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DeepL Voice法人導入ガイド|料金・日本語対応【2026年10月】

DeepL Voice法人導入ガイド|料金・日本語対応【2026年10月】

結論:DeepL Voiceは、話者の声を録音して複製するサービスではありません。2026年10月17日時点では、現在の会話から一時的に取得した声の特徴を翻訳音声へ反映する「Speaker match」が日本語を含む14言語に対応し、Microsoft Teams、Zoom、Google Meetの会議や対面会話で利用できます。

  • 要点1:声の語調、アクセントの傾向、話し方を翻訳音声へ反映しますが、音声プロファイルの保存や本人特定は行いません。
  • 要点2:会議の字幕は原則として接続担当者1名のライセンスで参加者が閲覧できます。一方、翻訳音声を聞く人には1人ずつ対象ライセンスとデスクトップアプリが必要です。
  • 要点3:日本向けの確定価格は公式販売画面または見積もりで確認し、利用時間、必要席数、データ保持、参加者への説明を分けて審査するのが安全です。

対象読者:海外拠点との会議、外国語での商談・接客、音声翻訳のシステム組み込みを検討する経営者、情報システム、法務・セキュリティ、現場責任者

読了後にできること:自社に必要なのが字幕、音声通訳、対面会話、APIのどれかを切り分け、見積もりとセキュリティ確認に必要な質問を整理できます。

最終更新:2026年10月17日

「声の特徴を保つ」と聞くと、自分の声をあらかじめ録音し、AIが“声のクローン”を作る機能だと思いがちです。ここが最初の誤解です。DeepLの公式ヘルプによると、Speaker matchは現在のセッション内で得た音声のローリングサンプルを合成の参照に使い、セッション終了時に破棄します。保存された声紋や音声プロファイルを別の会議で使い回す仕組みではありません。

DeepLは2026年9月15日、話者の声質や話し方、テンポ、感情表現を保ちながら相手の言語で再生する音声通訳を発表しました。日本語を含む14言語で声の特徴を保てること、音声通訳全体は30以上の言語で利用できること、Windows/Mac向けデスクトップアプリがZoom、Microsoft Teams、Google Meetに対応することをDeepLの公式プレスリリースで案内しています。

法人導入では自然さだけでなく、字幕と音声で異なるライセンス、サーバー処理と端末保持、機能別の対応言語を分けて確認します。ここではDeepLの公式情報だけを照合し、未測定の精度や遅延、体験談、未確認の価格は補いません。

DeepL Voiceとは:字幕・音声通訳・対面会話を扱う音声翻訳サービス

DeepL Voiceは、話された内容をリアルタイムで文字起こしし、別の言語へ翻訳するDeepLの音声翻訳サービスです。2026年9月の更新では、翻訳した文章を音声で返すVoice to voiceと、話者の特徴を反映するSpeaker matchが加わりました。

DeepL Voiceをオンライン会議、対面会話、API組み込みの三つの入口に分け、それぞれの出力を示す図。

「DeepL Voice」という名前の中には、用途の異なる3つの入口があります。法人の見積もりでは、この3つを混ぜずに考えることが重要です。

入口主な用途利用環境出力法人が最初に確認する点
Voice for Online Meetings海外拠点会議、商談、社外打ち合わせMicrosoft Teams、Zoom、Google Meet翻訳字幕、対象プランでは翻訳音声会議接続者と音声リスナーの必要ライセンスが異なる
Voice for In-Person Conversations受付、店舗、工場、現場での対面会話Web、iOS、Android画面上の翻訳、音声、1対1・グループ会話端末要件、参加人数、現場でのマイク運用を確認する
DeepL API for Voiceコンタクトセンター、営業支援、自社サービスへの組み込み自社システムからAPI接続音声からテキスト、音声から音声対象プラン、音声分数による課金、実装・同意取得を確認する

文書翻訳、会議字幕、音声通訳、AI電話受付は似て見えても、必要な統制や費用単位が違います。選定の前提を広く整理したい場合は、UravationのAI翻訳ツール導入で失敗しない選定の注意点もあわせて確認してください。

提供状況と条件を一表で確認【2026年10月17日時点】

発表記事だけを読むと、すべての環境で同じ機能が使えるように見えるかもしれません。実際には、デスクトップアプリとWeb、字幕と音声、DeepL独自モデルと外部プロバイダーで条件が分かれます。現在の公式確認状況は次のとおりです。

文字起こし、字幕、音声出力、声の特徴反映では対象言語の母数が異なることを示す図。
確認項目公式で確認できた内容導入判断への影響
声の特徴を保つ機能Speaker match。日本語を含む14言語で提供音声通訳の全対応言語で使えるわけではない
音声通訳の言語範囲2026年9月15日の公式発表では30以上の言語一部言語は外部プロバイダーの標準音声になり、Speaker matchは使えない
日本語音声入力、字幕、音声出力、Speaker matchの各一覧に掲載日本語で話す側・聞く側の両方を設計できる
オンライン会議Microsoft Teams、Zoom、Google Meetに対応自社標準と取引先指定の会議ツールが混在しても同じデスクトップアプリを使える
デスクトップアプリWindows、Macに対応。字幕とVoice to voiceを利用可能音声通訳を聞く参加者にはアプリ導入が必要
WebアプリDeepL Webアプリはライブ字幕のみ。これとは別の外部参加者向けブラウザ音声通訳は、2026年10月17日時点でベータ正式提供のWebアプリと、対象を限定したベータ機能を分けて評価する
日本向けの確定価格2026年10月17日時点で、公式公開情報から一意に確認できていない価格ページの契約画面またはセールス見積もりで、税込・請求周期・席数を確認する
日本での提供地域・契約条件日本語の製品ページはあるが、国別の網羅的な提供地域一覧は公式に確認できていない言語対応と日本法人向け販売条件を同一視せず、契約前に書面で確認する

最も注意したいのは、「40以上の言語」「30以上の言語」「14言語」という数字が同じ母数ではないことです。文字起こしできる言語、字幕へ翻訳できる言語、音声で読み上げられる言語、声の特徴を反映できる言語は別々です。最新の組み合わせはDeepL Voiceの対応言語で確認する必要があります。

声の特徴を保つSpeaker matchは「声の保存」ではない

Speaker matchは、翻訳音声へ話者の語調、アクセントの傾向、話し方を反映し、汎用的なプリセット音声より本人に近い聞こえ方を目指す機能です。DeepLは、質問らしさ、ためらい、強調、緊急性、高揚感なども翻訳音声へ反映すると説明しています。

現在の会議から得た声の特徴を一時的に翻訳音声へ反映し、終了時に破棄する流れを示す図。

仕組みの説明で大切なのは、何を「しない」かです。Speaker matchの公式ヘルプでは、現在の会議から得た音声のローリングサンプルをメモリ内に一時保持し、セッション終了時に破棄するとしています。Speaker match用の事前録音やアップロード、会議後の保存、別セッションでの再利用、音声プロファイルの構築、本人特定は行いません。声、会議音声、文字起こし、翻訳結果を翻訳モデルや音声合成モデルの学習・微調整にも使わないと明記されています。

日本語を含む14言語で声の特徴を反映

2026年10月17日時点の公式ヘルプでSpeaker match付きの音声生成として掲載されているのは、中国語、イタリア語、ロシア語、オランダ語、日本語、スペイン語、英語、韓国語、スウェーデン語、フランス語、ポーランド語、トルコ語、ドイツ語、ポルトガル語の14言語です。英語とポルトガル語には地域別の音声区分があります。

Speaker matchなしで音声出力できる言語もあり、その場合は外部プロバイダーの標準音声です。「話す言語」「読む字幕」「聞く音声」「声の特徴を保つ言語」の4列で要件を照合してください。

「本人の声そのもの」と断定しない

公式プレスリリースは「声質や話し方の特徴、話すテンポを保つ」と説明しています。一方、ヘルプは本人を特定する機能ではないと明記しています。したがって、社内説明では「本人の声を完全再現する」「声紋を複製する」と言い切らず、「現在の会話から抽出した声の特徴を、翻訳音声へ一時的に反映する」と表現するのが正確です。

会議・商談・接客ではどの機能を選ぶか

DeepL Voiceは、同じ翻訳技術を使っていても、業務ごとに適した入口が違います。以下は公式機能から整理した導入判断であり、効果を測定した事例ではありません。

四つの業務場面をDeepL Voiceの周囲に配置し、各場面で人が残す確認事項を対応させた図。
業務場面向く構成主な利点人が残す確認
海外拠点との定例会議Online Meetingsの字幕を基本に、必要な人だけ音声通訳複数の話者が自分の言語で話し、参加者ごとに読む・聞く言語を選べる決定事項、数値、固有名詞を議事録で再確認する
海外顧客との商談字幕とVoice to voiceを併用し、専門用語を事前登録声の特徴や話し方を保ち、相手との会話を続けやすい価格、納期、保証、契約条件は原文でも確認する
店舗・受付・工場での対面対応In-Person ConversationsのWebまたはモバイル1対1、対面表示、グループ会話を使い分けられる騒音、話者の重なり、端末管理、緊急時の代替手段を確認する
コンタクトセンターや自社サービスDeepL API for Voice音声からテキスト、音声から音声の翻訳を既存業務へ組み込める実装責任、同意表示、ログ設計、音声分数の課金を審査する

とくに商談では、声が自然になることと、翻訳内容が法的・商業的に確定することを分けてください。契約金額や責任範囲は、翻訳字幕や音声だけで確定せず、原文の書面と担当者による確認へ戻す運用が必要です。ツール導入を業務・責任・KPIに落とす考え方は、AI導入戦略ガイドで整理しています。

Teams・Zoom・Google Meetで使う流れと制約

オンライン会議では、会議ツールに翻訳機能が直接埋め込まれているというより、DeepL Voiceが会議へ接続して音声を処理します。現行の公式ヘルプに沿った基本の流れは次のとおりです。

会議URLの登録から字幕と音声通訳へ分岐し、それぞれに必要なライセンスを示す図。
  1. 対象となるDeepL Voiceライセンスを用意し、翻訳管理者が会議の招待URLをDeepL Voiceへ入力します。
  2. DeepLのボットを外部参加者として会議へ参加させます。組織側で外部参加者の参加と会議チャットが許可されている必要があります。
  3. ボットが会議チャットへライブ翻訳用リンクを投稿します。参加者は専用のDeepLブラウザ画面またはデスクトップアプリを開き、話す言語と読む言語を選びます。
  4. 字幕だけならWeb画面で確認できます。翻訳音声を聞く場合は、対象ライセンスとDeepL Voiceデスクトップアプリを持つ参加者が音声翻訳を開始します。
  5. 必要に応じてSpeaker match、原音の音量、用語集、Voiceで使う用語、フォーマリティを調整します。

オンライン会議向けDeepL Voiceの公式ヘルプでは、最大300人の会議に対応する一方、ブレイクアウトルームの翻訳は非対応としています。また、音声通訳はWebアプリでは利用できず、デスクトップアプリが必要です。

字幕と音声通訳ではライセンスの数え方が違う

利用方法ライセンスが必要な人参加者側の条件利用時間の扱い
リアルタイム字幕会議を接続する翻訳管理者1名閲覧者はライセンス、DeepLアカウント、登録なしでも字幕を読める翻訳管理者の枠から消費
Voice to voice翻訳音声を聞きたいリスナー1名につき1ライセンス対象ライセンスとデスクトップアプリが必要公式ヘルプでは翻訳管理者の枠のみから差し引き、リスナー個人の枠は消費しない

つまり、全員が字幕を見る会議と、全員が翻訳音声を聞く会議では必要席数が大きく変わります。「1会議1ライセンス」という説明だけで稟議を作ると、Voice to voiceの席数が不足するおそれがあります。公式のライセンス説明を見積書と一緒に確認してください。

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料金・プラン・契約単位で公式に分かること

2026年10月17日時点で、DeepLの公式情報から確認できるのは、プランごとの利用枠とライセンス単位です。日本向けの円建て価格は、公開ページの表示が地域、アカウント、月払い・年払いで変わり得るため、本稿の確認環境では一意に確定できませんでした。競合記事や検索結果の金額を公式価格として転記せず、契約画面またはセールス見積もりを確認してください。

プラン・枠公式で確認できる利用量参加人数・共有価格の確認方法
対象の有料DeepL Translatorプランに含まれる枠ユーザー1名あたり毎月30分。字幕と音声通訳、会議と対面会話で共通ユーザーごとの枠で、組織内プールではない。未使用分は翌月へ繰り越さない対象Translator契約に追加料金なし。上限超過課金はなく、次回リセットまたはVoiceプラン購入
Voice Starterユーザー1名あたり毎月300分オンライン会議50人、対面グループ会話は最大10人の枠を公式利用規約に記載日本向け金額は契約画面で確認
Voice Businessユーザー1名あたり毎月600分オンライン会議300人、対面グループ会話は最大30人。Businessは組織内で分数をプール日本向け金額は契約画面または見積もりで確認
Voice for Conversations単体公式ヘルプは単体プランを案内Voice for Meetings Businessにも含まれるセールスチームへの問い合わせ
DeepL API for Voice送信したソース音声の分数で計測し、端数は合計後に整数分へ切り上げ自社システム側の実装と利用量に依存対象APIプランと単価を公式価格ページまたはセールスで確認

公式ヘルプには現行・旧プラン名が併記されています。新規契約で選べるプラン、機能、金額は見積もり時に確認してください。見積もりは、字幕閲覧者、音声リスナー、翻訳管理者、対面会話のホスト、APIの音声分数に分け、席と分数を別々に管理します。開始済みの会議は上限到達時に切断されず、次の接続が制限されます。

録音・音声サンプル・文字起こし・学習利用を分けて確認

「保存しない」という一言だけでは、法人のセキュリティ審査には不十分です。会議中のサーバー処理、端末に残る字幕、ダウンロードした文字起こし、Speaker match用の音声サンプルは、それぞれ保持場所と期間が異なります。

データ公式説明法人側で決めること
Speaker matchの音声サンプル現在のセッションのローリングサンプルをメモリ内に一時保持し、終了時に破棄。録音、アップロード、保存、再利用、音声プロファイル化、本人特定なし機能を使う会議の範囲と参加者への説明文
オンライン会議の音声・字幕・翻訳最新メッセージを通話終了までメモリ内で一時処理し、終了時に削除。モデル学習には使わない機密区分、会議参加条件、ネットワーク許可、サブプロセッサ審査
参加者端末上の文字起こし・翻訳利用者がアクセスしたデータはローカル端末に最大30日残り得る。期間は管理者が制御するが、Voice Starterは30日固定必要な保持期間、プラン、端末紛失対策、ダウンロード可否
対面会話の翻訳データ顧客端末で一時処理し、画面に表示されなくなった時点または会話終了時に削除。モデル学習には使わない共用端末の管理、画面の覗き見、会話後の確認
外部プロバイダー経由の言語Speechmaticsは処理に必要な時間を超えて保存せず、ElevenLabsはセッション終了時に破棄すると公式ヘルプに記載管理者設定で外部処理を許可するか、対象言語を限定するか

会議ボット連携にはRecall.ai、一部言語の文字起こしにはSpeechmatics、一部の音声出力にはElevenLabsが関与します。委託先審査では、DeepLだけでなく利用予定言語の処理経路も確認してください。

さらに、DeepLの利用規約は、音声の文字起こし、翻訳、音声合成について必要な同意・権限を顧客側が取得し、招待した第三者へ処理を知らせるよう求めています。国や用途によっては録音に相当すると評価される可能性があるため、会議招待、冒頭アナウンス、社内規程のどこで説明するかを法務と決めておく必要があります。具体的な規程項目はAI議事録のセキュリティ対策も参考になります。

法人導入で確認する8項目

導入は日数で区切るより、判断が必要な論点を順に閉じる方が現実的です。以下の8項目を一枚の確認票にすると、現場、情報システム、法務、購買の会話が揃います。

  1. 利用場面:社内会議、社外商談、接客、現場会話、コンタクトセンターのどこで使うかを決めます。
  2. 必要な出力:字幕だけでよいのか、参加者が翻訳音声を聞く必要があるのかを分けます。
  3. 言語の4区分:話す言語、読む字幕、聞く翻訳音声、Speaker match対象を公式言語表で照合します。
  4. ライセンスと分数:翻訳管理者、音声リスナー、対面会話のホスト、API利用を分け、席数と利用枠を見積もります。
  5. 会議環境:外部ボットの参加、会議チャット、信頼済みドメイン、Windows/Macアプリの導入可否を確認します。
  6. データ評価:データフロー、サブプロセッサ、端末保持期間、ダウンロード、学習不使用、暗号化を審査します。
  7. 同意と人の確認:参加者への告知方法と、固有名詞、数値、契約条件、安全指示を人が再確認する場面を定めます。
  8. 評価指標:翻訳修正が必要だった用語、会話の中断、参加者が字幕・音声を選んだ割合、管理負担を記録します。目標値は実測後に決め、導入前から効果を断定しません。

【要注意】法人導入で起きやすい4つの誤り

  • 「声のクローンを保存する」:実際は現在のセッション内の音声特徴を一時参照し、終了後は保存・再利用しません。本人の声を完全再現する機能とも説明しないでください。
  • 「1会議1ライセンスで全員が音声を聞ける」:1会議1ライセンスは字幕の考え方です。Voice to voiceは翻訳音声を聞く人ごとに対象ライセンスが必要です。
  • 「日本語対応なら全機能が使える」:音声入力、字幕、音声出力、Speaker matchを分け、会議で使う双方の言語を公式一覧で照合します。
  • 「学習に使わないなら何も残らない」:モデル学習不使用と端末保持は別です。サーバー処理、ローカル保持、利用者が保存した文字起こしを別々に管理します。

よくある質問

DeepL Voiceとは何ですか?

オンライン会議や対面会話の音声をリアルタイムで文字起こし・翻訳し、字幕または翻訳音声として届けるサービスです。自社サービスへ音声翻訳を組み込むAPIもあります。

声の特徴を保つ翻訳は日本語に対応していますか?

はい。2026年10月17日時点の公式言語一覧では、日本語はDeepL独自モデルによる音声入力、字幕、音声出力、Speaker matchの対象です。

DeepL Voiceは何言語に対応していますか?

数え方で異なります。2026年9月15日の公式発表では音声通訳が30以上の言語、声の特徴を保つSpeaker matchが日本語を含む14言語です。字幕言語と文字起こし言語は別一覧なので、組み合わせを公式ヘルプで確認してください。

Teams、Zoom、Google Meetのすべてで使えますか?

はい。現行のOnline MeetingsはMicrosoft Teams、Zoom、Google Meetに対応しています。音声通訳にはWindows/Mac向けDeepL Voiceデスクトップアプリが必要で、Webアプリはライブ字幕が中心です。

DeepL Voiceの料金はいくらですか?

対象の有料DeepL Translatorプランにはユーザー1名あたり毎月30分が追加料金なしで含まれます。Voice Starterは毎月300分、Voice Businessは毎月600分という利用枠を公式規約で確認できます。ただし、日本向けの確定金額は2026年10月17日時点で公式公開情報から一意に確認できていません。税、月払い・年払い、必要席数を契約画面または見積書で確認してください。

会議参加者全員にライセンスとDeepLアカウントが必要ですか?

字幕だけを読む参加者には不要です。会議を接続する翻訳管理者に対象ライセンスが必要です。翻訳音声を聞く人は、1人ずつ対象ライセンスとデスクトップアプリが必要です。

会議音声や声のサンプルは保存されますか?

Speaker matchの音声サンプルはメモリ内だけに一時保持され、セッション終了時に破棄されます。オンライン会議の処理データも通話終了時にメモリから削除されます。ただし、参加者がアクセスした文字起こしや翻訳はローカル端末に最大30日残り得るため、管理者設定を確認してください。

DeepL Voiceへ入力したデータはモデル学習に使われますか?

DeepLは、Voiceの顧客データ、声、会議音声、文字起こし、翻訳結果を言語モデルや音声合成モデルの学習・微調整に使わないと明記しています。利用言語によって外部プロバイダーを経由する場合があるため、委託先と処理経路もあわせて審査してください。

商談や接客で使う場合、参加者への説明は必要ですか?

必要です。DeepLの利用規約は、顧客側が必要な同意や権限を取得し、招待した第三者へ音声の文字起こし、翻訳、音声合成を知らせるよう求めています。具体的な説明方法は利用地域と自社規程に合わせ、法務へ確認してください。

DeepL API for Voiceで自社サービスへ組み込めますか?

はい。公式には、コンタクトセンターや営業対応などで音声からテキスト、音声から音声のリアルタイム翻訳を組み込む用途が案内されています。対象プラン、同時セッション、対応言語、音声分数の単価は実装前に公式ドキュメントと見積もりで確認してください。

参考・出典

結論:法人導入は「字幕」と「音声」を分けて見積もる

DeepL Voiceは日本語のSpeaker matchに対応し、Teams、Zoom、Google Meet、対面会話、APIで利用できます。ただし声を永続保存するクローン機能ではなく、言語、アプリ、ライセンス、データ保持の条件は機能ごとに異なります。

検討を始める際は、次の3つを先に揃えてください。

  1. 利用場面を1つ選ぶ:海外会議、商談、対面接客、API組み込みのどれを評価するか決めます。
  2. 字幕と音声を分ける:誰が字幕を見るか、誰が翻訳音声を聞くかを整理し、必要ライセンスと分数を見積もります。
  3. 公式確認票を作る:日本向け価格、対象プラン、言語、データフロー、サブプロセッサ、保持期間、参加者への説明、解約・更新条件を販売画面または見積書で確定します。

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著者:佐藤傑(さとう・すぐる)
株式会社Uravation代表取締役。X(@SuguruKun_ai)フォロワー約10万人。
100社以上の企業向けAI研修・導入支援。著書『AIエージェント仕事術』『Claude仕事術』(SBクリエイティブ・書籍シリーズ累計66,000部)、『AI推進担当になったら読む本』(大和書房)。
SBクリエイティブ「ビジネス+IT」ほかで生成AI連載を執筆(NewsPicks最大1,125ピックス)。

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佐藤傑
この記事を書いた人

執筆・監修:佐藤傑/下書き・図版・機械検査:当社のAI社員(人が確認してから公開しています)。記事の作り方と検査の方針

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