられませんでした。Codex では、Codex の料金ページが「Free プランでは画像生成を使えない」と書いています。
ChatGPTでGIFはどうやって作りますか?
会話で「ループする GIF」を頼み、何がどう動くかを書きます。静止画やスケッチを上げて動かしてもらうこともでき、できた GIF は会話で直し、開いて再生の速さを変え、保存や共有ができます。自分で上げた動く GIF は編集できません。GIF は順次提供中です(英語のヘルプ・リリースノート)。無料版で使えるかと上限の枚数は、公式の文で確かめられませんでした。
Images 2.6と2.5の違いは何ですか?
速さ(従来より 50% 速い)・GIF・編集を重ねた時の細部の保ちやすさ・API の新しい設定(complexity・SVG の書き出し)です。同じ日に API に加わった画像マークアップは、2.5 の対応モデルでも使えます。API のモデル名は gpt-image-2.6-flare と gpt-image-2.6-sunburst になり、単価は 2.5 と同じです。
APIの料金は2.5から上がりましたか?
単価は同じです。11月6日時点の料金ページでは、2.6 の Flare と Sunburst はどちらも100万トークンあたり画像の入力 8ドル・画像の出力 30ドル・テキストの入力 5ドルです。ただ、使うトークンの数はモデルと品質で変わるため、1 枚あたりの費用が同じとは限りません。2.6 のモデルのページでは Batch が非対応なので、2.5 の Batch(画像の出力は100万トークンあたり 15ドル)で回す処理を移すと、Batch の単価は使えません。
FlareとSunburstはどちらを選べばよいですか?
プロンプトのガイドは、応答の速さを最も重視するなら Flare、細部・レイアウト・編集の正確さの要求が高いなら Sunburst から試すよう勧めています。今 2.5 Flare なら 2.6 Flare、2.5 Sunburst なら 2.6 Sunburst から比べ、Sunburst で要件を満たしたら、同じ条件で Flare も試して結果と応答時間を比べます。
1日に何枚まで作れますか?
ChatGPT の上限の枚数は、無料版・Go・Plus・Business・Enterprise・Edu のどれについても公式の文で確かめられませんでした。無料版は会話とは別の上限があり、達すると知らせが出て、時間を置くとまた使えます(無料版の FAQ)。料金ページは Pro を「無制限でより高速な画像生成」(不正利用防止のための安全対策が適用)としています。API の上限は、利用の段階とアカウントで変わります(モデルのページ)。
まとめ
- ChatGPT Images 2.6 は2026年11月4日発表の画像の新しいモデルで、ChatGPT・Codex・API で使えます
- 2.5 との違いは、速さ・GIF・編集を重ねた時の細部の保ちやすさ・API の complexity・SVG です。API の画像マークアップは同じ日に 2.5 の対応モデルでも使えるようになりました
- 無料版で 2.6 と GIF を使えるかと上限の枚数は、公式の文で確かめられませんでした
- API は単価が 2.5 と同じで、Batch は非対応、complexity は省くと high。12月1日に終わる gpt-image-1-mini・gpt-image-1.5・chatgpt-image-latest の置き換え先として 2.6 が示されています
今日から手を付けるなら、次の 3 つです。
- 今日:ChatGPT で自社のマスコットか商品写真を 1 枚選び、ループする GIF を頼んで、自分のアカウントで使えるかを確かめる
- 今週:人の写真・他社の商標・保存する参照写真・社外に出す前の確認について、社内のルールを決める
- 今月:API を使っているなら、公式の 6 つの手順で 2.5 と 2.6 を比べる。gpt-image-1-mini・gpt-image-1.5・chatgpt-image-latest を使っていれば、12月1日より前に置き換えを終える
あわせて読みたい:
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参考・出典
- Images 2.6 のご紹介(OpenAI・2026年11月4日)(参照日: 2026-11-06)
- Introducing Images 2.6(OpenAI・英語版・2026年11月4日)(参照日: 2026-11-06)
- ChatGPT Images 2.6 System Card(OpenAI Deployment Safety Hub・2026年11月4日)(参照日: 2026-11-06)
- ChatGPT release notes(OpenAI Help Center)(参照日: 2026-11-06)
- Images in ChatGPT(OpenAI Help Center・英語)(参照日: 2026-11-06)
- ChatGPT の画像(OpenAI Help Center・日本語・機械翻訳)(参照日: 2026-11-06)
- ChatGPT Free Tier FAQ(OpenAI Help Center)(参照日: 2026-11-06)
- ChatGPT プランと料金(日本から開いた表示)(参照日: 2026-11-06)
- Pricing(OpenAI API・画像生成のモデル)(参照日: 2026-11-06)
- Image generation(OpenAI API のガイド)(参照日: 2026-11-06)
- Image prompting(OpenAI API・GPT Image 2.6 のプロンプトのガイド)(参照日: 2026-11-06)
- GPT-Image-2.6 Flare(OpenAI API のモデルのページ)(参照日: 2026-11-06)
- GPT-Image-2.6 Sunburst(OpenAI API のモデルのページ)(参照日: 2026-11-06)
- GPT-Image-2.5 Flare(OpenAI API のモデルのページ)(参照日: 2026-11-06)
- GPT-Image-2.5 Sunburst(OpenAI API のモデルのページ)(参照日: 2026-11-06)
- Changelog(OpenAI API・2026年11月4日の項)(参照日: 2026-11-06)
- Deprecations(OpenAI API・GPT Image のモデルの廃止)(参照日: 2026-11-06)
- Pricing(ChatGPT と Codex の文書・画像生成の利用枠)(参照日: 2026-11-06)
- Image generation(ChatGPT と Codex の文書)(参照日: 2026-11-06)
- Introducing ChatGPT Images 2.5(OpenAI・2026年9月8日)(参照日: 2026-11-06)
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