コンテンツへスキップ

media AI活用の最前線

ツール比較・実践ガイド

Claude SonnetとOpusの違い|5.5は料金2倍【2026年10月】

Claude SonnetとOpusの違い|5.5は料金2倍【2026年10月】

2026年10月2日更新:2026年9月28日に Claude Sonnet 5.5 が公開され、現行4モデルは Fable 5.1/Opus 5.5/Sonnet 5.5/Haiku 4.5 になりました。Sonnet 5.5のAPI単価は入力2ドル/出力10ドル(100万トークンあたり)でSonnet 5と同額のため、「OpusはSonnetのちょうど2倍」は変わりません。本文の現行Sonnetに関する記述を、同日に取り直したAnthropic公式の値へ更新しました。

2026年9月28日更新(履歴):Anthropic公式のモデル一覧・料金ページ・モデル提供終了ページを当日再取得し、記事全体を現行世代に作り直しました。2026年9月22日に Claude Opus 5.5(入力4ドル/出力20ドル・100万トークンあたり)が公開され、現行4モデルは Fable 5.1/Opus 5.5/Sonnet 5/Haiku 4.5 になっています。SonnetとOpusのAPI単価差は従来の2.5倍からちょうど2倍に縮み、公式ドキュメントの推奨も「迷ったらSonnet」から「まずOpus 5.5」へ変わりました。旧版に残っていたOpus 5・Opus 4.8基準の記述と料金は、すべて当日の公式値へ更新しました。

2026年9月6日更新(履歴):Fable 5.1の登場と、Fable系がプランによって使用量クレジット前提になる点を反映しました。Sonnet 5の料金が入力2ドル/出力10ドルで据え置かれた点も同日に確認しています。

結論:2026年10月2日時点で、ClaudeのSonnetとOpusの違いは「API単価がちょうど2倍」と「公式の役割定義が別」の2点です。現行のSonnet 5.5は入力2ドル/出力10ドル(100万トークンあたり。1ドル150円換算で300円/1,500円)、現行のOpus 5.5は入力4ドル/出力20ドル(同600円/3,000円)。コンテキスト100万トークン・最大出力12.8万トークンは両方とも同じで、差が出るのは値段と、長時間動かすエージェント的な仕事の精度です。

  • Sonnet 5.5(2026年9月28日公開):公式の位置づけは「速度と知能の最良の組み合わせ」。入力2ドル/出力10ドル(300円/1,500円)、コンテキスト100万トークン、既定のeffortはhigh
  • Opus 5.5(2026年9月22日公開):公式の位置づけは「長時間動くエージェント的コーディングとナレッジワーク向け」。入力4ドル/出力20ドル(600円/3,000円)、コンテキスト100万トークン、既定のeffortはmedium
  • Fable 5.1:最上位。入力10ドル/出力50ドル(1,500円/7,500円)。Opus 5.5でeffortを上げても届かないときの選択肢
  • Haiku 4.5:最速・最安。入力1ドル/出力5ドル(150円/750円)。コンテキストだけ20万トークンと小さい

対象読者:Claudeの法人導入・API利用でモデル選定に迷っている経営者・情報システム・DX推進担当の方。
今日やること:この記事の料金表で自社の主要工程に合うモデルを1つ決め、Opus 5.5をeffort=mediumのまま小さく試し、速度と費用が気になった工程だけSonnet 5.5へ落とすことです。

SonnetとOpusの選び分けは、2026年9月22日のOpus 5.5公開で判断基準が変わりました。従来は「Opusは高いから例外工程だけ」でしたが、Opus 5.5はAPI単価がOpus 5より2割安い入力4ドル/出力20ドルになり、Anthropic公式によれば既定設定での実行コストは典型的なワークロードでOpus 5比40%安くなります。Sonnetとの単価差は2.5倍から2倍に縮みました。9月28日に公開されたSonnet 5.5も単価はSonnet 5と同じで、2倍の差はそのままです。

同時に、公式ドキュメントの推奨文そのものが書き換わっています。モデル概要ページには「どのモデルを使うか迷っている場合は、ほとんどのワークロードでClaude Opus 5.5から始めてください」と書かれ、モデル選定ガイドにも「ほとんどのワークロードはClaude Opus 5.5から始まります」と明記されました。つまりAnthropic自身の既定解が「まずSonnet」から「まずOpus 5.5」へ動いたということです。

この記事では、Anthropic公式ドキュメント(2026年10月2日に再取得)をもとに、現行4モデルの料金・仕様を1対1で照合し、SonnetとOpusをどう分けるかを検索意図ごとに整理します。ドル表記はすべて1ドル150円換算の目安を併記し、公式に記載のない項目は、確認した日付を添えて「公式に記載なし」と明示します。

なお、この記事は「Claudeファミリー内での使い分け」に特化しています。日本円での全プラン料金の詳細はClaudeの料金プラン完全ガイドを、GPT-5.6など他社モデルとの横断比較はGPT-5.6 vs Fable 5.1・Opus 5の料金比較を、モデル横断のAPI単価は主要AIモデルAPI料金 横断比較をあわせてご覧ください。

SonnetとOpusの違いは2つだけ|単価がちょうど2倍、役割は別

ClaudeのSonnetとOpusの違いを一言でいうと、値段が2倍違うことと、公式が想定している仕事が違うことの2点です。コンテキスト100万トークン、最大出力12.8万トークン、テキストと画像の入力、視覚理解、ツール使用は現行のSonnet 5.5とOpus 5.5で同じです。知識カットオフもSonnet 5.5で2026年6月に揃い、下のスペック表で数字や設定に差が出るのは単価・応答速度・既定effortの3つだけになります。

Claude Sonnet 5.5とClaude Opus 5.5のAPI単価と公式の位置づけを左右に並べ、単価がちょうど2倍であることと仕様が同じことを示した比較図
SonnetとOpusの差は単価2倍と役割だけ
比べる軸Claude Sonnet 5.5Claude Opus 5.5
API入力単価(100万トークン)2ドル(約300円)4ドル(約600円)
API出力単価(100万トークン)10ドル(約1,500円)20ドル(約3,000円)
公式の位置づけ速度と知能の最良の組み合わせ長時間動くエージェント的コーディングとナレッジワーク向け
公式の応答速度比較速い(Fast)中程度(Moderate)
思考モードアダプティブ思考アダプティブ思考(常時オン)
既定のefforthighmedium
コンテキストウィンドウ100万トークン100万トークン
最大出力12.8万トークン12.8万トークン
信頼できる知識のカットオフ2026年6月2026年6月
APIモデルIDclaude-sonnet-5-5claude-opus-5-5

出典はAnthropic公式のモデル概要ページと料金ページ(いずれも2026年10月2日取得・記事末に記載)です。実務で意味を持つのは次の3点です。

  • 単価差はちょうど2倍。入力も出力も、バッチAPIの割引後も、キャッシュ書き込みも、Opus 5.5はSonnet 5.5の2.0倍で揃っています。従来のOpus 5(入力5ドル/出力25ドル)との2.5倍差から縮みました
  • プロンプトキャッシュの読み取りだけは同額。Sonnet 5.5もOpus 5.5も100万トークンあたり0.20ドル(約30円)です。長い共通コンテキストを繰り返し読ませる設計なら、Opusを使う追加コストは思ったほど増えません
  • 知識のカットオフは同じ2026年6月。旧版のSonnet 5は2026年1月でOpus 5.5と5か月の差がありましたが、Sonnet 5.5で揃いました。新しいライブラリやフレームワークの話題を理由にモデルを分ける必要はなくなっています

SonnetとOpusの違いを一覧表で確認する|現行4モデルの公式スペック

SonnetとOpusの2つだけを見ると判断を誤ることがあります。実際の選定はHaiku 4.5とFable 5.1を含めた4モデルの階段で考えるためです。2026年10月2日時点の公式モデル概要ページに載っている現行4モデルは以下のとおりです。

Claude Haiku 4.5・Sonnet 5.5・Opus 5.5・Fable 5.1の入力と出力の単価を左から順に並べ、コンテキスト長の違いを下段に示した4モデル比較図
現行4モデルは1・2・4・10ドルの階段
項目Claude Haiku 4.5Claude Sonnet 5.5Claude Opus 5.5Claude Fable 5.1
公式の位置づけ最速。フロンティア級に迫る知能速度と知能の最良の組み合わせ長時間動くエージェント的コーディングとナレッジワーク向け要求の厳しい推論と長期的なエージェント作業向け
入力単価(100万トークン)1ドル(約150円)2ドル(約300円)4ドル(約600円)10ドル(約1,500円)
出力単価(100万トークン)5ドル(約750円)10ドル(約1,500円)20ドル(約3,000円)50ドル(約7,500円)
コンテキストウィンドウ20万トークン100万トークン100万トークン100万トークン
最大出力6.4万トークン12.8万トークン12.8万トークン12.8万トークン
応答速度(公式比較)最速速い中程度遅め
思考モード拡張思考アダプティブ思考アダプティブ思考(常時オン)アダプティブ思考(常時オン)
既定のeffort非対応highmediumhigh
信頼できる知識のカットオフ2025年2月2026年6月2026年6月2026年6月
APIモデルIDclaude-haiku-4-5-20251001claude-sonnet-5-5claude-opus-5-5claude-fable-5-1
提供終了の目安(公式表記)2026年10月15日より前にはしない2027年9月28日より前にはしない2027年9月22日より前にはしない2027年9月1日より前にはしない

この表で最初に効いてくるのはコンテキストの段差です。100万トークンを標準料金のまま使えるのはSonnet 5.5・Opus 5.5・Fable 5.1の3つで、Haiku 4.5だけ20万トークン。公式の長文コンテキスト料金の説明では「Claude 4.6以降のモデルは100万トークンの全域を標準料金で含む。90万トークンのリクエストは9千トークンのリクエストと同じ単価で課金される」と明記されており、長文を読ませるための追加料金は現行世代には存在しません。モデル横断のコンテキスト長は主要AIモデル コンテキスト長 横断比較にまとめています。

次に効くのがHaiku 4.5の提供終了目安が2026年10月15日と近いことです。公式は「公開済みモデルの提供終了までに最低60日前の通知を行う」としていますが、大量処理をHaiku 4.5で組んでいる場合は後継モデルへの移行計画を早めに置いてください。Anthropicは2026年9月22日のOpus 5.5発表時に「Claude Sonnet 5.5とClaude Haiku 5.5が数週間のうちに続く」と告知し、Sonnet 5.5は9月28日に公開されました。Haiku 5.5はSonnet 5.5の発表でも「数週間のうちに加わる」とされていますが、2026年10月2日時点で公式のモデル一覧に載っていません。

「Sonnet」「Opus」とは何か|Claudeのモデル階層と現行版

SonnetとOpusは製品名ではなく、Anthropicが用意しているClaudeのモデル階層(グレード)の名前です。詩や作品を意味する語が価格と能力の段階に割り当てられており、2026年10月2日時点では下から順にHaiku(俳句)→ Sonnet(十四行詩)→ Opus(作品)→ Fable(寓話)の4段になっています。

階層の名前と、その階層の現在の版を混同すると話が噛み合わなくなるので、ここを先に固定しておきます。

  • Sonnet=中位グレードの名前。現行版はSonnet 5.5(2026年9月28日公開)。旧版のSonnet 5・Sonnet 4.6もAPIでは引き続き提供中で、Sonnet 4.5は2026年11月30日に提供終了の予定です
  • Opus=上位グレードの名前。現行版はOpus 5.5(2026年9月22日公開)。旧版のOpus 5・4.8・4.7・4.6・4.5も提供中で、いずれも入力5ドル/出力25ドル(Opus 4.5〜5)のままです
  • Fable=最上位グレードの名前。現行版はFable 5.1。同スペック・同価格で安全性の仕組みが異なるMythos 5.1は、Project Glasswingの承認顧客だけが使える限定提供版です
  • Haiku=最下位グレードの名前。現行版はHaiku 4.5

検索で「sonnet opus」とだけ調べる方の多くは、この階層関係を確かめたいケースです。答えは「Opusのほうが上位で高い。Sonnetは中位で安く速い。ただし現行世代では単価差が2倍まで縮んでいる」になります。表記ゆれで「sonet opus」「claude sonet opus」と検索される例もありますが、正しい綴りはSonnet(nが2つ)です。

2026年9月28日のSonnet 5.5の公式発表は、Sonnet 5.5を「Opus 5.5の、より速く低コストな補完」と位置づけ、出力はSonnet 5より30%以上速く、タスクあたりのコストは最大30%下がるとしています。なお、前の版にあたるSonnet 5の登場時点(2026年6月30日)の公式発表では「Sonnet 5の性能はOpus 4.8に近く、価格はより低い」と説明され、FreeプランとProプランの既定モデルに設定されました。Sonnet 5世代の詳細はClaude Sonnet 5登場の解説記事にまとめています。

OpusとSonnet、どちらから始めるか|公式推奨は「まずOpus 5.5」に変わった

2026年10月2日時点のAnthropic公式ドキュメントは、ほとんどのワークロードでOpus 5.5から始めることを推奨しています。モデル選定ガイドの「モデル選定マトリクス」の冒頭にも「ほとんどのワークロードはClaude Opus 5.5から始まります」と書かれており、これはOpus 5.5公開(9月22日)に合わせて更新された記述です。

Opus 5.5から試し、結果に応じてSonnet 5.5・Fable 5.1・Haiku 4.5のいずれかへ分岐する選定フロー図
公式の推奨はまずOpus 5.5から始める

公式が示している始め方は2通りあります。どちらを採るかで初期の運用設計が変わります。

アプローチ始めるモデル公式が挙げる向き先
効率優先(Option 1)Claude Haiku 4.5初期プロトタイプ、遅延要件が厳しい用途、コスト重視の実装、大量かつ単純なタスク
能力優先(Option 2)Claude Opus 5.5複雑な推論、科学・数学的用途、機微な理解が要る仕事、精度がコストに優先する用途、高度なコーディングと自律性の高いエージェント作業

能力優先で始めた場合の降り方も公式に手順があります。「Opus 5.5で実装 → このモデル向けにプロンプトを最適化 → 評価が要件を満たすか確認 → effortを下げるかモデルを下げて効率化する」という順です。そして「effortの調整はモデルを切り替えるより良いレバーになることが多い」とも明記されています。ここが旧版の記事から最も大きく変わった点で、いきなりSonnetとOpusを行き来させる前に、同じモデル内でeffortを1段動かすのが公式の作法になりました。

Opus 5.5の既定effortはmediumで、Opus 5の既定であるhighより1段下です。公式は「AnthropicのテストではOpus 5.5のmediumが、コーディングとナレッジワークの評価でOpus 5のhighと同等かそれ以上だった」「Opus 5からOpus 5.5へ移るときは、Opus 5で使っていたレベルを持ち越さずmediumから始めること」と説明しています。Opus 5からの移行やeffort設定の詳細はClaude Opus 5の使い方(effort設定と1M活用)とClaude Opus 5の詳細ガイドが参考になります。

Opus 5.5でeffortをxhighやmaxまで上げても要件に届かない場合に限り、公式はFable 5.1への移行を案内しています。Fable 5.1とOpus系の比較はOpus 5とFable 5.1の違い、Sonnetとの比較はFable 5とSonnet 5の使い分けで扱っています。

【モデル選定を判定させるプロンプト】
以下のタスクに最適なClaudeモデルを、Anthropic公式の
モデル選定マトリクスの基準で判定してください。

タスク内容: [実行したいタスクの説明]
入力データ量: [概算トークン数 または ファイルサイズ]
月間実行回数: [概算]
月額コストの上限: [円]
遅延の許容: [何秒まで待てるか]

判定基準(2026年10月2日時点の公式ドキュメント):
- 大半のワークロード → Opus 5.5(既定effort medium)から始める
- 速度と費用を優先し、日常のコーディング/分析/文書作成 → Sonnet 5.5
- 遅延と単価を最優先、大量かつ単純な処理 → Haiku 4.5
- Opus 5.5をxhigh/maxにしても要件に届かない → Fable 5.1

出力してほしいもの:
1. 推奨モデルと、そのモデルを選ぶ根拠
2. まず試すべきeffortレベル
3. 月額コストの概算(入力単価と出力単価に分けた計算式つき)
4. 1段下のモデルに落とせる条件

料金の違いを日本円で確認する|API単価・バッチ・プロンプトキャッシュ

基本単価だけで比べると判断を誤ります。法人でAPIを使うなら、バッチAPI(50%割引)とプロンプトキャッシュを含めた実効単価で比較してください。以下はAnthropic公式の料金ページを2026年10月2日に取得した値で、円は1ドル150円換算の目安です(税別・為替で変動します)。

課金の種類(100万トークンあたり)Claude Sonnet 5.5Claude Opus 5.5Opus 5.5 ÷ Sonnet 5.5
入力(標準)2ドル/約300円4ドル/約600円2.0倍
出力(標準)10ドル/約1,500円20ドル/約3,000円2.0倍
入力(バッチAPI)1ドル/約150円2ドル/約300円2.0倍
出力(バッチAPI)5ドル/約750円10ドル/約1,500円2.0倍
キャッシュ書き込み(5分)2.50ドル/約375円5ドル/約750円2.0倍
キャッシュ書き込み(1時間)4ドル/約600円8ドル/約1,200円2.0倍
キャッシュ読み取り(ヒット)0.20ドル/約30円0.20ドル/約30円1.0倍
ファストモード(研究プレビュー)対象外(公式の対象はOpus 5.5・Opus 5・Opus 4.8のみ)入力8ドル/出力40ドル(約1,200円/約6,000円)—

この表でいちばん重要なのは最下段から2行目、キャッシュ読み取りが同額だという点です。Sonnet 5.5は標準入力単価の10%、Opus 5.5は5%がキャッシュ読み取り価格になるため、絶対額がどちらも0.20ドル(約30円)で一致します。Anthropicは9月22日の発表で「キャッシュ読み取りはエージェント的作業とコーディング作業のコストの大半を占める」と説明しており、同じシステムプロンプトや同じコードベースを何度も読ませる設計では、OpusとSonnetの実効コスト差は単価表の2倍よりずっと小さくなります。

もうひとつ、コスト試算で外しやすいのがトークン数です。公式の料金ページには「Claude 4.7以降のモデルは新しいトークナイザーを使っており、同じ文章でおよそ30%多いトークンを生成する。正確な増加量は内容とワークロードの形による」と明記されています。Sonnet 5.5もOpus 5.5もこの新トークナイザー側です。旧世代(Sonnet 4.6以前)からの移行では、単価が同じでも請求が増えることを前提に小規模計測してから稟議数字を作ってください。

そのほか、法人の設計で押さえておきたい公式仕様は次の3つです。

  • 100万トークンの全域が標準料金:Claude 4.6以降は長文コンテキストの追加料金がありません。バッチ割引とキャッシュ割引も全域で標準どおり適用されます
  • リージョン指定は10%上乗せ:リージョナル/マルチリージョンのエンドポイントはグローバルより10%高くなります。Claude API(ファーストパーティ)は既定でグローバルです
  • ファストモードはOpus系のみ:研究プレビューとして、Opus 5.5・Opus 5・Opus 4.8で出力が大幅に速くなる代わりに割増料金です。Claude API(ファーストパーティ)専用で、Claude Platform on AWSやパートナー運営のクラウドでは使えません

Opus側の損益分岐やドル建ての内訳はClaude Opus 5料金完全ガイド(日本円換算と損益分岐)で詳しく扱っています。

【月額コストを試算させるプロンプト】
以下の条件で、Claude Sonnet 5.5とClaude Opus 5.5の
月額APIコストを比較してください。

想定ワークロード:
- 1リクエストあたりの入力トークン: [数値]
- そのうちキャッシュから読める共通部分: [数値]
- 1リクエストあたりの出力トークン: [数値]
- 月間リクエスト数: [数値]
- バッチAPIで回せる割合: [パーセント]

単価(100万トークンあたり・2026年10月2日の公式値):
- Sonnet 5.5: 入力2ドル / 出力10ドル / キャッシュ読み取り0.20ドル
  バッチは入力1ドル / 出力5ドル
- Opus 5.5: 入力4ドル / 出力20ドル / キャッシュ読み取り0.20ドル
  バッチは入力2ドル / 出力10ドル

出力してほしいもの:
1. 両モデルの月額コスト(ドルと、1ドル150円換算の円)
2. 計算式(キャッシュ分とバッチ分を分けて表示)
3. 差額と、その差額が何倍になったか
4. 新トークナイザーで入力が30パーセント増えた場合の再計算

この記事の内容を社内で使うなら

要点と手順をまとめた資料を無料で受け取れます。研修4,000名以上・支援100社以上の実績をもとに、自社の業務に当てはめる相談も30分から受け付けています。

生成AI 料金・プラン早見表 2026年10月版無料で受け取る →AI顧問に相談する(30分・無料)→

プラン別に使えるモデル|無料プランでOpusは使えない

APIではなくclaude.aiのサブスクリプションで使う場合、Opusは無料プランでは選べません。2026年10月2日時点の公式料金ページのプラン比較表では、Opus行がFreeで「No」、Pro・Max 5x・Max 20xで「Yes」となっています。SonnetとHaikuは全プランで使えます。

プラン月額(税別・1ドル150円換算)SonnetOpusFable
Free0ドル使える使えない使えない
Pro年払い17ドル/月(約2,550円・200ドル一括)、月払い20ドル(約3,000円)使える使える使用量クレジットで使える
Max 5x100ドル/月から(約15,000円から)使える使える週次上限の50%まで
Max 20x2026年10月2日時点で公式料金ページに月額の個別記載なし(Maxは「100ドル/月から」表記)使える使える週次上限の50%まで
Team 標準シート年払い20ドル/席(約3,000円)、月払い25ドル(約3,750円)使える使える使用量クレジットで使える
Team プレミアムシート年払い100ドル/席(約15,000円)、月払い125ドル(約18,750円)使える使える週次上限の50%まで
Enterprise年払い20ドル/席(約3,000円)+API料金相当の使用量使える使える使える(使用量はAPI料金で課金)

公式料金ページのMax欄は「100ドル/月から」「Proの5倍か20倍の使用量を選ぶ」という書き方で、5xと20xそれぞれの月額は個別に表示されていません。Teamプランは2〜150名が対象で、プレミアムシートは標準シートの5倍の使用量枠と説明されています。Enterpriseは席料金に加えて使用量がAPI料金で積み上がる形なので、モデル選定がそのまま請求額に効きます。公式は「使用量上限が適用されます。表示価格に税は含まれません。価格とプランはAnthropicの裁量で変更されることがあります」と注記しています。

Opus 5.5の公開に合わせて、Pro・Max・Team・席課金のEnterpriseで5時間ごとの使用量上限が引き上げられました。加えて、サブスクリプション利用者にはレートリミットのリセットが1回提供され、任意のタイミングで使えるよう保存できるとされています(いずれも2026年9月22日のAnthropic公式発表)。引き上げ後の具体的な回数・トークン数は2026年9月28日時点で公式に記載なしです。

Fable系だけはプランによって扱いが違い、Proでは使用量クレジット、Max 5x/20xでは週次上限の50%までがプラン枠、その先は使用量クレジットになります。詳細はFable 5.1の利用クレジット・上限・リセット、プラン別のOpus可否はClaude Opus 5はどこで使える?プラン別可否一覧にまとめています。Microsoft 365 Copilot経由でOpus 5.5を使えるようになった件はClaude Opus 5.5がCopilotに登場で扱っています。

【Fable系の現行版について】

Fableファミリーの現行版は2026年9月1日(米国時間)公開のClaude Fable 5.1です。入力10ドル/出力50ドル(約1,500円/約7,500円)、コンテキスト100万トークン、既定effortはhigh。旧版のFable 5も同単価でAPI提供が続いています。変更点の詳細は Claude Fable 5.1リリース|変更点・料金・移行【2026年9月】 をご覧ください。

Claude CodeでのSonnetとOpusの使い分け|エイリアス・opusplan・effort

Claude Codeでの「sonnet」「opus」はモデル名の直接指定ではなくエイリアスで、どの版に解決されるかは接続先のプロバイダーによって違います。ここを知らないまま「Claude CodeのOpusとSonnetの違い」を議論すると、同じ設定でも別のモデルを比べていた、ということが起きます。

Claude Codeのモデルエイリアスsonnet・opus・opusplanが、Anthropic API接続でそれぞれどのモデルに解決されるかを示した対応図。sonnetはSonnet 5.5、opusはOpus 5.5
エイリアスは接続先で解決先が変わる
接続先プロバイダーopus が解決する版sonnet が解決する版
Anthropic APIOpus 5.5Sonnet 5.5
Claude Platform on AWSOpus 5.5Sonnet 4.6
Amazon Bedrock/Google CloudのAgent PlatformOpus 5.5Sonnet 4.5
Microsoft FoundryOpus 4.6Sonnet 4.5

出典はClaude Code公式ドキュメントのModel configuration(2026年10月2日取得)です。実務で効くポイントを4つ挙げます。

  • バージョン要件がある:Sonnet 5.5はClaude Code v2.1.284以降、Opus 5.5はv2.1.280以降が必要です。古いままだとエイリアスが旧版に解決されます
  • opusplanで計画と実行を分けられる:プランモードではopus(複雑な推論とアーキテクチャ判断)、実行モードでは自動的にsonnet(コード生成と実装)に切り替わります。Opusの推論力とSonnetの効率を1つの設定で組み合わせる形です
  • Sonnet 5.5に200Kの変種はない:Anthropic API接続では常に100万トークンで動き、[1m]の指定も使用量クレジットも不要。既定では約96.7万トークンで自動コンパクトが走ります
  • effortはモデルごとに較正されている:同じ「high」でもモデル間で同じ値を意味しません。Claude Codeでの既定はOpus 5.5とSonnet 5.5がmediumで、他のモデルはhigh(Opus 4.7はxhigh)です。Sonnet 5.5はAPIでの既定がhighなので、Claude CodeとAPIで既定が違います

サブエージェントの扱いにも注意が要ります。公式ドキュメントには「/modelでモデルを切り替えると、メインの会話のモデルを継承するサブエージェントにも切り替えが及ぶ」と書かれています。調査やテスト実行を任せる前にOpusへ切り替えていると、その作業もOpusで走ります。特定のサブエージェントを小さいモデルに固定したい場合は、定義ファイル側でmodelを指定してください。過負荷時の退避にはclaude --fallback-model sonnet,haikuのようなフォールバックチェーン(重複除去後3モデルまで)が使えます。

Claude Codeでの具体的な使い分け手順はClaude CodeのOpus使い分け完全ガイド、料金面はClaude Code料金 早見表にまとめています。

【effortを1段ずつ検証するための指示テンプレ】
同じタスクを、設定を1つだけ変えて3回実行し、比較表を作ってください。

タスク: [実際の業務タスクを1つ貼る]

比較する設定(1回につき1つだけ変える):
1) Opus 5.5 / effort=medium(公式の既定)
2) Opus 5.5 / effort=high
3) Sonnet 5.5 / effort=medium(Claude Codeでの既定)

各回で記録する項目:
- 入力トークン数 / 出力トークン数 / キャッシュ読み取りトークン数
- 手戻り(やり直しを指示した回数)
- 完了までにかかった往復回数
- 単価から計算した1回あたりの実費(円・1ドル150円換算)

最後に、この業務で一番安く要件を満たした設定はどれかを、
数字の根拠つきで1行で結論づけてください。

ベンチマークで見るOpus 5.5の実力|公式公表値

Anthropicが2026年9月22日のOpus 5.5発表で公開したベンチマーク表は、Opus 5.5・Fable 5.1・Opus 5・GPT-6 Astra・GPT-5.6 Solの5モデルを比べたものです。この表にSonnetは含まれていませんが、2026年9月28日のSonnet 5.5発表で、Sonnet 5.5・Sonnet 5・Opus 5.5を同じ評価で並べた表が公開されました。Sonnet側の数字は下の表のあとで紹介します。

評価Claude Opus 5.5Claude Fable 5.1Claude Opus 5
Terminal-Bench 4.0(エージェント的コーディング)66.4%55.8%52.3%
FrontierCode v1.1(Main)54.4%50.3%48.0%
CursorBench 4.057.8%51.8%46.6%
GDPval-AA v2.1(ナレッジワーク)184617351708
AutomationBench(業務ワークフロー)40.0%31.4%26.9%
OSWorld 2.0(コンピュータ操作)81.8%(部分評価)80.7%(部分評価)74.0%(部分評価)

注記も公式のまま読むべきです。「特に断りのない限り、Claude Opus 5.5の結果はアダプティブ思考のmax effortでのもの」「Terminal-Bench 4.0の結果はOpus 5.5がxhigh effort、GPT-6 Astraがhigh effortでの報告値」とされています。つまりこの数字は既定設定(medium)での値ではありません。自社の実務で再現したいなら、effortを合わせるところから始める必要があります。

Anthropic自身も「この水準の能力では、ベンチマークの差が実世界の違いを示す指標として当てにならなくなってきている。我々自身の利用では、Opus 5.5とFable 5.1の差はこれらのスコアが示すよりも小さい」と書いています。ベンチ表は「どの方向で差が出るか」を掴む道具として使い、採否は自社タスクでの評価セットで決めてください。

Sonnet側は、2026年9月28日のSonnet 5.5発表に数字があります。Terminal-Bench 4.0はSonnet 5.5が70.6%(Sonnet 5は10.3%、Opus 5.5は66.4%)、CursorBench 4.0は55.5%(同34.1%、57.8%)、GDPval-AA v2.1は1844(同1449、1846)です。ただしAnthropicは「持続的な判断が要る複雑で開かれた仕事では、Opus 5.5が明確に強いまま」とも書いています。SonnetとOpusの距離は、世代が進むごとに縮んでいます。

ユースケース別|法人ならこう使い分ける

公式のモデル選定マトリクスに載っている用途例を、日本の法人でよくある工程に置き換えると次のようになります。ここは「どれか1つを全社標準にする」のではなく、工程ごとに割り当てる前提で読んでください。

全社チャット・大規模リファクタ・長時間エージェント・夜間バッチの4工程に、Sonnet 5.5・Opus 5.5・Fable 5.1・Haiku 4.5を割り当てた対応図
工程ごとにモデルを割り当てる
工程推奨モデル公式の根拠
全社チャットと文書作成(要約・調査・下書き)Sonnet 5.5公式マトリクスの「日常のコーディング・エージェント・企業ワークロードに速度と能力を」に該当。コード生成、データ分析、コンテンツ作成、視覚理解、エージェント的なツール使用が例として挙がっている
大規模リファクタと複数ファイル改修Opus 5.5公式マトリクスの「複雑なエージェント的コーディングと企業業務」に該当。数時間動く自律コーディングエージェント、大規模リファクタリング、複雑なシステム設計、視覚中心のワークフロー、コンピュータ操作が例
数時間動く自律エージェント(多段の深い調査)Fable 5.1公式マトリクスの「利用可能な最高の能力」に該当。何時間も走るエージェントセッション、多段のディープリサーチ、成果物(文書・表計算・資料)まで作り切る分析が例
夜間の大量バッチ処理(分類・タグ付け・一次回答)Haiku 4.5とバッチAPI公式マトリクスの「最低の遅延と価格、かつ拡張思考あり」に該当。リアルタイム用途、大量の知的処理、コスト重視の実装、サブエージェント用のタスクが例。バッチAPIで入力0.50ドル/出力2.50ドル(約75円/約375円)まで下がる

この割り当てを実装に落とすとき、公式が推している型が「複数モデルの組み合わせ」です。低コストモデルとフロンティアモデルを組み、大半のトークンを安い側で処理させます。公式ドキュメントが挙げているのは2つのパターンで、ひとつは実行役が難しい判断だけ上位モデルに相談する形、もうひとつは指揮役が大量作業を低コストのワーカーに委譲する形です。Claude Codeのopusplan(計画はOpus、実行はSonnet)は、前者を設定1つで実現した実装例といえます。


旧世代モデルは使い続けられるか|提供終了予定日の一覧

「今動いているSonnet 4.6やOpus 4.8を急いで切り替えるべきか」は、モデル選定と同じくらい相談の多い論点です。答えは2026年10月2日時点でいずれも提供中(Active)であり、非推奨(Deprecated)にはなっていないため、動作確認を済ませてから移行して構いません。ただし提供終了の目安日は公式に明示されており、下の表のSonnet 4.5は2026年9月30日に非推奨へ変わりました。

APIモデル名状態提供終了の目安(公式表記)
claude-fable-5-1提供中2027年9月1日より前にはしない
claude-fable-5提供中2027年6月9日より前にはしない
claude-opus-5-5提供中2027年9月22日より前にはしない
claude-opus-5提供中2027年7月24日より前にはしない
claude-opus-4-8提供中2027年5月28日より前にはしない
claude-opus-4-7提供中2027年4月16日より前にはしない
claude-opus-4-6提供中2027年2月5日より前にはしない
claude-opus-4-5-20251101提供中2026年11月24日より前にはしない
claude-sonnet-5-5提供中2027年9月28日より前にはしない
claude-sonnet-5提供中2027年6月30日より前にはしない
claude-sonnet-4-6提供中2027年2月17日より前にはしない
claude-sonnet-4-5-20250929非推奨(2026年9月30日)2026年11月30日に提供終了
claude-haiku-4-5-20251001提供中2026年10月15日より前にはしない
claude-opus-4-1-20250805提供終了済み2026年8月5日に終了

期限が近いのはclaude-haiku-4-5-20251001(2026年10月15日より前にはしない)、claude-opus-4-5-20251101(2026年11月24日より前にはしない)、claude-sonnet-4-5-20250929(2026年9月30日に非推奨・2026年11月30日に提供終了。公式の推奨移行先はclaude-sonnet-5-5)の3つです。日付スナップショット付きのモデルIDを本番で直指定している場合は、この3つを先に棚卸ししてください。公式は「公開済みモデルの提供終了までに最低60日前の通知を行う」としており、通知はメールとドキュメントの両方で行われます。

新規に組む場合の判断は単純です。Opus 4.5〜Opus 5はどれも入力5ドル/出力25ドル(約750円/約3,750円)で、より安く新しいOpus 5.5(入力4ドル/出力20ドル)が出ている以上、新規はOpus 5.5を選ぶのが合理的です。Sonnet側も、Sonnet 4.6・4.5の入力3ドル/出力15ドル(約450円/約2,250円)に対してSonnet 5.5が入力2ドル/出力10ドルなので、新しいほうが安いという逆転が続いています。同じ単価のSonnet 5は公式のモデル一覧で旧モデル(提供は継続)の扱いになり、提供終了は2027年6月30日より前にはしないとされています。旧Opus世代の詳細はClaude Opus 4.8完全ガイドを参照してください。

【要注意】モデル選定でよくある失敗パターン

公式仕様を読み違えたまま設計に入ると起きやすい、4つのつまずき方を挙げます。

失敗1:Opus 5の単価表のままOpus 5.5の予算を組む
❌ 入力5ドル/出力25ドルで年間予算を作り、Opus 5.5へ切り替えたあとも数字を直さない。
⭕ Opus 5.5は入力4ドル/出力20ドル(約600円/約3,000円)で、キャッシュ読み取りは0.50ドルから0.20ドルへ下がっています。公式は「既定設定・典型的なワークロードでOpus 5比40%安くなる」としており、予算は作り直す価値があります。

失敗2:Opus 5で使っていたeffortをOpus 5.5へそのまま持ち込む
❌ Opus 5の既定highのまま移行し、想定よりトークンを使ってしまう。
⭕ Opus 5.5の既定はmediumです。公式は「Opus 5.5はある水準で、Opus 5より1ターンあたり多く考える傾向がある」「Opus 5からOpus 5.5へ移るときはmediumから始めること」と明記しています。まずmediumで評価し、足りないときだけ上げてください。

失敗3:単価表だけでコストを試算し、トークナイザーの差を見落とす
❌ 「Sonnet 4.6と同じ文章量だから請求も同程度」と見積もる。
⭕ Claude 4.7以降のモデルは新しいトークナイザーを使い、同じ文章でおよそ30%多いトークンになると公式に明記されています。Sonnet 5.5もOpus 5.5も新トークナイザー側です。実ワークロードの小規模計測を先に行ってください。

失敗4:Claude Codeのエイリアスを全プロバイダー共通だと思い込む
❌ 「sonnetと指定したのだからSonnet 5.5のはず」と前提を置いて比較検証する。
⭕ sonnetはAnthropic APIならSonnet 5.5ですが、Claude Platform on AWSではSonnet 4.6、Amazon BedrockとGoogle CloudのAgent PlatformではSonnet 4.5、Microsoft FoundryではSonnet 4.5に解決されます。またSonnet 5.5はClaude Code v2.1.284以降、Opus 5.5はv2.1.280以降が必要です。検証前に接続先とバージョンを揃えてください。

よくある質問(FAQ)

Q1. SonnetとOpus、結局どちらを選べばいいですか?

2026年10月2日時点のAnthropic公式ドキュメントは「ほとんどのワークロードはClaude Opus 5.5から始める」を推奨しています。そのうえで、速度と費用を優先する日常業務(文書作成・要約・調査・通常のコーディング)はSonnet 5.5に落とす、という二段構えが現行の型です。単価差は入力も出力もちょうど2倍(Sonnet 5.5が2ドル/10ドル、Opus 5.5が4ドル/20ドル)なので、工程ごとに割り当てれば全体コストは抑えられます。

Q2. Opus 5.5とOpus 5は何が違いますか?

料金はOpus 5が入力5ドル/出力25ドル、Opus 5.5が入力4ドル/出力20ドルで2割安くなっています。キャッシュ読み取りは0.50ドルから0.20ドルへ6割下がりました。Anthropicは「既定設定での実行コストは典型的なワークロードでOpus 5比40%安い」「出力生成はOpus 5より30%以上速い」と発表しています。知識カットオフはOpus 5.5が2026年6月。既定effortもhighからmediumへ変わっています。Opus 5は非推奨になっておらず、2027年7月24日より前に終了しないとされているため、既存構成をすぐ切り替える必要はありません。

Q3. 無料プランでOpusは使えますか?

使えません。2026年10月2日時点の公式プラン比較表では、Opus行はFreeが「No」、Pro・Max 5x・Max 20xが「Yes」です。無料プランで使えるのはSonnetとHaikuで、Sonnet 5は公開時(2026年6月30日)にFreeとProの既定モデルに設定されました。Sonnet 5.5が各プランの既定モデルかどうかは、2026年10月2日に確認した公式の発表と料金ページに記載がありません。Opusを業務で使うなら、最低でもPro(年払い17ドル/月・約2,550円、月払い20ドル・約3,000円、いずれも税別)が必要です。

Q4. Sonnet 5.5はいつ出ましたか?

2026年9月28日に公開されました。APIモデルIDはclaude-sonnet-5-5で、単価はSonnet 5と同じ入力2ドル/出力10ドルです。Anthropicの発表では、Sonnet 5より出力が30%以上速く、タスクあたりのコストは最大30%下がるとされています。Haiku 5.5は同じ発表で「数週間のうちに5.5ファミリーに加わる」と告知されていますが、2026年10月2日時点で公式のモデル一覧に載っておらず、具体的な提供日は公式に記載なしです。現行のHaikuはHaiku 4.5です。

Q5. SonnetとOpusの料金は日本円でいくらですか?

1ドル150円換算の目安で、Sonnet 5.5が入力約300円/出力約1,500円(100万トークンあたり)、Opus 5.5が入力約600円/出力約3,000円です。バッチAPIを使うと半額になり、Sonnet 5.5が約150円/約750円、Opus 5.5が約300円/約1,500円。プロンプトキャッシュの読み取りはどちらも0.20ドル(約30円)で同額です。Anthropicの請求は米ドル建てで、円換算は為替で変動します。税は表示価格に含まれません。

Q6. Claude CodeでSonnetとOpusを切り替えるにはどうしますか?

セッション中は/modelにエイリアス名かモデル名を渡します(引数なしで実行するとピッカーが開きます)。ピッカーでEnterを押すと既定として保存され、sキーを押すとそのセッションだけ切り替わります。新規セッションの既定は環境変数ANTHROPIC_DEFAULT_MODELでも設定できます。計画はOpus・実行はSonnetに自動で分けたい場合はopusplanを指定してください。なおSonnet 5.5の利用にはClaude Code v2.1.284以降、Opus 5.5にはv2.1.280以降が必要です。

Q7. 旧世代(Opus 5・Opus 4.8・Sonnet 4.6)は使い続けられますか?

2026年10月2日時点でいずれも提供中で、非推奨にもなっていません。公式の提供終了ページでは、claude-opus-5が2027年7月24日、claude-opus-4-8が2027年5月28日、claude-sonnet-4-6が2027年2月17日より前には終了しないとされています。ただし新規構築なら、より安く新しい現行世代を選ぶのが合理的です。一方でclaude-sonnet-4-5-20250929は2026年9月30日に非推奨となり、2026年11月30日に提供終了の予定です。claude-haiku-4-5-20251001も目安が2026年10月15日と近いので、この2つを直指定している場合は先に確認してください。

Q8. コンテキストは本当に100万トークン使えますか。追加料金はかかりますか?

Sonnet 5.5・Opus 5.5・Fable 5.1はいずれもコンテキスト100万トークンで、追加料金はかかりません。公式の長文コンテキスト料金の項には「Claude 4.6以降のモデルは100万トークンの全域を標準料金で含む。90万トークンのリクエストは9千トークンのリクエストと同じ単価で課金される」「プロンプトキャッシュとバッチ処理の割引も全域で標準の料率が適用される」と明記されています。Haiku 4.5だけ20万トークンです。Claude Codeでは、Anthropic API接続のSonnet 5.5に200Kの変種は存在せず、約96.7万トークンで自動コンパクトが走ります。

Q9. Fable 5.1とOpus 5.5はどちらが上ですか?

公式のモデル選定マトリクスでは、最高の能力が必要な場合の選択肢はFable 5.1です。一方でAnthropicは2026年9月22日の発表で「Opus 5.5はほとんどの仕事でFable 5.1と同水準の性能を示し、Opus 5より40%安く動く」と述べ、公開ベンチマークではTerminal-Bench 4.0・CursorBench 4.0・GDPval-AA v2.1などでOpus 5.5がFable 5.1を上回っています。公式の運用指針は「まずOpus 5.5、effortをxhighやmaxまで上げても要件に届かないときにFable 5.1へ移る」です。価格はFable 5.1が入力10ドル/出力50ドル(約1,500円/約7,500円)で、Opus 5.5の2.5倍です。

まとめ|標準はSonnet 5.5、難所はOpus 5.5

2026年10月2日時点の要点を整理します。

  • SonnetとOpusの違いは単価と役割の2点。仕様(コンテキスト100万トークン・最大出力12.8万トークン)は現行世代では同じ
  • 単価差はちょうど2倍。Sonnet 5.5が入力2ドル/出力10ドル(約300円/約1,500円)、Opus 5.5が入力4ドル/出力20ドル(約600円/約3,000円)
  • キャッシュ読み取りだけは同額の0.20ドル(約30円)。共通コンテキストを繰り返し読ませる設計では、実効コスト差は2倍より小さくなる
  • 公式の推奨は「まずOpus 5.5」へ変わった。既定effortはmediumで、モデルを替える前にeffortを1段動かすのが公式の作法
  • 無料プランでOpusは使えない。Pro以上が必要で、Fable系はプランによって使用量クレジット前提になる
  • コスト試算では新トークナイザーによる約30%のトークン増と、リージョン指定時の10%上乗せを織り込む

モデル選定は一度決めて終わりではありません。2026年に入ってからだけでもOpus系は4.5・4.6・4.7・4.8・5・5.5と世代が進み、そのたびに同価格帯の性能が上がるか、価格が下がっています。四半期ごとに「どの工程でどのモデルを使い、単価がいくらか」を棚卸しするだけでコストが下がることが多い領域です。

Uravationでは、企業のClaude導入・モデル選定・社内展開を支援する法人研修と顧問サービスを提供しています。自社の業務ならどのモデル構成が最適かを具体的に詰めたい方は、お気軽にご相談ください。

佐藤傑(さとう・すぐる)
株式会社Uravation代表取締役。X(@SuguruKun_ai)フォロワー約10万人。100社以上の企業向けAI研修・導入支援。著書『AIエージェント仕事術』『Claude仕事術』(SBクリエイティブ・シリーズ累計約6万部)。SBクリエイティブ「ビジネス+IT」ほかで生成AI連載を執筆(NewsPicks最大1,125ピックス)。

参考・出典


あわせて読みたい(最新アップデート)

この記事の内容を社内展開する方へ: 生成AI 料金・プラン早見表 2026年10月版(無料・PDF 35ページ+Excel) をダウンロードできます。

佐藤傑
この記事を書いた人 佐藤傑

株式会社Uravation 代表取締役CEO/生成AIエバンジェリスト。法人向けAI研修・コンサルティングを手がけ、日経・SBクリエイティブ・GMO等のメディアで生成AIについて執筆。

執筆・監修:佐藤傑/下書き・図版・機械検査:当社のAI社員(人が確認してから公開しています)。記事の作り方と検査の方針

この記事をシェア

Contact お問い合わせ

30分の無料相談では、いま時間を取られている業務を伺い、稼働中のAI社員62体の事例の画面と一緒に近い進め方をお見せします。
売り込みはしません。

Claude Code 個別指導(1対1・12セッション)をご希望の方はこちら、Codex 個別指導はこちらから別途お申し込みください

Claude Code 個別指導 無料相談